Horse Sense and Stable Thinking .. 100+ ways to stay safe with horses --- Pat Parelli, Parelli Natural Horsemanship, 2021大好きな動物学者のTemple GrandinがYouTubeで、
Buck Brannamanはちょっとどうかと思う(あれ馬飽きると思うわとかなんとか)んだけどPat Parelliはなかなかいいわね
みたいなことを言っていたので興味が湧いて
本探してみましたらなんとすでに1冊家にあった
(読んでない)
なので
新刊らしいこの本を買ってみた
40年以上馬を扱うクリニックをされている著者だからこその経験から
シーン別にこんなことしたら危ないよー100 tips っていう内容で
折々に挿入されるご自身の体験談なども面白い(っていうか結構壮絶)
シーン別というのはたとえば
馬を買うとき。
放牧場で捕まえるとき。
馬をつなぐとき。
地上で馬を扱うとき。
手入れのとき。
馬房まわり。
頭絡やハミ。
鞍をつけるとき。
またがる、下馬するとき。
乗っているとき。
外乗中。
馬運車に乗せる・下ろす・乗車中のとき。
などなどで、
まぁワタシ一生やらんやろなってことも多々ありましたけれども
どれも
馬の生来のあり方からのお話なので
興味深かったです
たとえば Opposition Reflexのページは
そうそうちょうど今、うちにわんこがいて(ってこの頃書いてるけど)
朝晩お散歩に行くんですけど
車が通りかかるった時など道端に犬を寄せようとすると
ほんとこのreflexあるある、わかるわ〜〜〜!!ってなります
あとこの本にはたくさんQRコードがついていて
関連の内容を映像でも見ることができる(新しい!そしてありがたい!!)
そこからPat Parelli Tubeなどもみながら読んでいました
このかたのYouTubeほんと面白くて勉強になる
「馬とうまくいかない4つのポイント」
1. Chauvinism : 人間が上と思うこと。
2. autocracy : 自分本位。自分をボスと考えること(リーダーというのとは違う)
3. Anthropomorphism : 擬人化。馬の行動を人間に当てはめて考えること。
馬は草食動物で食べられる側だから、人間とは全く違うし、もちろん犬とも違うので
犬の行動に詳しくても馬に対しては参考にならない。
Patさんのお友達で犬界隈では有名なCaser Milanさんって方がいらっしゃるそうなんですが
よくこのかたの話をしています。アイツ馬買ったんだけどさ、てんでダメなんだわみたいな。
4. linear thinking : 直線思考、論理的に考えること、単純な因果関係に基づく考え方、既成概念とも言えるかも。
Temple Grandinさんがよくvisual thinkerのことを話してるけど、これも同じようなことを言っているのかも。
とか
Horsemanshipの定義とか!
(曰く、"the habits and skills that both horses and humans need to become partners")
いいなー
この人いいなぁ
(あの、若干、ダジャレ好きな感じがします。ダジャレっていうのか口馴染みのいい言い回しというのか・・・
そういえばこの本のタイトルにも若干その香りがっ)