2016年09月19日

「馬 を楽しむ乗馬術」


馬 を楽しむ乗馬術〜人と馬とが一体となる「馬 楽」のすすめ〜 --- 三木田照明/著 あさ出版 2016

本屋さんで、あらーこんなのがあるわ!!って思って買いましたら
先月出たばかりの本でした
それで
この方の三木田乗馬学校に行きたくってたまらなくなって場所を調べたら
丁度(この本が出る直後)台風のがけ崩れで裏道を走ってた途中にたぶん前を通ったな…

著者曰く
乗馬で大切なのは、いい姿勢とか、視線だとか、足の位置だとか…ではなくって
「リラックス」「バランス」「馬と一緒に動くこと(人馬一体)」

これだけできれば
そのほかのことは自然とよくなるんだって。
これができた結果の姿勢でありetc. なんだねー。

すごいすごい。このほんおもしろい。日本のMonty Roberts

「馬術の醍醐味は、馬との一体感です。ほんのわずかな力で出した指示を、馬が理解し反応してくれた時の喜びはひとしおです」

わたしは人馬一体なんて程遠いですが、
そっと足でおなかを押しただけで、歩き出してくれるときなんてほんと感動します^^
わかるわかる。

「馬は臆病ではありません。
臆病者が2メートルもの壁を飛越しません。
驚きやすいのです」


驚きやすさ、は、馬の生存戦略だとおっしゃいます。
臆病な性質、だなんて言っちゃいけないね。
弾丸の飛び交う戦場へ、人間と一緒に入っていってくれる動物は馬だけだっていいますよね。

よくある指導の例として、
見た目にばかりこだわる
手綱を引け、脚を使え、拍車、鞭…と「馬を責める一方」…という点を指摘して
(montyみたいに馬への愛ゆえだと思います)
「これでは馬は怯えるばかり。
馬が本当に好きな人は、レッスンの度に嫌になってしまいます」


あぁぁぁぁぁ本当に!(馬だけじゃなくてわたしも怯えてるけど)

でも、まだまだ初心者のへなちょこのわたしは、びくびくしながら、がんばるのだ。

三木田先生はこうおっしゃってました
「何より楽しむことじゃないでしょうか。
いろいろ制約はあるでしょうが、密かに馬とのやりとりを楽しむのです」


はい!!!!!

それでね。
この本でおすすめされてる、ランニング(ってかジョギングですけど)始めました。
まだ3日目ですけどもね。
朝早く走るのって気持ちい―!

「ただ座っていても、ただ歩いていても、ただ台所に立っていても、
心がければすべてトレーニングになります。
要はやるかやらないかです」


楽しんで続けてみまーす
そして
いつか三木田乗馬学校に習いに行きまーす♪♪♪

posted by しろくま at 23:01| Comment(2) | こんなん読みました^^

2016年09月14日

「北へ行く川」


北へ行く川 --- 加藤多一/著 北海道新聞社 1990

先日絵本物語を読んで、とっても大好きになった加藤多一さんの
エッセイ集。
雑誌や新聞に掲載されたものをまとめたもので、初エッセイなのだそうです^^

北海道に住み(札幌や、のちには稚内の郊外)
風土に根付いた植物や魚や動物に共感し(って、こう書くとうそっぽくなるわ)
土地の霊の存在を感じ北の大地を愛し(あぁさらに嘘っぽい)

なんかねぇ
近所の赤ちゃんのことを「他人の子なので別にいとしくはないが、歩き方や話し方に見とれることがある」

とか

「言葉にしたとたんに、多くのものは光を失う」

とか

「うまく話せない事の栄光を、私は感じた」
「<その計算に生命の単価はいくらで計上されてますか>」


エゾニウに目を見張り
戦争のこと原発のこと教育のこと…

なんか、そうそう、わかります私もそう思う!!って
何度もうなずきながら読み終わって
世の中の少数派の方かもしれないけどわたしもおんなじ側だー  って思いました
(もちろんわたしはこの方ほど繊細ではないのでありますが。)

何かの後で(自分の言動に)悔やむ。どうしても反芻する。
いたたまれない思いをする。

でも、ほとんど(あるいは私以外の全部)の人たちは、どうやらそんなこと
なにも気にしていないのよね。
それでも、同じような人がいる、ってことがなんかうれしいわ。


10歳の少年のころの馬橇を御するエピソードがありました。(はるふぶきはご自身の経験が生きているんだね)
お父さんから自分に御者が変わると、とたんに馬が動かなくなる。
力いっぱい鞭をふるってもすぐに止まる。

「『馬に、ばかにされているからだ」
父にこう言われて、子供のぼくはくやしかった。

(中略)
今にして思えば、馬は子供であるぼくを決してばかにしたのではなかった。
子供は、走るとき、川で体を洗ったりするとき、新雪の中を並んで泳ぐとき、つねに馬の仲間だったではないか。友だちだったではないか。
友だちに言われるのと、飼い主である男に命ぜられるのとでは、反応が違うのも当然でなかったか」



わたしも、インストラクターにしょっちゅう
「馬にばかにされている」って注意されます
もっと頑として、毅然として、馬を蹴り鞭をふるうようにって。

だけど…

馬ってそんな単純で短絡的な生き物ではないんじゃないかなぁ
(と、いう気がしてしょうがないだけですけど…)



すごくいいエッセイでした!
posted by しろくま at 22:53| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年09月08日

「佐藤優の沖縄評論」


佐藤優の沖縄評論 --- 佐藤優/著 光文社知恵の森文庫 2014

新学期で(ってわけでもないんだけどなー)ゆっくりPCに向かう時間がなかなか
とれませんで
この本も読んでからちょっと間が空いてしまった。

いま プチ沖縄(my)ブームなのよね
で、こういうのもおもしろそうだなと思って。


著者は一時マスコミによく登場しましたよね
ぎょろっとしたおめめが印象的な元外交官の方です

お父さんが東京、お母さんが沖縄の久米島のご出身ということで
アイデンティティの半分を沖縄に持ち
著者曰く(と、具体的な言葉はどこに書いてあったか見つけられないんだけど…)
少しでも沖縄の血が入っているものは、心の中に沖縄を持っている(みたいな)ということで…

古巣の外務省のこと、公務員のこと、国家のこと、国家間のこと…
などリアルでとってもおもしろいです

「視点」と「想像力」のことを何度も書かれている。

視点を固定化すると偏見になる。
柔軟な視点と、他者(自分と違う出自環境価値観のもの… たとえば本土と沖縄。)の立場を思う想像力と。
さらに共感する力と。

日本と沖縄の間にはそれが欠けてる

偏差値エリートである官僚にもそれは欠けてる
(同感!まぁ官僚に限らないけども。官僚の場合影響が大きいわけね)
「同じ人間であっても、国家を主語として考えると、その思考は暴力的になる」

著者の指摘の中で、いまとりわけ空恐ろしいのはこれです↓
「そもそも民主主義と独裁は対立する概念ではない。
(中略:まず国会の定数の話があって)
ここで定数を一減らし、721とする。そうなると民意は代表されないことになるか?
読者は『そうではない』と答えるだろう。
それでは、定数をさらに一減らし、720としたらどうか?
この操作を繰り返していけば、最後に一人の国会議員で、国民の意思が代表されるということになってしまう。
論理として一人の人間が国民全体の意思を代表することは可能なのである。
ヒトラー、ムッソリーニ、スターリンのような独裁者も、民意を代表する民主主義者出会うと装うことができたのである」


先日(8月25日)の日経夕刊「プロムナード」で
沼野恭子さんというロシア文学者の方がこんなことを書いていらっしゃいました

「おそらく戦争をしたがる人というのは男であれ女であれ、
けっして自分自身が血を流したり悲惨な目に遭ったりする場面を想像できないのではないか。
あくまでも兵士や軍隊を意のままに操る指揮官としての自分の姿しか思い描けないとしたら、
それは『想像力』が欠如しているということである。
そういえば、ロシアの作家ザミャーチンに独裁国家を描いたディストピア小説『われら』がある。
何もかも管理されたその全体主義国家では、自由な考えを持つ反逆者はむりやり手術で体制順応者にさせられてしまうのだが、
手術で摘出されるものがまさに『想像力』だ」




想像力。

くまのおさかなやもいくつか読み返してみたりしました。
「想像力の絶対的な欠如」

「想像力の欠如+集団分極化」


「憲法に寄せて&思考と思考停止」


「これも想像力の欠如ゆえ?『いま主義』」


「視野が狭い上に…」


手前味噌ですんません〜
posted by しろくま at 09:06| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年08月29日

「馬を洗って」


馬を洗って --- 加藤多一/文 池田良二/版画 童心社 1995

馬の(絵)本シリーズ その2♪(気が向いたときに書きます〜)

この方(作者)は北海道北部の農家の生まれだそうです
ああ そうか……

このお話が、どのくらいご自身の体験で、どのくらい創作なのかはわからないけど

戦争と 馬と 暴力の「時代」と
家族を守る強さと 命をいつくしむ優しさと


短いお話なのに
こころの深い深いところにしんとした何かを残す
ある馬と家族の話です


清流で一心に馬を洗う青年のイメージが
美しくて悲しくて切なくてさー

時代が変わるところだったのに
もうちょっと生きてくれていれば
でも果たして変わったんだろうか
本当に

この作家はとても好き。



posted by しろくま at 22:31| Comment(0) | こんなん読みました^^

「王様は島にひとり」


王様は島にひとり --- 池上永一/著 ポプラ社 2010

今日は一日中雨だしさ。(しかも結構な降り)
予定はキャンセルになったしさ。
ということでのんびりblog書いたりしています

なんだか急にこの人の本を読みたくなったもので。

時折挟まれる沖縄ネタと、
この人の頭の回転する方向とテンポが好きなんだなぁ

実母の挙動を見て、「まじかよ…」「んなわけないじゃん!」って思ってたってところが
なんだか自分の子ども時代とかぶる〜

豆記者制度の大人の子ども搾取の話ってホント―だろうか!?(怖)

でもこの人、
思っていた以上に変わった人かも。

漫画家と編集者と小説家の取材の違いがおもしろかった。
そもそもコンセプトが違うんだねー

R58のPIZZA HOUSEに行きたいよー!!
(ググったらこの店はもう営業していないらしい)
なんかステーキハウスみたいだけど。




そうそう
タイトルの意味が今一歩よくわからない。

王様は島に一人でいる
なのか
王様は島に一人でいい
なのか…
posted by しろくま at 14:30| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年08月25日

「アイヌ文化の基礎知識」


アイヌ文化の基礎知識 --- アイヌ民族博物館/監修 草風館 1993

そうそう今回の北海道旅行はね
憧れの二風谷に行きたかったんです

言わずと知れた(そうでもない?)アイヌの神(オキクルミ)降臨の地です

で、その前にこの本くらいは読んどこうと思って。

言葉、衣食住、村の仕組み、ひとの一生、踊りや遊びなど網羅されていて
とても分かりやすいし、おもしろかったです。
へー イナウって、神さまへのメッセンジャーだったんだ!!!
とか(博物館でイナウをかなりまじまじみてました)

生まれたばかりの子どもは神様に見つからないように、
あまりきれいにせず、人間っぽくない変な呼び方をする…とか
(これモンゴルと似てるね?)

妊娠中に火事を見ると…ってのは(日本でもいうかも)
シュタイナーもそういえばそんなこと言っていたなぁって

わたしは特に生活にかかわること、それと一生の送り方に興味があるなぁって思いました。

「うたと口承文芸」というセクションに
ユカラ(ラ は小文字)
カムイユカラ
ウエペケレ
の3つが紹介されているんですけども(以前の本でも読んだっけな)

実際に二風谷のアイヌ文化博物館を訪ねましたら
(ちなみに、この博物館のサイト大層素敵です!充実していてしかもおしゃれ)
チセ(アイヌの萱で作った家)の囲炉裏端を囲むように、ビデオの展示があって、
この3つをそれぞれ(4〜8分くらい)一つずつ、聞くことができて

おおおおもしろかった!!!!!
文字で読むだけじゃ限界があるよね。そもそも口承のものだしね。
わたしたちの他に来館者がほとんどいなかったので、ずっとその前に陣取って、
じっくり聞けてありがたかったです。
(その間オットはどこかで時間をつぶしていた)( ̄m ̄〃)


ユカラは木の棒で囲炉裏端を叩く音が入っていて、口調も歌うよう。
カムイユカラも歌うような調子がついているけど、棒の音はなくて、繰り返しの調子があって
ウエペケレはおばあちゃんがぼそぼそとお話をしているような。


いい本だと思います


それにしても。

この本だいすきなの。また読みたくなった。(「ウパシクマ」って、言い伝えのことだそうです)
posted by しろくま at 20:19| Comment(0) | こんなん読みました^^

「アンマーとぼくら」


アンマーとぼくら --- 有川浩/著 講談社 2016

で、帰りの…ようやくたどり着いた…新千歳空港の本屋さんで
目が合ったのがこの本。
なんかまた沖縄ものですけども…

★内容紹介あり★これからこの本を読むつもりの方は、ここから先は読まないことをお勧めします★




有川さん独特の若者風の会話の応酬はこの本にはなし。
(ところどころで楽しめますが)
ストーリー運びと描写のうまさに惹きつけられます。

前半は、男の子の母親目線でぐっとくるシーンも多くって涙目で読んでました。

はじめから、なんかおかしいのよね。
なんだかすごいことが隠されている感じがあって
あぁこの主人公の青年はきっともう死んでるんだなぁって
死んだ後に、できなかったおかあさん孝行をしているんだなぁって
思い始めたころに、
あれ?死んじゃってたのはおかあさん??


終わってみるとなんだか作為的なところが強く感じられて
後味が悪くって(はじめ感動してただけに余計かも)
似たような技巧を凝らした感じの沖縄が舞台の小説でも
わたしは池上永一さんの方がずっとずっと好きだなって思いました


とはいえ…

主人公が「おかあさん」と一緒に沖縄の名所を巡るロードストーリーでもあり
そしてその名所のセレクションっていうのが

斎場御嶽、浜比嘉島、首里城、首里城の下の石畳坂…
と、
この春ちゅん2と行ったところが多くって、
(あまりメジャーじゃないところもあり)
その旅の思い出が二重写しになってとても楽しめました。

主人公が札幌出身というのも(わたしと同じだしー)

うぷぷ。これも、読みながら、自分が今まで北海道にいたんだか沖縄にいたんだか
なんだかわからなくなったよ〜


装丁が大変凝っていて美しいです。


posted by しろくま at 18:45| Comment(0) | こんなん読みました^^

「沖縄・奄美の小さな島々」


沖縄・奄美のちいさな島々 --- カベルナリア吉田/著 中公新書クラレ 2013


ご無沙汰いたしました^^

北海道へ行っていました。
ずっと雨。
しかも
明日帰る♪という日に台風が来て……

新ひだか町というところに泊まっていたのですけども
台風さんったら新ひだか町に上陸。

台風一過、飛行機は飛びますが、空港へ行くはずの道がことごとく寸断。

そんなこんなでいろいろありました。

ま、その話はおいとくとして

旅の前半、この本を読んでました。
顔を上げると、自分が一体北海道にいるんだか沖縄にいるんだか???
ってことがありました( ̄m ̄〃)


この方、沖縄のちいさな島々…たぶん、観光客はあんまりいかないような島々…を
徒歩で訪れて
民宿に泊まって
路線バスに乗って
現地の人とおしゃべりして

わたしもそういう旅をしたいなぁ
若い頃はそんな旅行してましたが、今はもっと計画的で、レンタカー借りて…

まぁね、一人旅でもないとなかなかね。

今回の北海道旅行は、家族3人でしたが
ちゅん2が部活を休めない!!といって一日早く一人で帰宅。

そのあとに台風が来て、私とオットはう回路を求めて右往左往して
結局どの道もだめで
北海道開発局の災害情報サイトにお世話になったよ!!

うろうろする中で、地元のおじさんにお世話になったり
カブにテント積んで一人旅している83歳のおじいさんに出会ったり!
オットは仕事の調整で大変そうだったけど、こういうハプニングもいいかも。
(まぁ私たちに直接かかわる事故がなかったおかげですけど…)

著者のカベルナリア吉田さんはたいそうハブがこわいみたいでした
読みながら おい!!!って突っ込んでました

次は奄美・加計呂麻行ってみたいなー
同じ県でも、沖縄(本島あたり)とはずいぶん違うのかなーって様子が、伝わってきました


posted by しろくま at 18:26| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年08月16日

「ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや」


ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや --- 坂井希久子/著 角川春樹事務所 2016

某ブックレビューサイトの新刊プレゼントに応募したら
さくっと送られてきたんでーす
感想を書くのが条件ということで


で、なんて律義な私。さっそく次の日の朝に
(この頃暑くって?朝6時前後にはもう目が覚めてしまう)
読み始めてみましたらこれがおもしろくって。一息に読んじゃった。

時代小説
っていうんでしょうかね
こういうのもう何年(何十年)ぶりかなぁ
舞台は江戸のまち。出てくる人もお武家さんやら町人やら

でも
感覚は今っぽいかんじだなぁ。

中心人物は弱小侍の次男坊で家督を継げないし武術も苦手で
なんと鶯の飼育(と訓練)を仕事にしてる、気のいい若者。

元気が出るからって連れられて行った庶民の居酒屋で、すてきな女性に出会って、お料理がまたおいしくて…

この居酒屋を中心に、各章いろんな人が主人公の物語が展開されます

わたしとしてはやっぱり男の子ものが心に響く。
「梅見」っていうタイトルの、両親が死んで丁稚奉公してた男の子の話は
なにやら涙ぐんでしまったし

でさ、最後の「なずなの花」

これいややわぁ
こまるわぁ
ずっとこのお武家さんの次男坊が主人公かと思ってたのに
ダークホースがさくっとイイトコをもってくじゃぁないですか
だからなんだか梯子を外されたようなあっけない気持ち。

でも
いい話やったわぁ…


そうそう
昨日だったか一昨日だったか
wowowで録画して「海街diary」を観たんです
映画ですけど

ぱっと見大しておおきな事件は起こらない日常のドラマなんだけど
(いや内心は嵐、嵐ですけどもね)
綾瀬はるかちゃん演じる4人姉妹の長女がたんたんと家事をするんです
ご飯をつくったりお掃除したり庭仕事したり

観終わったらね
なんだかそのしぐさというか動きというのがすっかりうつってしまって
我乍ら苦笑
(ミッション・インポッシブル観たらスパイ風の挙動がうつる私です)

でも
この本読んで、居酒屋のお妙の挙動に影響されるかっていうとそれほどじゃないのよねぇ…

まぁ
映像と文章の(影響の)違いといえばそれまでなんだけど。

お妙さんのたたずまいやしぐさが思わずうつってしまうような描写だったらすごかっただろうなと思いました

続編が出たら今度は買って読むかも!
posted by しろくま at 16:28| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年08月12日

「無意識の整え方」


無意識の整え方 --- 前野隆司/著 ワニ・プラス 2016

興味津々、「無意識」本シリーズ。(近頃だとこれとか、これとか、こんなのもそうだけど、
要するに体と心の大きな秘密を覗いていそうでどきどきするのよね)

で、「無意識の整え方」っていうタイトルだけれども
「整え方」は書いてないような…

それに、これは4人の方との対談集なんですけれども
最初の対談相手とのやりとりの冒頭で、
「ぼくは科学で証明されないことは基本的に信じません」ってこの人言い放っているので
いきなり、げんなりしたといいますか。

ともあれ
前書きにあったこのかたの持論「受動意識仮説」がとってもおもしろかったので
気を取り直して読み進めました

受動意識仮説っていうのは、どうやら
UCSFのリベット教授(医学部神経生理学)の実験が明らかにしたように
「人間が指を動かそうとするとき、脳にある『動かそう』と意図する働き(意識)より先に、
0.35秒先に、筋肉を動かせと脳が指令する随意運動野(無意識)の働きが先」

っていうことを、こう解釈したものです

「つまり、わたしたちの行動を本当に決めているのは脳の無意識であり、
意識はその決定を約0.35秒後に受け取って、『自分が決めた』と記憶(エピソード記憶)しているだけではないか」


あはは 意識、わかってなーい!(* ̄m ̄)
でも
こういうこと、世の中にたくさんある気がする…

で、この話の続きが聞けるのかと思いきや。

一人目の対談相手、合気道(心身統一合氣道会会長)の藤平信一さんとは

「氣って、交流するもの」
ってお話。これは、中国の「気chi」とは違う概念なんだそう。

スポーツでも、勝とう、打とう……とする気持ちが強すぎると、「氣が通わなくなる」んだそうです

「氣が通っていると自然にわかるんです。
ところが、相手を自分の思い通りにしようと考えるとできません」


相手と自分、主体と客体は実は一体である、一緒にいこう、という流れのときに通う「氣」、
この「氣」を扱って、高めていこう、練っていこうとする営みだから
「道」を極めていこうとすると自然と人格が高まっていく(4人目の対談者稲葉さんが指摘していた)のかなぁ。

それからこの藤平さんとは、「無意識に入れる」という概念が興味深かった。
野口整体の野口晴哉氏がさんざん書かれていたことともおんなじね。

「先代の藤平光一は、無意識のことを『心の倉庫』とも呼んでいました。
『あなたはダメだ』『あなたにはできない』といわれ続けていると、最初は意識で反発しますが、
そのうちに無意識に届いてしまうというんです。
先代は、この倉庫にある材料で人はできているとしています」



3番目の対談者は株式会社森へ っていう面白い名前の社長
山田博さん。
コーチングを森のなかでやると、すごい変容が起こる、っていう発見から
回転数の早いビジネスマンを脱皮して、スローな森の人になった方のようです

今のこの社会に対する違和感を、「『分断』されている」
とおっしゃって
「考える」という営みも、物事をさらに「分断する」とみています。なるほど。
「じゃあ『考える』の反対は何だろう。それは『感じる』ことじゃないか」

「分断されていると、他人のよろこびを喜べなくなっちゃうんです」

ほんとね。いまそういうことの多い社会だよね。
だって、分断されてるってことは、氣がかよっていないってことだもんね。


人の手の入っていない森にいると、そこをはだしで歩くと
「感覚が開かれる」

「感覚を開くコツは、『ゆっくり』です」


森に行かなくても、これは実践できるって。
なにかを、歩くとか歯を磨くとか、なにかを「ゆっくり」…いつもの半分くらいのペースでやってみる、
っていう
行ですな
一か月は続けるのがいいそうですよ
うふふ なにがいいかなぁ とりあえず運転かな?
(半分のスピードで走るのは難しいけど、先へ進もうとする気持ちを半分のスピードにしてみよう)

最後の、4人目の対談者は若いお医者さんの稲葉俊郎さんでした

この方、考えを説明する言葉がとっても明瞭で縦横無尽で的確でおもしろーい!

「西洋的な科学の世界観は、あるルールの枠内でのゲームのようなもの」
「科学はいろいろと便利なものも生み出した、極めて重要な思考法のひとつです。
状況によっては科学のような輪郭線が明快な方法論も必要でしょう。
ただ、それは世界の一部でしかありません」
「個の世界はもっと多様な世界が折り重なっている、という点を押さえていないと、
狭い水槽に入れられた生きづらい人生になる」

「日本においては(歴史的に)美が医療の役割を果たしていた」
という説は
なるほど…
「心を整えることが体を整えることであり、体を整えることが心を整えること」

このあたり、
日本の芸術と「道」、「美」の修練のあたり、183ページ前後はとても読み応えがあります

「敵なんて、最初からいないのです。自分が作りだしたわけですから」


これね、今ちょうどリオ・オリンピックやってますけど
ええ、毎日見てますけど
体操の内村選手が同じことを言っていた。

オリンピックには魔物が住んでいると思っていた。
だけど
魔物は、自分が自分の心の中で育ててしまうものだ。それがわかった

って……


「ぼくは、体と心を同じものの違う表現だと思っているので、
診察や治療で体にふれるときは、心にも触れていると思っています」

「バランスが崩れたとき、以前とまったく同じ状態に戻る、というよりも、
別の新しい平衡状態へと移行する。
そっちのほうが『治る』プロセスの実態に近いと思います」



「美意識」を、あらためてしみじみと考えて感じてみたい


posted by しろくま at 10:30| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年08月05日

「夜のピクニック」


夜のピクニック --- 恩田陸/著 新潮文庫 2006

この本はちゅん2を送りに行った関空の本屋さんで
買った中の一冊。

今日読み始めて、夕方からの雷雨(夕立の酷いの)のなかで夢中で読んでて
左手の小指がヘンな風に曲がって本を支えていたのかな
痛いという…

どこかのある高校(進学校という設定)の年中行事である
夜通し歩くというイベント…が舞台になっているんだけど
これ、TVで見たことあるな。そういえば山梨の進学校だったっけね
そうそう、そもそも男女同じ距離を歩くのって無理だわよ
(小説より実際の方が現実的〜と思ったけど、
どうやら著者の実体験である水戸の高校のは男女同じ距離らしい

その一晩の間に、まぁただ黙々と歩いている間に、
起こったことの話なんだけれども

高校生が主人公の青春小説なのだ。

気乗りはしなかったがググってみたら、確かに、水戸第一高校の「歩く会」は、ジャージから幟から、小説とまったくそのまんまなのね。
上記のいちゃもんスミマセン。

っていうことで、夢中で読みました。おもしろかった。

なんか、いい友達付き合いがたくさんでてきたなぁ
わたしってこういう青春したっけかなぁ

ちょっぴりほろ苦いような気持ちもしたり。


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2016年08月04日

「聖夜」


聖夜 --- 佐藤多佳子/著 文春文庫 2013

この頃、本ばっかり読んでません?
って思ってません??

まーそうでもないんだけども
本以外のことを書こうという気にあまりならないといいますか。あれあれ。

ちゅん2が火曜日から単身アメリカに出かけました
いとこの家に遊びに行ったの。2週間したら帰ってきます。

関空まで送って行ったんだけどね…

帰り、一人で運転してたら、急に喉が痛いのに気がついた。あーあ。
(夏風邪ひかないように気をつけよう)

ところでこの本。
school and musicの連作ということで、これの続きだそうです

今度は短編集じゃなくって中編ひとつです

主人公は高校生17歳の男の子。ミッションスクールに通うオルガン弾き。
性格に難あり。っていうか、屈折あり。小さい頃の両親の離婚がきっかけのようなんだけど
繊細であり
あるいみ鈍感であり
思春期の難しさもあいまってね…

前半はなかなか読みにくうございました


中盤で、反抗してミサの後に(みんなが退場するときの曲を弾くんだけど)
ロックアレンジの曲を弾いて先生に怒られて
ロック好きの友達ができて

このあたりから俄然面白くなりました


それにしても
この作者の作品はホントに好き。
描かれている感覚が好き。

このひとは
トラックを走り回るスポーツ少年の感覚も、
校舎内をひっそり歩く、この主人公のような少年の感覚も
わかるのねぇ…
posted by しろくま at 15:07| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年08月01日

「絶対に行きたい!日本の島」


絶対に行きたい!日本の島 --- 斎藤潤/著 ビジュアルだいわ文庫 2014

こーゆーのはなにか隙間の時間に読もうと思って買っておいた本です
沖縄から北海道まで、58の島々が、4ページずつ紹介されています

沖縄エリアだけでも、11島。
こういうガイドブックって、ありそうでないのよね。

一島一島、ずいぶん違う個性があるんだもん。

で、決めました。
前回あれこれ迷って行先を宮古島に決めて
次は石垣島に行こうと思っていたけれども

加計呂麻島がいいです!!
posted by しろくま at 18:55| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年07月31日

「しゃべれども しゃべれども」


しゃべれども しゃべれども --- 佐藤多佳子/著 新潮文庫 2000

何冊目かになりました佐藤多佳子さんマイブームシリーズ。
(シリーズ?)

これもおもしろかったなぁ
導入は、なんか場面と人物がよくわからなくてとっつきにくかったですが

主人公は噺家の二ツ目、っていう(関東と関西で違うよね??)
まだそんなに出世してない26歳の青年。
不器用なんだけどあったかく大事に育てられた感じやなぁー

おせっかいで情に厚くて短気でおばあちゃんっ子の好青年。

で、彼の周りになんだかわけありの人たちが集まってきて…

子どもとか。ケンのある美人とか。おっさんとか。優男の兄ちゃんとか。
みんな自分をしっかりと支えられなくて(平たく言えば自信がなくって)苦しんでる。



主人公は、基本的には自分にちゃんと自信(肯定感)のあるタイプなのよね。
だから嫌味がないし人に好かれる。(そこを、十河ちゃん…上記の美人です…は本能的に敬遠する)
なんかちゅん2みたい。

だけど
そういう人が一度自信を失うと、生涯初の危機となるのよねぇ…

でも、一度そこを乗り越えなきゃ、その自信は自分の本当の骨にはならないのだよね。
(親とか神様とかに)貰ったものを、本当に自分のものにするためのプロセスっていうかね…



人物がほんとにおもしろいし
このひとのお話はやっぱり感覚がなんともすてきで

この物語は「一瞬の風になれ」と甲乙つけがたく好きかも。
(こっちの方がくすくす笑えるシーンが多いです)

心に残ったのは
一門会で少年が応援するシーン、それに
「青いままで出荷された形のいいトマト」のくだり、
少年がでかすぎの野球帽かぶって六甲おろしのお囃子にのって高座に出て行くところとかかな


そうそう
関西人としては?
十河、って、やっぱり「そごう」って読んじゃうよねぇ…

もうぎりぎり最期まで「トカワ」に慣れませんでした。ちゃんちゃん



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2016年07月23日

「うたうとは小さないのちひろいあげ」


うたうとは小さないのちひろいあげ --- 村上しいこ/著 講談社 2015

このごろ高校生(が主人公の)小説がマイブーム。

これは、読み聞かせを一緒にしてる友人がオススメしてくれたもの
「短歌が作りたくなるよ!」って

このタイトルの「うた」っていうのは、短歌なんですねー

高校に入って、「うた部」に入部した女の子のはなし。

新入生なんだけど、でもなんかへんなのよ。
友だち作らない!ってかたくなになってるし
まぁそのあたりの事情が徐々に分かってくるわけですが…


うた部は三年生(部長・美人)一人
二年生は男子と女子一人ずつで、この男子は水泳部と兼部のステキ男子。
一年生は彼女だけだったのが……

なんですけど

って
そんな都合のよい うらやましい 設定ってあるかよー!
(って高校時代にかえったみたいになって衝動的に思ってしまった)

運動バカじゃない(いや、運動バカもかわいくてスキだけど)少年って
魅力に複雑味が加わってよいのだわー


「短歌って心の格闘技なのかもしれない」

っていうフレーズにぐっときました


まぁでもね。なにげに物足りなかったのよね
主人公がそんなに「好き!!!」って思えなかったからかもしれません
わたしはやっぱ男子が主人公のはなしがすきなんだなー てへ。

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「黄色い目の魚」


黄色い目の魚 --- 佐藤多佳子/著 新潮文庫 2005

これも高校生モノで、絵を描くのが好きな…好きなって言うかさ…サッカー部の少年と
絵が好きなクラスメイトの女の子が、章ごとに交代で主人公になってる。

「ひとつひとつ向き合うだけだから。絵って」

この著者のメッセージなんだろうなぁ これ。ここにも。ひとつひとつ。

おもしろかったしさぁ
マッハで読んだけどさぁ

でも、中高生がフツーに「やっちゃう」とかいう話はなんか読みたくないなぁ。
とおもっちゃうのである。高校生の母なのであるわけよ

ともあれ

なんだかわけがわかんないけど絵を描いちゃうんだ
っていう
そういう意識以前の衝動ってなんかうらやましいなぁ

この少年はまぁ(絵が)好きでしかも上手でもあるんだけど

上手じゃないんだけど好きだ!!!っていうのを
この小説の谷口さんみたいにね)
やってみたいなぁ
やってみたことわたしあったかなぁ
そもそも、そう感じたことってあったのかなぁ
そういう気持ちを大事にしたことってあったかなぁ

なんてわが青春のとりこぼしみたいにふと切なく思ってしまう。


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2016年07月19日

「一瞬の風になれ」1〜3

  
一瞬の風になれ --- 佐藤多佳子/著 講談社文庫 2009

あーーーーーおもしろかった!!!

イッキ読みして、名残惜しく好きなシーンを拾い読みしてたんだけども
やっぱりあんまりおもしろいので
もう一回最初から3冊読んだ。

高校陸上部の話。
サッカーから高校で陸上に転向した少年、神谷新二が主人公。

なんかさぁ
この人、女性なのに、どうしてこんなにboysの気持ちが書けるんでしょうね??
(と、わたしも女子だから想像してるだけだけどさ)

なんだかすっかり陸上が見たくなって、youtubeでインターハイの100m×4リレーとか見てたら
会場のアナウンスの人が、選手紹介の後だったかに
「一瞬の風になります!」とか言ってた。おお〜

好きなシーンはいっぱいあるんだけど
このくだりが妙にお気に入り。

「何や、これ?プレッシャーあるに決まっとるわ。
一ノ瀬さんがドビューンと来て、神谷さんがズバーンと出ていくんや。
ほんまに前も後ろもドキドキやで。いっぺん3走やってみ。
何が生まれながらの3走や。そんなんおるわけないやろ。必死で努力しとんのや。ぼけっ」




すごいなぁー


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2016年07月11日

「京都でひっそりスピリチュアル」


京都でひっそりスピリチュアル --- 桜井識子/著 宝島社 2016

でたばかりの識子さんの新刊です。
それにしても
識子さん、毎月本出してる?すごいなーあ
まぁ、面白いからうれしいですけど。


いつものとおり
神さまや仏さまと話ができる識子さんが、いろんな神社仏閣を回って
そこの神さんやら眷属やら…とお話をしてきたことを紹介されている本です

神さまから直接だもの、すごいわよ?!
今回特にすごいのは、京都の建勲(たけいさお)神社にいらっしゃる、
神さま修行中の(もちろん亡くなってますが)織田信長の息子(ほんとうの!)信忠さんに
直接聞いた”(ってことなのですよー。念のため!)
信長さんの最期…というか亡くなり方…

これすごくない?すごくない?!
(オットに話したらきっと、「なんと信じやすい!」って笑われるだろうなぁきっと…)

いやぁいつも思うんですけども
日本の神さま方って
なんていうか現世的なご利益をくださるじゃないですか。望みをかなえよう…みたいな。
わたしたちもそう願うし
(まぁ仏門に入って修行するような場合は違うでしょうけれども)

それが、キリスト教やらの信仰とはずいぶん違うわよね。

だけど…
(識子さんいわく)そうやって良いご縁をもらえるようになるには
やっぱり徳を積んで、美しい魂になることが必要だそうだから(と、以前読んだどこかに書いてあった)
そんな風に人格を磨いていったらきっと目の前の現世利益ばかりを追いかけるようにはならないんじゃないかな

結局はまわりまわってなかなかいいもんじゃぁないのって私なんかは思うわけでした

神さまがくださる「守り」についてこんなくだりがありました。
(引用途中からね)

「しかし、行く先には大きな魔が口を開けて待っているのです。
そのような場合、今度は縁を下さっている神仏が、もしくは力のある”ご先祖様が
『物理的に』足止めをします。
手にしていた携帯を落として液晶にヒビが入ったためその場で必死に確認するとか、
段差も何もないところで転んで荷物を派手にぶちまけるとか、
そうすることで数分の時差ができ魔は閉じられて、そこを通過しても落ちずに済むわけです。
魔が長く口を開けている場合、さらにそれが大きな魔で、落ちたら生死にかかわるような大変な目に遭うときは、
神仏はわざと転ばせて骨折させたりもします。骨折の方がはるかに軽くて済むからです。
救急車に乗ってその場から離れるので、魔の方向とは全然違う方へ行くことになって大きな災難から助かります」


これ、覚えておこうよ…

posted by しろくま at 23:43| Comment(0) | こんなん読みました^^

「奇跡を呼ぶヒーリングコード」


奇跡を呼ぶヒーリングコード --- アレクサンダー・ロイド博士、ベン・ジョンソン医学博士/共著 住友進/訳 SBCreative 2011

先にこちらに出会って読んでしまったのですが
書かれた順で言うとこちらが先で、これで世に知られたようです

原題は "The Healing Code"

著者(&このメソッドのfounder)であるロイドさんの
奥さんの問題をそもそも癒すためにこのcode…決まったプロセス…をまさに神様から授かったそうです



実際の「やり方・手順」の紹介以前に、ほぼほとんどのページを

このコードはどこに作用し、なぜ有効なのか

という理念の説明に延々割かれていて
まぁ面白いんですけども

まだぁーーー???って気がだんだん募ってきます
で!
ようやく!
辿り着いたそのやり方のなんと意外なこと!!

へ??? これ????

って感じですが
(レイキやプラニックヒーリングなんかにちょっと似てるからべつに妙な感じはしないけども)
でもそれまでにたどってきた道のりがおもしろいもんだから
まぁこれは素晴らしいんじゃないか、やってみようか、と…



要約するとこんな感じです
↓↓↓
人生は「考えた通り」にはならず、心で「思った通り」になる。

心の圧倒的大部分は潜在意識にある、beliefと呼ばれるもの。
(リプトン博士とか結構引用しています)

著者は、それを「体中の細胞にある(破壊的な)記憶である」
とし、
それを解消する手続きを開発し、この本で紹介しています。

その記憶があるから、少しの引き金で、事実とは違う認知をし、
体が攻撃の臨戦態勢に陥る「生理的」ストレス反応を生み、
その不断の抑圧には大量のエネルギーを消費し、それが病気のもとになっている…


こないだまでThe Journeyがすごーい!(かも) って思っていたけれど

それに前世退行セラピーも結構よかったと思うけれど(でもこれは専門家の手を借りなきゃだけどね)

こっちで解決できるならその方が手軽そうよ?

「あなたが仕事で10万ドル単位の収入を稼ぐ素晴らしい成功者になるか、
欲求不満でいつもぎりぎりの生活を強いられるかは、
才能より信念で決まる」


あーーーでも、そうだよね!わたし、これ、わかるわー

よくいわれる「ストレス」は、「環境的ストレス」
この人が病気の原因としてるのは隠れて分かりにくい「生理的ストレス」。

それから上記の「記憶」は作られ方に3種類あって遺伝もあります。
自分のせいじゃないものは特にさっさとさっぱりと解消したいものだわー


しばらくやってみます!いいお報せをしたいでーす
posted by しろくま at 22:52| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年07月08日

「無病法」


無病法〜極小食の威力 --- ルイジ・コルナロ/著 中倉玄喜/編訳・解説 PHP 2012

あはは これ面白かった!
著者はルネサンス期に生きたイタリアの貴族。
不摂生により40代で改心、一日350グラムの食事と400ccのワイン(を、2回に分けて)しかとらないっていう「極小食」で
生まれて初めて健康になって、しかも調子はウナギのぼり、結局120歳(当時としては異例とのこと)まで生きたそうです。

っていうのがこの本の事実のほとんど全部ですが

この食事法を行うことで、
「自分自身が自分の医者となる。しかも、その医者は最良の医者である」
っておっしゃっているのがなんとも説得力がある。

解説を書いている訳者の方は、ずいぶんな健康オタクっぷりがおもしろくって
結構楽しめる。
「空腹なときには、血液が今自分の体を修復してくれているな、と思うとよい」
これ、いただきます!!

あのさ、「微食」とあまり変わらんかなと思うのよね
それで
この本に足りないのは、
でもこれだけの量「しか食べなくて」栄養失調になったり餓死したりする人もおそらくいるわけだから

それとの違いを考えることかな
コレ大事じゃない?
(コルナロさんも、いろんな人がまねしようとしたけどできなかった、って言ってるし。)

わたしは、「意識」にあるんじゃないかとうっすら思うんだけど…(でも未実証デス)

でも
これやってみたい!!(* ̄m ̄) この頃友達に笑われるようになってきたけど…



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2016年06月29日

「『潜在意識』を変えれば、すべてうまくいく」


「潜在意識」を変えれば、すべてうまくいく --- アレクサンダー・ロイド博士/著 桜田直美/訳 SB Creative 2016

先日お話したこの時に買った潜在意識の本ってのがこれです

読後は、原題"The Love Code"の方がぴったりだな!!って思うけど
でもこういった日本でよくあるハウツー式タイトルじゃなかったらこの本は手に取らなかったわけで

むむー。 

なんかねーえ
マニュアルっぽく書いてあるけれども
やっぱりちょっと例が出ているところが分かりやすいね
それに、要はそういうこと(マニュアル)じゃないんだな

ええとー


この本をかいつまむのはちょっと無理そうなので
ちょうど、読んでいる途中にわたしに実際に起こった事例をお話します


先日中学校の図書準備室で
来月一緒にお話会を担当する、図書ボランティアのメンバーと、打ち合わせをしていたんです
午前中はいい天気で
12時に打ち合わせが終わって
その日当番に入っている人以外は、片づけて帰りました

家に帰ってから、
そういえば窓を閉めた覚えがないなぁと思いだして
当番で残っていたメンバーに、「窓閉めておいてくださいね!」とメール。

夕方から雨が降ってきて…

夜中になってメールを送った人から
「今見た!窓閉めてない〜〜〜」ってメールが。


あちゃー!!!

この日は、図書指導員さんも来ない日だし、もう誰も準備室使わないかも…
1階だし、結構な降りだし、窓ぎわには書類のキャビネットとかあるし
もしかしてびしょびしょ!??

なんて思うと
もう心配でどきどきしてきて

もうどう考えてもやれることはない、って思うのに
心が落ち着かなくて
ちゅん2に「もう夜だから、学校入れないよねぇ…」って相談しましたら
「うん」
うーむと考え込む私に
「でも、大丈夫じゃない?」

って
彼は気にしないのよね
いいなぁ って思って
明日の朝いちばんで様子見に行こう…って
茶碗を洗いながらそわそわと考えてました

そのうち ふと


でもさ
この本に
「愛をもって、今この瞬間を生き、外側の状況や結果をあきらめると、想像もしていなかったような成功と幸せが手に入る」

「心に愛をもち、『私の得になるのか』という考え方を捨てれば、完全に満たされた本当の幸せを手に入れることができる」

「成功『目標』は、今この瞬間を愛のきもちで生きること、そして『欲求』を達成するためにやるべきことをやること」

って山ほど書いてあるし

しかも「目標」の4つの定義のうちふたつは
「100パーセント自分でコントロールできること」
「今この瞬間に実現できること」


なのでございます

なんてことを思いだして
(くどいですが茶碗を洗いながら)

そうかー
今この瞬間にわたしのできることは、愛を持って向かい合うこと
(コレ実はちょっとよくわかったとはいえないんだけども)
そして、明日になって、もしびしょ濡れだったら、
その時に「愛をもって」誠実に、対処すればいいんだわ

って思ったらーーーー
思ったらーーーーーー!!!!

一瞬で
心に平安が訪れた。(大げさ?)
でも、さっきまでわさわさどきどきそわそわしていたのが一瞬で
楽になった。
状況はなぁんにも変わっていないのに。

そして、
もしかしたら大丈夫かもしれない、って予感がちょっとした。


この本は
実際の悪い状況をつくっているのは自分の心にある恐怖や不安。
ってことを結構ロジカルに解説してくれています

そして私はねぇ
これに似たようなこと(考えを変えることだけで一瞬で問題解決)が以前にあったなぁってことも思いだしたし

なぜこのことでわたしがあんなにどきどきしたのか、って理由を見つける方法も
書いてあって
「潜在意識を(心の)スクリーンに映す」ってのを実際に試してみたら
うひょー!
これまた一瞬で疑問が一つ解決したし(ちゅん2はそうならないはずやわ)

だからこの本のパワフルさはもう折り紙付きでのし付きで太鼓判を押したいです

「私の人生で何よりもほしいものは何?」
っていう質問に自答した時に
「(自分の)外側の状況」が思い浮かぶ人は

読むべし。


そうそう、次の日の朝に中学校行ってみたら、窓ちゃあんと閉まってました。ほらね?
(いや、次からはきちんと確認して帰ろうって深く反省いたしました)

posted by しろくま at 16:06| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年06月20日

「龍使い」になれる本


「龍使い」になれる本 --- 大杉日香理/著 サンマーク出版 2016

先日、ふとおもいついて
心斎橋のヒーラーさんのところに行ってきました。

ヒーリングをしてもらってから
龍の柄のカードをいただきました(ってか勧められて買ってみた)

あ、そうそう、余談ですが、このヒーラーさんすごかったですよ
ちゅん2の生年月日見て、見ただけで
「この子相当スピリチュアルですよ」

はーい 存じておりまする^^


帰り道に
なんとなくデパートに寄ってみたんですけど
入った一軒目のショップに

今朝ほしいな〜って思ったばかりのイメージ通りのサンダルと
何年もほしいな〜って思ってたイメージ通りのドライビングシューズと
イメージ通りの夏のカーディガンと
イメージ通りの革のポーチと
あとイメージはしてなかったけどとても心惹かれる小ぶりのバッグが
ほぼ1店舗内にありまして
(しかもポーチ以外は全部40%off)

なんかまるでマイケルみたいに買い物しちゃったよ?
("This... and this.... and this...♪"って感じー?)

すごいわー
なんか憑いてるわ。


そのあとオットが車で迎えに来てくれるのをまっている間
初めて立ち寄った書店で「潜在意識」の本がふと目について
(ヒーラーさんと潜在意識の話をしていた)
レジへ持っていったらカウンターの上にこの本が2冊ディスプレイしてあって
なぜか瞬間的に一冊掴んでおりまして

買ったの。


オットが到着するまで道路でしばし立ち読み。

帰る道々、
808 とか 8 とかやたら8のつくナンバーの車を見た。
(808は3台見たけど、オットにそういうと、もっといたぞ?って)

この本によると、「8」は龍の数字なんだって。
(八、というより、レムニスカート型のエネルギーなんだそうです。水の性だからかなー)

しかも
家につく少し前に、西の空に龍の雲を見た。


ええとね
この本との出会いは全くの偶然ですが(偶然とは言わないかも)
わたしの守護霊さん(のうちのひとり?いつもお世話になってる人)の名前は
○龍さんっていうのね そもそも

あ これ初耳?(そりゃ、めったなことではお披露目しませんわよ)

ええとね
前置きが長くなりましたが
著者は「龍」(一般的には見えないけどね…)とご縁をもらって 以来
人生の後押しをしてもらっているそうで

そんな風に龍と知り合いになって、願いをかなえる人のことを
「龍使い」と呼んでいらっしゃいいます

この本は
そんな龍使いになる方法が書いてある本で

でもそちらに意識を向けると
龍っていうのはたくさんのメッセージを送ってくれているようなのです

巻末に、龍神や龍のいる神社 のリストが載っていますが
ちょっとみてびっくり

十和田神社…今の住まいを買ったとき、ちょうどここを旅していたし
(旅行中に不動産屋さんが交渉してくれて、金額が折りあって購入が確定したのでした)

貴船神社…オットと初めてデートしたところだし(渋くね?)

金毘羅神社…結婚式はここ(…は縁切りの神社とうわさがあるので、この麓で)でしたし

斎場(せーふぁ)御嶽…4月にちゅん2と行ったばかり。(神社ではないけどね〜)

そのほかにも
北海道神宮…ふるさとの思い出深い神社。
春日大社…数年前に一人でのんびり行きました(ちょうど正倉院展の時)
出雲大社…も行ったね♪

などなど
人生の節目に、不思議とご縁があるのだわー


とにかく
この日の一連のことはちょっとないくらい特別な感じでしたが

でも
ずっと以前からご縁をいただいていたんだろうなぁって改めて思いました

これからも
いえこれからは
もっと龍さんと仲よくして
いろんなサインを見落とさないようにしよう!と思います


龍使いになるための心のコントロール法A というところに
「不安や恐れの正体を突き止める」
という方法というか行というか、が載っています

とにかく
「自分の感じている(ネガティブな)ことに対して、『なぜ?』と繰り返し訪ねていくだけです」

これわたしもよくやりますけど
「なぜ?」っていう言葉は覚えておくと便利だわ。

posted by しろくま at 18:55| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年06月14日

「ぼくのキャノン」


ぼくのキャノン --- 池上永一/著 角川文庫 2010

沖縄の海辺の村が舞台で
主人公は10歳の少年少女3人(の、うちの一人)で

設定は奇抜だし、(ファンタジーの部類かも)
出てくる人も極端だし
「コトブキ♡」なんて(読んだらわかりますぅ〜)
最初はギャグ小説か、男子の妄想小説か…
なんって思っちゃうほどでしたけど

なんのなんの。
見事な構造があって(この構成美はこの人の特徴かもね)
重いテーマがあって
読み応えのある面白いお話でした


この作家の本を読んでいても
自分の中の子どものころの自分
の存在を感じるんだなぁー
posted by しろくま at 12:26| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年06月05日

「神社仏閣は宝の山」


神社仏閣は宝の山 --- 桜井識子/著 ハート出版 2016

出たばかりです♪
識子さんの本は、あったかい気持ちになれて、
そして本当に神さまに会いにいきたくなるから
大好き^^
読めば読むほど
「宗教」としての神というよりも
日本の土地と人(含め生き物)を守ってくれている目に見えない存在
(まぁ精霊とでも言いますか…)にありがたさと感謝の念を覚えるのであります

さて今回も
神さまや眷属たちとお話の出来る識子さんが
実際に足を運んだ神社と、そこの神さまたちとの会話をレポートしてくれています

今回は関東エリアの神社ばかりだったので
いずれ行けるかどうかはわからないのだけど
みんなそれぞれ素敵なところのようでした

そんな中でも、(神さまの助けで)死んだ人と再会できるという出羽三山は
やっぱり行ってみたいかなぁ。
それにしても
月山といえば(わたしの若い頃は)初夏までスキーが滑れる山、
ってくらいの認識しかなかったのが
遠い昔の夢のようだわ。(なんのこっちゃ)←でも結構感慨深いもので…

上高地には行ったことあるんだけどなぁー
でっかい龍、に会ってみたいなぁぁぁ


ところで。
靖国神社に成仏できない霊がまだまだたくさんいる、っていうのが
切ないです
もし、行く機会があったら、ここに識子さんが書かれているような方法で
わたしも、成仏なさる手助けを少しでもできたらうれしいなぁって思います


「ピュアな大自然のど真ん中にいると、体が反応してトイレが近くなります。
体が山や川、森、澄んだ空気など、そういう『地球そのまま』のものに反応して、体をそちら側に合わせようとします。
体を元々の自然な細胞に戻そうと、体内にある『化学物質』や『毒素』を排出しようとするのです。それらのものは自然ではありません」


には、なるほどー。

なんかね、覚えがあるものねぇ

posted by しろくま at 16:40| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年05月31日

「トロイメライ 唄う都は雨のち晴れ」


トロイメライ 唄う都は雨のち晴れ --- 池上永一/著 角川書店 2011

うひひ 他の本もボチボチ読んでいるんですけども
このシリーズ面白いからついこちらに手が伸びてしまうわ。

風水師の話は、不細工な女の子が実は…一皮むけてそれが風水師の眼力
なんて展開を期待していたのでちょっとがっかり。
かわいい女の子がやっぱり(そう性格よくもないのに)ゴールイン、っていうお話はフツーすぎる。

まぁでも
笑いあり涙あり
おもしろかったです。

黒マンサージ氏が誰なのかが気になる〜〜〜〜
これはつづきがまだあるということよね?


そうそう
挟み込んであったチラシに、この時代の那覇〜首里の地図が載っていた。

ネットで古地図探しながら読んでたため、
大層うれしかったのですが(地図好き)
なぜこれが本の中にない…
posted by しろくま at 22:38| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年05月25日

「バリデーションへの誘い」


バリデーションへの誘い --- 都村尚子/著 CLC(全国コミュニティライフサポートセンター) 2014

かれこれ2年ほど「傾聴療法」を勉強しております
講義を聞いたり、workshopに参加したり…


この4月から実習を始めました
特別養護老人ホームで、認知症の方のお話を聞いています
(認知症の方と向き合うのが一番勉強になるって先生がおっしゃった…)






できません




聴けません




講義を聞いたり、WSに参加したりするのとは大違いでございます


いやね、ホメオパシーのセッションもしていたじゃないですか
何年か前ですけど
もちろん、「傾聴療法」の「傾聴」と
一般的な日本語の「傾聴」と
それからホメオパシーのセッションでの「お話を聞く」はずいぶん違うものだと考えてはいたけども


いやいやずいぶん違う、じゃなくって全くの別もんじゃないですか
かえって
ホメオパシーでの経験が邪魔になるっちゅーの

3回目に伺ったときは、20分くらいでもう帰ってくださいって(その方に)いわれて
(塩撒かれそうな感じやった)
これは(認知症の方とはいえ)大変ショックで……



機会があったときに先輩に相談したら
(その方は傾聴療法じゃない傾聴を教えている傾聴療法士の方なんだけども)←ややこし?

アドバイスもしてくださって、それから
この本を教えてもらいました


いやー
すごーーーく参考になりました!よかった!!

昨日4回目に伺いましたが
にこにこ楽しそうにたくさんお話してくださって
気がついたら1時間越えてて、終わらせるタイミングが難しかった。

傾聴療法、としては、どのくらいできたかはわからないけれども
ひとまず
受け入れていただいて、スムーズにお話していただけたのがうれしかったです


この本は「テクニックの紹介」だけではなくって
認知症の方を尊重し、理解する姿勢を示してくださるのが素晴らしいところです
「積極的傾聴」という概念はとても参考になりました

「感情にフォーカスする」というのは全く傾聴療法と同じです
それからテクニックの最後に紹介されている「行動とニーズ(欲求)を結び付ける/共感した感情を言語化する」というのは全く傾聴療法のやり方です


思うのは
「未解決の問題」は(認知症の方だけじゃなく)多かれ少なかれ誰もが抱えているわけだから
普通の対人関係、家族関係などにも大いに参考になると思います


この「バリデーション」の思想がもっと広まるといいなぁ


posted by しろくま at 22:43| Comment(0) | こんなん読みました^^

「トロイメライ」


トロイメライ --- 池上永一/著 角川書店 2010

読んでからちょっぴり日が過ぎてしまったので読後感は新鮮ではなくなっておりますが

まず表紙がいいですよ〜
よく見ると、登場人物が描き込まれています^^

「テンペスト」と同じ時代、同じ舞台のお話(短編集)ですけども
こちらは庶民の青年が主人公で
脇役としてテンペストの登場人物がチラリちらりと顔を出すという…

だから
「テンペスト」を読まずにこちらを読むのは(そんな人いるのか!?って気もしますが…)
もったいない
この順番で読むときっと100倍は面白いはずでございます。
そして最後の最後まで。


それにしても
「テンペスト」はたぶんシェークスピアからですよね?
「トロイメライ」は(楽曲もあるけども)ドイツ語で「夢を見ること」なのだそうです

この(琉球が舞台なのに)タイトルのセンスがとっても好きなのでございます。



あーおもしろかった!
posted by しろくま at 22:11| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年05月20日

「テンペスト」

 
 
テンペスト1〜4 --- 池上永一/著 角川文庫 2008(単行本)

いや〜 久しぶりにどハマりしてました。
文字通り寝食を忘れて一心不乱に読んだ…(どっちかというと忘れたのは「寝」の方)
明治維新前後の琉球を舞台にした、歴史ファンタジーです

主人公は完璧な容姿に最高の頭脳を持つ女性…っていうまぁありえない設定なんですけども
でもね。この人は龍が産み落としたも同然、っていうことになっていてまぁそれならそんな超人でも…って
納得しちゃうんだよねー

それでもってあまりの頭の良さに男に化けて超難関の国家試験を史上最年少で首席で通って。
高級官僚として異例の出世をし。
嫉妬され、いじめを受け、陥れられ、島流しにされ、
その間に恋があり、別れがあり、
そして意外な形で王宮に返り咲き…

くわえて舞台は絢爛豪華な王宮だし
そして風光明媚な世にも美しい琉球だし
そこに清国人やら列強のイギリスやらアメリカやら大国化していく日本やらと

まぁ息もつかせぬ展開です

概ねなかなか格調高いのだけど、ところどころ池上節というかひょうきんなセリフやシーンがあって
それがアルイミ品格は下げるのだけれどめちゃくちゃおもしろいので全然いいのだ!


わたしは個人的には超人のような主人公よりか
尊大で意地悪で傍若無人であくが強くて一筋縄ではいかない、元聞得大君の真牛がおもしろいわぁぁ
この手のキャラ、トリックスターのおばちゃん版ってこの人の小説には欠かせません

おもしろかった……
TVドラマにも映画にもなっているようなので、みてみたい。

posted by しろくま at 22:38| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年05月08日

「統ばる島」


統ばる島 --- 池上永一/著 ポプラ社 2011


短編集ですがひとつひとつに八重山諸島の島の名前がついていて
その島が舞台で登場人物も違うんですけど
ひとつひとつが面白くって、最後の石垣島に
物語も登場人物も集まってくるような形になっています

そんな構成美もあり
味わいの方はクッキーも飴も羊羹も入ったお菓子箱をあけて食べたような感じ

なんていうか大多数のわたしたちナイチャーには先島諸島と八重山列島(諸島)の区別もおそろしく怪しいんですが…
島の一つ一つの個性・息づかいをなんとも美しい描写で味わえるのも至福の体験でした

この人の才気走った感じとファンタジーとが絶妙のバランス。


統ばる(すばる) というのは「集まって一つになる」というのと
スバル(プレアデス星団)とをかけていてそれを
八重山諸島に模している。
作中では星団の星々から八重山の島々の神々が降臨します

そういえば配列も似ているような…

天の星をこの地に映したのが八重山ということね

スバル(wikipediaより)


八重山諸島

(八重山の地図はこちらの画像です)
posted by しろくま at 12:31| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年05月06日

「ジャーニー 〜癒しへの旅〜」


ジャーニー 〜癒しへの旅〜 --- ブランドン・ベイズ/著 ナチュラルスピリット 2011

ホメオパシーの勉強をしていたころに、先生のJaneが
「友達がCDを出して…」って勧めてくれた "The Journey"っていう短いCDを
実はつい先ほど聞いて
(この療法のイントロダクションでした)

いやーこれはすごいかも!!!ってすぐこの本を注文して
読んだんですけど
で、大感動してるんですけど

真ん中を過ぎたあたりから、何とも言えない既視感が……
長野へ持参して、滞在中に読了)

うちに帰ってきて探してみたら

癒しへの旅 --- PHP、2007

この本の、再出版、っていうか全く(たぶんねほとんど)同じじゃーーーーーないですか!!!

これ2009年に読んでて、blogにも書いてたんだけどそれ消えてるしその時の感動も忘れてるし

なんでかなーーって思ったら
この本と前後してTheta Healingと出会ってそっちに興味が逸れてたのね…
(あと、オポノポノとかpranic healingとかもやってた頃)


でもね

今回の(読後の)感動はその時の比ではなく
あーーーわたしなんていうかやっと、(これと出会う、受け入れる)準備ができたのかなぁって
(もしくは、あんたええ加減思いだしー?って守護霊さんが教えてくれたのかもしれないですね)

で、ちょうど一人で長野に出かけるのをいいことに
WSの皆さんと本当は一緒の宿に泊まって二泊三日を過ごす予定だったのですが
ひとりになってぜひ(本当は二人一組でやるものなんだけど…)このthe journeyの誘導瞑想をしてみたいって思って

GW中の満室パレードの中苦労して何とか一部屋とれて

5月3日〜5日は、日中は傾聴療法のワークショップ
夜はホテルの部屋でthe journeyの瞑想(の、ようなこと)
をしておりました

と、いいつつ

WSから帰ってきたらもう夜10時を過ぎてるし
お風呂入って準備万端するともう深夜で
(一人じゃやっぱり)難しいし、疲れてて眠いしで
なかなかうまくいったとはいいがたいのですけどでもー

ちょっと瞑想(っていうか内観)を始めるとね、すぐに
胃が痛くなったんですよね
(注:わたし若い頃調子を崩すと胃痛を起こしてましたが、この頃はとんとなくて、
もちろん弱いところでもあるのは自覚しているんだけど強いところでもあったりするのだ)

気が逸れるとすぐに治まって

あーーー これ、わたしの身体の声だーーーってやっとわかって
(まずは胃だったか!ってなもんです)
それから胃にフォーカスして瞑想(内観)をすすめました
(で、寝落ちした)


the journeyっていうのは、簡単に言うと
著者が、ご自身の病気を癒した体験から生まれた
「感情を感じ切る」内観というか瞑想のプロセスで

今は誰でも使えるようにとマニュアル化・スクリプト化されていて
「感情の旅」と「体の旅」っていう大きく二つのプログラムがあるみたいです

本書では何人かの事例が紹介されていますが

中でもある初老の男性のケースで
子どものころに感じた大きな憤り、怒りを体の中に抱えていたために
この方法で(ほんの2時間ほど)その怒りが昇華し手放してしまった後の
「症状(この方はガン)の消失」とそれだけじゃなく「人格の中からの怒りの消失」が
何とも劇的かつ感動的なのでした


さて7年越しの出会いであります

その間に私が出会ってきたいろんなことが
この方法への信頼をより強める作用をしています

これ、取り組んでみたい。いや、ぜったいやる。

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「異形の日本人」


異形の日本人 --- 上原善広/著 新潮新書 2010

帰りのしなの号での車中の友。

被差別の食卓」「被差別のグルメ」「日本の路地を旅する」の著者のエッセイです。

今度は6人(7.5人かも)の人たちを取材されているのですけど
皆、内向きの世間の悪意や冷たさと(それぞれの形で)出会った人たちです

取材対象は出版社からのオーダーもあるようで、
確かにあまり愉快ではない(ずいぶん興味本位の)人選もありますけどその中で
著者は誠意をもって節度のある取材をしていらっしゃるのがよくわかるので
まぁそこはいいとするか。(エラソウ)

溝口和洋さん、っていうやり投げのアスリートの方
(わたし、存じ上げませんでしたが)が
特に魅力的で、心に残りました

なんかさぁ。

日本陸連とか
サンノゼの計測とか
(真央ちゃんのコーチの佐藤信夫さんも、現役時代に突出したアジア人ということで、判定で差別を受けたことを話していらっしゃいましたっけね)
マスコミとか
権威とかやっかみとか、狭い世界観から見た異端視とか
なんなんかなぁ。

読後感の不快な一冊。でもこの不快さは、人間の世のものなんだよなぁ
posted by しろくま at 16:46| Comment(0) | こんなん読みました^^

「やどかりとペットボトル」


やどかりとペットボトル --- 池永永一/著 角川文庫 2007

長野へ向かう特急しなのでの車中の友。
この頃好きで読んでいる池永さんのエッセイ集です。

うふうふ。

これを読むと、池永さんの物語のいろんなところにちりばめられた
モチーフやらモデルやらエピソードやらが出てきててまー面白い。

「暴風警報・注意報」を(アメリカ式に)被害・威力想定レベルで表す、っていうアイディアは
あーナルホド!合理的!って思いました。

この作者の独特な感性が好きです。
それから
琉球て、日本の中の異国ー って、しみじみ思う。



あと薬草好きとしては
海人草(マクリ)
カラスヌパン(これ何かわからない)
って一度遭遇してみたいわ…

あの漢方薬臭植物の謎はいまだに解けていないのであります。

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2016年04月24日

「日本の路地を旅する」


日本の路地を旅する --- 上原善広/著 文春文庫 2012

この方の「被差別の食卓」「被差別のグルメ」が面白かったので…

この「路地」というのは
中上健次さんの表現だそうですが
被差別部落のことを指しています
この本で著者は大宅壮一ノンフィクションを受賞しています

でもね
読み進めていると
え…?ノンフィクション??って思いがしてきます
日本各地の「路地」を訪れて
たくさんの人に会って
悩み揺れる著者の心が伝わってくるからです

著者は何かを―――自分につながる何かを探し求めて
旅をしているんだな

とはいえそれをのぞかせてもらう一読者のわたしは
たとえばさ
↑の本でネパールの被差別民への凄まじい蔑視の様子にびっくりしたんだけれども
それと全く同じことが(かつて)日本にも普通にあったんだと突きつけられて

自分の暮らしている世間の実は一筋縄ではいかなさに
今更ながら驚くわけです
そしてそれはたぶん
自分自身の内面にも当てはまるのかもしれないな


差別をされてきた人たちが生業にしてきたことに
精肉関係、皮革、竹細工…などとありましたが
そうかー
わたしの大好きなあの絵本も
アメリカの、かご編みを生業とする山の民への差別を描いているんだったけなと思いだしました

満月をまって/Basket Moon --- メアリー・リン・レイ/文 バーバラ・クーニー/絵 あすなろ書房 2000/Little, Brown Books for Young Readers 1999

国は違うし制度も違うけど
人間がもっている、誰かを自分より下にみたいという心は同じ


昨日絵本の講義を聞きに近江八幡へ行っていました
水路に観光船が浮かんでとてものどかなところを歩いていて
橋のたもとに小さなお堂があり心惹かれました

そこに生きていた人たちの思いを見るような気がして

だからこの本もこの絵本もわたしは好きなんじゃないかと思う

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2016年04月19日

「風車祭(カジマヤー)」


風車祭(カジマヤー) --- 池上永一/著 角川文庫 2009

最初はそうでもなかったけどだんだん面白くなって
最後は前のめりにつんのめってフィニッシュしてしまうという
(っていうかわたしこんな読み方多いかもだけど)

読んでいるうちにすっかり言葉に呑まれてしまって
「ターガヒーガプー」とか
「ウートートー」とか
「アギジャビョー!」とか「フラー」とか
(あ、一つ目のはこれじゃなくってこの本だった)がひょっとよぎるのよね

よぎると言っても聞いたことがなくて厳密には発音が分からないわけだから
文字と何とも言えないリズムだけが脳を通り過ぎるっていうか


石垣島が舞台で、主人公は武志っていう高校生の少年で
設定とか登場人物とか出来事とかがなんともしっちゃかめっちゃかで
でも
なんとも魅力的なのは

舞台やキャラクターのリアルな魅力なんだと思うなぁ

風車祭(カジマヤー)っていうのは数え97歳の長寿を祝うお祭りなのだそうですが
読後このイメージがなぜか"Whirligig"(邦題:風をつむぐ少年)とかぶるのは

くるくる回る羽根と風の吹き渡るイメージが
なんともさわやかで切ないからかなぁ

ああおもしろかった

人前で読むのには注意が必要。ときおり、っていうかけっこうしばしば
爆笑必至なので。

「だからよー」
これからしばらくは、これが頭の中で鳴っていそう。


そうそう
作中にも出てくる石敢當
宮古島でもみましたっけ(あーれー写真撮ったと思ったけどないなぁ)

運転中で写真は撮れなかったけど伊良部島で大きくて立派なのを見かけたよ
大神島では古式ゆかしく?スイジガイが置いてありました
sujifai2.jpg
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2016年04月15日

「夏化粧」


夏化粧 --- 池上永一/著 角川文庫 2010

宮古・沖縄に行って以来この人の本にはまっています。

このお話は特に
キャラクターが際立っていて
設定がユニークで
著者のペンも乗りに乗っていて

カフェで読んでて爆笑しそうになって必死で抑えたけど肩が揺れて…


あーしんどかった
(* ̄m ̄)

でもさ
最後はなんと言いますか涙涙なのよ。
主人公(若いお母さん)さいご、あんなことさせちゃダメでしょ……


とんでもない産婆さんのオバァのかけたおまじないは
(特に公園の描写のあたり)
なんともソフィー(「ハウル…」のね)のおまじないに似ていて
(ここの関連はぜひ映画じゃなくって本で!)

そうそうそうよねぇ
女の魔法ってそうなのだ。と、深くうなずいてしまいました




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2016年04月10日

「あたしのマブイ見ませんでしたか」


あたしのマブイ見ませんでしたか --- 池上永一/著 角川文庫 2002

短編集。

デビュー作
より、ずっとずっと読みやすい文章になっていて
作家さんって精進するものなんだなって(当たり前?)なんか、感動してしまった。

でも世界観は「バガージマ…」がずっと鮮烈で魅力的だなぁ
まぁ 長編と短編の違いなのかも。

それにしても
琉球のおばあちゃんたちって、すごいのね。
パワフルで現世的で生々しくて

あったかいところだからだろうか……
(老婆というか人間ってもしかすると本来そういうものなのかも)

posted by しろくま at 19:03| Comment(0) | こんなん読みました^^

「被差別のグルメ」「被差別の食卓」


被差別のグルメ --- 上原善広/著 新潮新書 2015


被差別の食卓 --- 上原善広/著 新潮新書 2005

出版時点でいうと「〜食卓」の方が10年早いんですけれども
わたしはこの順番で読みました
休み休み、1か月以上かけて読んだ気が〜((^┰^))ゞ

著者は大阪の被差別部落出身で差別のテーマを追いかけて
ルポを書かれている方のようで
書名からもそれは想像がつくのですが

食ってね
ほとんど自分自身のことじゃないですか
からだをつくっているのは食べ物だもの

「〜グルメ」では著者の生まれ育った村の食べ物のこと、
アイヌ料理
北方民族(樺太あたり)の料理
沖縄の島時今の料理
日本における韓国料理

「〜食卓」では
アメリカ
ブラジル
ブルガリア・イラク(のロマ料理)
ネパール(の、不可触民たちの食べ物)
日本(大阪)の被差別部落特有の食べ物

について書いてあります

おもしろいです

外国では
「わたしは日本の●●」←「ロマ」とかの被差別者の呼称が入る と自己紹介して
人々の懐に飛び込んでいます

激しい迫害の描写にはやはり驚かされるし胸が痛いです
(実際に語ってくれた方はごく少しで、大方は、思い出すことすら苦痛なのだろうと…)

とんでもなく胸をうつところもあります

でも…
いちばん心に残ったのは、
「というのもわたしには、イラクのロマたちについて、心配している点があった。
戦争などの人災も含めた大災害の状況下では、
被差別民への虐待が激しくなる傾向があるからだ」


…そうか。

中東もそうだし
ネパールでは大地震もありましたよね
過酷な仕打ちを受けている人たちがきっといるのでは
報道されないところで

世界は何層にも複雑にできあがっているんだな
posted by しろくま at 18:56| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年04月06日

「海の黄金(こがね)」


海の黄金(こがね)〜子どもに贈る昔ばなし11〜 --- 沖縄昔ばなし大学再話コース・八重山昔ばなし再話研究会/再話 小澤俊夫/監修 小澤昔ばなし研究所 2010

旅行に行くときはなるべくその土地の昔ばなしや
文化に関する本などを読むようにしているのですけども
(っていうかどうしたって読みたくなるもので)
現地の空港にも地元ならではの結構レアな本を売っていたりするよね

これは沖縄・八重山諸島あたりの昔話集。

読んでいたらね
「木々の役目」っていう八重山の昔話があって
それがおもしろかったのです

神さまが八重山の島々をつくったときに、
島には一本の木もなく…
神さまは緑の島にしようと木々を呼び集めました。

「さいしょにやってきたのは福木です」

神さまは
「お前は人間の屋敷の周りにならんで生え、人間の家を台風や火事から守りなさい」
と言ったそうで

確かにフクギは防風林、防火林としてよいらしく(塩害にも強いんだって〜)
古いお家を囲むように、並んで生えていました。
フクギ.jpg

次に来たのは松。
リュウキュウマツは、結構街路樹になっているみたいで
松だけど、樹形が何というか独特でしたが
わたしは今回運転担当だったので写真は撮れず〜

神さまは
「お前は美しく村を取り囲んで、病魔や悪霊から村を守りなさい」
とおっしゃったそうです。

次いで
桑の木、
竹、
くば(ビロウのことだそうです)、
にもそれぞれ場所を与え、

アダン(阿壇)には「海沿いに生えて、海岸が大波に削られないように、島を守りなさい。
そのかわり、牛や馬に食われないようにとげをつけてやろう」


aha!それで〜^^
砂山のアダン.jpg
(遠目ですけども)

アダンの実は、ヤシガニの好物なんだそうです^^
アダン.jpg

ここまでで、すっかり収まって神さまがホッとしていたところ

ソテツ、あこう、ガジュマルがさらに遅れてやってきて…

「おまえたちは、勝手に石でも抱いていろ!」

( ̄m ̄〃)

なぁるほど。

くわしくは、どうぞこの本をご覧くださいませ。




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「バガージマヌパナス わが島のはなし」


パガージマ ヌ パナス わが島のはなし --- 池上永一/著 (角川文庫) 1994

ちょうど宮古・沖縄に行っていたので…

石垣島出身のこの方の本を持っていきました。
これがデビュー作らしく、この方自体わたしは初読。

余談ですが、表紙は文庫よりも単行本がずっといいわね!


文章の流れはところどころ引っかかるのでありますが
圧倒的に
登場人物が魅力的。この舞台の島が魅力的。

怠け者の乱暴者だけど、超美人で、霊感があって、頭もよくって、っていう主人公・綾乃には
ひょっとするとなかなか感情移入はしにくいのだけど
でも
こういう生き方には憧れるものがある。このテンポ、この緩さ、この光…

そして
文字通り流血の戦いを繰り広げた商売敵のカニメガ婆さんがね
ケンカしながらでも情が通っていくというかね
大嫌いで邪魔してけんかしていたのにね
「綾乃を悲しませるな」
って祈るところがぐっとくる。



おもしろかった。
他の本も読みたい!


わたしは
北海道も大ーーー好きだけど

宮古島も超好きだーーー!(石垣は行ったことがまだないのでね)

帰ってきたばかりなのにもうまた行きたい。

posted by しろくま at 20:28| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年03月16日

「23分間の奇跡」


23分間の奇跡 / the children's story --- ジェームズ・クラベル James Clavell/著 青島幸雄/訳 集英社文庫 1988

この方、Shogunの原作者なのねー
(わたしは昔のTVドラマ?やった?しか見てませんけども…。リチャード・チェンバレンよ)

前半に和訳
後半(後ろから読む)に英語の原文が収録されています
短い物語です


なんとも凄みのある…


どうやら敗戦国と思われるある教室に(日本だったら小1)
新しい先生が来ます
勝った方の国の人。


にこにことやさしげに巧妙に巧妙に
子どもたちの(って、いろんな子どもたちがいるんだけれども...)

愛国心と思想の自由と宗教を洗脳していき
いちばん手ごわかった男の子も最後には懐柔
(だって7歳だものさ!)

恐ろしいお話でございます


舞台の国はアメリカっぽい。
戦勝国は共産国っぽい。
だからフィクションではあるけれども(それが「最後の授業」とちがうとこよね)


I pledge allegiance to the flag...

これアメリカで高校生だった時にわたしも違和感を持って聞いてましたが
(そう頻繁には聞かなかったけど)
政府が(あるいは国家が)国民を巧みに洗脳しようとするのはどちらの国も変わらないのだわと思いました


これは名作と思う

英語で読んだ方が巧みでコワイです。
(そして、真ん中著者の手書きの後記も)
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2016年03月15日

「神様の御用人」1〜5

    
神様の御用人 1〜5 --- 浅葉なつ/著 メディアワークス文庫 2013〜15

本屋さんで平積みになっていて
1巻はホボジャケ買いだったのですけど(あと神様の話みたいだったし…)

おもしろくて!
すぐに全部買ってイッキ読みしました

1巻はね、テンポがよくて軽いのは楽しいんだけど日本語が
変なところが結構あって
読みづらかったのですけども

2巻以降はそんなこともなくて
慣れたのか?
いやいや
上手くなられたのか、編集者がきちんとチェックされたのかどちらかではなかろうか
(エラそうにスミマセン)

ダメダメな平凡な青年がひょんなことから神様の世界と関わりをもつことになり…

なんといってもお目付け役の狐姿の神様が
かわいい^^ (口調はエラそうでそのギャップがまた)
しかもスイーツ好きという設定もコタエラレマセン

5巻の最後の話は、わたしの地元のえびすさんが舞台だし!

堪能しました


♪結構ほろっとした話もあったよ!おもしろかったです
posted by しろくま at 23:05| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年03月06日

「神さまと繋がる神社仏閣めぐり」


神さまと繋がる神社仏閣めぐり〜神仏がくれるさりげないサイン〜 --- 桜井識子/著 ハート出版 2016

識子さんの新刊がでて
早速読み読み♪♪

今回は関東(東京・茨城・栃木・埼玉・群馬あたり)の神社シリーズ。
神さまと会話できてお姿も見ることができる識子さんが
いくつもの神社をめぐったレポートです。

やっぱり面白い♪

子狼ちゃん(眷属の、神獣の)が参道を先導してくれる神社なんって
いつか行ってみたいわぁぁぁぁぁぁ

それにしても
いいなぁ
みれたり会話できたら面白いだろうなぁ
でも
それも識子さんの使命あってのこと。なんでしょうね

「大事なのは、神仏がくれるさりげないサインに『気づく』こと」

「自分で感じられると、ウキウキとうれしくなったり、感謝の気持ちでいっぱいになったり、
自然と涙が流れたりします。
それは『魂が正しく感じているから』なのです」


先日ふうっと心が温かくなって泣きそうになったり
唐突に「よっしゃ!」って聞こえた気がしたのも
神様アンテナが少しずつ敏感になってきているのかな

っていうかさ

お馬さんだったり神さんだったり
非言語コミュニケーションっていうんでしょうか
いや
何かの前で「素の自分」になるっていうんでしょうか

この頃そんなことが気になっているっていうのは
そういう練習を、ちょっとずつ、してみているのかも。ね?


posted by しろくま at 01:30| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年03月01日

「メディアにむしばまれる子どもたち」


メディアにむしばまれる子どもたち --- 田澤雄作/著 教文館 2015

今年に入ってから滋賀県で開講されている
「絵本大学」っていうのに(月一回)通っています。
講師の先生は「冒険者たち」などをお書きになった児童文学作家で編集者の斎藤惇夫さんで…

1月の第1回目は超おもしろくって興奮気味に帰りましたが(車で)
2月の第2回目は結構退屈でございまして(気分が悪くなってしまったからもあるかも)(電車で行った)

考えてみるとその時々のテーマが(わたしにとって)興味深いかどうかによるような気もしますが…

ま、それはさておき

1回目に出た宿題のひとつが、この本を読んでくる、だったので
早速読んだのでございます

著者は小児科のお医者さん。

このごろのしんどそうなこどもたち、
不登校だったり
不機嫌だったり
いじめだったり
自分をコントロールできなかったり

っていうのが
メディア(TV、ビデオ、ゲーム、スマホやタブレットなど…)と早期教育と進学競争社会の
産物だ!
っていう主張なのでございます

まぁ、おおむね、そうだろうなぁと思うな…


先月、ちょうどこの本を読み始める直前くらいに
朝日新聞の記事で
「上手に適応できていた人たちが急に鬱になる」
っていうことを「疲労の蓄積」で説明していたけれども
本書にもそれと同じことが書いてあって

上記メディア、そして詰め込み教育、によって子どもの脳がとても「疲労している」…

それプラス
「親子のコミュニケーションの欠落」を生み
さまざまな不具合が生まれている、っていう内容です(手短に言うとね)


概ね共感。
でも
「前頭葉礼賛」っていうよりやっぱりわたしは(松本先生の受け売りだけどさ)「扁桃体重視」で行きたいと思うのだけれども…^^


ちゅん2も今どきの中学生、ゲームもタブレット(わたしと共用だけど)も
イヤーホントに、わたしに言わせると時間がもったいない!ってくらい使ってますわ

興味深い本でしたが
だから「ゲームやメディアはだめだわ!一日15分だけ!きー!」
ってなっちゃうとそれはなんだか違うわけで。

とはいえ、(わたしの中に)具体的にどうしたらいいのかなぁって答えはないんだけどさー



心に残ったところ。

「子どもの幸せとは何か」…
「それは、家族と一緒に食事をし、おしゃべりをし、遊び、静かに眠る、なんでもない日常の時間の中にあります」
posted by しろくま at 22:11| Comment(0) | こんなん読みました^^

小澤俊夫講演会「昔ばなしと子ども」&「こんにちは、昔話です」


こんにちは、昔話です --- 小澤俊夫/著 小澤昔ばなし研究所 2009

先週(でしたか?)芦屋で小澤俊夫さんの講演会があり
うきうきと行ってまいりました

小澤さんはグリムの研究者でいらして
日本の昔話を含め、世界中の昔話…口承文芸…を研究されているそうです

昔話のもつメッセージ
昔話の文法(とルール)
主人公のしあわせの3タイプ

など
興味深いお話のオンパレード…


「大人が(子どもたちに)してやれること―――
思春期までの間に、3つの自覚を持たせてあげたい。
・自分が、愛されているという自覚(思い)
・自分が、信頼されているという自覚(思い)
・自分の価値が認められているという自覚
これがあれば、自分の意志でやっていく」

「子どもたちにとって、大事なことは、
まず周りにいる大人の生の声。
これが育つ栄養になる」



とっても素敵な講演会でした
(ディズニーの昔話の改悪のことをずいぶん怒っていらっしゃいましたー)
でもね
内容は(一番最後の5分、政治のおはなしをされたこと以外)ほぼ↑の本と同じなので、
参加できなかった方もご心配なく♪♪


本から、印象に残ったところ。

(昔話の主人公は)「話の冒頭と終わりでは、大きなギャップがあるのです」
(成長しているっていうこと)

「昔話は、どうもこのギャップを語っている」

「子どもの成長のこのギャップ。どこかでうんと成長していく。
子どもや若者が主人公の昔話には、こういう構造が多いのです」

「いろんな育つ例をぼくたちに伝えてくれていると思うのです」

「子どもが育つ姿です」


posted by しろくま at 21:47| Comment(0) | こんなん読みました^^

「はしっこに、馬といる」


はしっこに、馬といる --- 河田桟/著 カディブックス 2015

「馬語手帖」の続編的なエッセイ。

この人の、やさしーい、力の抜けた、でも芯の強い感じが
なんともいえず心地よいです

馬って、見て触っているとほんとーにかわいい。
(大動物だから、一緒に暮らすのはかわいいだけじゃなくって、きっと大変だろうけども…)

でも
乗るときは、先生の教えてくださるように、足で蹴ったり、鞭で叩いたり
しなくっちゃいけないのよね
そうしなくていいならどんなにいいかなぁと思うのだけども…
必ずしもそうしない方法もあるようではあるんだけれども。あまり一般的ではない様子)

この本では
日本の端っこ、与那国島で、一頭のご自分の馬と、一緒に時を過ごす
作者の日常が…それとそこまでに至った経緯が…淡々と書かれていて

ぽてぽてと一緒に歩いて
たまにはハミもなくたぶん鞍もなく?背に乗って道を歩いて
キモチを通わせながら
どちらがリーダーとか優位とかという関係でもなく

なんだか夢のようだわ
(だいたいそもそも、道を馬が歩いてるっていうのが…)


その秘訣を
「自分のこころとからだの言葉を、
奥の奥まで、
ようく感じてみること。

そして、
『こころの言葉を外に出してはいけない』
という縛りを解いてみること。
そうやってはじめて、
自分のこころと体の言葉がつながり、
馬語を話せるようになるというわけ」


ふぉぉぉぉぉ

なんだかすごいのだ。

そして
なんともすてきなのだ。

posted by しろくま at 21:28| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年02月28日

〈十二国記〉再コンプリート♪

まぁたぶん3回か4回目くらいか…
(読みだすと止まらなくなるっていう)

今回は
 
を一番最後に読んだんですけども

だって、前半の女の子たちのグダグダが結構長いんだよね…

でも!!
ラストの鮮やかさと爽快感はこれがシリーズ中一番だなっ!
それに

これを先に読んでおかないと

を満喫できないし

そうそう更にその前には

を絶対に読んでおくべきだし

この図南の翼を楽しむためには
を先に読んでおかないといけないし!!!

ということでこのシリーズはやっぱり
順番に読むのがお勧めです…


今回読み返してしみじみ思ったのは

この世界
デキる人ほど昇仙が早い傾向にあるから(大器晩成…タイプの人は別として)
切れ者のかっこいいキャラクターがみんな若い。

今まで雁王の尚隆が好きでしたが
今回は桓魋(かんたい)のしぶーいカッコよさに気がついたよ♪♪


あーおもしろかった



そうそう
金曜日に「お話と絵本の会」でシリーズ1
 
がお題でした

大好きな本を、いろんな人たちと語り合えてすごいハッピーだったし
あぁそういう読み方もあるのね…!っていう発見もあってとても楽しかったです〜^^
posted by しろくま at 23:36| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年02月22日

もうあかん!「十二国記シリーズ」

今週の「子どもの本を読む会」のお題が
これなのです


月の影 影の海(上)(下)/十二国記シリーズの1 --- 小野不由美/著 新潮文庫

それで、久しぶりに読み返したらば

あきませんわ やっぱり これ まるで疫病のような(シツレイ)
一度読み始めたら最期手を離れず次々読むのをやめられず


風の海 迷宮の岸/十二国記シリーズの2 --- 小野不由美/著 新潮文庫
あぁぁぁぁ目が手が止まらないぃぃぃぃぃ


東の海神 西の滄海/十二国記シリーズの3 --- 小野不由美/著 新潮文庫
もうこれなんて、(本には載っていない)この十二国世界の
役所と官位の組織図書きながら読んだわよ。あら、マニア?

それでね。
これ以降のシリーズはわたし結構ホワイトハートのシリーズで読んだものだから
その後どうも「若干」加筆修正されて新潮文庫に採録されているそうなので

一挙に「8」
だって、順々に読んでいたら日常生活に深刻な支障をきたすんだもん…

黄昏の岸 暁の天/十二国記シリーズの8 --- 小野不由美/著 新潮文庫
これ買って読んでみた。(そしたらなんだかホワイトハート版とは変わらないみたいでしたが…)

あー堪能。

今回組織図を(すこし)書いてみたせいで前よりも
リアルにこの国のことが感じられた気がしたな

ともかくも異世界の造りこみの緻密さ
登場人物の際立った個性
漢文調の世界のリズム
が、なんとも好みなのでありまして

あと
この表紙と挿絵が、(守り人シリーズとは違って)
実は割と気に入っているのであります


新作でないかなーーーーー

posted by しろくま at 23:39| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年02月15日

「県庁おもてなし課」


県庁おもてなし課 --- 有川浩/著 角川文庫 2013

この表紙もいいですねぇ
本のタイトルの小さいこと!(いい感じ)

この人の本の中では「三匹のおっさん ふたたび」が一番好きだったけど
これも甲乙つけがたく好き。

なんといっても登場人物が際立ってて面白いし(特にわき役陣)

この作者独特の会話や地の文のスピード感が
嫌味なくケレン味なく(あるやつもあるから…)ここちよいです


あと
土佐弁がなんとなくうつる。

おもしろかった〜

巻末の対談はないほうがよい。
posted by しろくま at 22:41| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年02月09日

「幸福に驚く力」


幸福に驚く力 --- 清水眞砂子/著 かもがわ出版 2006

今日(てもう昨日か)ひょんなことから
うそ:実は講座のある日付を間違えちゃって
これ幸いと車を朝点検に出して預けてからきたものだから
結局4時間以上図書館で時間をつぶすことになってしまいまして

この本を含め数冊読みました
最初から最後まで一言一句残らず読んだのはこれ。
おもしろくて!!!

いっぱいメモも取ってしまった。自分の本じゃないから
ページに書き込みとかできないもんね。

なんか今あれこれ(柄になく)思い悩んでることへのヒントもいっぱいあって

それから
「そんなのフツーできないわよ!」っていう
肩の荷が下りる系のご発言も随所にあり^^


例によって折にふれ読み返したいところなどをメモっておきます

p31 フランクルの「それでも人生にイエスという」からの引用
「大切なのは、『人生に何を期待できるか』ではなく、
『人生が自分に何を期待しているか』を考えることだ」
「生きるとは、問われていること、答えること」



p34 「なんて残酷なことをしているんでしょう。子ども時代は、ひそかに蓄える時期なのに。
それを
(大人が)『表現しろ』とせっつくなんて」

アメリカの広告業者(の偉いさん)が、
「女性に自分の持っているものでは満足できなくさせるのが私たちの仕事だ」
それがコマーシャリズムだって言ったそうです

そうして「あれがなければ不安だ」という気持ちにさせる。
絶えず他人と比較し、心配し、不安にさせる。
p66 「今、おそらく子どもたちに押し寄せている物語は、
コマーシャリズムの物語か、学校の物語か、そのどちらかではないかという気がしますね」
「第3、第4の物語を提示するもののひとつに、実は児童文学を上げてもいいのではないかと思っています」

もちろん音楽や、スポーツなどとも並んで。

サトクリフの自伝「思い出の青い丘」から
「子どもには傷つく権利がある」
そして、アウシュビッツの若い画家とその息子のエピソードより
「ケガをする自由がある」

「ホロコーストとともに生きる」サラ・ロイより
彼女のお母さんのエピソードから
「同質の人間の中にいる限りは愛も寛容も学ぶことはできない」
彼女はこう言ってアメリカに移住し、妹はイスラエルへと、道を分かったのだとか。

p152 ル=グゥイン「夜の言葉」より引用
「なぜアメリカ人は龍が怖いか…ファンタジーや龍が出てくる話を、バリバリ働いている男たち、
ホワイトカラーの人たちは〈女子どものものだ〉と言ってバカにしているけれども、
実際は怖いんだ」

なぜかというと、
「ファンタジーの内なる真実が、自分たちが日々生きている人生のすべてのまやかしを明らかにし、
自分たちの足元をゆさぶるからだと」


p191 老人と子どもが共通して持っているのが
「日常の中にある幸福 に驚く力」

清水さんは曽野綾子さんはお好きではないみたいですが〜
河合隼雄さんにもちょこっと苦言を呈しているっぽいところが2か所くらいあったな。(* ̄m ̄)

pp179−
子どもの文学は、ハッピーエンディングでなければいけないけれど、
「ハッピーエンディングにするためには、いつも明るいことを書かなくてはいけないということではない。
その作家に人生を肯定する思想あるいは姿勢があれば、どんな酷いことを書いてもそれは読者に伝わるのです。
逆にそういう思想や姿勢がないと、どんなに明るく書いても虚しくて、読み終わったときにその作品はわたしたちの背中を押してくれない。
要は、作者が人間を信頼しているかどうか。人間に希望を持っているかどうかなんですね。
闇を書いていたっていいのです。闇だって当然書くべきです。
子どもはとうに見ているわけですし」


p210「わかり急ぐな。青春時代に、問いをたくさん抱えたら、生きられますよ」

「人の名前は、一番短い物語」



昔、子どものころ、「名前を集めてた」のを思い出したな…


などなど、これでも一部ですが。
翻訳について書いていらっしゃるところもおもしろかったな!
とにかく!


他の本たちのことは、ちょっと発酵させてから、ゆっくり書きますわ〜(たぶん)
posted by しろくま at 00:45| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年02月04日

「空飛ぶ広報室」


空飛ぶ広報室 --- 有川浩/著 幻冬舎 2012

単行本だしあとがき含め(わたしはあとがきも解説も(あれば)全部読むタイプ)461ページもあるし
結構なボリュームよ?
(軽くて読みやすいけど^^)

だけど
いま
いま
こういうものを読んでいる場合ではないのだぁぁぁぁぁぁ
(ちょっとたてこんでおります)

だから今日外出してたときも(電車の中で)わざと読まなかったのにぃぃぃぃぃ

なのに
全部読んじゃったのよねこれが。困ったものだ… 今日寝る時間あるかな...


構成がなんとも見事で!おもしろかったー
統幕は辞書引きました。わかんないよ。こんなのー
(飛行機関係もちんぷんかんぷんですが)
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2016年02月01日

「抱きしめよう、わが子のぜんぶ」


抱きしめよう、わが子のぜんぶ〜思春期に向けて、いちばん大切なこと〜 --- 佐々木正美/著 大和出版 2006

で、(ただいまマイブーム中)つぎはこれです。

考えてみたら↑は主に幼児期の子育ての話で
こっちは思春期の話。yeah♪

うちはちょうど思春期真っ只中っていうか
でもいわゆる「反抗期」は去年の7月にぴたりと終ったんですけども…


本書の概要ではなくって
心に残った部分を抜き書きしておきます(微妙にランダムであることをお断りしておいて…)
本当はねもう
ただ 読んでほしい!!ということで…

そうそう
オットに言わせればわたしはたいそう過保護なんだそうです
本書に「過保護はどれだけ過保護でもいい」ってあって少しうれしくなりました^^
でも
ちゃんとした子ども本位の過保護かどうか、注意しなくっちゃだわ…


「思春期以降の精神的な危機の問題は、
その最初のステップである乳幼児期に
親のいうことを聞かせすぎた結果であることが多いのです。
あるいは子どものいうことを聞いてあげながら育児をすることが不足した結果だといってもいいでしょう」

「コミュニケーションというのは、単なる会話ではなく、
心と心を通わせあうことです」

「本当の意味の自立とは、他者と安心して依存しあえることです」

「相手がどんな思いで、何を語ろうとしているのか。
純粋に興味を持ち、楽しみ、関心を持って聞くことです。
ひたすら聞く。『本気で聞く』のです。何か月も聞き続けます。
〜子どもの依存欲求は、『真剣に受けとめてくれた』と思えたときに満たされる〜より」

「私たちは言葉にならない子どものきもちをキャッチする努力が必要です」

(思春期になると自分のことをあまり話さなくなるので…というあとに)

「いじめる子どもは、基本的に人と共感することができません」

共感能力の欠如が
自分自身が共感されてこなかった…共感された経験の欠如からくるのであれば
(たぶんそうなのだと思うのだけど)
切ないことだなぁ

「つまり、自尊心が損なわれるような育てられ方をしてきたために、
自分を信じる力が弱く、他人のことも信じられない。劣等感が強い。
だから他人を攻撃することに抵抗がないのです」
「いじめの構造はすべて、優越感と劣等感の裏返しの構造です」

「お母さんが子どもを抱きしめられないのは、
自分が抱きしめられたいと思っているからです」

「自分が話すよりも、子どもにたくさん話してもらうことです」

「子どもの望んでいることを聞きすぎるのが『過保護』。
子どもが望んでもいないことをやらせすぎるのが『過剰干渉』」

「過保護が子どもを悪くすることはありません。
しかし、過剰干渉は子どもの自立を最も阻みます」

「手をかける”とは、心をかける”ことです」

「私は子育てをするうえで最も大切なことは、
子どもに生きていくための自信をつけてあげることだと考えています」

「子育て以上に価値のある仕事はありません」



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2016年01月31日

「花咲く日を楽しみに」


花咲く日を楽しみに〜子育ての悩みが消える32の答え〜 --- 佐々木正美/著 主婦の友社 2014

雑誌Comoに連載されていた、子育て相談コーナーの書籍化のようです

先日…

いつも読んでる佐々木先生のblog
響き合う心114 優越感と劣等感
にすご〜〜〜く感銘を受けまして

「優越感は必ず劣等感を背中合わせに持っている」
「競争原理、他人との比較で育てると優越感(劣等感)を持つようになる」
「仲間たちと共感し合いながら育っていると、自分が仲間よりよくできる点があった時には、優越感なんかにはならないで、ある種の誇り、非常に健康な喜びの感情を持つと思うんですね。逆に仲間の方がそういうものを持っていてくれれば仲間に対する共感とか尊敬の感情とかになるのです」


で、
また無性に佐々木先生のご本が読みたくなり…
(子どもへのまなざしシリーズは昔読んだものですが)
  
↑まさに名著だけれどももっと手に取りやすいお値段になるといいのにねぇ!


何冊か注文してしまった。うちの1冊。

まず
「聞く」
からはじまっているのが、素晴らしいというかなんというか。

まず「聞く」。
「人は誰でもそうですが
自分のいうことを聞いてくれた人のいうことを、
よく聞くものだからです」


そうやって
信頼関係をまず育てていくのだと思います

次は
「話す」

でもこれは
「親の思いを話すことは、極力控えめにするのがいいですね」


本書に載っている先生の言葉は
どれも心をうつのですけれど
↑の自尊心、優越感と劣等感の関連で言うと

「発達心理学者のエリック・エリクソンは、
『児童期の子どもの重要な発達課題は、友達から学び、友達に何かを教えることだ』と言っています。
それがおとなになったときの『社会的勤勉生』の土台になるというのです。
『社会的勤勉性』とは、人と交わりながら、社会に価値を生むように自分の力を発揮できることをいいますが、
その土台をつくるのが『児童期の友達との遊び』なのだとエリクソンは言っていますし、わたしも心からそう思います。
友達と遊べば遊ぶほど、人生を生き生きと歩む人になれるのです」


そしてこれが今の日本に決定的に不足しているのだと。(同感)

「『友達と遊ぶかわりに、野球チームやサッカー教室に入れる』という方もいます。
それ自体はいいのですが、遊びのかわりにはなりません」


今の引きこもりなどの現象も
「子ども時代の人間関係の絶対量が不足しているから」ではないかとおっしゃいます
親がつきあう友達を選んだり、もその一つ…


自分はそう育ってない、子どももそう育てなかった、という後悔があるならば
それはぜひ人との交わりを今からでも積み重ねて
とアドバイスされています
「人間は人間関係を通してしか、人間関係の不足を解決できません」

そしてぜひ
他人との比較ではなくて
子どもがその子であるからこそ大切であるということを(口でだけではなく!)伝えて
自尊心を育ててあげたいし
自分自身の自尊心もどうにかして手の中に持っていたいですよね

「わたしたちが犯罪行為をしないのは、『私はそんなことをする人間じゃない』という誇りや自尊心があるからなのです」


おしなべて語りかけが優しいです
質問者への思いやりが溢れています
(上記の「子どもへのまなざし」3冊よりももっと)

いい本だ―


そうそう
昨日行ってきました「絵本大学」で
先生がこんな言葉を紹介されてました(絵本大学についてはまた!書きますね〜)

以前スウェーデンを視察されたときに
まるで「スウェーデン版教育勅語」のように(大切に)されていた言葉だそうです

「私は子どものころに本当に遊んで遊んで
遊び死ななかったのが不思議なくらい」

国民的作家リンドグレーンの言葉だそうです

(ちゅん2と親友のSくんが小学生のころ「あそんであそんであそびまくる!」と言ってたのを思い出した^^)

posted by しろくま at 22:47| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年01月26日

「ココロでやせるダイエット」


ココロでやせるダイエット --- 心屋仁之助、和田ゆみこ/著 PHP研究所 2016

以前「微食」をやってみたときに
「意識」と「空腹感」のすごいかかわりにびっくりしたんですけども

つい先日朝ごはんをバナナくらいしか食べてなくってお昼も食べはぐれて
3時頃だったかな
「頭で」あぁ〜〜食べてないー!
って思ったときの空腹感の半端なかったこと!

空腹感っていうか
「食べたい」衝動っていうかさ。

そんなときにあの微食の時は…ってやっぱり思い出すのであります
「意識」のすごい力。

でもって
この本は
この和田さんって方の「意識を変えたことによるダイエットの顛末」

ええと、意識って言いますか
この場合は
深層心理ですかねぇ…

潜在意識の中で自分を規定していたそのとらわれに気づいて操作することで
自分自身をデザインされたってことなのさ
そのひとつが
体型(ダイエット)


心屋さんの解説がついています

それにしてもこの和田さんってすごいのよ
減った体重もすごいんだけどわたしからしたらそれよりも
「お料理好き」だったのに!!(それだけでもすごいやん)
「実は違った」って気がつくってアナタ!!!


いやー
わたしも
あやかりたいわ!
って
自分の心のからくりを
ひもとけるかな…


この本
この辺り
要はおんなじ
自分を本当に大切にするってことなんだよなぁ


posted by しろくま at 00:44| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年01月19日

「元競走馬のオレっち」


元競走馬のオレっち --- おがわじゅり 幻冬舎コミックス 2008


じつは続編を最初に読んでしまったのだ
ということで
これがオリジナル。さいしょ。

オレっちが「あんた競走馬に向かないわ」って放出されるところから始まるー
まるで
宇宙戦艦ヤマトが地球の滅亡からはじまったみたいにー


オレっち
かわいい……


彼ら(経済動物としての馬)の運命が切ない。

甘くておいしくてほろ苦な読後感です

posted by しろくま at 20:44| Comment(0) | こんなん読みました^^

「三匹のおっさん ふたたび」


三匹のおっさん ふたたび --- 有川浩/著 新潮文庫 2015


おもしろかった!

イマドキのこざかしいコドモとか
せっかくの回る頭を悪事(詐欺とかさ)に使うやつらとか
自分のことしか考えない大人や視野の狭い大人や

そんなのを嘆きたくなりますよね

1 よりも重い話題がなくってこっちの方が読みやすかったわよ
ちゅん2には先にこっちを勧めたいが…(でももう持ち去られた様子である)

posted by しろくま at 20:28| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年01月15日

「オレっち」シリーズ


元競走馬のオレっち 〜先輩はつらいよ!編〜 --- おがわじゅり/作 幻冬舎コミックス 2010


元競走馬のオレっち 〜ライバル現る?編〜 --- おがわじゅり 幻冬舎コミックス 2013


元競走馬のオレっち 〜みんなの日常編〜 --- おがわじゅり 幻冬舎コミックス 2014


オレっち4コマ 馬のあるある --- おがわじゅり 幻冬舎コミックス 2015

乱読。満足!
この人の馬のイラストがかわいくって大好き〜〜〜
ストーリーはあまりひねりはないのですけど素朴で
特に母子ものはうるうるきてしまった。

それから
初心者の与那嶺さんのキモチわかりすぎ。
(それにしてもしょっちゅう馬場通ってます?いいなー)

わたしもがんばる…




posted by しろくま at 21:35| Comment(0) | こんなん読みました^^

「モノが減ると心は潤う 簡単『断捨離』生活」


モノが減ると心は潤う 簡単「断捨離」生活 --- やましたひでこ/著 大和書房 2015

断捨離本の一番新しいのみたい?です
先日整体の講座に行ったときに先生がお勧めされてて
(本書にも登場されてましたゎ)
断捨離本っていっぱいでてるけどどれがいいかわからんなと思ったのでこれを買ってみました

読んでると
やましたひでこさんのパワーを一部ちょっといただける気がするっていうか
あーわたしもあれやこれやを片付けてすっきりしよう!って意欲がふつふつと…

湧いてきた気がする。

文中に出てくるのはやましたさんの一人暮らしのご自宅です
すごいすっきりしてて素敵で
まねしたいーーあやかりたいーーーー
わたしも
好きなものだけに囲まれて過ごしたい!ってしみじみ思いました
でも

あのー
寝室だけはいかがなものかと思いまする
殺風景っていうか学生の部屋みたいだわ。



こういうのは何冊読んでも盛り上がって盛り下がって結局元に戻ってしまうのだけど
この本は読み返すことでカンフル剤的に使えそう。

ところで
日本では「断捨離」のやましたさんの方が有名な気がするけど
(本も死ぬほど出てる…)
国際的にはダントツで「ときめき」のこんまりさんですよね?(たぶん)

あの
「断捨離」ってのが、ニュアンスも含めて、伝わりづらいのかしら。どうなんだろうね?


posted by しろくま at 21:17| Comment(2) | こんなん読みました^^

「三匹のおっさん」


三匹のおっさん --- 有川浩/著 

昨日朝からみょーーーに調子が悪くて
予定をキャンセルしてずっと寝てたらずいぶんよくなりました^^
(やっぱりわたしは寝るのが一番…)

とはいえ明日は5時起きで台湾…なので、今日も行動セーブです。
でも
荷造りしなくっちゃー

この本はちょっと前にですが読みだしたら止まらなくなって
一日で無理やり読んじゃった
今ここでご紹介しようと思ったら見当たらないので
たぶん
ちゅん2がもって行ったんじゃないかな…

(一応受験生なんだけどゲームとTVと雑誌と本読む暇はあるらしいゎ)

だから細かいところはご紹介できませんが!!
爆笑しながら読みました

若奥さんが「社会に出たことない」のをバカにしすぎかなーとは
思いましたけどもっ


有川さんのはわたしこれが一番好きかもー

posted by しろくま at 21:07| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年01月12日

「ヒア・カムズ・ザ・サン」


ヒア・カムズ・ザ・サン --- 有川浩/著 新潮文庫 2013

有川さんの本はテンポよく読めるのでお出かけのちょこちょこ読みにもうってつけ。
昨日整体の講座に出かけていて
待ち時間や電車の中でこういうのがあるとホント嬉しい〜

二つの物語が収録されていて
主人公は同じで
でも周りがちょっとずつあるいは結構違ってて
なんていうかパラレルワールド的な。(と、本の中にも書いてある)

とくに
2番目の物語がね
ぐっときてしまった。ラストは結構涙涙。


とはいえ
ずーっとあたまのなかで
ビートルズが鳴り響いているんですけれどもねぇ。
イマドキの若い読者はご存じかしら。有名だからもしかしたら結構…

posted by しろくま at 12:16| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年01月08日

「60歳で夢を見つけた」


60歳で夢を見つけた〜動物園長、世界を駆ける〜 --- 増井光子/著 紀伊国屋書店 2005


ちょうど、年末に読みかけていて、
大掃除をしたときにどこかに片づけてしまってわからなくなり
今日また見つけて読み終えたところ。

この方は獣医さんで結構な有名どころの動物園の園長さんなんだけれども
還暦近くになってから乗馬の「エンデュランス競技」を始められて
70を過ぎても第一線で(生選手権にも出場)競技生活をされているという…


すごいでしょ。すごいじゃん!
でも読んでみると、乗馬自体はお若い頃(獣医学部の学生のころ)からたしなまれていたとのことで

なーんだ

若干思いましたが
(四十路で乗馬を始めたわたくしですので)


とはいえ
(そんな風にちょっぴりがっかりはしたものの)
競技としてみれば
馬術や
障害飛越みたいなのよりも
エンデュランス、魅力的だわー

個人的には競技ではなくって外乗みたいなのんびり楽しむのが好みですけれども。


各国のエンデュランス競技の様子がそれぞれおもしろかったです。
それに
馬を大切にしている様子も…
中でも、馬のふるまいから
どうも飼い方というか、接し方が、根本的に日本と欧米では違うのではないか
って書いていらっしゃるところが興味深かった。


乗馬は高齢になっても(ある程度上手になっていれば)楽しめるものね。
楽しみ楽しみ♪

posted by しろくま at 01:14| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年01月07日

「求めない」「LIFE」


求めない --- 加島祥造/著 小学館 2007

加島さんが年末に亡くなったと昨日の新聞にありました

久しぶりにこの本を出してきて読みました
詩集というより一冊丸々ひとつの詩。

「求めない」…


おなかにガツンとくる言葉がたくさん…

「『頭』だけで求めると、求めすぎる。
『体』が求めることを『頭』は押しのけて
別のものを求めるんだ。
しまいに余計なものまで求めるんだ」

「わたしたちは
体の願いを頭で無視するからね」


以上は(はじめに)より

「求めない―――
すると
自分の好きなことができるようになる」

「求めない―――
すると
人のいうことが前より
よく分かるようになる
そして
ひとの話をよく聞くようになる」

「求めない―――
すると
子どものころのあの喜びを
実感するよ」

「求めない―――
すると自分が
無意識にさがしていたものに気づく」

「求めない―――
すると
自分の心がどこへ行きたいのか
分かる」

「求めない―――
すると
自分の声がきこえてくる」

「求めない―――
すると自分が
自分の主人になる

だって求める限り
君は、求めるものの
従者だもの」


と、いいつつ
人は何も求めないことなんてありえない
って加島さんは言うんですよね

体が求めることは当然。
頭が求めることも当然。
この両方は必要。

「ただね
いまの君は、
体と頭のどちらの求めに
より多く従っているか。
体よりも頭が威張っていて
よけいに求めすぎていないか―――
頭は欲張りなんだ。そしてしばしば
頭に引っ張られて
体もせっせと動きすぎるんだ」


「一切なにも求めるな、
と言うんじゃぁないんだ
どうしようか、
と迷ったとき
求めない―――と
言ってみるといい。
すると
気が楽になるのさ」


p145からの
バリ島の海でスコールにあい潜ったときのことは
すごいです
水面は荒れていても
海の中は
無心で、求めず、潜った海の中には静けさと美が

「ただね、
じきに浮きあがったのさ―――
息が続かないんだ。
じっさい人間は、
意識というサワガシイ水面に
生きる存在でね、
『求めない』ものの国には
長くはいられないのさ」



でもね、
それでも
「求めない」ことを求め続けてみたい

あれ?

(* ̄m ̄)



一緒にこっちも本棚からだしてきました

LIFE --- 加島祥造/書・画・文 PARCO出版 2007

これは加島さんによる文人画集+エッセイ
です
50代で書道を始められて
その後墨絵も描くようになられたのだとか
そしてもとより詩人


研究されていた老子――Tao――からの言葉が(も)たくさん書かれています


老子の「無為」は
「『何もしないこと』ではなくて、
自分の内なるリズムに従ってゆったりと過ごすことなのだ」


そうしてひとりひとりが自分の自分だけのリズムに従って
世の中の他人のリズムに無理やり自分を合わせないで生きるようになればたぶんきっと

「ひとりひとりが静かになれば
平和な世の中が訪れると老子は言うのだ」




ときおり読み返したい本
わたしも
「求めない」「どちらか迷ったら『求めない』方を」

やってみよう

posted by しろくま at 23:57| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年12月28日

「だれもが知ってる小さな国」


だれもが知ってる小さな国 --- 有川浩/著 講談社 2015

この頃有川さんの本連読。で
この表紙…!!!????

読むしかないっしょ、ということで、早速〜


ですが
ええと
面白かったんだけれども

さいごの怒涛の種明かしはなんというか、興ざめ。
やっぱり
子どもに、というより大人向きのおはなしだし。

「しれっと」は一回も出てこなかったけどさ。(たぶん)

これ
(わたしの中の定義では)ファンタジーとは言わないわ…

あれ?でも
何でそう思うんだろう?
ファンタジーって何だろう?(自分の中の定義もはっきりしないのだ)

「ファンタジー論」を読めば(そう思った理由や是非が)わかるかな…


ちょっと納得できなかった本でした。ううむ。



2010年7月にこの本

を読み返したときのblogには(今は消えてて、コピーがあるので探してみました)
「ふしぎで、細やかで、豊か」
ってワタシ感想を書いてるんですよね

有川版は、ふしぎで、細やかで、豊か、では、なかったかもなぁ…
posted by しろくま at 02:20| Comment(0) | こんなん読みました^^

「海の底」


海の底 --- 有川浩/著 角川文庫 2009

この方のミリタリーものを読むといつも思うんですけども
最初はテクニカルタームの連打がなかなかにハードですこしくじけそうになるのですけど
(本書では特に最初かなりグロかったし…)

それを乗り越えるとぐんと面白くなって。

この主人公は「クジラの彼」で後日譚を読んでいましたので
最初から結構親近感が持てて
いっそう入り込みやすかったでーす

つい先日読んだ"Wonder"
子どもたち(この本では中学生で、wonderは10歳だったけど、なんかそう違わないような感じなのよね)の中のbullyな様子が似ていて
だけどその解決の方法が違ってて二つを比較すると興味深かった。

まぁあちらは児童文学でこっちは大人向けのライトノベルだけれども。



「有事の人材は平時にはいびつなものです」

って
曹操のキャッチフレーズ「治世の能臣、乱世の奸雄」を思い出すわねぇ
(これはむかしむかしちゅん2に教えてもらった)

それと

「レガリスまんじゅう」には、笑った!!



そして表紙は絶対にこっちだとわたしも思います。(あとがきより)
posted by しろくま at 02:10| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年12月20日

「空の中」


空の中 --- 有川浩/著 角川文庫 2008

これ面白かったわ〜〜

今まで読んだ、有川さんの本の中では一番好きかも。

どの作品(長編)にも、突拍子もない設定が出てきますが
(えええファンタジーともいえる?)
それが、この本ではなんともかわいらしい(未知の)生き物で。

あと
出てくる女の子がみんな気が強くて笑ってしまいます


「彼らは世界を明らかにすることで世界に挑んでいるようにも見えた」

これは、人類のこと
posted by しろくま at 14:50| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年12月18日

「塩の街」


文庫本のつもりだったから、(なぜか)
分厚くて立派な単行本が届いてびっくりした〜(古本だけど)

有川浩さんのデビュー作(書き直し&加筆済み)だそうです。

このひとのは、図書館戦争シリーズとか、自衛官ラブコメシリーズとか
(あ、これも?)
設定は結構振り切ってて
あと会話の常套句口調などになかなかついていけない時もあるんだけれども

でもなんか面白いのよねぇ。

地球外生命体(でも鉱物)が降ってきて日本が絶滅しかかるって
奇想天外だけれども
図書館戦争よりわたしはこっちが
好きかも。

番外編の、一番最後の「旅の終わり」っていう章は
結構泣けたなー!


そうかぁ
こういう路線の延長の、図書館戦争なんだなぁってなんか納得してました


早速2作目を読みふけり中。こんども航空自衛隊かー。マニアね〜^^

posted by しろくま at 23:14| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年12月16日

「『神様アンテナ』を磨く方法」


「神様アンテナ」を磨く方法 --- 桜井識子/著 KADOKAWA 2015

出たばっかりの識子さんの新刊です^^

あーやっぱり、この方の本は、たまに読むと、ほっこりするなぁ。
そして
神社仏閣に行きたくなります 神さまや仏さまに会いに…


今回のこの本は、
神社を訪う時の忌みものである「穢れ」「喪」の解説が詳しいです。

それから
金運とトイレ(の神様)について。

引っ越しと神様の計らいについて。

「この者にしたことはわたしにしたことである」っていう
特に今の時期思い出すキリストの言葉と同じようなこと(天に徳を積むこと)についても。

仏様と神様の、神社仏閣での存在の違いについて。
これは特におもしろかったな


このごろね
ある方にアドバイスしていただいたこともあって
自分を守ってくれている「天使」とよくコミュニケーションするようにしているんです
(まぁ、ほぼ一方的に話しかけているだけなんですが...)

それで(少し慣れてきたから)かもしれないし
この本の「氣」がそうさせてくれてる(ここでも感じてる)からかもしれないんですけど

読んでいる間、なんだか ぴっ! ぴっ!と閃く瞬間が幾度もありまして
ちょっと不思議なような?
閃いているようですがきっと天使とか神様とかが話しかけてくれているんだろうなーって
思うんですけど(あれ?イタイです?)(* ̄m ̄)えへえへ


また2つほど発見!があったのだ ヽ(^◇^*)/


★ひとつはー

ご縁を下さる神様たちが、今こうやって守ってくださって
今のしあわせがあるのだから
いつか暗転するかも...なんって、不安に思わなくってもいいんだぁ♪

ってこと。
ただし、自分で決めて(生まれて)きた、修行的な出来事は別かもしれないですけど...
(それにしたって守ってくださっているはず)

これ
すごい安心する…


★もうひとつはー

たとえば自分ができること知っていることを誰かとシェアして
その聞いたほうの人がすぐに実行してくれてわたしの(楽しみにしてた)機会がなくなってしまったときなんかに

ビックリしたりちょっぴりムッとしたり(ちっさ!)したことも実はあるんですけれども

でもこれってさ。
結局誰かがそのことで楽しんでくれたりうれしく思ってくれたりしているのなら
それはありがたい嬉しいことで
誰がやったとかっていうのはどうでもよいこと
誰がやってもよいこと
で、
する人が増えたってことはさらによいこと
ですよねー

そして心からそう思えることができるのならば
これは
わたしわたし!っていうエゴを減らして(←これだったかなぁ。ほかの本にもあった気がするんだけど…)いける(更にありがたい)ことなんだなぁって…


うひひ。嬉しいです


さて
肝心の熊野行きでございますが

12月も半ばを過ぎ、心づもりをしていた日も1日2日あったのですけども
その都度なんだかんだと差し障りができて
なんとまだ行けないでおります

今はまだその時じゃないってことなのかなぁ。
(雪が道にないときに行きたいものですが)

posted by しろくま at 09:45| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年12月13日

「馬と話す男」


Monty Roberts 馬と話す男〜サラブレッドの心をつかむ 世界的調教師モンティ・ロバーツの半生〜 モンティ・ロバーツ/著 東江一紀/訳 徳間書店 1998

読み終わってちょっと日が経ってしまったのですが
まだ感動も新鮮
すごいいい本でした!!

(邦訳は絶版なのか定価で手に入らないんだけど、原書はpaperbackが安価で買えます)

アメリカ西部の生まれで
両親は馬の飼育・調教・馬術学校の経営などをしていて
小さいころから馬に親しんで育ったのですけど

当時の馬を痛めつける残酷な調教になじめず疑問を抱き…

お父さんと衝突しながら
自力で、「馬の言葉」を見つけ習得していく…

という
伝説のカリスマ調教師、モンティ・ロバーツの自伝です


この「著者紹介」に載っている写真がねーーーーー
montyroberts.jpg
何とも素敵で!!
(とりわけお馬さんの顔が^^)

この本、原題は
"The Man Who Listens to Horses" なんです

馬の言葉に耳を傾ける男

なんですよね
このタイトルがこの本を全て語っています

馬への傾聴なんだなぁ


中でも感動したのは
10代のころ、ムスタング(アメリカの野生馬)を捕獲に行ったネヴァダで
ムスタングの群れに出会いそのコミュニケーションを観察する日々のところと

コヨーテに襲われた老鹿を助け
鹿とのコミュニケーションの中から馬語(鹿語とおんなじなんだって!)をより
理解していくところと

次のくだり
「健康を回復すると(注:このグレッグという人は、運動神経抜群だったんだけれど、高校生の時事故で大けがを負いました)
グレッグは両親の協力を得て、ブラッキーという華麗な名前の馬を買った。
その時ブラッキーは八歳くらいで、価格は、上等な鞍とセットで350ドルだった

(注:ものすごく安いということ)」

「今から振り返ると、あの馬を見て笑った自分が決定的にまちがっていた。
ブラッキーは、グレッグにとって世界で一番大切な馬だった。
実際、やがて第一級の飼育家となるグレッグ・ウォードを育てたという意味で、労働馬飼育業界に最も貢献した馬だと言っていい」


本書では何千ドル、何万ドル、何百万ドル…という馬の話がいっぱい出てくるだけに
とりわけ心に残ります


「馬には『絶対にやれ』と言ってはならない。
むしろ、『やってほしいんだけどな』と誘いかけてみるべきなのだ」

「わたしは、自分の馬場に一本の鞭も持ち込ませないようにしている」





こんな風に馬と仲よくなりたいなぁ

posted by しろくま at 21:43| Comment(2) | こんなん読みました^^

2015年12月01日

「霊をよぶ人たち」

reiwoyobu.jpg
霊をよぶ人たち ちくま少年図書館96 社会の本 --- 烏兎沼宏之/著 筑摩書房 1985

中学校の図書室でふと見かけたのです
面白そうだったので借りてきました
著者は(もう故人ですが)山形県の中学校の校長先生です

お若いころから、地元の民俗を調査され
なかでも
「オナカマ」(他に「ワカ」「ミコ」とも)というイタコのような口寄せ巫女習俗…盲目の女性によってなされていたそうです…について
幼少から身近であったその方々の行や道具や、その来歴などを
ライフワークとして調査された市井の郷土史学者・民俗学者でいらっしゃったようです

地図も載っていて
矯めつ眇めつしながら本文を読んでいましたが
山形ってなじみないなーーーなんて思ってたんですけどもそういえば
高校の修学旅行で天童に行ったっけ!
(この本の舞台中山町は天童市の西に隣接しています)

移動中バスの車窓から見たあのあたりの、米どころの風景、
なぜだか印象的で覚えてます^^


ほほー
そうかぁ


この本はそんな「オナカマ」習俗の巫術?の描写からはじまって

道具のこと
オナカマさんたちが信仰した観音様(岩谷十八夜観音)のこと
オナカマになるまでの修行のこと
南シベリアのシャーマニズムとの類似点やつながりについて
フィールドワークの様子なども
たいそうおもしろい。

校長先生が、生徒に話しているような温かみのある語り口で

すごいおもしろかったです。
いまの中学生こういうの読むかなぁ。読んでほしいなぁ

巻末に載っている「ちくま少年図書館」の既刊本一覧(100冊)も
おもしろそうだなぁ
読みたいなー
というのがたくさんありました

ジャンルはバラバラ
たぶんすべて
十代の人たちに読んでもらいたい!!という熱意で発行された本のような気がしました


一度岩谷を訪れてみたい。

posted by しろくま at 13:31| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年11月25日

「子どもに絵本を届ける大人の心構え」


子どもに絵本を届ける大人の心構え --- 藤井勇市/著 「絵本で子育て」センター 2014

絵本の読み聞かせ教室で、紹介されていた本。
とっても社会的な問題意識で(原発のこととか政治のこととか)
ただふわふわと楽しいかわいらしいあどけない世界じゃないのよね
だからこそ
子どもたちに絵本を差し出す人たち(もちろんお母さんも含めて)は
今の自分たちの立ち位置(世界のこと・そして自分自身のこと)を認識していないと間違うんだわ。

うふうふ。

絵本を読み聞かせて感謝されようなんて思っているボランティアは
道の掃除でもしているほうがよい(若干意訳)
なんていうのも辛口で私は好きです。
だってホントそうだと思うもの


個人的に読んでうれしかったのはこのくだり。

「読む本、読んだ本だけしかない家庭の本棚は、何か寂しい気がしませんか。
まだ読んでない本、これから先読まないかもしれない本があることによって、
はじめて家庭での読書の環境は豊かなものになるのではないか」


大量の積読本に若干後ろめたい気持ちがあったわたしにはとってもうれしい言葉でした

ひゃっほー!


この本とは直接関係ないんだけれどもわたしは個人的な好みとしては
「絵本で子育て」よりも「おはなしで子育て」志向であります
(「で」というのもホントは若干違って、「おはなしとともに子育て」かなぁ)


本書でも
「絵本とは、いわゆる本の形をしたものだけをいうのではありません。
育った村の風のそよぎ、木々の揺らぎ、雲の流れ、おばあちゃんのあたたかなお話、
おふくろの忙しく立ち働く姿、
それらすべてが私にとっての絵本です。
そういうものが人間と人間をつなぐ『絵本』ではないでしょうか。
そういうたくさんのものを心と身体全体で吸収して、子どもたちが本当の意味での『大人』として育っていくのです。
そういうものを、私は絵本と呼びたいと思います」


とおっしゃっているので
きっとこの方と思いはそう違わないのじゃないかなと思いました




posted by しろくま at 12:06| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年11月23日

「To Honor The Earth 大地の天使たち」


To Honor The Earth 大地の天使たち --- ドロシー・マクレーン/著 山川紘矢・亜希子/訳 日本教文社 1997

先日とある方にお会いした時に 天使ともっと会話して?って言われて
そっかーと思いまして

ふとこの本が目について読んでみました

著者は、あのフィンドホーン農場の創始者のおひとりで
土地や草花の聖霊と話をしたり相談しながら荒れ地に農場をつくった…
ってことで有名な方なのですが

(日本では寺山心一翁さんがここをご紹介されてて著名かと)

本の趣向自体はあのTalks with Treesとよく似ていますが
あちらが日常のささやかでかわいらしい植物たちとの会話であったのに対して
こちらはもっと地球規模…

ってかんじです
(写真もとても素敵です)

なんかさぁ
自分をとりまく(目には見えないけど)たくさんのspiritたちと
その存在を感じられて、しかも同調できるんだよって
しっているだけでささやかな毎日が全く違う素敵なものになるよね

さっき車でお買い物に行きましたけども
ちょうど紅葉がきれいできれいで
あ、そうだとおもって(運転しながら)tuningしてみたらもう世界が一瞬で変わって
胸が震えるようでした

いつも覚えてはいられないかもしれないけども
時々ちゃんと思い出していよう…


いくつか、時折思い出したいことをメモっておきます

「私は、植物だけでなく、自分自身の体も光であると想像する練習をしました。
すると驚いたことに、私の体はそれまでよりもずっと生命力にあふれ、躍動的になり、体重まで軽くなったのです!」

「何をやるにしても、喜びとともに行なうのでなければ価値がありません。
どんな行動であっても、喜び以外の動機から行なうのであれば、良い結果は得られません。
たとえば、もし、花が義務として成長したなら、見る人の心をなごませることなどできるでしょうか?
――――果樹のディーバたち」


「力ではなく、愛を大切にした方が、子育ては良い結果を生みます。
力はすぐに結果をもたらすかもしれませんが、次々と連鎖反応を引き起こしてしまいます。
わたしたちに対しても、同じことが言えます(後略)
――――キツネノテブクロのディーバ」


「どんなに小さな行為であっても、それが全体のためのものであれば、
非常に大きな貢献です。
自分は無力だと思ってはいけません。(後略)
――――地球の天使」



posted by しろくま at 13:23| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年11月22日

「ラブコメ今昔」「阪急電車」「レインツリーの国」

明日(たぶん)おいしいおかゆのこと書く
なんて言っておりましたが

その明日の夕方にちゅん2が骨折しまして
(左腕の橈骨と尺骨の両方折りよった)

連休なのにな〜〜〜〜(病院がほとんど開いてない)
んで、blog書きにくるどころではございませんでしたが

病院の待合室も含めて有川浩ばかり3冊読んだ。

ラブコメ今昔 --- 有川浩/著 角川文庫 2008


阪急電車 --- 有川浩/著 幻冬舎文庫 2008


レインツリーの国 --- 有川浩/著 新潮文庫 2006
(出版年はどれも文庫ではなくて初出の年だと思います)

有川さんの本はたまにムりなときもあるんだけど
基本的に流れとノリがよくて面白いし

この三冊は、いままでなかなか読もうって気にならなかったものばかりだけれども
どれも
読んでてほろっとくるシーンがあるのよね

人物は結構類型的でしんどいときもあるけども...

おもしろかったです。
(阪急電車、神戸線も書いてほしい〜)

posted by しろくま at 22:01| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年11月03日

「悩んでいた母親が一瞬で救われた子育ての話」


悩んでいた母親が一瞬で救われた子育ての話 --- 平光雄/著 致知出版 2015

著者は元小学校の先生(学級担任を32年間)だそうです

これ、いい本でした!

親はどんと構えて、長い目で子どものことをみましょう
っていう概ねそんな趣旨ですけども
今の親子関係によくみられる特徴を的確に衝いていらして

わたしはどうしたってちゅん2が小5のころのクラスを思い出しました

うちの小学校ではとくに高学年になるとクラスが荒れることが多いんです

傍目にみたら子どものストレス過多なんだけどな…(受験率80%はあるのよ)

でも
ちゅん2は受験もしなかったし塾も行っていなかったしね
(でも一緒にあれこれやんちゃしてたようです)
一筋縄ではいかないのだ。

で、その時にね
やっぱりお母さんたちの間からこれはまずいってことになってね
担任の先生の欠点をあげつらうようなこともあったりね
何度か保護者会やらしましたよ。
実際に困っているお母さんもいたし
先頭に立って糾弾する意志の強いお母さんもいたりね

そんな方々の話を聞いていると、なんだか確かにひどいような気がして
でも
藤田浩子さんのご本に「教師を責めるより自分の胸に手を当てて考えてみましょう」
みたいなくだりがあってそれもそうよねと思ったりね
わたしはブレブレでしたが

この本からいくつかご紹介します
「たくさんの対人トラブルを見てきて、すぐに解決しないのは、
何か働きかけが足りないから、何かがおかしいからという場合ばかりではないことが分かりました」

確かに、引いて見る(その間とくに当事者の親には忍耐が必要だけれどもね)、っていう選択もとても大事で
人のせいにしている限り拙速に解決を求めてしまうのだよね。
「簡単に『すっきり』を求めては、弊害があることも多いのです」

「『こんなことがあっては、子どもの心に傷がつく』と騒ぎ立てている親」


あーこれ、あったかも。
具体的な話にいろんな人が参加するとなんだか方向がぶれていくのよね
でね、この先生はこうおっしゃいます

「子どもには、成長のため、『悩む権利』があるのです」


全部が全部、もちろん、これで様子見すべき、っていうわけではないでしょう
(介入が必要な場合もあるでしょう)でも、
子どもには悩んで成長する権利がある、
って思っているのとそうでないのとでは、親の方の物の見方、覚悟が違ってくるよね。



「子どもがきちんと成長していれば、親に忍耐や変革を要求するものだ」

これはハイ、本当に!!
わたしの実感だし、それが、(過ぎてから思うと)子どもと暮らす醍醐味である気もします

ちゅん2が反抗期真っただ中だった時は、(ついこの前までですが)
ホントにいろいろ試行錯誤して
みんな工夫されてることだと思うけど、機嫌のいい時を見計らってちょっと話をしたりだとか
この本にもそういう時がチャンス!ってありましたけど
(いまだってふと反省することって日々多いですけどね)
その前段として、親の言うことをちっとも聞かなくなるのは
「自立心が育っている証拠で、『何でも言うことを聞く子』よりはるかに頼もしい」
「これは親として喜ばしいこと」

ってまぁこれだけでも励まされる気がしますよね

(言うことを聞く素直な子、っていうのはアルイミ親よりも懐が深いわけで、
その心の中を思うとわたしは胸が詰まる思いがありますが…)



「楽すれば楽が邪魔して楽ならず、楽せぬ楽がはるか楽々」
(これは社会教育家の田中真澄氏の言葉で、富山の薬売りに伝わる教えだそうです)

コレ、ちゅん2が赤ちゃんの時に実感しました。
アルイミbabyのころに手をかけておくと、あとからが楽々。
(たとえば母乳で育てておくと、はじめだけちょっと大変だったけど、外出が楽だしこどもの噛む力もつくし姿勢もよくなるし虫歯もできない…とかそういうことがいろいろありました)

えへ。人生の他の局面にももっと参考にしなくっちゃだわ。


最後に、↑にも引用したのと近いことですが

「せっかちな『原因』探し、『犯人』捜しが、本人を余計に追い込んでしまうことが多いのです。
『どうしたの?』『何がいやなの?』『いやなことがあるの?』などなど、激しく問い詰められれば、その子は何かの原因を語ります。しかし、行ってしまった以上、引っ込みもつかなくなる。

(中略)
グレーゾーンは気分が悪いものです。できれば早期に解決したい。
しかし、ときには、その欲求は親のエゴではないか、親の耐える力の不足ではないかと思い直してみることも必要です。
子どもの成長の過程で、グレーゾーンに耐えなければならない時もあるのです。
子どもの問題で、親自身の気持ちを優先させてはいけないのです」


今起こっているいろいろなムズカシイことは、
「親が不安だから」ってこと、ありそうだよね...


字も大きめで読みやすいです
これは教師の立場から親にばかり改めるようアドバイスしているようですけれども
(非難してるわけじゃないんだけどね…そう受け取っちゃう人もいそうだわ)

一転教師に向けて「プロであれ」というこの方の本もあります。今そっちを読んでます



posted by しろくま at 12:33| Comment(0) | こんなん読みました^^

「ヤマト人への手紙」


ヤマト人への手紙 --- 赤塚高仁/著 きれい・ねっと 2015

この方の講演会が結構面白かったので
読んでみました
読んで2日ほどたちますがなんていうか…
すぐに感想を書く気にならなかったわ(だからちょっと忘れてるかも)

イスラエルの民と「ヤマト人」(日本人のこと)に結構な共通点があること
「天皇はキリスト」
…ってなんだかどこかで聞いたような…

こういうことをおっしゃる方って今結構多いのだわ。
自分の国に誇りを持つのは素敵なことだし、いいことだと思うけれども
自分の国だけ特別だぁって思うのはやっぱり なんだかバランスを欠く気がするし
(この方がおっしゃる「日本は特別」っていう根拠はわたしには判断できませんが)

今上天皇が平和を祈念される素晴らしい方だっていうのは同感ですが

この方の言うように
日本書紀の時代から代々そうだったというわけではなさそうでしょう
元々その地に住んでいた民族を滅ぼしまくっているじゃあないですか
人間ではないように呼んで


よき面に光を当てて暗い面に目をつぶっているような気がする


でもね、一つ思ったのは

第2次世界大戦後、わたしたちの国は、「自分たちで」
この戦争のことをしっかり振り返って議論してこなかったよね
反省一方でも
評価一方でもない

それが、今のいろいろな問題・状況を生んでいる気がするわ

つくづく、議論が下手な、そして水に流す、「禊」文化の国民なのだわ…




posted by しろくま at 11:31| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年10月29日

「南極のペンギン」


南極のペンギン --- 高倉健/著 唐仁原教久/絵 集英社文庫 2003

本屋さんに行くとついついついで買いをしてしまう。

集英社文庫あたりをあさっていまして
ふとこの本を手に取りました
文字が大きくてすぐに読めそう。電車の中トカの時間つぶしにいいかも。
表紙のペンギンの後ろ姿にも惹かれました


高倉健さん

演技はわたしあんまり好みではなかったけれども
(とはいえ、八甲田山とか恐ろしくってみれない映画も多々)

でも
心の柔らかい人だったんだなぁ
そのやわらかさをを護る強面でいらしたのかも(役柄ですが)

「ぼくの仕事は俳優だから、よくひとから拍手される。
でも、拍手されるより、拍手するほうが、ずっと心がゆたかになる」



比叡山の千日回峰行のことも
たまたまつい先日、「堂入り」満了されたということがニュースになっていたので
とてもタイムリーなのですが

TVや新聞での解説よりもこの健さんの文章の方が行の様子がずっとよくわかる。


星のきれいな石垣島の子どもたちに天体望遠鏡を贈ったんだけれども
「このゆたかな島に住む子どもたちには、望遠鏡など必要ないのかもしれない」
ってちょっぴり後悔したりする健さんです。すてきだ…


posted by しろくま at 15:21| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年10月26日

「春のソナタ」


春のソナタ --- 三田誠広/著 集英社文庫 1997


ということで今度はこれを読みました
順序(主人公の年齢の)から言ったら「いちご同盟」→「春のソナタ」→「永遠の放課後
なんだろうけども...


この3作とも主人公は違うキャラなんだけど
男の子で、
一人っ子で
音楽をやってて
家庭が今一歩あたたかくなくて疎外感を持ってる



中でもこの本の主人公が一番(と、いうかとりわけ)
家庭が崩壊していて
逆に「自分」がしっかりしてる

ヒロインのキャラも相当似ているのでなんだか
飽きてきた…



でもイッキ読みでしたよ!あいかわらず



少年が主人公の小説が好きなのだ〜

posted by しろくま at 00:27| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年10月25日

「永遠の放課後」


永遠の放課後 --- 三田誠広/著 集英社文庫 2006

今日はうちの市で「市民祭り」があって
わたしたちのグループは影絵劇を披露してまいりました

子どもたちがいっぱい見に来てくれてうれしかった♪
市民祭り、初めて行ったんだけどたいそう盛況なお祭りでした
みんなで軽く打ち上げしてねぎらいあって帰りました
素敵な仲間です!!

さて

つい先日読んだ「いちご同盟」の作者の
こんどは中学〜おもに大学時代の3人の若者の物語。

人物ももちろん個性も違う2作なんだけれど
この3人の位置関係がまぁ同じなのだ
作者は主人公(ヒカル)の立場に近い(シンパシーたっぷりの)人なのではないかなぁ

ともあれー

おもしろくてせつないわ!

主人公ヒカルの、赤ちゃんの頃に失踪した父親が
子どものために歌を作って書き留めていたノートがあって
その1作目が童謡だった
なんて

ここが一番ぐっときましたね
素で考えれば身勝手な父親なんだけど…
(でも人よりずっと繊細だったのでしょう)


主人公(たち)が繊細で誠実で
読者はきっと皆この人(たち)が好きになるし
だぁれも悪い人が出てこない

わたしはちょっと杉田くんが自分とかぶります


この作者の物語はおもしろい
(って2作しか読んでないけども)
でもこのタイトルはびっくりするほど記憶に残らないなぁ

のんびりしてる場合じゃない時にかぎってこういう本と出会っちゃうんでございます
posted by しろくま at 01:33| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年10月19日

「いちご同盟」


いちご同盟 純愛―中学編 --- 三田誠広/著 集英社文庫 1991

中学校の図書室の指導員さんに
勧めてもらいました

中学3年生が主人公でね

登場人物が
(ピアノの好きな少年、野球で注目されてる少年、入院中の少女、二人の少年のクラスメートなど)
みんなそれぞれの繊細さを持っていてね

あやういんだけど心地よいそして切ない物語でした
15歳の時に読んでいたら、もっと全然違っただろうな。

っていうか、あの繊細な心の動きにはもう、ちょっとついていけないの。
鈍い大人になってしまったのである

それでも…
なんだろうなぁこの心地よさは…ほんのり、懐かしいのかなぁ。


クライマックスは
相撲のシーンだ〜〜〜って思って読み進めていたら
深夜にピアノを弾くシーンもすごかった。

読みだしたらやめられなくなって、今日の我が家の夕ご飯はちょっぴり
遅い時間になってしまいましたとさ


「いちご」が「苺」みたいでまるで
少女漫画みたいなタイトルだなぁと思ったらちっともそんなことないよー

posted by しろくま at 22:56| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年10月17日

「幸せになるひっそりスピリチュアル作法」


幸せになるひっそりスピリチュアル作法 --- 桜井識子/著 主婦と生活社 2015

この方の本4冊一気読み終了。(

これは、ほかのんと違って神様の言葉はあんまり書いてなくって
処世術的な?
さらっとすぐに読めました(何気に字も大きい気がするよ)

印象に残ったところは

「今の自分がもっているコンプレックスにこれといった原因が見つからない場合、
その原因が前世にある可能性は高いので」

(これ、シータヒーリングでもそんなこと言ってたな。そういえば)

その傷のついた魂は同じものだけれど
「自分はもう別人に生まれているのだから、大丈夫、大丈夫、と自分に繰り返し言い聞かせます。
それでも傷がしつこくて癒えない場合、
神社仏閣に行って、神様仏様の力を借りるといいです。
仏様の前に長く座っていられるお寺に行って、仏様の貴いお顔をながめながら、その時の傷ついた自分の魂を癒してください、とお願いします」

「神社だったら、先に本殿で詳しくお願いしてから、境内でゆっくり座れる場所に座ります。
その神域で同じようにお願いします」



試してみよ〜〜

posted by しろくま at 01:50| Comment(0) | こんなん読みました^^

「2日で人生が変わる『箱』の法則」


2日で人生が変わる「箱」の法則 --- アービンジャー・インスティチュート/著 門田美鈴/訳 祥伝社 2007

いやー本棚で寝かして1年
やっと読めました〜
こっちが2冊目の位置づけですけど
(物語の)時系列で言うと先なわけで
どっちから読むのがとっつきやすいかは人によるかなぁ
(わたしはこの順番で読めたわけですが)

実践的なのはこちらの方だと思います


「箱」にも4種類(ここでは)…いろんな箱があるのねぇ

っていうこともとっても(自分を)わかりやすいし

「和平ピラミッド」に至っては…
(一般の方だと思うんですけど、このblogに主要なところがまとめてあります)

シンプルなようだけど
自分とだれかとの間はもちろん
国家と国家の間もこうでしょうよ!!!って
(これはこの本が特に力を入れて主張していることでもあるのですが)

世界が本当にこの仕組みで動けばいいのになぁ
それは
(この本を読んだ一人ひとり、そして)わたしの心が最初の一歩なんだなぁ


「ピラミッドは、たえず、問題は自分にあるかもしれないことを思い出させ、
どうやって解決に手を貸せばいいかのヒントを与えてくれる。
変化の土壌は、行動戦略だけでは決して作り出せない。
平和は――家庭であろうと、職場であろうと、民族間であろうと――
理にかなった外面的戦略が、
平和な内面的戦略と結びついて初めてもたらされるのです」


「自分自身の心が平和にならなければ、
他人に平和をもたらすことはできないのです」

「どんなに努力しても、ある程度の闘争は避けられないかもしれない。
否応なく、戦わざるを得ないこともある。
そのときには、サラディンを思い出してください。
そして、外面的な闘争は避けられないとしても、心は平和な状態で戦うことができるのです」



すごいいい本だった!

posted by しろくま at 01:41| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年10月15日

「運玉」


運玉 --- 桜井識子/著 東邦出版 2015

おもしろいタイトルでしょう

なんと、豊臣秀吉に著者が直接教えてもらった、
「運をよくする秘密の方法」がこの「運玉」をみがく、ってことだそうなんです

おもしろいわー……


(方法は直接本書をご覧くださいね もしくはblogにも載っているのかな??←未確認ですが)

…って、識子さんのblogに確かめに行ったら、
記事がおもしろくって読みふけってしまった...


えと、「運玉」です。

わたしのんはなんだかサイズがよくわからないのですけど
(これは恣意が入るためと思われ)
でもマーブルのようなきれいな模様があってみてると楽しいです
早速
錦の巾着袋に入れて、時折出しては磨いています。うふ。

詳しくはご本をご覧くださいませ。




波動を高く
霊格を高く
って

競争社会では難しいわねぇ。


と、しみじみ。


自分の心を見つめるわけだから、(結構やってる気がするが)←主に反省
自己嫌悪に陥ることもありますが
でも気を取り直して一歩一歩と思って地道に歩いていこう〜




posted by しろくま at 01:54| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年10月14日

「神社仏閣 パワースポットで神さまとコンタクトしてきました」


神社仏閣 パワースポットで神さまとコンタクトしてきました --- 桜井識子/著 ハート出版 2015

で、あんまりおもしろかったのですぐに2冊目。

「箱」の続編も読みたいけど昨日家を片づけたら見当たらなくなってしまったので
(どういう片付けやねん)
こっちを優先しました


主に西日本の、(ありがたいわ♪)
著者が訪れた素敵な…パワーのある…神社を紹介されています

この神社はこの場所が波動が強いですよ〜
なんていうのもおもしろく。

出雲大社とかお伊勢さんとか
こんぴらさんとか
淡路の伊弉諾神宮とか
わたしも訪れたことがあるところも少し。

(子どものころ、しょっちゅう横を通っていたお寺も載っていました。
でも、境内に入ったことあったっけなぁ。改めて、行ってみたいです)

思えば...

この方みたいに感じる力はないんだけど
でも
もっとずっとsubtleだけど、やっぱり、
ん?って感じはあったような気がする。

こんどは一人で、のんびり、集中して
神さまたちの「気」を感じてみたいなぁって思います

穢れ(血と喪)には注意しなくっちゃぁ…
posted by しろくま at 01:40| Comment(0) | こんなん読みました^^

「ひっそりとスピリチュアルしています」


ひっそりとスピリチュアルしています --- 桜井識子/著 ハート出版 2014

これはまるわ〜〜〜

ブログの書籍化だそうです

著者は、わたしよりも少し年上の女性で
フツーに日々暮らしている一般の方のようですが
家系的にエネルギーに敏感だそうで、(おばあさまは霊能者だったとか)
この方は神様とお話ができたり姿を見たりできるのだそうです。

すごいよー

だって、予備知識全くなしでもどこの神社に行っても
ここの神様は○○ ってお名前が分かったり
由来が(波動で)推測出来たり
人が神格化した神様だったら当時のお姿が(お顔とか衣装とか)はっきり見えたり
するんだもの。
(考古学にも貢献できるのでは...)


まぁでも
そういうことは些末なことなのでございます
この本を通して、神様との通訳をしてくださっているので
それが大変ありがたく、興味深く。

正解はこれさ!っていうのじゃぁなくって、
力を抜いて案内してくれるって感じです


あのね
わたし一度は、熊野本宮大社にお参りしてみたいなぁって憧れながら
(近くまで温泉とか、ラフティングとかで行ったことはあるんだけれどもね)

なかなか作法が分からず
作法っていうか
どうやって行ったらいいかわかんなくって腰が上がらなかったのですけど

この本に、このお宮はどこどこで車を停めて、バスでどこどこまで行って
どこから歩いて参詣すればよい…
ってちゃあんと書いてくださっているんですね
それで
あぁそうか!って初めて行けそうな…行きたい…気がしたの。

それが昨日の夜。

考えてみればさぁ
「くまの」おさかなや
ですものね
なにかご縁があるかもしれないじゃないの?(とも思い至った)

で、今日。
午前中の用事を済ませて、家に帰る途中
近くの川の横の道をぶぅんと車で走っていたら

カラスがね!
一羽の大きなカラスが、上からさぁーっと滑空してきて、
数秒間、わたしの車と並走(並翔?)してまた高く飛び去って行ったのです

驚いたぁ
ここには12年住んでいますけど、こんなこと初めて。


熊野本宮大社さんのお使いって、ヤタガラスじゃなかったかなぁって

あぁもしかしてこれは、そうよ来なさいっていうことなのかも…
(と、早速思いました)

日帰りで行こうと思えば、一日仕事だから、それにやっぱりすいてる平日がいいしさぁ
そうすると11月までチャンスがないのだけれども...
神様11月でもいいでしょうか...



ちょっとはまりそう。


もう一つ、話は変わるのですけど
本書の中に、
「ロングヘアにしていると、霊感の感度が上がる」というくだりがあります
ちょうど先日
アメリカンインディアンが長髪にしている理由
を読んだところだったので…

あぁ同じだあ
と思いました次第。

系統としましては「自然霊との対話」と似た本ですが日本の神様に詳しいです。


読後感としては
subtleなものに対する、感度が上がる感じがします
「ありがたいなぁ」って、穏やかな気持ちになりやすくなるっていうのかなぁ


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「自分の小さな『箱』から脱出する方法」


自分の小さな「箱」から脱出する方法 --- アービンジャー・インスティチュート/著 金森重樹/監修 冨永星/訳 大和書房 2006

不思議なもんですが買ったのになぜか手が伸びない本ってあるもんです
実はこれ↓

がそうでしてん

で、この本は、「なんか似たようなタイトルの本あそこに(廊下の棚)にあったよな〜〜」
なんて思いながら
注文したのですが
こっちはすぐに食いついて面白くてあっという間に読んでしまった。

これってよくわかりませんが全く不思議なものです
(とはいえ白いほうの本が続編みたいだから、全く順当と言えばそうなのですが)

おもしろかった!!
そして
なるほど〜〜〜〜 の内容です
思えば

mindsetの説明とほぼ同じことを言っているのだと思うけど

なぜそのmindsetになるか(なぜっていうのはそうなった「いきさつ」じゃぁなくって、どのような状態にいると、っていうこと)ってことを
この本は説明してくれているなぁと思うし

そこからの脱出の仕方も
明快でございます




わたしも、結構箱に入っているよなぁ...

そして
オットもかなり入っているなぁ(まぁ社会に出てお仕事をしているとそうなりやすいとは思うけど)
これって
わたしが入っているから相手も入ってしまうってこともあるかもなぁ

って
ずいぶん反省いたしました


あはは
これではよく、意味が分かんないですよね

この本はストーリーが「新しく入社してこの『箱』の理論を説明される人」
が主人公なもんで
とってもわかりやすいのですが
その人が最初に教えられるのが

「人間は、相手が自分のことをどう感じているか察知して、それに対して反応する」

なんです
これ
思い当たる節ありあり
(で、無意識にまさか〜と思っていたけれどもやっぱりそうなんだわー)

自分があまりよい印象を持っていない人とはだいたいある一定のライン以上、仲良くはなれないものね。

で、
「こちらが相手に対して抱く感情は、何によって決まるのかというと、
こちらが相手に対して、箱の中にいるか外にいるか」


自分が箱の中にいる、ってことは
実は自分のことしか考えていない、ってことなのよね

で、起こるのは「自己正当化」
そしてそれに対して、現実(と思われるもの)も、自己正当化を強化する方向に向かう。
これの厄介なところはここですわ。
自分を正当化する方向で、厄介な問題だらけの現実を作り出してしまう。

「箱の中にいる限り、問題が必要だからね」

ほほー

この
箱の中にいる
っていうのが
fixed-mindset
じゃん!って私には思えるし

箱の外にいるっていう状態は
わりと
「人を好きになる能力」
どんな人の中にもいいところを発見できる能力
に通じるものがあるなぁって思うんですけど

どうかしら。



詳しくは、どうぞ本書をお手に取りください
この理屈、理解しておいて損はないと思うんですけど。


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2015年10月09日

「ベロニカは死ぬことにした」


ベロニカは死ぬことにした --- パウロ・コエーリョ/著 江口研一/訳 角川文庫 2001

芦屋に新しい本屋さんができまして
先日覗いてきました

ソファーがいっぱい…
(でも座ってる人少ない)←これが梅田のtsutaya書店とは違うところね

わたしはあんまり書店で長居して読もうとは思いませんけど
(だって好きなの買ったら家やカフェでのんびり読むほうがずっといいじゃないですか)

でも
本を選ぶときに、ちょっと荷物が置けたり、腰かけてめくったりできるのは
すごーーーーく助かるし嬉しいです(しかもすいてたらサイコー)

ここの書棚は噂のtsutaya図書館(TVでやってた)みたいに
テーマ別陳列っていうのか?
「北海道」の棚にはガイドブック以外に北海道の紀行文やら舞台が北海道の小説やら写真集やらアイヌの文献(ソフトなやつ)やら
が楽しく並んでおりまして

具体的な何かを探してくる人はともかく
わたしのように本との出会いを求めてくる人にはとっても素敵な見せ方だなぁと思いました



この本も買ってきたのでした。どの棚にあったっけな??
(もう忘れている)


パウロ・コエーリョといえば

が有名ですし
わたしが読んだことあるのもこれと、あとなにかスーフィーのやつ…(だったかな)
くらいですが

この本(ベロニカ…)もなにげにスピリチュアルよ?


若い女の子が、自分の人生を生きてなかった、って気がついて
生きることの素晴らしさに気づいていく、っていう物語(あえて要約すれば)ですが

あぁでもちょっとわかりにくいところもありまして
この舞台のセレブ精神病院の院長さんイゴール博士
が実は結構興味深いポジションでして

彼の説「ヴィトリオル」のところは読了後また戻って読み返しました

ふーむ。

さて
この本からの「わたしの何か一つ



好きなことをして生きたい!
っていう気持ち。
それは、ありのままの自分を許して認めて受け入れて大切にすること

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2015年10月03日

「幸せはガンがくれた」


幸せはガンがくれた〜心が治した12人の記録〜 --- 川竹文夫/著 創元社 1995

すっごくいい本だった

以前、この著者がNHK時代に製作されたドキュメンタリーを見たことがあります
これです

本書の内容はこれとかぶっておりますが
(取材中のことを詳しく書き綴ったような感じ)

活字で読むとさらに素晴らしいな(映像も見てるからかもしれないけど)
自分のペースで考えながら読めるからだと思います

この中で、アメリカ取材で紹介されている
バイオフィードバックと(これに似たイメージワークはそういえば妊娠中にやっていたっけ)
イメージ療法、
早速やってみたいと思いました(わたしの場合ガンに、じゃないけども)


がんを患っている方、関係者の方じゃなくても
医療とは何か、健康とは何か、自分らしく生きるって何か…を考えるのにとてもいい本だと思います

ライン引いたところはたくさんあるんだけれども
覚えておきたいところをちょっとだけ引用。
「西洋医学の父と讃えられる古代ギリシャの医師ヒポクラテスは、
病気を治すうえで一番大切なものは、言葉”であると言った。
薬草、メス(つまり手術)がそれに次ぐ」


もうひとつ、ちょっと長いけど、
子宮がんのもの凄い痛みを自分で克服した方の言葉↓
「『その人が言うのよ。痛くて痛くてしょうがないときには、すべて受けるんだって。
自分にすべて受けることだっていうの。

(中略)
そしたら、【とにかく痛みがきた時は、ああ、ありがとう、と言うことだよ】って言うのよ。
私は分からなくてね。この痛み、コンチクショウ、コンチクショウと思ってたからね。
闘って、やっつけてやろうと。
でも、ある日ね、その人の、増田さんっていうんだけど、増田さんの言葉を何回も何回も自分に言い聞かしてた時思ったのよ。
闘うのやめてみようって。
やめて、敗けるんだったら敗けてもおいいのかなあって。
よーし、今この一時をね、感謝をもって痛みを受ければいいって思った。
もちろんいろんな手当てはやりながらだけど、神様ありがとうって。
私、別に宗教はないんだけど、この痛みは、きっと私を育てるためにくれたんだと。

(中略)
それから、変な言い方だけど、痛みを、陶酔に変えていったのよ。
痛い、だからこれは気持ちがいいといふうにしていった。
痛みが気持ちいいんだって、自分に言っていたの。
そうしたら、ちょっと言葉で表せないぐらいなんだけど、痛みが、単なる痛みじゃなくなったの、通り一遍じゃないのよ。
どう言っていいんだかわからないけど、ともかく違うのよ、痛みが。
だから徐々に徐々にね。あっ、今日も来たよ、」ありがとう。ありがとうって。
本当に心からね、それが思えた日に、スパッと抜けた。痛みが。
本当に、見事に、スパッと抜けたのよ」





本当の自分を生きることを
その大切さを気づかせてくれる
気づかせてくれたのがガンだった


これが一番心に残ったこと。

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2015年09月26日

「クジラの彼」


クジラの彼 --- 有川浩/著 角川文庫 2010

本屋さんで買いました。
この方ので読んだことあるのは
図書館戦争シリーズと、植物図鑑
くらいかなぁ

文体はあくがあってキツイときもありますが
おもしろいね!

永遠の26歳って気分を味わえます


わたしがとってもとっても思ったのは


好きなことしていいんだー♪

うふ(* ̄m ̄)
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2015年09月24日

「颶風の王」


颶風の王 --- 河ア秋子/著 角川書店 2015

新聞の書評で読んでどうしても読みたくなったのだけど
今年の8月に出たばかりなのに手に入らないってどういうこと?!!
売り切れ…?
いろいろ探して3週間たってやっと届きました

この物語は最初にショッキングな事件が起こるのです

書評でも
帯でも
冒頭の(その事件から)20年近くたった時点の記述でも
都合3回も!
「母が馬を食らって生き延びた」
って実際の場面の前に読んじゃうので(まぁ書評は想定外としてもさ)

あぁぁこれがなければもっと衝撃だったはずなのに…って思ってしまいました

しかも結構凄惨な場面があり心に重く
はじめはなかなか入り込めませんでしたけれども


なんのなんの
最後に近づくにつれてのめりこむようにスピードアップしたかのように
私は前のめりになって読みました

おもしろかった!

馬好きですし…

昔車で根室のあたりを旅した時に
そういえば海沿いの吹きさらしの放牧場に馬がいたっけな
海風にたてがみとしっぽをなびかせて
(わたしは道を間違えて入り込んだんだけども)

あの風が聞こえるような
体中にあたるような気がする
また根釧台地を訪れてみたくなりました


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2015年09月23日

「アイヌ、神々と生きる人々」



アイヌ、神々と生きる人々 --- 藤村久和/著 小学館ライブラリー 1995
(初出は1985 福武書店より)

アイヌの文献はいろいろ(と言ってもそう多くないけど…)手を出していて
実は今並行してもう一冊読んでいますが
これはダントツに面白くって読みやすい。

学者目線じゃないっていうのかなぁ

著者は、(あとがきで梅原猛さんが紹介していますが)
アイヌの方々の中に飛び込んでいって、古老とちゃんと仲良くなって、
アイヌの伝承を聞くだけじゃなくって、学んで身につけていった方のようで
梅原先生曰く
「一段高いところからアイヌを研究する学者たちとは全く異なった研究の仕方である」

それはこの本を読んでいると
丁寧さとあたたかさがしみじみ伝わってきてよくわかるような気がします

アイヌの昔話や伝説は面白いんですよね
おもしろいし、あととても個性的。
その個性を生み出す元を知りたくってこういう本を読んでいるようなものですが

やはりとても魅力的です

子どもの育て方や能力の伸ばし方などもねぇ
なるほどですねぇ
学ぶところがとても多いって思いました

いろいろ面白かったのですけどとくに
憑き神のところが心に残りました

前に「人間以外はすべて神(カムイ)みたいよ?」って書きましたけど
どうもそれは若干正確ではなくって
(アイヌの世界観では、って簡単に言うとですけど)この世には
アイヌ(人間)と
神(カムイ、人間が素手で立ち向かえないもの、特殊な能力を持っているもの)と
どちらでもないもの(人間の能力より劣るもの、つまり人間が作ったようなもの)
の3種類のグループがあるようなんです

(とはいえ、お茶碗のようなものだって人間の役に立っているわけだし、
それぞれ霊が宿っているものと考えるから、
掛けたり割れたりして使えなくなったらきちんと「霊送り」のような儀式をして、
無碍に捨てたりはしないんですよね)

だからカムイとは呼ばないまでも、全ての物に霊が宿っているって
考えて生活しているわけですよね

これは実にすごいことじゃぁないですか
(でも、こんまりさんの「かたづけ術」を思い出したりもする)

あぁそれで、なかなか本題に入れないんですけど
おもしろいなぁと思ったのは

一人一人に、生まれたときから、憑き神様が一つか二つ、ついていると考えるそうなんですね

赤ちゃんが育ってくると、憑き神も一緒に育ってきて、
だんだんその子の特徴としてあらわれてくるんだそうです
「三歳から少し先になると、なんとなく子供のしぐさなどに特徴が出てくる。
それで親はその子の憑き神を見つける。
ああ、この子にはこういうくせがあるから、この子にはこんな神様が憑いているのだろう、ということになる。
その憑神を親が全然見つけることができなければ、これは親の能力をはるかに上回る強い神様が憑いていることになる」


だからそのような子どもの場合は、もっとわかる人、霊力の高い人に見てもらったりするのだそうです。

そして人は、その神とともに生きて、力をもらったりもし
大事にしたりもし
自分自身の中に複数の視点をもって生きていくわけですよね

実にすごくないですか

↑のようすを、ちょっと考えても

子どもを実によく観察しているし
(これは「育児、しつけ」の項にもよく説明されています)
自分だけの力で生きていると考えていないでしょう
自分の(たとえば上述の親の)能力を超えたところ、限界をきちんと意識していることになる。

そうそうアイヌの憑き神さんですが
個人のとは別に家系の守り神などもあるようです
アメリカン・インディアンのtotemとも似てるかな

そういえば
夏休みに来てたベルギーのボーイスカウトの子たち
ベルギーでは(日本でも班に動物の名前を付けるけれども)
スカウト個々人にtotemがあるって言ってました

二人ともそれぞれ、ぼくのはmustang、なんとかいうイルカの一種
って誇らしげに教えてくれたっけ



アイヌの方々の世界観はなんと多彩で豊かなんだろうね





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2015年09月03日

「短編工場」


短編工場 --- 熊谷達也 他(12人)集英社文庫 2012

本屋さんで、
「旅行のお供に」って山積みで売っていた。

確かに…こういうのもっていけばよかったな。

どれもおもしろかった!
「川崎船」が、my一番。
posted by しろくま at 23:16| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年08月09日

「美しい食べものが美しい人をつくる」


美しい食べものが美しい人をつくる〜ローフードで体の中からキレイになる〜 --- 高野志保/著 あさ出版 2015

ローフードって体にはいいんだろうけどなんだかおいしくなさそうで
あまり興味がなかったのですけれど

夏ってさ
去年はちゅん2がいない間に微食(断食みたいなもの)してみた
そもそも暑くて食欲がなくなるし食べ物も作りたくなくなるもんだから

一年で一番ローフードに近づく季節かも

ということで
少し前に買っておいたこの本を読みました
字が大きくて少ないので
あっという間に読める
これなら立ち読みで十分だったかなーという気もしますが

本書の中にね
「私が、手放してほしいのは、何よりもまず電子レンジです」
っていうところがあって

うちももう10年以上電子レンジありませんけども
お買い物に行くとさ、電子レンジ(のみ)対応!とかすごくたくさんありませんか

オットやちゅん2も、「電子レンジがあったらな〜」なんて
いうこともあって

わたしはくじけませんけど(so far)それでもこの状況は何なのよって
ふと
自分がヘン?なんて思う瞬間もあったりして
そういう状況にいる私たちを勇気づけてくれるよね
やっぱり そうだよね…(みたいな)

ちょっぴりローフードに興味が出てきた。
この夏の間に少しやってみようかな

もうすこしレシピが載っているといいなぁ
レシピ本を買いたくなりました

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2015年08月06日

「人が病気になるたった2つの原因」


人が病気になるたった2つの原因〜低酸素・低体温の体質を変えて健康長寿! --- 安保徹/著 講談社 2010

もう5年も前に出ていたんですね
安保先生の本は結構久しぶりかも。
「免疫革命」と、あと何冊かは読んだような気がするけれども

内容は、ぐっとシンプルに力強くなっている気がします!
この本が一番好き。


病気というのは私たちの体の適応の結果であり、
「自分自身の生き方に関わった問題」であり、だから「基本的に『自分自身で治すもの』なのです」

「病気に向かっていくことも体の知恵」であり、
いわば
「病気になることは己を知ることでもある」

っていうのがこの本のメッセージかな


これを説明するために

以前のご著書にあった「顆粒球@」「リンパ球」の2つの免疫細胞のバランス論と
40代以降はエネルギーの作り方が変わる
なので、炭水化物があまり必要でなくなる…
っていう
2つのエネルギー産生の仕組みの話。

私たちの細胞内にはエネルギー産生のしくみとして
解糖系

ミトコンドリア系
があって、この2つが調和して働いているのだけど
ともかくもこれがどちらかに偏らずバランスが取れていることが大切で
しかも、年齢によってもその適切な配分は異なっているらしく

解糖系のエネルギー生産には糖質が必要、
無酸素運動、細胞分裂を促す、瞬発力のあるエネルギーをつくる。

ミトコンドリア系エネルギー生産の原料は解糖系で作られたものや酸素、日光など、
有酸素運動、ゆったりとした持久力。

ストレスフルな現代社会のしくみのなかでは、
特に生真面目な国民性の(みんなじゃないけど…)わたしたちは
低体温・低酸素になりがちで、
解糖系に偏りやすいのだよね。
(細胞分裂を繰り返すガン細胞はそこでつくられるっていうわけ)

ミトコンドリアと言えば。

随分前だけど、ミトコンドリア・イブのことを書いた(んだったと思う)「パラサイト・イヴ」という小説が話題になったことがあって
私も面白く読みましたけれども
あの頃ホットな話題だったかな。ミトコンドリア。でもちっともわかっていなかったな

太古の昔細胞に寄生したウィルスが起源という私たちの細胞内小器官。
独自のRNAを持っていてそれは、女系の遺伝をするという。

わたしは、なんだか「女紋」も連想したりします〜
(家紋とは違って、女紋も母から娘へよね。うちのはわたしたち姉妹で途絶えそうやな〜〜)

そうそう、そもそもね。
わたし全然知らなかったんだけど
食べ物を食べて、分解することでは私たちの生きるエネルギーはほとんど生まれないんだって!

それ(解糖系)で作られるエネルギーでは全然足りないんだって!
そこで生まれた物質をミトコンドリアが処理して、
そこでたくさんのエネルギーが作られているんだって!

これクエン酸回路のことね?!
生物の時間に習ったっけね。そういえば。そうかー
頭の中でよーーうやくつながった(ような)

「体内では食べ物を燃やしたものをエネルギーとして使っているわけではありません」
「食べ物以外の要素がいくつも加わり、最後は燃焼とは全く別の形で活動エネルギーが得られている」



うひょ〜


じゃ食物のカロリー計算ってなんなのよ?
ぜんぜん見当違いじゃないですか
これまでも栄養学眉唾だわ…と個人的にはかなり疑ってはいたのだけれども


「『食べることで生命を養う』という栄養学の考え方は、
解糖系の働きのみを基準にした偏ったものにすぎないのです」


そういうことか!!

まあ詳しいことは本をお読みください

「ガンは低酸素・低体温状態に対する体の適応現象にほかなりません。
それは、私たちの体に備わった、すばらしい知恵といっていいものです」


要はガンになるもならないも治すも直さないも自分の手の中にある。

この本の一番素晴らしいメッセージだと思います

posted by しろくま at 21:13| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年08月01日

「引き寄せの公式」


引き寄せの公式 --- 山富浩司/著 パブラボ 2015


この本もちょうど1か月ばかり(でしょうか)
読んだり読まなかったり…この頃は2週間くらいもその辺に放置してあって

すこし余裕ができたのでここ2,3日で残りを読んだって感じです

「引き寄せ(の法則)」といえば
もうずいぶん前から人気の、たぶんアメリカあたり?からの、自己実現法則みたいなものですけど

この方は
それを「洋の引き寄せ」って呼んで
日本人のメンタリティにはそれを少しアレンジした「和の引き寄せ」の方が合いますよ?

っていうことを提唱されているのです
この本の著者です)

これねー
おもしろいです。

引き寄せ云々とは関係なく(ても)

ちょうどつい先ほどpostしました、わたしの、アラフィフ(まだ40代だけどさ)にして初めての気づき!
わたしの望みっていうか願いっていうか「幸せ」について閃いてた時に実はこの本を読んでて

うわーこれだ!!って思えた瞬間ページをめくったらこんなこと↓が書いてありました

「では、本当の『究極の引き寄せ』とはなんでしょうか?
それは『幸せ感』です」


「それでいいんだよ」的な?
( ̄m ̄〃)

あとおもしろいなぁと思ったのは
「引き寄せオセロの法則」ってとこで説明されてる

自分の両隣のコマ(出会った人たちなどに)もひっくり返る(いいことが起こる)ことを妄想する…
っていう著者曰くの「ニタニタ妄想」メソッド
です
「あまり『具体的でない人』を妄想することがコツ」
だそうです

これ楽しい。やってみる〜♪


すごいね。いい本だと思います。タッピングの感想全く書いてないことに今気づいたけど。
でも
いいのだ!!


くわしくは、どうぞ本書を…





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2015年07月31日

「疲れない体をつくる『和』の身体作法」


疲れない体をつくる「和」の身体作法〜能に学ぶ深層筋エクササイズ〜 --- 安田登/著 祥伝社黄金文庫 2011

先日読んだ「日本人の身体」の著者の
こっちの方が先に出て有名になった本のようです
(著者は「出世作」と言っていた)


簡単に言うと
能楽師たちはとくに(ほかに)運動もしないし節制もしないのに
高齢になるまでお元気で体の機能が若々しいのは
能の所作の中に体の深層筋を鍛える秘訣があるからだ

っていう能楽師でありロルファーであるこの著者ならではの洞察が生んだ本だっていうことです

これねー
読むのすごーく時間かかったんですよね
間にほかの本入れたりしつつ
それから
ベルギーのボーイスカウトが二人うちにホームスティに来てたりもしたし
(今山口で世界スカウトジャンボリーっていうのが開催されていて、世界中から3万人のスカウトたちが集まっているのです)

この子たちがホントいい子でね!!!!!
(…という話はまたにするとして^^)

この本
いわば能の動きを基本にしたエクササイズの本なんですけれども
わたしに今とっても”必要だってわかってたんですよね
それで
なんか染み込むように読むことになってしまったっていうか時間がかかってしまったっていうか…



最初の方を少し忘れてたりもする
てへ


●大腰筋を鍛えるにはすり足!
っていうのと
(すり足なら若いころ合気道でさんざんやってたけども。生活の中ではしてないんよねもちろん)
●バック・ヘッド(後頭部)感覚!
っていうのがわたし的にはいちばん気に入ったのと

あとそれから…
骨盤の上下の横隔膜
(呼吸横隔膜:いわゆる横隔膜と、骨盤横隔膜:骨盤底筋群)が「まるで聖堂のようなドーム構造になっている」
というのに
たいそう感動いたしました

人間の体の中に
聖堂があるって!!!

うむー
神秘…



身体ってなんて美しいのかなって思います

さて
back-head感覚… マスターしたい…



おすすめです!この本♪
posted by しろくま at 23:19| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年07月21日

「骨盤育児」


0才〜18歳までの骨盤育児 --- 奥谷まゆみ/著 京阪神エルマガジン社 2015

本日発売♪
amazonで予約していたので昨日(だったかな?今日かな?この頃記憶力ヤバイ)届きました。で、今日さっそく読んだ。
うふうふ。


うちの子はもう中3だけど
これは生まれたとき(あるいは生まれる前)から思春期までの
子どもの身体とメンタリティを解説してくれているので

育児中の方にはとってもおすすめです

わたしも読みながら、2歳ごろ、3歳ごろ、4歳ごろ…そうだったかなぁ〜〜〜
なんて思い出しつつ楽しく読みました

そうそう
野口整体の本を読んでるとよく出てくることではあるんだけど

余剰エネルギーがいろんな(不都合の)源

って
この本にも
「不安になることや悩むことは、結構エネルギーを消費する」
って

たしかに
現代人は体をあまり使わなくなっているから余計に
「不安社会」「恐怖でコントロールされる社会」になっているの
腑に落ちる。

不安になりがちだったり悩みが多かったりするときって
いっそのことすかっ!と体を動かしてみるといいんだよね。
それが子どもに向いたりなんかすると子どもにとってはいい迷惑なのだ〜

3歳までの自分軸しっかり!の子どもたちが
4歳になると骨盤が後屈傾向になり自分の意志を見失いがちになり
ここが「生きづらい人生をつくる分岐点」なのだそう。

お母さんは仕切りすぎないように!って詳しくは本書をお読みくださいね

一貫しているメッセージは

子どもの体と心の成長に合わせて、親(母)も役割を変えていかなくっちゃね

ってことで
これは本当に
ちゅん2が思春期になって、わたしも人並みに少し悩んでみたりすることもあって
そんな中から
ああそうか!って悟ったこととおんなじなんだな

子どもの成長はとってもとっても早い。
大人になった私たちがついていくのは結構難しい。
とくに思春期は…(この本によると乳幼児期もそうみたい)
急カーブでついてけない、なかなか一緒に曲がれないんだな
(で、後で気づくのだ)

いま、どういう役割が求められているのかなって
客観的に見る感じることって大切だよね…


4歳の項から。
「子どもが将来苦労しないようにと、親が子どものためを思ってやっている行為や言葉が、
少しずつ子どものカラダとココロを『生きづらい人生』へと向かわせてい」


「自分を見失い始める4歳児期は、できるだけ子どもの自発性をつぶさずに、子どもに『自分の意志を持つこと』の大切さを実感させてあげたい」


あと印象的だったところはですねぇ
「人にはもって生まれた二つの本能がある。
●自分が死なないようにするための、自己保存の本能
●人間が滅びないための種族保存の本能」

「種族保存の本能はというと、もちろん思い浮かぶのは生殖なんだけど、もっと広い意味で『まわりと仲よく、うまくやっていこうとする』本能でもある。いわゆる社会性」

「この二つの本能には順番があって、まず自己保存をクリアしないと種族保存には進めないシステムになってる」


ホントねぇ。自分が危ういときにまわりのことなんて考えが及ばない。
この「自分に対する安心感」(自己肯定感)をしっかり育ててあげたいものだよね。
っていうかそれだけでほぼいいんじゃないかとワタシは思う…

そしてそれが
「しつけの本質って、この種族保存の本能、つまり社会性を身につけることだ」

何々しなさい、って命令してさせる、習慣づけることが
しつけではないのよね。表現される形は一緒かもしれないけど。

「健全な関心というものを育てる力は、段階を追って生まれてくるものだ」

(これは仲先生。)

中高生に関しては
「これからのお母さんの仕事は、子どもの人生のヘルプデスク」

その時のルールは
「●意見の押し売りをしないこと
●話は聞くし、知恵は出すけど、けして手は出さないこと
●子どもの尻ぬぐいをしないこと」


覚えておくわ!



しばらくうちに滞在していた妹&3人の甥っ子が今は実家に行ってて
ちゅん2も昨日の夕方から合流しています
わたしも、そろそろ顔を出そうかな…(明日ちゅん2と帰ってきます!)
posted by しろくま at 16:33| Comment(0) | こんなん読みました^^

「日本人の身体」


日本人の身体 --- 安田登/著 ちくま新書 2014

読むには読んでたいそう感銘を受けたけれども1週間2週間日が経ってしまうと
なんだかもうすっかり忘れていて
もう一度新鮮な気持ちで最初から最後まで(ぱらぱらと)読み返しました

この方はこの方自身たいそうおもしろそうです
能の「ワキ」の舞手(能楽師)で
ロルフィングのプラクティショナー(ロルファー)で
だから動的な体の専門家であり

それで漢和辞典の執筆もされていたことがあったとかで
甲骨文字やら
あと
ヘブライ語やら古代シュメール語やら…にもマニアックな造詣をお持ちのようで


おもしろい!!


えーとね
表紙にもありますけれども

「古い日本語の『からだ』というのは死体という意味でした。
生きている身体は『み(身)』と呼ばれ、それは心と魂と一体のものでした。
やがて、生きている身体が『からだ』と呼ばれるようになったことで、からだは自分自身から離れて対象化されるようになります。
そうすると、自分自身との一体感が薄れるので、専門家である他人の手に委ねても平気なようになるのです」


身体をものとして扱うようになる、「身体の客体化」ですね

「からだを鍛える」なんていう概念もこの客体化が起こってこそのことのようです

ほほー

それから
日本人の、日本家屋の、日本文化の 心のありようの
「境界」の薄さ、あいまいさについて。

「共話」というのも日本的会話の特徴なんだそうです
一つのセンテンス、一つの意志を順番に話しながら作っていく
「『一つの発話を必ずしもひとりの話し手が完結させるのでなく、話し手と聞き手の二人で作っていくという考え方に基づいた』会話」

なんかこれ
あるある って感じしませんか。無意識の探り合い的なことがあったりね。
(でもそこには、和を保ちたいという意思が働いている)

この境界意識の薄さは
「『見て見ぬふり』の文化なのです。
それは、相手の見られたくない部分は、実は自分の一部でもあるということを知っているからです。
相手が知られたくないことは、実はは自分も持っていることでもある」


こういう感覚ってでも、ずいぶん薄くなりましたよね
相手の不調法を指摘するような。そんなことが(TVなんか見てても)多くなってるのかなぁって
気がします

この方が
東西の古い「ことば」から
身体感覚を読み取ろうとしているのがとても面白いです
(古い言葉にはその民族の身体感覚が鮮明に表れているようです)
今は徐々に失われつつあるものだから余計に


「『古事記』や『日本書紀』によれば、芸能の始原は神懸りです」

これはいまでもよくわかります
日本の俳優さんの「上手い」人は憑依型です
アメリカやイギリスで名優と言われる方とは違います

でもさ。

本書によると(能の例などを出しつつ)
「若いよりも『老い』のほうがいい。
これは日本語の語源をみてもいえることです」


って、世阿弥の「まことの花」(と、「時分の花」って昔習ったね^^)の話など
老いることの価値を知っていたらしい日本で、でも同時に
「女房と畳は新しいほうが…」っていう表現があるのはなぜ??
そんなに起源の古い言い回しではないってこと?

以上
細切れに↑引用いたしましたが
読後、大らかな気持ちになります
時間感覚が大きくなるというか
自分という小さいものにとらわれる気持ちが薄らぐというか

最後にひきこもりの人たちと山を歩いた
「そうしているうちに彼らの視点は『歩く』という自分自身から、
自然や自然の中の自分へと変わる。
そうすると疲れなくなるのだ。自分の身体から世界に目を向けるだけで疲れが全然違うのだ」

っていうエピソードに表れている気がします

境界のあいまいさ、「個」意識の希薄さ、おおらかさ。
現代の生活を考えると失われているものだけど
それが残っているのが「能」の世界なんだそうです

能が見たくなるよね
そしてたまたまなんですけど
9月に、知人のお誘いで能へのいざない的な会を観に行くことになっています

すごく楽しみ!!







posted by しろくま at 15:36| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年07月06日

「タッピングダイエット」


タッピングダイエット --- 山富浩司/著 遊タイム出版 2011

乗馬ズボンがなんだかきつくなってきたので
先週あたりから微食を思い出したりしつついたのですけども
そういう時に限って
オットが鰻食べに行く?とかいうしさぁ(とほほ)
今日も夕方いっぱい食べてしまって気分もブルーになっておりましてこの本がちょうどよい感じでした

そもそも

EFT(タッピング)ってさー
こんな風にも使えるんだ!
そういえば、本も2冊ほど読んだし講習会にまで行ったのにさ
単に「ネガティブな感情を開放する方法」だと思っていたのでございましたが
あと
なんだっけセンテンスを呟く…っていうのも結構めんどうくさいもので
(本をパラパラ読み返してみたけどやっぱりそういう感じだったのよ?)

この本は
叩くだけ!センテンスメイキングなし!うひょ〜

どうも
著者が、経験から「編み出した」
食欲を抑制する用の「ツボとんとん」の順番なようでして


すごいじゃん。へぇー

ということでさっそく
「ダイエットに失敗したブルーな気分」を解放するトントンを致しまして

食欲減退とんとんは明日やってみることにいたします。

なんかうれしくなってきたなー(←能天気)


あ、この本、漫画つきだし、10分で(はおおげさ?でも30分あれば間違いなくで読める。
posted by しろくま at 23:25| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年06月28日

「子どもと本」


子どもと本 --- 松岡享子/著 岩波新書 2015

今年出たばかりの松岡享子さんの新刊。

友の会で9月に松岡さんをお呼びして講演会をするもんですから
みんなで奮い立って(?)読んでいます。

で、読みながらあちこちで感激してました
これは名著だ〜〜〜!

お若いころから、一貫して本と、子どもたちと、図書館と、そしてお話と
関わってこられた松岡さんならではの視点と経験が満載の
素晴らしい本だと思いました

「字の読めない子は、字が読めるようになった子の持っていない能力を持っている」


それは
「ことばをこころに刻む能力」でもあり
「ことばに対する信頼、想像力を目いっぱい伸ばして言葉の奥に世界を作り出す力」
だとおっしゃるのです
「わたしたちは、文字を獲得するのと引き換えに、それまで持っていた能力を失うのではないか」

これはちゅん2をみていても鮮やかに感じた経験があります。

…ってふうに
全篇様々な示唆に富む内容なんですが

なかでも
三章 昔話の持っている魔法の力
がわたしには圧巻だったな

たとえばー

昔話は「リアリスティックな文学ではなくて、シンボリックな文学」

このあたりは、リュティ他からの引用が多いんですけれども
(単なる引用でなくご自身の経験に裏打ちされているところに常人にはない重みがある)

だから昔話で
見た目が美しいとか、宝を持っているとか、いじわるとか怠け者というのは
実際の美人とかお金持ちという意味ではなくって
その人の「内面」「性質」をシンボリックに表しているってこと。

わたし以前に「よい絵本」と言われる松居直さんの「ももたろう」の製作譚を聞いて
(どうもこれは大戦後侵略を反省する意味で唱えられた説でもあるみたいなんですけども)
「たからは いらん。 ひめを かえせ」
だったかな?
宝を持って帰ったら略奪になるなんて、そんなのおとなの解釈じゃんってすごい違和感があって
ぜんぜん好きじゃなかったしいい本とは思えなかったし

あとそんなことをあれこれ考えているうちにどうも「夢」と昔話の構造はとても似ているなって
個人的にですが確信めいたものがあったので

「昔話はこころの奥深くで起こっているドラマを描いており、
それは現実の世界とは次元の違う原理によって動いているのだから、
この世的な基準で判断してはいけない」

ってきっぱりこの本に書いてあったことに

大いに賛同した次第。ああすっきりした!

それからもうひとつ、これは(わたしの)自戒を込めてでもありますが
心理学的な昔話の分析は、おもしろいしとくに素人は夢中になりやすいんだけどってご指摘の上で
「分析はつまるところ、解釈であり説明です。
物語を生かしている力ではありません」


と、あくまで素朴にお話を楽しむことを大切にすべき、
って書かれているところは本当にそうだなと思いました

その場と時間をを共有する大人も子どもたちも一緒に、
おはなしの魔法にかかってしまうのがいいのかもねぇ^^
(でもわたしはやっぱり、知識を持っていてそのうえでそれを忘れて魔法にかかりたいかも〜)



最後のほうは日本の図書館がもっとこうなってほしいという
提言です
図書館に「よい読者を育てる教育機能」をもっと持たせてほしい、
そのためにはまだまだ運用も遅れていて人も育っていない(そもそもそういう目的がない?)
ということで本当に同感です

でも
アメリカの公共図書館って高校の時すんでたときもそういえば行ったことがないのよね
学校の図書室はよく利用したし、そもそも「リサーチでの図書室の利用法、資料の探し方、文献の記載の仕方」っていう授業がありましたから
これには本当に感銘を受けた!!ものでしたが
(日本では探すことより「記憶していることを尊ぶ」じゃぁないですか…どっちが実用的かつ有効かは深く考えなくてもわかりそうなものなのにね)

そもそも教育というものに対する概念の相当違う国の間で単純には比較できないと思うけど

(それにわたしは田舎にいたからかもしれないけど)
ろくな本屋のないアメリカに比べて
ちゃんとした本屋さんがたくさんある(この頃はちょっと違うかな…)日本であまり図書館がよくならないのも
なんだかわかる気がするようなしないような。

まぁこのあたりはぜひ知人と語り合いたいところです
この本のことも…








posted by しろくま at 23:40| Comment(0) | こんなん読みました^^

2015年06月22日

「高野山に伝わるお月さまの瞑想法」


高野山に伝わるお月さまの瞑想法 --- 吉田明乎/著 祥伝社黄金文庫 2015

昨日本屋さんで目があった本(のうちのひとつ)。

「月輪観(がちりんかん)」という、
満月をイメージして意識を広げていくらしい美しい!瞑想法を分かりやすく教えてくれます。

その前に…

高野山や空海についての豆知識や
瞑想そして月の満ち欠けについての解説などもあって

結構面白かった。

そうそう
つい先日の金曜日に、「久米の仙人」のこと話していたばかりだったから
この本に久米寺のこと(空海さんがここで大日経を発見したらしい)が出てきたのが妙なシンクロで面白かったし

あと
「瞑想」は自分の内側に向かうのに対して
「meditation」は神様に向かう、っていう意味あいがあるっていうのは知らなかった。
(でも今のスピリチュアルな―――とくにキリスト教で、というわけではない欧米の方のmeditationは、もしかしたら自分の内に向かったりしていることもあるのかもね??)





土日はオット(やちゅん2)がいて落ち着かないので
明日になったら試してみよう♪



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2015年06月14日

「あなたのなかのやんちゃな神さまとつきあう法」


あなたのなかのやんちゃな神さまとつきあう法 --- 金城幸政/著 サンマーク出版 2015

この本の著者はですねー
生まれたときから「目覚めてた」っていう稀有な方だそうで

へぇぇ。こんな人もいるのねぇ…

先日「ちょっとアホ!理論」を読みましたが
これを
分かりやすく説明してくれてるのがこの本だとおもいます〜

「ちょっとアホ…」は、著者のパワフルさと「アホ!」ってのを
なんというか混同してしまいそうになるのですけども


ええと
著者曰く。

「願いをかなえる方法は、『ただ思う』だけ」
「人は『思ったイメージ通り』に思いをかなえるんです」


ただし、コツというかここで絶対大切なのは
「シンプルにただただ思う」そして「求めるときはひとつづつ」


わたしねぇ、これが要は、「ちょっとアホ!」ってことじゃないかなって思うのです。

たとえばー
ええとー
(どんな例がいいかなぁ…)
たとえばー(あくまでも私の理解ですけど)
「歌手になりたい」って願いがあるとするでしょう?

その「歌手になりたい」気持ちの中にはもしかしたら
「歌をうまく歌いたい」「スポットライトを浴びたい」「注目を集めたい」
「ちやほやされたい」「すごいねって尊敬されたい」「あこがれの対象になりたい」
「お金を稼ぎたい」「かっこいい彼氏と知り合いたい」…

なんって、たくさんの欲望が一緒になっているかもしれないですよね?

それだと、この夢はかなわないってことなんじゃぁないかなぁ

何か一つに絞って、一心にそれを思う
自分が本当にやりたい!これが楽しい!って思うことひとつを一心に追いかける
っていうのが
「ちょっとアホ!」ということなのかなぁと思ってるわけ。


本書ではこんな例を出されています

「ゴルフのバックスイングをするときには『右肘を開かない』」
この「右肘を開かない」だけに集中してフォームの練習をすればいいんだけど
そこに
「球をまっすぐ飛ばそう」という別の思念が入ってくると駄目なんだそうです。

まずは、「とにかく、肘を動かさないことを覚えてみてください。
本当にうまくなりたいんだったら、ひとつずつ習得することだよ。
『まっすぐ飛ばしたい』という気持ちは消してくださいね」



他にも覚えておきたいことはいろいろ書いてあって…
以下はmy備忘録でございます
詳しくはぜひ、本書を。


「神さまってね、とことん三枚目なんです」「等身大のあるがままの自分を生きるって、と〜っても気持ちいいもんですよ」

「自分の中にないものを通して見ると、すごく自分の状況が分かるようになる」


「感情の役割は、『自分の本当の思い』に気づき、本来の自分の本質を取り戻すためのナビゲーションシステムのようなもの」「『なぜ、自分は相手に反応したんだろう?』という問いかけを持つことです。なぜなら、湧き出る感情にはすべて目的があるからです」「感情は、全ての本音を携えている」

「『自愛』があるかないかは、あなたが身のまわりにある『物』をどんなふうに扱っているかを見れば一目瞭然です」


「人生を小さく見積もるならギャラリーでいればいいけれど、
自分の可能性を信じてたくさんの経験をしたいと思うなら、プレイヤーになってください」




いい本と思います!



posted by しろくま at 00:05| Comment(4) | こんなん読みました^^

2015年06月07日

「ちょっとアホ!理論」


ちょっとアホ!理論 --- 出路雅明/著 現代書林 2006


これ「ビジネス書」なんだそうですよ?(自称)(* ̄m ̄)

古着屋さんの大きなチェーンのオーナーであるらしい著者が
創業→拡大→業績低迷→倒産の危機→同時多発危機→「ちょっとアホ!」に開眼→業績V字回復

という過程を
楽しく語っている本。


そうよねぇ
そもそも
「アホ」じゃないと、(注:真剣にリスク云々を考えていたら)
おいそれとは起業なんてできないわよねぇ。
(だから、日本では…今はちょっと変わってきてるとは思うけど…「優秀」な人は会社員になるものだったのだ)

なんて思いながら読み始めましたが

でもこの方の「ちょっとアホ!」は
ものすごく根性が座っていました
そうなるまでにはやっぱり、あれほどの危機、が、必要だったんですね…

(もともとかなりキャラの濃い方のようではあるんだけれども。)



ちょっとアホ!、いいですね。
っていうか
ちゅん2と仲間たち(要は小さい男の子たち)をここ10数年みておりますが
その都度いつも
「アホ、っていいなぁ…」
って(どうも)指をくわえている自分を感じておりましたのです

巻頭の推薦文にこんな一文があります

「世の中のことを本当に知らないと、テレビやマスコミにその気にさせられて
利口者がかっこよく見えちゃうんでしょうね」


いやーこれ、ほんまやわ。
(TVやマスコミだけじゃぁないけどね)


ということで
これほど徹底的になれるかどうかいささか不安ではありますが
でも
わたしなりに、「ちょっとアホ!」
真剣に目指してみたくなりました。ホントよ?


(しかも、たぶん同じようなメッセージだろう本を別にもう一冊、見つけてしまった…
読むのが楽しみです!またご紹介しますね♪)



そういえば、村上先生の「アホは神の望み」っていう本も、ありましたっけ…
(内容忘れました)本棚に探しに行こう〜
posted by しろくま at 20:55| Comment(0) | こんなん読みました^^