2024年04月25日

もっと馬と会話しましょうよって

IMG_2024-04-25-195110.jpeg
今年は白いスミレが勢力を拡大中。

長年お世話になっている近所のA乗馬クラブを替わろうと
このところあちこちのクラブに行ってはビジター騎乗させてもらっているのですが

少しわかってきたことがある。

先日伺ったH乗馬クラブでは
動きのダイナミックな(こんな馬乗ったことない!っていう)子に乗せていただいたんだけど

で、わたしは怖くなって固まっていたわけですが

馬が上に乗ってる私の様子を感じて「大丈夫?いける?」って言ってくれる。
(そしてそのあとまた、ぐんと出る:汗)

別のE乗馬クラブでは
両方の耳をくるりと後ろに向けて、「大丈夫だよ、聞いてるよ」って言ってくれる。

つい先日どこで見かけたんだったか読んだんだったか
「馬は上に乗っている人間がバランスを崩したら、自分のバランスで補って合わせてくれる」
っていう一文が腑に落ちる
あー本当にそうなんだなぁって
ただ怖がるだけじゃなくて、馬たちが、私の中に馬への信頼感を育ててくれる。

そうそう。たぶん落馬以来、馬が怖いんですけど(この件は何度か書きましたっけ)
改善するどころかこの頃ますますひどくなってきたんじゃない?っていうか
まぁバランスを改善しないといけないのも、ものすごーくあるんですけども
自分でもまだよくわかんないんですね

けど、何なんだろうなぁ、このB乗馬クラブではお馬さん怖いと思わなかったんだなぁ
それと、人間の言葉をしゃべる馬 ってかんじの先生がいらして

で、ここにきめました(ただ、遠いんだけどね・・・)
今日入会して、最初のレッスンを受けてきました
6人馬の部班でした!(いやーびっくり。いつも1人馬:つまりマンツーマンか多くて2なんだもの)

しばらくは慣れることを優先してのんびり、どちらのクラブにも通いたいと思います
(後のことはそれから決めるわ)
posted by しろくま at 20:28| Comment(0) | 馬とわたし

「夜の写本師」「魔道師の月」

madoushi1.jpg 
夜の写本師 --- 乾石智子/著 創元推理文庫 2014

madoushi2.jpg
魔道師の月 --- 乾石智子/著 創元推理文庫 2014

ファンタジー「オーリエラントの魔道師シリーズ:全12冊」の、〈1〉と〈2〉です。
読み始めたら、おもしろくて、もうこんなblog書いてないで先が読みたい(ぷぷ)

だいすきな「十二国記」と比べると(って比べられないけどさぁ)
国の制度など設定が緻密で、世界観のストラクチャーが明確なのは十二国記(まぁ制度はほぼ古代中国みたいだけど)
描写とイメージの自在さ鮮烈さはこちら(カルチャー的には特に2巻目は古代ローマに酷似)
じゃないかと思う
(でもやっぱり十二国記がすきだなぁ)

苛烈な描写も時にありますが、楽しんで読みたいと思いまーす

posted by しろくま at 20:06| Comment(0) | こんなん読みました^^

2024年04月18日

姿勢のはなし 総括篇?(やわらかさの話)

IMG_2024-04-18-212749.jpeg
思い起こせばもうかれこれ何年?
乗馬の上達を念じて姿勢改善の旅(紆余曲折)を続けておりますが

もうこの頃はね。
なんかわかってきたんだなぁ
あのね。胸骨が曲がってるとか、反り腰だとか
思っていたけど(っていうかそうなんだけど)
1番重要なのは
腰椎や股関節の柔らかさだなー!
っていう結論に達しましたのよ

それとね
腹筋ですね
腹筋入れると、骨盤も立つし、反り腰も改善されるし、
あと今日発見したんだけど
膝の内旋も改善される。
これ、いまいち膝を痛めがちな私には大変有益な意識。
(膝が捻られて負担がかかってるんやなぁ)

もちろん、力入れるのも
柔らかく
なんですよね(実を言うとこの辺がまだよくわかってないかもだな)


そもそも
これも今朝気がついたんだけどさ
(股関節の柔らかさを意識しながらウォーキングしていた)

だいたい私は、体に無意識に力が入っている。(これは前から気がついてた
がんばろうー!ってやる気になると、力が入る傾向がある。
力を入れながら動かそうとするもんだから、拮抗するところでは自分の力で自分の体を痛める。

芯がすっと立っていて
周りの関節が柔らかく待機していて
その周りの筋肉も柔らかく待ち受けていると
いいんじゃない?

無意識の力を、抜ける身体にする。
それは自分と、外界への信頼でもあるんじゃない?


柔軟性
腹筋
と、
バランス
かなぁ。。。(過去ログをちょっと読み返したら、姿勢探求の旅の1番最初に「肩甲骨と仙骨は垂直に 土踏まずのアーチを意識 土踏まずの上に脳を置く」って書いてた。これ、忘れないようにしよう!)

(写真ですが、「世界のへそ」らしい・・・)
posted by しろくま at 21:45| Comment(0) | 日々雑感

鶉野飛行場跡(Soraかさい)

IMG_2024-04-18-191220.jpeg

近くへ寄ったついでに、そうだ、鶉野飛行場跡を見に行こう
って昔googlemapにプロットした資料館へ出かけて行きましたら
そこは閉まってて(どうも日曜日だけしか開いていないらしい)
近くになんか綺麗な展示場ができてた。市の施設で、オープンして2年だそう。

この飛行機は復元機だそうですが
大空間に2機並べてある迫力がすごい

鶉野飛行場は、第2次世界大戦中に、姫路海軍航空隊の操縦訓練場として
終戦の3年前に建設が開始された飛行場だそうです(滑走路の跡が残っている)
紫電を改良して作られたという紫電改
(だから発音も、しでん・かい!)の凄さが展示からよくわかった。
(モニターの解説をみっちり観てしまった)

展示品のセクションには
ここで訓練を受けた特攻隊(白鷺隊)の方々の装備や遺品などもあって
ほとんどが二十歳前後の若者たち
語り部の皆さんのビデオのコーナーでは(空いてたから7つあるうちの2つも見た)
どうしても込みあげるものがありますね。。

一つ一つの出来事がこんなにも重いのに
それが何万何千万とあるのが戦争(で、ただの数字になってしまう)


展示棟の外にあった「滑走路を固めたローラー」
鉄板を丸めて中にコンクリートを入れたものだそうなんだけど
ここのは丸っとくり抜いた御影石

こういうのも戦争の記憶だね。
当時生きていた人たちの思いや動きや汗なんかも伝わってくる気がします


soraかさい
ちょっと不便なところだけど、駐車場もゆったりしているのでお出かけしてみてはいかがでしょうか。
カフェやお土産ショップもありましたよー


案内板にあった、滑走路の反対側の戦争遺跡みたいなところはもう
ほっとんどわかんなかったわ
(防空壕跡だけ見つけました。隣に駐車場あり。予約すれば中にも入れるみたいでした)
IMG_2024-04-18-192623.jpeg

今色々ググっていて見つけたので、加西の観光アプリをダウンロードしてみた。
また行くかもしれないしー

加西市といえば、フラワーセンターしか知らなかったけど
戦争の記憶の濃いところなんだな。

そうそう
特攻の再現映像を見ていてふと思ったのだけど
私が馬が怖いのって、馬上で体がすくむのって、
この映像の感覚になんか似てるんだよなぁ。。。

飛行訓練生の方々も、乗っててスピード怖いなぁってことあったんじゃぁないのかなぁ
posted by しろくま at 19:30| Comment(0) | みてある記♪

2024年04月16日

「竜の医師団」1、2

IMG_2024-04-15-180726.jpeg IMG_2024-04-16-130020.jpeg
竜の医師団 1、2 --- 庵野ゆき/著 創元推理文庫 2024

この頃はこういう本も最初から文庫本で出すのねぇ
(そういえばあの!十二国記もそうだったんだもんなぁー)
なかなかスピーディーな文体で面白かった。

竜からしたらアリンコのように小さい人間たちが、竜の治療に腐心するというまぁ
そういうお話なんですけども
(そして本作の竜はearthseaの竜よりも断然大きい)
どうしても途中、いわゆる西洋医学のお医者さんたちばっかりでその理屈で話が進んでいくので
若干うんざりし始めるのよ。
死ノ医師団てなんやねん。

でもね

2巻の終わりの方で
「生きて欲しい。
死なせてやりたい。
それらは対極にあるのではありません。
同じ場所で、背中合わせにいるだけなのです」


っていうところがね

響いたなぁ

(以下大変個人的なことですが。っていうか個人のブログで断りを入れるのも妙かもしれないですけども)

何回か書いてるんですけど
去年の春、父を亡くしたんですが
無くなる前2ヶ月ほどは病院にいたんですね。

入院の時「延命治療は希望しません」って病院と話し合ったのに
病院のいう延命治療と私たちのイメージしていた延命治療は違ったんですね。

ま、それはそうですよね。
点滴や酸素吸入をしなければ死んじゃうわけですから
しないということは受動的に殺すということになるわけで
病院ではそれをしないという選択はないわけです
でも
父の横についていて
手を握っていて
酸素マスクをして点滴に繋がれてそのために痰が絡んでしょっちゅう吸引をしてもらっている父は
やっぱり辛そうなんです
食事も取れず点滴と酸素で生きている
体はどんどん薄くなってわずかな脂肪が背中側に落ちていく
これがいつまで続くのかと
そのとき私は
父の痰を取り応援しながら
でも、同時に、この苦しみを終わらせてあげられないかな
ああもう死んでくれないかな
ってやっぱりある刹那思ってしまったんです
そしてそれは、父の生と同時に死を願ったことは
以来私の心に、氷の棘のように刺さっているんです

結局
父を自宅に迎えたくて、自宅で点滴や酸素吸入もできるよう
在宅医療のドクターや設備を整えるべく走り回っている最中に
父は亡くなったのですけど
夜明け前、私が車を飛ばして駆けつけた10分後に


この本のここを読んだときに

あぁ生と死を願うことは
離れているものではなくて背中あわせだったんだ
って
ふっと力が抜けたんです


ファンタジー読んでてこういう体験は初めてかもなぁ
私にとって大切な物語となりました

モチーフとして医療用語を駆使しただけではなくて
医療を通じた死生観も描かれている物語かなと思います
早く次が読みたいわー
posted by しろくま at 19:36| Comment(0) | こんなん読みました^^

2024年04月15日

「奇跡の魔法 ループ」

IMG_2024-04-15-180610.jpeg
病気を癒し、人生を好転させる 奇跡の魔法ループ --- 丸山修寛/著 きれい・ねっと 2023

タイトルと表紙はすごいけど
ひょんなことで読んでみたら
おもしろかったー!っていうかハマりそう。


このかた、仙台あたりで開業されてるお医者さんだそうですが
なんかお名前に見覚えが・・・と思ったら
IMG_2024-04-15-180643.jpeg
この本の著者だった。これは2018年ですかねー、読んだの。
(あ、でも、おさかなやに書いてなかった〜)
まぁ面白いコンセプトだな、って思ったけど忘れてた。


この「ループ」は面白いですよ〜
ホ・オポノポノやってる人ならきっと楽しめること請け合い。
私はこっちの方が好きかも。

で、アメリカにいる間に読んだんですけど
Let`s loop! とか
フランス語のクラスのあとは(フランス語の勢いが残っている)
On va faire du loop!
Faisons du loop!
なーんて(テキトーに)呟いて楽しんでるー^^

ちっとも説明してないけど(まぁ読んでみてよ)
おすすめでーす
posted by しろくま at 18:18| Comment(0) | こんなん読みました^^

2024年04月11日

Everything Everywhere All at Once

https://youtu.be/WRPL89rbrAw?si=L65md1b8XjSrP5aC
行きの、飛行機の中で観ました。
行きの便は夜だったし結構寝たので、映画はこれ一作だけ。

何年か前に話題になった映画でしょう(オスカー取った?)

面白かったわー!

それで
先日のアカデミー賞授賞式でこんなこと(「アジア人の透明化」って呼ばれてる)があったって新聞に書いてあったのを読んで
https://youtu.be/sTjBl6ow_TE?si=l32wI8vF7FaUV4tk
あらーこの(主演の)お二人って思いました

日本に住んでるとほんとわからないだろうね。

アメリカに住んでる妹の家のあるエリアは
インド人とアジア人ばっかり
白人はどんどん出ていくのだとか
隣のスーパーへ行くとそこは白人が多いエリアで
サンフランシスコへ出かけるとその途中にある街には黒人が多いとか

こういうのは見た目からわかりやすいけど
でも日本でも同じようなことはあるんだよね
人間て・・・



posted by しろくま at 17:54| Comment(0) | たまに観る映画のはなし

マッケンチーズはアレンジするとおいしい

IMG_2024-04-11-122708.jpeg
(ソフトシェルタコス。美味しかったなー)


アメリカに行ってきました。

サンフランシスコの近くに妹が家族で住んでいて
そこにステイ。
犬の散歩ばかりしてましたわ。

にしても
ドルの高いことったら!!!@150円!!!!
もう買いもんすることはないやろーと思ったけど
現地のバーゲンやらディスカウントスーパーやらで結構楽しめた。
(お買い得の旅になってた・・・)

またぼちぼちご紹介していきまーす

ところで。

アメリカ人大好きmacaroni and cheese
いっぱい売ってたので、お土産も兼ねて、organicって触れ込みのやつを買ってみた。
(何がorganicなんだかは不明)

試しに作ってみたら結構塩辛いので
たまたまあったマッシュルームを大量に刻んで投入
胡椒と、数滴のお醤油で味を整えてみたらおいしーい♪


ところが
胡椒の蓋ががばっと開いて(いや、間違えて開けたのはわたし)
どさっと大量の胡椒がかかってしまい!
(多少取り除いたんだけど・・・)
困って牛乳を1カップくらい入れて軽く煮込んでみたら

おいしーい♪♪


怪我の功名レシピなのであります

結論:マッケンチーズはアレンジするべし。
posted by しろくま at 12:30| Comment(0) | みてある記♪

2024年03月14日

"Heidi"

IMG_3660.jpeg
Heidi --- Johanna Spyri, 1st published 1880, this translation 1st published 1956, reissued in this edition 2015 Puffin Books

買ったの5年前でしたけど、すっかり忘れてて
読み始めたら面白くて3日で読んだわー

っていうか

赤毛のアンの時にも思ったけど
もうわたしUncle Alpの年の方に近いんじゃぁないですか
この人がどんなに傷ついていたのかっていうことが心に沁みて
それからやっぱりHeidiのいじらしい様子に
何度も涙が〜( ・∇・)

これってこんな本だったっけ?
まぁわたしが変わったってことですよね

でも
前半はワクワクして面白く読んだんですけど
後半ずいぶん神さまのくだりが多くなってからは
はーい聖書の時間♪ みたいになっちゃって

この時代、この人たちは神様を心の拠り所に生きてたんだなぁとは思うんだけど
どうしてもやはり興醒め感というか距離を感じてしまう・・・(美しいシーンの連続なんだけどもね)

さてこのPuffin版は、本文の後に
まるで子どもに読後の指導をするためのような付録がついていて興味深かったです

登場人物たちについて考えてみたり
気に入ったシーンを選んで演じてみたり
サウンドトラックを想像してみたり
あるいは地球環境について考えてみたり。。。

こんなふうに、子どもたちの興味を導いていくのも面白いわねぇ。
っていうか
(例えば授業だとしても)どれか一つをみんなで一緒にやろうとするのではなくて
子どもたち一人一人に合わせてだったらねー
この色々ある楽しみ方、発展させる方向の中のどれがハマるかは
ホント人それぞれだと思うし

中には、ただぼーっとしてお話の世界に浸っていたい子もきっといるだろうからね。
それも、特段何か表現という形をとらなくても、本当に実に豊かな時間で
むしろ作品の正当な楽しみ方だと思う(心の中の、大きくて豊かな世界のことだからね)
posted by しろくま at 23:23| Comment(0) | こんなん読みました^^

うわ〜よくわかる〜



去年の暮れくらいからしょっちゅうみているKER。
おもしろーい
YouTube見すぎて本を読む時間がないという・・・

この回では、アメリカのPurrbleっていうぬいぐるみのおもちゃを紹介されていたのですが
男の子たちがぬいぐるみを抱っこしたり撫でたりしていてほっこり。。

その取り扱いによって、ぬいぐるみの体内の心臓の鼓動様の動きが速くなったりゆっくりになったりするらしいんだけど
抱っこしている人間の方が
ぬいぐるみの鼓動がゆっくりだと落ち着いたり
速くなると不安になったり
するらしい。。。

( ・∇・)

これってさぁ

馬上で乗り手(例えば私さぁ)が不安だったら馬も不安になるっていう
のと一緒よねぇ!
しかも、お馬さんの方が人間よりずっと、エスパー的に敏感だという・・・

うわー!

なんかすっごく、わかりました!!!って気持ちになる。

posted by しろくま at 23:12| Comment(0) | 馬とわたし