2017年06月25日

「玉依姫」


玉依姫 --- 阿部智里/著 文藝春秋 2016

八咫烏シリーズの5冊目。
これはまだ、文庫になっていなくって、単行本なのと
(と?)
舞台が現代の日本なのと
主人公が女の子なのと

で、ずいぶん違った雰囲気ではありますけど

八咫烏の世界(山内)の秘密がぞろぞろと明らかになるのでありまする

初めは ふーん って感じなんだけどさぁ
(なんせわたしはボーイズ系ファンタジーが好み)
でも
途中から(この作者らしく)意外な展開が続いてさー

なんだかいろいろ言いたいことがあるみたい。
ともあれ、おもしろかったです(が、2回は読まないかなー)

来月続編(&シリーズ完結編)が出るらしい。あーたのしみ!
posted by しろくま at 17:53| Comment(0) | こんなん読みました^^

「黄金の烏」「空棺の烏」


黄金の烏 --- 阿部智里/著 文春文庫 2016


空棺の烏 --- 阿部智里/著 文春文庫 2017

はーい!こちらの続編の、これは「八咫烏シリーズ3」と「4」でございます。

文字通り、寝食を忘れて読んだ。読みましたとも!
で、4は2回も読んじゃった。こんなの、十二国記と「一瞬の風になれ」以来だわ。

このシリーズは、1、2より3、4になってからの方が面白いんじゃないかなーと思います。
雪哉がその本性を少しずつ表してきたし…
(人の顔は一度見たら覚える、って、顔だけじゃなかったんだわ)

なによりこの「4」は、
ハリーポッターばりの、寄宿舎学園もの(* ̄m ̄)

やんごとなき貴族のご子息が、「あの野郎〜!」なんてつぶやくのなんて
(まあそういう男子の友情物語なんでございます)

もう口福でございます。ごちそうさまでした。


それから、どうやら現代の日本とつながっている様子。これも続編が楽しみ。

あと些細なことですが気になるのは
「馬」のこと…… あぁこれは前にも書いたっけ。


おすすめでーす
posted by しろくま at 17:47| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年06月20日

「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法」


NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 --- マーシャル・B・ローゼンバーグ/著 安納献/監修 小川敏子/訳 日本経済新聞出版社 2012

コネクション・プラクティス(CP)の講座でこの本を勧められたので
買ってみました

前にも書いたと思いますけど
CP自体が、このNVCと、Heartmath研究所の成果(ハート・脳コヒーランスのテクニック)を合体させた(いいとこどりっていうか…)ものであるのでございます

丁度、CPのパート3を受けているときに、並行して読んでいたんですけれども
(パート3のことはまた書きますね)
講座をちょうど補完するような感じになって、
またそのときわたしが直面した問いに答えをくれたりもして
なんだか運命的な感じすらいたしました(おおげさ?)

NVCはnon-violent communication の略でありまして

他人と(それから自分とも!)の間のコミュニケーションを、思いやりを持った「暴力的でない」…行為としてだけじゃなく、心理的・精神的にも…ものにするためのノウハウが
書かれているのでありますが

ちょっと目次からかいつまんで紹介するとこんな内容になっています
・観察(評価をしないで)
・感情を見極める、そして表現する
・感情の元になる、「自分が必要としていること」
・「伝え返し」と「要求」の仕方
・「共感」について
・自分自身とつながる〜思いやりをもって!
・人を責める代わりに自分に共感する、他人を責める代わりに他人に共感する

でもねこれ、おおーすごい!とは思うし、
実際役立った時もあったけど、
毎日の生活の局面で、実践するのが結構難しい。ときがある。
(自己共感が足りなかったのかなぁって気もしますが)
この知識と自覚をもって、CPを実践する、っていうほうがとっつきやすい気がする。
(って言う説明で、なんだかよくわかりませんよねー とほほ)


「人を裁くとき、わたしたちは地球上の暴力に加担していることになる」
っていうくだりがあります

「人を裁く」って、裁判官じゃなくてもわたしたち毎日心の中でやっています。

あの人は身勝手な人だ。わがままな人だ。不注意な人だ。けちなひとだ。誠実な人だ。親切な人だ。

これ
ホ・オポノポノ思いだしませんか?
それから
佐藤愛子さんと遠藤周作さん(の霊?)の「国のことより自分のことだ」の話。

世界平和のためには自分の中の平和。
それは
自己共感
NVC的に言うと
「〇〇のときに、わたしは△△と感じ、それはわたしは◆◆を必要としているからだ。だから、わたしは今▼▼を望む」



本としてはとても素晴らしいのでお勧めです。難しいなとも思うけど。

posted by しろくま at 19:47| Comment(0) | こんなん読みました^^

「烏に単衣は似合わない」「烏は主を選ばない」


烏に単衣は似合わない --- 阿部智里/著 文春文庫 2015


烏は主を選ばない --- 阿部智里/著 文春文庫 2015

八咫烏シリーズ(というらしい)の1巻と2巻です。
久しぶりに載った電車の車内吊り広告に最新刊の告知が出ていて
おもしろそうかも?と思って読んでみました。

八咫烏が人間の形をとって生活しているという異世界の、王朝の物語。
(でも文化的には日本の平安か鎌倉か室町か…ってそんなかんじ)
本筋とは関係ないけど最下層の人々は契約で「馬」として八咫烏の姿のままで暮らすっていう……
(何とも切ないのであります)

1巻は、なかなか作為的なところが最初鼻について、
文章もなんだかぎこちないし読みにくかったんですけれども
途中の(ちょうど、白珠っていうお姫さまの恋愛話のあたり)から俄然面白くなって
(というのは、それまで主人公かなって思っていたお姫さまが魅力的じゃなかったのね)
結局はいわゆる「主人公」の概念が希薄やな… って物語だったんですけれども

最後のちゃぶ台返しみたいな展開にやられた。面白いじゃないですか〜!!

で、
2巻を慌てて購入。でも、amazon marketplaceで買ったためにしばらく間が空き。

で、さっき読み終わりました

今度は日本語があれ?っていうところは(わたし的には)一カ所しかなくて
たいそうスムーズに
そして面白く♪読みました


うふうふ。

巻末の解説の方も書いていたけれども
十二国記と奏者シリーズ(よりもわたしは守り人派)とソニンが好きなわたしにはこのシリーズは
直球の大好物。

っていうか
読みながら十二国記と守り人がよぎりますが...(作者もきっと好きなんだろうな)

つづきが楽しみでーす!今回は待てないので新刊を買ったのでありました


posted by しろくま at 19:06| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年06月08日

「The MANZAI」(上)(中)(下)

  
The MANZAI --- あさのあつこ/著 ポプラ文庫ピュアフル 2016

もともとは、ポプラ文庫ピュアフルから2010年に出た計6巻を、上中下の3巻にまとめなおしたもののようです。


今月の「子どもの本を読む会」のお題なの。
わたしには初・あさのあつこ。なんかねぇ
手に取る機会がなかったのよねぇぇ


冒頭、なんというかあざとさを感じてしまったのだけど
まあ大概すぐに没頭しましたね。

なんせ、お肌つるつる、髪サラサラのカワイイ系男子中学生が主人公。

あら?わたしメンズの好みは色白がっちり系短足可顔は大きめ目は細めですけど?
でも
息子はお肌つるつる(あ、高2になってちょっぴり吹き出物が出たりもしてるこの頃ですが)基本カワイイ系男子なのでありますから

ここはやっぱり……っていうか、この本読んでると、単なるおばちゃんの好みなんじゃないかって気もしてがっくりしますが……


男子中学生二人が出会い、漫才の相方として(として、というのは語弊が…)仲間と一緒に成長する物語
であります

ぽんぽん飛び出す言葉のやりとりがなんともスピーディーで可笑しい。

キャラクターもいろいろで魅力的で

でもね。


秋本貴史 っていう男の子が、転校生の瀬田歩 をみてビビッときて
漫才の相方にと熱烈ラブコールを送ってそれから無二の親友になるんだけど
その熱さがすごいのよ。

もうなんていうか
存在の完全肯定。

これって、わたし、自分で子どもを産んで育てるまで、経験したことなかったよ。
そしてそれは、私の人生観をとても大きく変えたよ。

だから
それを14歳で体験しちゃったこの歩くんの経験ってホント
なんというか……

ものすごいものであるのだ。


読んでると笑えるし面白いし
関西弁のやり取りのテンポがうつります。楽しい。楽しいわこういう日常!!

(時折無理やりな感じやん??ってところもあるものの)
あーおもしろかった!

そうそう
タイトルの謎は最後で分かります。
なんだ。TV番組のもじりじゃなかったんだ。 よかった!!
posted by しろくま at 23:33| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年06月04日

"Spook's : Alice"


Spook's : Alice (book12)--- Joseph Delaney, Red Fox Book, 2013

Spooksシリーズも12巻目になりました。

今回のは、アリスの魔界での冒険で、
Tomは全然出てこないし
(とはいえ、AliceがなんどもTomのことを思いだすので、名前は時折出てくるし、
Tomのことを思いながら自分を奮い立たせている様子がなんともかわいくいじらしいのであります)

にしては(しつこいですが、Tomが出てこないにしては、ってこと)
情景や描写はずいぶんグロテスク(血がいっぱい流れたり、気持ち悪い生き物が出てきたり…)なもんで
去年1/4くらい読んで、しばらく放置しておりましたのですが(結局前作から半年あいた)

まぁ気を取り直して手に取ったらやっぱり面白いのよね

なんでだろうね?

こんなグロいのにね?

AliceやTomが純粋だからかなー?


今回のこの話は、Aliceの回想部分がとても多くて、
(本の1/3くらい読んだら、つぎの1/2ほどのボリュームが回想シーンだったりする)
なんだか妙な感じの構成でしたが
このシリーズの特徴でもある、
もうだめだ!!!!って状況からの意表を突く怒涛の生還、っていうのが何度も楽しめました

もうだから、さすがに、
あーーーーーー!!!!!って読みながら絶望することがなくなったよ。
ある意味安心して読める。って不思議なホラーだわぁ
遠山の金さん的な?水戸黄門的な?

てこれ、ホラー??(ホラーって怖いのでほとんど読んだことないです)

なんだかよくわからないのよね
(そして今回は特に、思わせぶりな伏線たっぷり)


このシリーズも残すところあと2冊?

急がないで大事に読もう。

posted by しろくま at 18:36| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年05月25日

「もしここが天国だったら?」


もしここが天国だったら?〜あなたを制限する信念から自由になり、本当の自分を生きる〜 --- アニータ・ムアジャーニ/著 奥野節子/訳 ナチュラルスピリット 2016

「喜びから人生を生きる Dying to be Me」の続編です

読み始めてから(休憩をはさんで)読み終わるまでずいぶん時間がかかったのと
読み終わってからまたこれ時間がたっているのですが

前作では、臨死体験で得た叡智を語ってくれたアニータさんでしたが
この世に戻ってきて、講演などもするようになって、
でもやっぱり生身の人間だものいろんなことで気持ちや考えが揺らいで…

っていうところが
率直に書かれていて
そんなアニータさんが大好きになります

でもそのプロセスは、新たな学び直しのステップなのでありました

なにより

自分を大切にする
自分を愛する

っていうことの大切さ、そのことがいかに周りをも豊かにするか
をなんどもわかりやすく教えてくれます

(念のため… 自分を大切にすることは自分だけを大切にすることとは違うもんね
自分以外を大切にしないことはつまり、自分を大切にしていないことなのよね)

その目印はやっぱり「感情」であり「自分を幸せにするもの」「ワクワクするもの」

「内なる静けさ」
…24時間の情報断食を勧めていました^^ あーやってみたいかも!
から得られる「ガイダンス」に耳を澄ますこと

おもしろいところで(そして大変同感)
「外国を訪問している時、あるいは異文化の人と一緒に過ごしている時、子供への愛や家族に対する献身といった共通する部分を探してください。
また、相手に『変わっている』とラベルを貼るのではなく、『その人は自分と違うのだ』と考えるようにしましょう。
子供に対しても、できるだけ小さなうちからこのことを教えて下さい」


自分を愛する、っていったって、失敗もするし、邪悪なことも考えるし……

っていう自分を愛せないときってありますよね?

でも
「『自分には何か欠けている』と非難している時、実は宇宙の完全さを疑っているのだ」

それにそれに。
「エゴ」だってこの世で生きるために必要だからあるもので、無くす必要はないし、
健全なエゴと気づきのバランスがうまくとれているといいですね!
っていうところは
ほほー♪ ってうれしくなりました

さいごに…

痛みは精一杯感じきると去る。っていうのはわたしも実感しているところですけども
(とはいえそうともいかないこともあるが。)
彼女もこう書いています

「痛みから抜け出る一番いい方法は、それを十分に経験することだと私は学びました。
つまり、まず痛みがあることを認め、それから受け入れるということです。
痛みの存在を承認して、それを心から感じることを自分に許す―――そう、痛みを自分のものにするのです。
痛みは、必ず贈り物を伴います。」


痛みや、感情を十分に感じきること……
それは感情を「通り抜ける」ってことなんだそうです

通り抜ける!! aha!!



「創造性を発揮する練習だと思いながら自分の人生を生きてほしい」
posted by しろくま at 11:33| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年05月16日

「丕緒の鳥」


丕緒の鳥 --- 小野不由美/著 新潮文庫 2013

GWでした〜

今年は、大してどこへも行かず近所をぶらついておりましたが
後半は3日間、大阪にコネクション・プラクティスのセミナーを受けに行っていました
これについては後程またご報告するとして

セミナー受けながら行き帰りの電車と家で夜なべして
また「十二国記」を最初から最後までがむしゃらに読んでおりました

目が疲れた!!
でも
また新鮮に面白かった〜〜〜〜〜

どれもこれも
読んだら、あぁシリーズ中でこれが一番だって思って
次の巻を読んだらやっぱこっちが一番だって思って……( ̄m ̄〃)


特に、短編集なんかは(シリーズ中に2冊あります)
ほとんどあらすじも覚えていないもんで感動も大層新鮮で…

とくにこの「丕緒の鳥」の最後の2篇は
泣けてしまった……

ファンタジーなのに
ハイ・ファンタジーなのに泣けるってなに……

そうそう、シリーズは最後泰麒と李斎が戴に向けて旅立つところで終わっているのよね



つづきが読みたい……






posted by しろくま at 19:20| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年05月04日

「ドリーム・ブック」


ドリーム・ブック 「夢」のシンボル辞典 --- ベティ・ベサーズ/著 坂内慶子/訳 中央アート出版 1992


以前から使っていた本ですけど、よく考えてみたら
シンボル辞典の部分だけ使っていて、(それもこの頃は坂内先生の本ばかりを見ててこちらは…)
はじめの解説というか、夢の意味や取り組み方、あるいは後の方に載っている実例のところなどは
ぱらぱらっとしか読んでいなかったことに気がつきまして

遅ればせながらですがちゃんと読んでみました(スミマセン)

結果を言うと、とっても面白かったし、ここを飛ばしてはイケマセン。
むしろ熟読すべし。

納得しましたのは

「夢は、自分の人生に何が起こっているかを、日々示してくれる」
夢は、「あなたの生き方はいまこうだよ〜」って、言ってくれるんだなぁ。
訳者の坂内先生によると、たとえば野菜をもっと食べたほうがいいよ〜みたkな
「こうしたほうがいいよ〜」も、教えてくれるそうですけど

漠然としたところに「これがいいよ」「こうしなさい」っていうのは、きっと…
 言わないんだろうな。

「問題は、自分の願いを知るべきなのに、それをはっきりさせられないところにあります。
そこで祈りが、あなたの願いと欲するところを心の中に順序をつけて並べてくれます」
「祈りとは、自分の内側をはっきりさせてくれるものです」


祈りの新しい定義です。

「夢の中の登場人物は、全員があなたの側面です」

これは以前にも理解したところ。もういちど、思いだしたい。

夢の紐解き方もちゃんと書いてあります。
でも、それでも釈然としない時もあるでしょう

「夢の意味を理解できなくても、胸の内でこれだと確信できるイメージに出会ったら、
そのイメージに導かれて「自分でやる」という姿勢をとってください。
もしくはそれを瞑想します
やがて深い意味が解かり、解けるようになります」

「夢は、あなたの真の内在の美、あなたの可能性、あなたが取り組んで効果を上げた学びと、
効果を上げなかった学び、
あなたのあるがままの姿を知らせますから、あなたを知る助けになります。
あなた自身を知る以上に大切なことは何もありません」


posted by しろくま at 17:36| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年04月30日

「永遠の出口」


永遠の出口 --- 森絵都/著 集英社文庫 2006

そうそう、これを書くのを忘れていたわ。

先週、いつもの(月一の)「子どもの本を読む会」があって
そのお題がこの本でした

森絵都さんといえば、たくさんご著書がありますが
わたしは「カラフル」「リズム」「Dive!」と読んできた中で
これが一番好きかもしれない。

ひとりの女の子が主人公で
彼女が小学生〜大人になるまでを、1章づつの展開で追った短編集。

きっちり眉毛の上1センチの前髪だった女の子が
髪を染めてお酒を飲んで友達と外泊する中学時代
家族の危機や、高校時代の失恋やバイト…

最初はちょっと「ガールズ」な感じに入り込めなかったけど
だんだん面白くなってきて

この子の(っていうか著者のやね)独特の人を見る目の鋭さがなんともスリリングだし
同世代感にも共感できて楽しめました


解説を書かれているのが北上次郎さんって方ですが
「小野不由美の『十二国記』シリーズを第5部が出るまでしらなかった!」って悔しがっていらっしゃるのにも
また同感!!!


いやーまた十二国記読みたくなってきたわ。危険だー
posted by しろくま at 15:45| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年04月17日

「体の知性を取り戻す」


体の知性をとりもどす --- 尹雄大/著 講談社現代新書 2014

たまに、男性が、
「女の人は子宮で考える”からなぁー」
なんていうの、聞いたことありませんか
TVでこう言ってるのを聞いたときには衝撃を受けたわ

これって
だから女は知的に劣る…(っていう男性の偏見)

って意味に捕らえますよね。普通。
でも

この本の言いたいことはですね
(注:この本の中にこの表現は全然出てきません)

知性って脳にだけあるんじゃないよね?
体にもあるよね?

っていうことでこれは

「腸にも脳がある」(脳みたいに判断する、識別する、指令をだす…的な働きがある)
って提唱されてる人が今はいるし

体て覚えた技術は脳を損傷しても忘れない
ってことも今じゃ証明されているし

まぁ「脳化社会」の反作用的なムーブメントで今注目されているトピックであるかなとも思います

脳は基本的に過去のことを覚えていて、
思考するっていいながら単にそれをレファレンスしてるだけじゃんって

それより
体が自然に持ってる「感じる」+「動く」っていうセンサーで判断することの方が
ずっと実際的でずれが少ないんじゃないの?
っていうメッセージをこの本から感じました(「文中ではこれを「原初的な理解」って呼んでます)

脳で考えようとするから自分を信じられないんであってさ


考えてみたらちっちゃいときはみんなそうしているでしょう
自分の外側、世間”社会”を見渡すようになって「自分軸」がゆらぐのね

だけど社会は保っていかないといけないでしょう 人間は社会的な動物だもの。
だれもが「自分センサー!」でなんかしようとしたらもしかしたらカオスに…

そんなとき
「社会」(秩序、とは敢えて言わない)を保っていくのに大きく分けて二つの方法があるのではないかと
この本を読みながら考えていました

ひとつは、「ルール」。これ、今の社会でやってること。
わたしたち構成員を、「ルール」というもので「外側から」規制する。型・枠にはめる。
(本書でも、「正しさ、という鋳型」って表現がありました)
これは結果として、「体の緊張を高め、体を固める」っていう方向になるかな。

思いますにもう一つは「だれかから与えられたのではない、わたしたちに内在しているprinciple…たとえば、『愛』とか」
(昔の日本語でいうと「御大切」でしょうかね)
みんながこれを持っていて、これをリファレンスして物事を判断すれば、
社会は回っていかない?しかも優しく?そして美しく?
そして結果として、社会も、体も、心も、リラックスしない?

「自分というのをつくった瞬間から、『環境』ができちゃったんですよ…」
そもそも、自己と他の境目って、幻想かもしれないしね?



ともあれ、結局、私たちが自然かどうか、無理してないかどうか、もともと作られたように存在しているかどうか、
の目安って、固まってないか、つまり
flowがあるかどうか
なんじゃーないかなぁ…


って読後つらつらと考えていました。
ここ数年好んで読んでる本も、こういう方向のが多いんだよね。


で、このentryを書こうとして、amazonでこの本の画像のソースを調べてたら
この著者の別の本に「Flow」っていうのがあるって。


この本からわたしが見つけたキーワードと、おんなじタイトルってなんだか運命を感じるわ
(おおげさ…)

読んでみようかなぁ。どうしようかなぁ 図書館にはないしなぁ


表現が独特で(感覚の鋭さと鈍さが独特なんだろうな)ときに二度読みが必要でしたが
おもしろい本です

posted by しろくま at 17:02| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年04月13日

「聖地・高野山で教えてもらった もっと!神仏のご縁をもらうコツ」


聖地・高野山で教えてもらった もっと!神仏のご縁をもらうコツ --- 桜井識子/著 KADOKAWA 2017

ハイ 識子さんの本は、出たらすぐ読むことにしております
なのでタイトルはもうほとんど記憶にございません…(「こんどの」的な)

今回は、高野山のレポートです。

高野山といえばさぁ…

大学時代、オットとデートで行ったのよ。
っていうか、わたしたち、比叡山とか、貴船とか、高野山とか、
そんなとこばっかり行ってたのよ。まだ二十歳そこそこだっていうのに。
(オットは人ごみに行くと疲れちゃうタイプなのでございます)

おもえば、そんなときに、知らないうちに、神様仏様たちとご縁をいただいていたかもしれませんねぇ
そろそろ
また、お会いしに、お礼参りに、行かねばならないかも。
っていうか行きたいかも……

相変わらず
おもしろくって ふしぎで
ありがたい 行ってみたい♪♪ と思わせる、識子さんワールドです。堪能しました!





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「素読のすすめ」


素読のすすめ --- 川島隆太・齋藤孝/対談 致知ブックレット 2017

まぁこの本のなんて薄いこと。ブックレットだからそうかなとも思うけど、新書版で41ページで600円。
本って高くなったものだわぁ……

脳機能の研究者でいらっしゃる川島先生と、ご存知「NHK日本語であそぼ」「声に出して読みたい日本語」の齋藤先生の対談です。

あのね、
「ゲームをしているときの脳」と「簡単な計算問題を解いたり文章を読んでいるときの脳」
を川島先生が調査されたことがあるんだって。
「ゲームを楽しんでいるときの脳はよく働き、嫌々勉強するときの脳は働かない」
というのが仮説だったらしいんだけど…

「驚いたことに、結果な予想とは正反対」
「意欲がなくても脳がよく働く」
ってことがわかったのだそうです。へえー

私ゲームしないからよくわからないけど
ゲーム中は「反応」はしているかもしれないけど、「思考」のように脳みそは使わないのかもね?

「素読」というのは、声に出して文章を読むことです。
黙読+音に変換+口を動かす+息を出す+自分の声を聞く…

って、たくさんの活動をするため、その分脳の活動も活発になるのだとか。
中でもスピードをつけた速素読がとりわけ脳を活性化するとのこと。


これが
その分「記憶」にも残りやすく…

たとえば
認知症も改善する
んだそうな!!高齢でも脳が可塑的に変化するってことで

すごくないですか?
「お年寄りの中には素読よりも数を扱うことを好む人もいますので、単純計算によるトレーニングも組み合わせています」とのことでした)

「中身のある古典や名分を、ある程度の速さで素読しつづけることは、お年寄りの脳にとってとても効果が大きい」


父がしばらく入院してた時、これではいかんと思って
ナンプレの雑誌を差し入れしてきたんだけど
なんだかもう、やり方もよくわからないみたいなのね。

素読、こんど父と一緒にやってみよう
(でもあのひと数字の方が好きなんじゃないかなぁー)


そうそう
SNSは、「脳に抑制をかける」のだそうです
しかも、「学習した記憶が消える」。

本が好き、と、スマホが好き、どっちも好きなことをやってるんだから一緒やん?
って以前読み聞かせ仲間の友人に言われたことがあるけど
(そのときなんだかもやもやしたけど、なぜかはわからなかったんだけど)
やっぱ違うやーん!と思いましたです。はい
(彼女自身、自分にそう言い聞かせているのかもしれないね)

まぁ、からだは脳だけで構成されているわけではないですし(それはこの本には書いてない)
それにもう、(高校生ですから)自分で気づいてもらうしかないけどね?
小さいとき、車の中で暗唱とかしたなぁ。あれ、脳にはよかったのねぇー

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2017年04月07日

「手放すほど、豊かになる」


手放すほど、豊かになる --- 枡野俊明/著 PHP文庫 2017

これは帰りの千歳空港で買いました。
「みじかい眠りに…」を読んでしまって、次に出口王仁三郎の「霊界物語」を読んでたんだけど
ちょっと疲れてきて( ̄m ̄〃)

で これを……

いい本だった。
著者は曹洞宗のお坊さんで、禅庭のデザイナーで、大学の先生。
なんかTVでお見かけしたことあったような?(たいして覚えてないけど)


以下覚書。

「立禅」のすすめ…電車の中でも散歩中でもどこででも!
「まず姿勢を整え、次に呼吸を整えます。姿勢と呼吸が整うと、自然に心も整っていきます。
背筋を伸ばしてまっすぐに立ち、眼を半眼にした状態でヘソ下7.5センチぐらいのところ(丹田といいます)に意識を集中させながら、自身の生命力の流れに任せるようにして、ゆっくりと息を吐きだし、ゆっくりと息を吸います」


「墨絵を書く」よりも「墨をする」のに時間をかける
「墨をすりながら心を澄まし、気持ちを高揚させていきます。
絵は一気に書きますが、墨は長い時間をかけてすります。
一時間も二時間もかけて墨をすりながら、心が極まった段階で初めて筆に墨汁をふくませて紙に向かいます。
心の準備期間を十分に置くから、爆発的な集中力を発揮でき、いい絵も描けます」


「喫茶喫飯」
「お茶を飲むときには、お茶を飲むことそのものになりきります。
ごはんをいただくときには、ごはんをいただくことそのものになりきります。
お茶を飲むのも、食事をするのも、『心を統一し、集中力を高める』ための、ひとつの修行と考えます」


「今日できることは、就寝3時間前までに終わらせておく」
自分が眠くなるタイミングに合わせて、「『深夜12時になうと目を開けていられなくなる』という人は、9時ごろまでには食事と入浴を澄ませて、寛ぐ時間帯とします」
「きょうしなければならないことは、就寝三時間前までに済ましておくこと。
もし済ますことができないなら、諦めてあしたにもち越す方がいいでしょう」


「傷つけ合うのも、ひとつの人との縁です。
私の経験からいえば、相手との間には、喜ばしい経験が半分、嫌な出来事が半分。
半分半分で、ちょうどよく釣り合いが取れて、親しく付き合っていけるのです」

コップの上半分が澄んでいて、下半分が濁っているようなものだ、と例を出して。
人付き合いはマイナス部分だけではない、「自力ではなく、人は他力で生かされている」
「人間関係の喜ばしい部分も、嫌なところも両方をひとつに合わせて、『ありがとう』といってみてください」



「人とは、すこし損をするつもりでつき合う」

「同じ日課の繰り返し」に、新しい発見を探す

「『同じことの繰り返し』の中にこそ、自分を伸ばす、成熟させていく、新しい発見がある、学べる智恵がたくさんある」
「たいがいは、『同じことの繰り返し』です。お父さんの人生も、お母さんの人生も、そういうもの。
しかし、そこで飽き飽きして停滞するか、そこから新しい発見をするかで、今後の人生は大きく変わっていきます」


「みずからが、みずからの『主人公』となる。
「主人公」
というのは禅語なのだそうです。「物事に主体的に、積極的にかかわっていく自分」という意味。
「坐禅も、禅の修行も、決まった約束事があります。自分で好き勝手にできるものではありません。
しかし制約の中であっても、主人公となって修行します」
「定められたことであっても、それに主体的に、積極的にかかわっていく気持ちがあってこそ、つらい修行に耐え抜いていけるのです」
「そのような制約の中で、『主人公』となる。
みずから決断し、みずから行動し、みずから人生を作り上げていく。
だからこそ、『生きていく喜び』が湧き上がってくるのです」




生活をきちんと整えようって気持ちになりました。
次の本に取り掛かった時点で、忘れかけてしまうのが私の困ったところ……

(というわけで、こうして覚書しておくってわけ)

詳しくはどうぞお読みください^^
posted by しろくま at 23:56| Comment(0) | こんなん読みました^^

「みじかい眠りにつく前に」


みじかい眠りにつく前に 〜V 明け方に読みたい10の話〜 --- 金原瑞人/編 ピュアフル文庫 2009

ということで、北海道に持っていきました。

今回はのんびりする(stay型の)旅だったし、飛行機やホテルで読む時間あるっしょ。
ってかんじで…

(ちゅん2は春休みの宿題をしてました)

そうそう余談ですけど、旅行中は毎朝6時すぎに目が覚めた。
一方ちゅん2は起こさないといつまでも寝ていて……(* ̄m ̄)

短編集です。

しょっぱな、池上永一さんで始まるので、わくわくして読み始めたら
もう読んだことのある話だった。
でもそうだよね。ファンだもの〜
再読っていいもので、以前読んだ時とは違う読後感でした。

純文学っぽいものは、ちょっとしんどいんだけど〜
でもすこしの空いた時間で軽く読めて、気まぐれに止められて、
いろんな作家さんのいろんな味を楽しめる
おいしいassort。


posted by しろくま at 23:25| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年03月29日

「愛と許しのアロハ・スピリッツ」


目下、ハワイ情報収集中。(とくにマウイ島)

これは、「神様とおはなしができる」というアニキと、弟の龍の兄弟が
ハワイで人(といっても普通の人じゃないけど)に会い、パワースポットをめぐる…

というおもしろそうな本でしょ?

対談したのはKR女史(ホ・オポノポノ)と、アラン・コーエンさん、フランク・ヒューエットさん。
コーエンさんはスピ界で有名な作家さんらしく
ヒューエットさんはカフナ(あぁ、むかし結構カフナ系の本ご紹介したんですけどもね!消えたblogに…ハワイの、medicine manみたいなものでしょうか…)の家系に生まれたフラの継承者だそう。



このところ読む本に頻繁に現れるメッセージがここにも。

アニキ「自分を愛するというのは『愚かで可愛い自分を知る』ということです。
だめな自分が存在していることを、自分が認めることなのです。
人間の弱さを、自分で体験して、自分で発見することです」

「…力を抜くこと。それが本当に重要なのです。
リラックスした状態でないと、どんな力も空回りするものですからね。
…(中略)…
固くなると筋肉もしなやかに動かないのと同じで、心の動きも鈍くなります。
リキんでいる人の細胞や意識は、自らの圧力に非常に弱いのです」

「ボクがいつも言っているのは、人の話を聞くときに、その人を好きになりましょうということなんです。
その人を助けたいと思うんなら、好きになるんだよって。
そうすることによって道が開かれると思っていまして、話しているうちに、
相談している人ではなく、相談されている自分が心を開くようになるんです
…(中略)…
自分が開いたら、相手も開くんです。…(中略)…
いつの間にか相手が自分で答えを出してきて、解決されていくんです」

これ、傾聴療法の松本先生のおはなしとおんなじ。

「自分のことを認めている人の言霊は、地球に伝わりやすい」


「自信ではなく、自愛です。
自信がなくてもいいのです。
自分を知ろうと動き、ああそうか、と知れた後はちゃんと労い、愛する。
すると、いつかすっきりします。
これでいいんだ自分。とね。それができると、自信も自然に生まれてくるのです」


あのね、何かを嫌々やっているとね、
「宇宙」は「あぁこの人は、この嫌なことを、嫌々やりたいのね!好きでやってるのね〜」って受け取るんだそうですよ?
(で、改善されない)
じゃぁ、どうしたらいいのかってことですけどアニキいわく
「ああ嫌だ、と思ったとき、嫌なことをしている自分を褒めればいいのです!
嫌なことをしている自分は偉い!とね。
それだけで、自分の宇宙を肯定したことになります。
…(中略)…
肯定できる何かがみつかったら、それをとことん認めることで、心が軽くなります。
すると、周りに感謝できるようになります。
大いなる和が生まれ、魂が喜びます。そして、輝きます」


なーるほどーーーー♪


アランさんのおはなしに出てきた、アフリカの部族の歌の話、
素敵で、おもしろかった……


マウイ島のパワースポットとしては、
イアオ渓谷、ハレアカラ火山、ハナ
が紹介されていました。
これは、行かねば。
posted by しろくま at 00:55| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年03月23日

「Dive!! 2〜4」


Dive!! 2 スワンダイブ --- 森絵都/著 講談社 2000
Dive!! 3 SSスペシャル'99 --- 森絵都/著 講談社 2001
Dive!! 4 コンクリート・ドラゴン --- 森絵都/著 講談社 2002

読んだ――♪♪(今朝はちょっと寝不足)

章ごとに、いろんな人が主人公になって話が進むんですけど
私はやっぱり中学生の知季くんとこがいいなぁ 素直でひたむきでかわいいなぁ

「一瞬先のことなんて誰にも分らない。
わずか1.4秒後のことですら」

「美しいものはどこかに繊細さを忍ばせている」


特に4巻なんて、疾走感と盛り上がりがすごかったです

あんまりおもしろいんで、youtubeで高飛び込みの動画見たりしてしまった。
地味だった…
でも わくわくした♪(あんまりなくて、そのあと目についた落馬の動画に走ってしまったけど)




いやーよくできたお話だわ……!!!

そうそう
映画もあるんだって、1巻を読んだあたりでは観てみたいなーっておもってたんだけど
読破後、すっかり興味がなくなっちゃった。
わたしの中でDive!!の世界がすっかりできあがって完結しちゃったのかなぁ
posted by しろくま at 08:24| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年03月21日

「Dive!! 1」


Dive!! 1 前宙返り3回半抱え型 --- 森絵都/著 講談社 2000

児童書好き仲間の友達が教えてくれて
早速借りに生きまして
(このごろは図書館で借りることを覚えましたのよ^^ 賢くなったわ〜〜)
でも先にこれこれを読んでたりして

今日お買い物に行った先でご飯食べながらようやくこれに手を付けましたらば

まぁなーんとおもしろいこと!!!

もう早速読んじゃってさぁ つづきを借りようと勇んで図書館に寄ろうとしたら
今日は休みだった… やっぱり、全巻借りときゃよかったわ。ぶぅぶぅ

これも中学生男子部活ものでーす
今回は高飛び込み競技でーす
やっぱり少年が主人公の話が好きだ!!!!!


森絵都さん、「Colorful」よりずうっと面白い。

桜の幹はゆがんでいる、っていうのが妙に心に残っている。

posted by しろくま at 19:28| Comment(0) | こんなん読みました^^

「最強の叶え方」


ピッと宇宙につながる 最強の叶え方 --- リリー・ウィステリア/著 永岡書店 2017

あらーなんてストレートなタイトルなんでしょ
もうなんでまたこの本を読もうと思ったんだかよくわからないんですけれども
でも内容は、先日の「喜びから人生を生きる」をわっかりやすくしたようなものでした

「感情は、自分の人生の羅針盤”」
「ポイントは、ありのままの感情を受け入れること」
「あなた自身を満たすことに集中してください」
「あなたが理想の未来を叶えたときの感情を味わうといいでしょう」


やっぱ感情ですか...

「宇宙のエネルギーはlight!」「lightに行動しよう」

この辺りの説明は本書をご覧くださいね。

「『こわい』は魂のGoサイン」

それと…

「波動コミュニケーション」

これ、ぜひ、マスターしてやってみたいと思います!
お馬さんたちにもきっと届くんじゃないかなあ〜

posted by しろくま at 19:17| Comment(0) | こんなん読みました^^

「百年後、ぼくらはここにいないけど」


百年後、ぼくらはここにいないけど --- 長江優子/著 講談社 2016

中学生部活モノでーす
主人公は中3の男の子で、地歴部でしかも鉄道好き寄りでーす
スポーツ系みたいにさわやかじゃありませーん

始め読みだしたときはどうしようかと思ったけれども

おもしろかったです……


暗めで友達少な目でちまちました男の子だけど
すっくなーい部員たちと一つのこと(ジオラマづくり!)に取り組む中で
他人を、そして自分を知っていくのだなぁ…

しかし、読了後、なんでジオラマにしたんだっけ??
ってところがあまりにも記憶に残っていなくて
そこだけもう一度読み直しました

まぁ展開が結構調子がいいというかタイミングがいいというかTVドラマみたいねぇと思っていたら
著者はTVのお仕事をされている方のようでした


しかし、わたしってば
連休だったのに
ちゅん2は部活やライブ行っててオットは仕事やらゴルフやら行ってて
わたしは家でぼーーーっと 本読んだり、寝たり
あぁなんてこと……
(ま、ぜいたくともいう??)

posted by しろくま at 19:02| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年03月16日

「アロハ魂」


アロハ魂 --- 小林聡美/著 幻冬舎 2009

女優の小林聡美さんが、ハワイ島を旅した時のエッセイ。

この夏、family reunionでハワイに行く予定なので、(まぁ行くのはマウイだけどさ)
図書館で目について借りてみました。
パラパラめくっていると、渓谷で野生の馬に出会ったシーンがあってね♪
ほらね。表紙にもいるでしょ?馬^^

独特の文体ですが(はじめちょっとげんなりしたものの)
ユーモアがあって面白いし、楽しく読みました。

あーハワイ、たのしみ!!!

posted by しろくま at 23:20| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年03月15日

「喜びから人生を生きる!臨死体験が教えてくれたこと」


喜びから人生を生きる!臨死体験が教えてくれたこと Dying to be Me --- アニータ・ムアジャーニ/著 奥野節子/訳 ナチュラルスピリット 2013

なんでだったか、実は続編(「もしここが天国だったら?」)からさきに読み始めたのです

でも…
これはやっぱり、こっちを先に読んだ方がよさそうだなって思って手に取りました
(まぁこの際だから訳本のタイトルについては文句も何も言いませんわ…)

うーん
いい本だった。すごい。叡智の宝庫。


著者は、香港在住のインド系の女性で
末期がんで危篤状態から…その時の臨死体験を経て…この世に戻ってきたかたです
ガンはきれいさっぱりなくなり
臨死体験で見聞きしたこと、わかったことをいま、こうやって知らせてくれています


「感情」
が、どうも、キーワードであって、とっても大事みたいなのよね…
(なんかここ1年くらい?繰り返しこのテーマが来ているわ)
(もう一つ、「私は誰か」ってテーマも、あるんですけどね…)

死後の世界、物理的環境から脱した世界、空間や時間の拘束のない世界、
自分の意識がより大きな意識と一つになる
過去も現在も未来も同時に起こっている
「向う側の」世界…では
「感情が唯一の対話方法だった」

「感情は魂への入り口なので、自分の感情をブロックすれば、自分のすばらしさに気づけなくなるでしょう」
「思考はすること”を重視し、魂は存在すること”を重視する」
「自分の行いが、存在すること”によるものか、それとも行動すること”によるものかを知るには、日々の決断の背後にある感情を見ればよい。それは恐れですか?それとも情熱ですか?」
「自分と他人のためにできる最善のことは、意識的に自分をうきうきした気分にさせて、幸せを感じること」

「その時々、正しい感じがするものに注意を払っている」

これは感覚やね。
「自分自身についてどう感じているかが、人生の状況を決めるうえで一番大切なことなのです。
つまり、自分自身に正直でいることが、ポジティブでいるよりもずっと重要です」
「「私は、動揺することが起きた場合、自分がネガティブな気持ちになるのを許しています。ほんとうの感情を封じ込めるよりも、体験するほうがはるかに良いからです」

「自分に対し批判や恐れを抱かないことがとても大切」

エゴもね…「無条件に自分のエゴを愛し、この人生で自分を表現するための一部と受け入れることができれば、もはやエゴは問題ではなくなります。それはあなたの成長を邪魔するどころか、役に立ってくれるのです」
「すべての感情を表現する必要はありません。でも、全て自分の一部だと受け入れなければいけないのです」
(白色光がプリズムを通すと7色に分かれるように”ね!)
「現在に生きるとは、時間のあるコマからつぎのコマへと感情の荷物を持ち運ばないこと」

(犯罪を犯した人が…)「彼らが他人に対してしたことは、内側で自分について感じていることの反映なのです」

「私たちが外側で体験するものは、内側を映し出したものにすぎません」



なので
「状況が困難に思えたら、それを物理的に変えようとするのではなく、まず自分の内側の世界を調べる」
…そして、「内側に入って、その感情と向きあ」う。
「気持ちが落ち着き、自分の中心を感じられるまで、一人で座ったり、自然の中を歩いたり、音楽を聞いたりするのです。
そうすると、外側の世界も変わり始めて、何もしなくても障害物が消えていく」


これ、わたしは日頃結構やっているかな。
わたしのばあいは、結構茶碗を洗っているときや運転してるとき、庭仕事してるときなどに起こったりする。
(無意識に体を動かせる瞑想に近い状態なのかな?)
自分の感情に淡々と向き合っていると、あ!って気がつくことがあって、
そうかぁと思ったら(思っただけで)、またはその時浮かんだ(ささいでも)行動をとったら、
状況がすっかり良くなったりするのよね。たしかに。

「私たちが最大の敵の目を覗き込んだ時、そこに映る自分の目を見ることができれば、人類に真の変化が訪れるでしょう」

「もし物質レベルで物事を解決しようとすれば、余計に進行が遅くなる」

「自分を病気にしたのは恐れの気持ちだった」

…別の言い方で、
「ほんとうの自分を表現できずに生きてき」た、「自分自身のエネルギーが癌としてあらわれた」
「身体は、自分の内側の状態を反映したものにすぎない」

(ガンや病気については、もっとたくさんのことが書いてありましたけれども、詳しくは本書をご覧ください)

「信念や執着からの解放」について
「信念」…他人と意見が合わない時、自分の信念を守ろうとするあまりに大きなエネルギーを使ってしまう。手放せなくなる。「自分が確かだと思っている者だけを受け入れ、他のものはすべて閉め出してしまう」「自分を閉じ込め、制限することになる」
「気づき」…「判断せずに、何が存在していて、何が可能かを理解すること。気づきを得れば、防御する必要がなくなる。成長とともに拡大していき、ワンネスの状況に近づけてくれる。そこは奇跡が起こる場所」
「身体はわたしたちの気づきに反応する」

「自分の生命が望むような人間になることを許したとき、私たちは最も強力」
「自分の理解が十分ではないことを受け入れ、不確実な状態を心地よく思えるようになれば、無限の可能性の領域が目の前に広がるのです」


「私たちの唯一の義務は自分自身に忠実であることで、それを自分に許すことだけです」
「私たちは、自分自身の道を発見し、喜んで生きるためにここにいるのだ」

「自分がすべきことを探す必要はなく、自然に目の前に現れてくる」
「ただ自然の展開に任せていればよい。自然の展開へ到達するために、私がすべきことは、ありのままの自分でいることだけ」
「つまり、本当の自分でいて、自分の真実を生き、愛であること」


臨死状態から帰ってきた時に、
「あらゆるものや人が美しく見えて、ありふれたものや出来事にさえ、魔法や驚きを感じた」
とおっしゃってますが
これ…「美術館で絵を見た後」とか、ありませんか、こうなったこと。わたしは、あるのよ。(で、とってもびっくりした)

あとね、「それよりもじぶんのことだ」じゃないですけど
(あとオポノポノのなんとか博士も同じことをおっしゃっていたけど)
この本でわかりやすく書いてくれているなと思ったのは

自分は全体の一部であって、全体そのものであって、
世界の中心に自分がいるわけだから
自分が「自分に対する愛」をもって存在することで、周りの人に影響を与え、世界に影響を与えることができる

っていうのが世界を平和にする道なんだな
世界が平和でないのは自分が平和でないからなんだな
peace of I (←これはホ・オポノポノ)

「恐れずに、自分のすばらしさを思うままに表現してください。それが、あなたのこの世にいる理由です」

たくさん抜き書きしちゃったなー
まぁくわしくは、どうぞお読みください…まれにみるいい本だと思います


posted by しろくま at 23:58| Comment(2) | こんなん読みました^^

2017年02月15日

「サラブレッドと暮らしています」


サラブレッドと暮らしています --- 田村正一/作 白泉社 2016

マンガです。
園田競馬の厩務員の青年が主人公。

いろいろ知らなかったなぁ〜
お仕事の様子や、仕組みや、なんて早起き!!ってことや…

うわーーわたしも、手入れしてて尻尾でばちん!!って叩かれたことあるぅぅ
あれはわざとだったのか……
( ̄m ̄〃)

おなじ馬モノでも、おがわじゅりさんの漫画と違って、
目線が男子で面白い。
でも馬への愛は共通です^^


第11話はさすがに涙してしまいました。ええマンガや〜〜〜


posted by しろくま at 00:09| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年02月07日

「プラハのシュタイナー学校」


プラハのシュタイナー学校 --- 増田幸弘/著 白水社 2010

図書館でふと目が合ったので(注:この本と)借りてきました。
ひさびさのシュタイナー(関連)本だぁ〜〜!

一家で移住して子どもをシュタイナー学校に通わせました♪
っていうのは、雁屋哲さんの「シドニー子育て記〜シュタイナー教育との出会い〜」
(とか「ミュンヘンの小学生」もかな?古…)
と一緒ですけども

まぁでも読んだの10年くらい前だからなぁ 単純には比べられませんが
(わたし自身がずいぶん変わっているだろうから…)

この本とっても面白かったです

チェコの、社会主義社会からの転換
その中のシュタイナー教育、いわばシュタイナー原理主義と現実主義とが拮抗する様子
チェコ人の気風(「言葉を重ねてお互いを理解し合おうとする」など←でもこれは、チェコ人に顕著というより日本人に希薄、な点かも…)と教育の姿など…

その中で育つ、日本から引っ越してきたチェコ語も全く知らない4人家族

これはお父さんの手記ですが
お父さんの観察やお父さん自身の変化も含め興味深く
読み応えがありました


ちゅん2と仲の良いクラスメイトで、中学までチェコにいた子がいるの
話聞いてると彼とってもユニークで面白いんですよねぇー^^
そんなことも思い浮かべながら読んでました



「チェコの子ども達はいかに自分が人と違うか、自分だけの個性をつくろうと工夫しているように思える。
それを互いに見せ合い、すばらしいとほめ合う。そして、『じゃあ、自分はこうしよう』とまた工夫をする」


プラハのシュタイナー学校では朝礼もHRもないけど
朝、アロマろうそくに火をともして、ひとりひとりが先生に貰った自分用の「詩」を唱えるんだって
「詩には生徒が克服すべき課題やテーマ、目標などが込められ、一年を通じてその意味を考えながら、自分を見つめなおすきっかけとする。
この詩は学年末、通知表と一緒に渡される」
(フォルメンのイラスト入りで)

「ろうそくの火も、詩の朗読も、そして鈴の音も、その一つひとつが集中して勉強するための入り口なのである。
先生たちは生徒が集中していなければ、授業をする意味がないとさえ考えている」


シュタイナー学校ってがりがり勉強しいないイメージがあるけど、ここでは結構宿題もあって、夜遅くまで勉強しているようなのです。
「チェコの宿題は絵を描いたりして楽しい」っていう部分もあるようなのですが

(中略)この思いは先生に対する敬意から生じるものでもある。だから先生のいうことをきちんと守ろうとするのである」


以上、返さないといけない本だからメモっておきました。

それから、もうひとつ。シュタイナー教育の内容ではないんだけども
ドイツから来たコンピューターの専門家の先生が「ゲームや携帯電話の怖さ」を語ったくだり

「ゲームの一番の特徴は『自分が考えていると思わせて、実はなにも考えていないことだ』と彼は言い切る。
楽器は毎日弾けば、少しずつでもうまくなる。
しかし、ゲームは何も考えていないから毎日やっても、上達するわけではない。
自分で工夫してクリアしたと思う場面も、おもしろいと思わせる場面も、途中で飽きてきたと思うことまで、実はプロフラムされた、計算尽くしのものだからである。
プログラムにうまく誘導されているにすぎないのだ。
うまくいかずにもうだめかと思っていると、ちゃんと秘密のアイテム”が現れる。
全てはプログラムに支配され、人が考える一部の隙もない。考えているようで何も考えていないのだ。
ゲームがうまくなっているように感じたとしても、それは単に反射神経が訓練されたにすぎない」


ほぉぉ。そうなんだ。わたし自分がゲームしたことないからわかんないわ。

自分で考えるかどうか かぁ……

posted by しろくま at 21:56| Comment(2) | こんなん読みました^^

2017年01月26日

「子宮を温める健康法」


子宮を温める健康法〜若杉ばあちゃんの、女性の不調がなくなる食の教え〜 --- 若杉友子/著 WAVE出版 2012

マクロビ&一汁一菜&雑草料理で有名な若杉ばあちゃんの本です
まえに何だったか読んだことあったっけな…
(たぶん雑誌「あなたと健康」。私には定期購読していた過去がある)

こういうのを読むと、
(ちゅん2がアトピー様皮膚炎だった幼児のころはすごく気を付けたりしてたのよね。この頃はちっともですが)
ふーむ わたしももっと気をつけようかな!!!

って気になるけれども
やっぱり甘いものをたまに食べると幸せだし
お肉もたくさんは食べなくてもおいしいし
雑草は(以前友人たちと摘んで料理して食べたことがあるけど)
やっぱり(有名な山菜は食べられる理由がある…要はおいしい…のよねー)……

ってなことで
今みたいに健康なうちはね、たぶん、そう真剣に取組めはしないのでありました

まぁでも
ゆる〜く取り込むのがわたし流です。いまんとこ。


娘さんの齋藤典加さんが、
若杉おばあちゃんの提唱されてるものを商品化してて
そのお店がNorica Styleっていうの。
自分で作るには大変すぎる玄米の黒焼き茶を買おうとして探したら行き当たったんだけども
藤原紀香さんのおすすめグッズ販売サイトかと思ったよ〜!
(ハイ、単にわたしの勘違いですけどもね)

それからこの中にも、ご自分の経験をつづった文章を寄せています
「今まで生かされてきたことや食べものに感謝していましたか?
自分は努力しているのになんで健康になれないのかとぼやいたり、からだに不平不満を言ってませんでしたか?」

と、相談にこられる方に問いかけられるそうです

ほんまにねぇ。
これ、たいせつなことやわ


posted by しろくま at 11:21| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年01月23日

「私の遺言」


私の遺言 --- 佐藤愛子/著 新潮文庫 2005

(佐藤さんと遠藤周作さんとの逸話が)先日から気になって、この本だったかなと思って読むことに。
読みすすめながら、めっちゃ既視感あるんですけど!?
これ、読んだことあるかも。忘れてるけど。まさか本棚にあるかしら?
でもまた買ってしまったので、怖くて(本棚)さがしてないです...

作家の佐藤愛子さんが、目に見えない糸で手繰られるように、北海道の浦河に別荘を建て、
その土地に因縁のあるアイヌの霊や、佐藤さんの先祖との因縁を持つ霊やらとの繋がり(通路)が開き、
霊体質となり、
すさまじい霊体験をする中で
出会った人との(除霊などなど)逸話やどのようにして怨霊を静めていったかや
そこから佐藤さんの得た「目に見えない世界(まぁほとんど霊の話だけど)」への考察などが書かれています。

たいそうおもしろい(と、いうと気の毒な気もするのだけど)


1997年の神戸の児童殺傷事件は「狐憑き」だってはっきりおっしゃっています......!
(あ、狐とは言ってなかったです)

おおー。

ふだん、そういうこと考えたり感じたりすることはほとんどないけど
この本を読んでると思いのほか多いのかも…って気になってきます
(わたしも、今までたった一度でしたけど、「あ、もらってきた」ってわかったことありましたっけ。
その晩熱が出て、下がったらすっきりしました)


読後、総じて思うことは
とくに最終章は「日本人の精神性」について書かれているんですよね。

「日本人の精神性は、無残に干上がってしまった」
「目に見えて下っていくこの国の波動」


個人的な感覚としては、おっしゃる通りだと思う。
だから、わたしも、(世界が平和になるために)(世直しすなわち自分直しのために)「日拝」なんてやりたいな!とか思う。

だけど、たとえば権力者が(総理大臣とかさ…)妙な義憤に駆られて
日本人の精神性(云々)をただすこと、とりもどすことが
それが自分の使命だと信じて
何か自分勝手な信念を作り出して突き進んで
批判されるとそれは自分だけが分かっている、批判する者は理解していないだけだなんて傲慢に思っちゃうと
なんて危険なんだろうと思うし

そればかりか「昔の日本は素晴らしかった」「そもそも日本民族は素晴らしい」的に(悪いことだってもちろんしたはずなのに)「いや、何も悪いことはするはずがない」なんてふうに
選民意識のために使われたりしやすいんじゃないかなって思いました
そういう身勝手な信念、歪んだ自意識の材料にする人はきっといそうだなって気がします

高いプライドと劣等感を同時に持っているひとがこういうのに弱そうな気がします
(とはいえ、客観的に自分を認識する知性があるといいのだけど...)
そういう人が権力者になったら要注意です



あ、そうそう、「国のことよりも自分のことだ」(の出典)は確かにこの本でした。一番最後の方。

「世界平和」じゃなくて、「この国の先行き」でしたけれども。

佐藤さんの浦河の別荘は、この本にも地名が出ているし、
GoogleMapで見ると案外すぐにわかります。
上空から眺めるような形で... なんだか感無量になります...



posted by しろくま at 18:41| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年01月16日

"Fantastic Beasts and Where to Find Them: the original screenplay"


Fantastic Beasts and Where to Find Them: the original screenplay --- J.K.Rowling/auther, Little, Brown/publisher, 2016

映画を観て、それから読んだことになります
読みながら
どうしたって映画の俳優さんが浮かぶけど、Harry Potterの本編と比べてそれが全然気にならない♪
のは
やっぱ配役が素敵だからなんだなぁ

大好きなEddie Redmayneだけじゃなくって、脇を固める俳優さんたちも
とくに
QueenieとJacob役のおふたりがだいすきー^^



なんですけど
この本のテキストは、映画のセリフそのまんまなんですよね。(そりゃそうだ)
読み始めは、なんでおんなじの読む意味があるんだろう…??
(だって「原作」を読むのと違って、描かれていない、背景とかが分かるわけじゃないんだもんね)と思いましたが

でも
映像を思いだしながら、セリフをなぞっていくのもまた楽しいものでした
ここから映像を膨らませるのもすごいなぁ!と思ったし
画面の切り替えなどコレきっとJ.K.Rowlingだけで書いたわけではなさそうね。と思ったり



とはいえ!

やっぱりこれは小説で書いてもらいたい!
だってさーあ

なんでGravesが独断で死刑を宣告出来ちゃったりするわけ?!!
とか
魔法界の人たちが「非魔法界Non-Majに存在がばれちゃうこと」を「戦争になる!!」とずいぶん恐れてることも今一歩リアルにわかんないし
Tinaの早とちりでおバカな行動もなんだかよくわかんないし
壊れた街並みを元に戻したってさぁ、死んだ人は生き返らないよね…?
とか

要はいろいろ疑問が残ってしまうわけ。

でもこの映画はまた観たいしDVD出たら絶対買うなぁー!と思うのでした
まぁ動いてるE.RedmayneのNewtをもう一回観たいのであります


posted by しろくま at 17:16| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年01月13日

「パワー・オブ・ラブ Power of Love」


パワー・オブ・ラブ /Power of Love --- MOMOYO/著 ナチュラルスピリット 2016

先日この龍の本を読みまして
著者の紹介のところにあった別の著書がこの本
副題に「スピリチュアル・アナトミー」とありまして

ほーこれは、読みたい♪
と直感的に思いました

イメージとしては(だってさ、anatomyだもんさ)
実際の臓器別の、リーディングみたいなものかなぁって想像してたんですが

ぜーんぜん違いました〜〜


そういう、人間を分割したものでも、知識でもなかった〜〜 (・ω≦)

第1部(1/3ほど)は著者の半生について。
子どものころから、どういういきさつでこの本を書くようなことになったのか、が書かれています。

第2部(残り2/3)は
「ほんとうの自分」について

ほんとうの自分を知るには、「ハートを開く」こと
それには、ハートが開いている人の隣に行くこと、自然の中に身を置くこと、
それから、「魂が大好きなことに巡り合うこと」

今の地球を覆っている、"Power of Control"から
"Power of Love"に力学を変えていきましょう、っていうこと

あのさ
「世界平和は自分の内面から」って
ほら
遠藤周作さんが死後、佐藤愛子さんのところにやってきて語ったという…

たしか
「世界平和を実現するためにはどうすればいいですか?」って尋ねた愛子さんに
「そんなことより、自分のことだ!」って(霊界から)おっしゃったとかなんとか…
どこで読んだんだか、心に残っているんですけども

だって「そんなことより」、ですよ?そんなことより!!

だからこういうことなのね?だって人間は実は空間的に連綿とつながっているわけだから
(オーラの本とか、エネルギーフィールドの本とか、ほかにもいろいろあると思うんだけど、わたしはこの本読むと実感する、ような気がします)
ハートをひらいてる人の隣に行くとそれがうつるわけだから
自分の平和 Peace of I がつまり世界平和に十分波及しうるってことね?
(って、前にこんなことも書いてる日があったんだわー)


ということで

心がけて
なるべくハートをひらいて(って詳しいことは本書を参照ください)
自分の感覚に神経を澄ませて
「思考」に気づいたら、ははっ!と笑って受け流して
呼15秒吸10秒をときおり練習して

自分自身、自分の中の「愛」に気づけるように今を喜んで暮らそう。


posted by しろくま at 12:51| Comment(0) | こんなん読みました^^

2017年01月11日

「子どもと文学」


子どもと文学 --- 石井桃子、いぬいとみこ、瀬田貞二、鈴木晋一、松居直、渡辺茂男/共著 福音館書店 1967

この錚々たる顔ぶれ!
年末年始を挟んで読んでました。

前半(っていうかほぼ3/4ほど)は、
小川未明、浜田広介、坪田譲治、宮沢賢治、千葉省三、新美南吉の批評。
未明、広介、坪田譲治は酷評
千葉省三、新美南吉は評価
賢治は絶賛であります

わたしは、小川未明の「金の輪」なんかは結構好きなんで
このこてんぱんさ加減にはちょっと胸が痛いところもあるのですけど
(でも赤い蝋燭と人魚は暗いよねぇ…)
死の匂いが濃すぎて、たしかに子ども向きだとは思わないわねぇ

「子どもに」どんな物語が必要か、というのをkの6人が徹底的に考え抜いた評論なんであります
この本(1967年)以降、日本の児童文学の方向性が結構変わったって聞いたことがあります。

で、後半(第二部)は、じゃぁ子どもの文学で重要なことは何か?
ということが論じられています


わかりやすさと、しっかりとした骨組
これは、語りの文学として長い時を生き抜いてきた、むだのない「昔話」のスタイルがお手本だということです。
モノレールのように一本の時間軸上を動いていること。

それから、なにより、面白いこと!
(こう聞くと、ついロアルド・ダールが思い浮かぶなぁ。)
なによりおもしろくなくちゃ!(あ、あの人は「滑稽なところがなくちゃ」でしたっけねっ。滑稽と面白いはそっくりおんなじではないけど。)

テーマは目に見える形(状況や行動や)で表す

「なぜ?」よりも「それから?」で筋を追う。

人物の性格は、行動と会話によってあらわされること。

日本の児童文学がこれまで「情緒や心理的な説明」をことさら重視し、「事件や行動を重んじてこなかった」のは、日本の風土や日本人の気質などからくるものではないかと指摘しています。

それから、「ファンタジー」について。隙間も漏れもない、真実らしさ、深さ、論理が不可欠ということ。
(ふわふわした夢物語、という意味ではない)

「ファンタジーということばは、『目に見えるようにすること』という意味のギリシア語だと(リリアン・スミスは)いっています。
そうとすれば、この名は、ファンタジーの任務をじつによく言いあらわしています」


要は、言葉の技術自体は未発達だけれども
大人よりずっと確かな、真実をとらえる力を持っている子どもたちをリスペクトしなあかん、
してきてないやん、
ということです(わたしなりに解釈)


おもしろかった。折にふれ読み返したい本ですが
残念ながらとうに絶版で手に入らないのよね。

図書館には絶対にあると思います!





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2017年01月09日

"Harry Potter and the Cursed Child"


Harry Potter and the Cursed Child - parts one and two- --- J.K.Rowling, John Tiffany, Jack Thorne, Arthur A. Levine Books 2016

ハリーポッターシリーズの最新作。
夏に入手してたんですけど、ぱっと開いてみると
戯曲!? なぜにシナリオ??

わたし、「かもめのジョナサン」以来戯曲は視覚的に苦手感がありまして。
(まああのときはまだ小学生だったけどさ)

で、半年ほど放置しておりましたが
先月"Fantastic Beasts and... " も、みたしー
お正月休みだしー

で、ようよう手に取って読み始めたら面白くってイッキでしたわ。
シナリオだから、おおむねセリフだけでできてるし、読むのはどっちかというと簡単なのかもね。

主人公はハリーの息子のアルバス・スネイプ・ポッター少年。
なんと唯一の友達が、マルフォイの息子スコーピウス。wow。
おとうちゃん(ハリー)とうまくいっていなくて、
ああーとおもってたら、trolly witchの知られざる秘密が出てきて!

time-turnerが多用されて、それはなんというか安直だし
パラレルワールドじゃないの?って思ったらつじつまは合わないし
まあなんか小説よりは作りこみが甘い気もしないでもないですが…

ストーリーの意外さでぐいぐい引っ張っていくあたりはやっぱり面白いなぁ。

We cannot protect the young from harm.
ほんまよねぇ。


posted by しろくま at 16:09| Comment(0) | こんなん読みました^^

「あなただけの『龍』とつながる方法」


あなただけの「龍」とつながる方法 --- MOMOYO/著 大和出版 2016

あけましておめでとうございます〜〜〜^^

ってもう9日ですか。まぁぁぁぁぁー!

4日に図書館で読み聞かせをしているボランティアグループの新年会初ミーティングがありまして
午前中打ち合わせして午後はランチ&おしゃべりして
その足で近くにあるBOOK OFFに行ってきました

近いんだけどいつもはいかないBook Off。
なぜか行かねば!!という気になって(あ、でも10%offセールしてた)店内をぶらぶら。
目についた絵本などを籠に放り込んで、まぁまぁ重くなったときに、
ふと気になったのがこの本。

見ると、しらない人だし、同じようなの前にも読んだし、あんまり安くもなかったし、本もなんだか薄汚れてるし

一回本棚に戻したけれど、胸がざわざわして、もしかしたら今日ここに来たのはこの本に会うためだったかもしれないなんて思い始めちゃって
やっぱり買ってしまった。


おもしろかったです!

あのねー


「本当のあなたはマインドではありません」
スピリット(魂)の方です、みたいなことをおっしゃるの。

「自分は本当は誰か」っていうのは、じつは、昨年後半くらいからわたしの前に折にふれ現れてる
テーマというかなんというか。お題というか。なのですよね
(はじめは本で見かけたんですけど…まだ読み終わってないのでここでご紹介してませんけど…それを考えていくと、自分がすごく楽になったんです)

ま、それと同じかどうかはよくわかりませんが
「人生はご自身のマインドとスピリットが統合していくためにある」

「出来事にどんな真実味があろうと、その出来事は、マインドがスピリットに出会うための出来事やきっかけに過ぎません」


あぁこの辺、わかるようなきがするわ

前にも書きましたけどもわたし自分と一緒にいてくれる龍の名前はわかっているんです
(まぁ妄想かと思わば思えって感じですが… てへ)
で、まぁこの著者のご体験みたいにすごいものではないですけど
この本を読んでいると、龍がいるとこうなります、っていうところに結構身に覚えがあったりするので

あーやっぱりいてくれるんだなぁー^^
って気持ちにはなったかも。

そうそう龍を感じる、ための練習方法なんてのも載っています
これおもしろいです。やってみた!

でもねー

10秒で息を吸って、15秒で吐く呼吸法、
って
難しいんですけど!!!あの、難しくないですか!???

そのうちできるようになるんかしらん。

posted by しろくま at 15:46| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年12月26日

「カーミング シグナル」


カーミング シグナル〜理論と犬のストレスを軽減するための実践的応用〜 --- テゥーリッド・ルーガス/著 石綿美香/訳 エー・ディー・サマーズ 2009

先日「テリントン・タッチ」の本を読んでご紹介しましたけれども
これと並行して馬語(horse speak)の本を読んでいるんです
(すっごいおもしろいよ!!読み終わったらまたご紹介しますね)

カーミングシグナルは、犬のことば。

そういえばここでも、「徹底解明カーミングシグナル」って本を挙げてますけれども
で、犬語であり犬の気持ちを表すって説明してありましたけれども
この本ではなんでこれを"calming" (落ち着かせる)シグナルって呼ぶのかがよくわかんなかったんです

今回ご紹介するこちらの本は、薄いブックレットのような体裁ですけれども
こっちの方がずっといいです!
まぁそれもそのはず、著者はそもそも「カーミング・シグナル」を発見、提唱した人だそうです

カーミングシグナルは、犬のコミュニケーションツール。

目をそらす、鼻をなめる、体の向きを変える、弧を描いて歩く、あくびをする…

こういったことが、
個体間(犬同士、犬と人間の間でも!)の緊張をやわらげ、
「わたしはフレンドリーですよ」ってサインを相手に送っ(たりし)ているのねぇ…


うちのさくらちゃん(雑種13歳)
お散歩に行くと、向うから犬が来ても結構無視して歩いたりね。
ほかの犬に興味がないのかなぁって思っていたのですけど……

これはりっぱな、カーミングシグナルだったのね。
しかも、「年上の犬は若い犬を落ちつかせようと」シグナルを使うことが多いみたい。
さくらちゃんてば、コミュニケーション上手だったのだわ。

「犬のストレスサインには以下のようなものが見られます。
落ち着くことができない、過剰な反応をする、カーミングシグナルを使う、自分の体を噛んだり舐めたりする、物を噛む、吠える、遠吠えする、キュンキュン鳴く、下痢をする、筋肉が張り詰めている、毛が抜ける、体を振るう、自分の尻尾を追いかける、貧相な毛並み、荒い息遣い、集中力に欠ける、震える、食欲がない、排泄の回数が普通より多い、アレルギー、光を凝視する、逃げる、動き回る、神経質な行動、攻撃的な行動、転移行動」


犬っていうのは、そもそも一生を集団〜家族〜で生きる動物だそうです。
ひとりでいるってことは、どれほどのストレスになっていたか…
…さくらちゃんの話ですが…

さくらちゃんがうちに来たときは、ちゅん2が2歳で、わたしたちはいつも2階に住んでいて、
さくらちゃんは庭で
さくらちゃんの相手をほとんどできなくて、

花粉症かアレルギーがあったんだけど、「柴系の犬はアレルギーが多いから」って聞いて納得していたけれども

ストレスサインだったのかもしれないなぁ
かわいそうなことをしちゃったな


いぬのしつけに、
「乱暴にする、怖がらせる」「こういう対処の仕方には、どんな理由もいいわけも通じません」

「犬に尊敬してほしいのなら、あなたが犬を尊敬しなければいけません。
よい関係というのは相互通行であり、ほどよいバランスがとれた一体感の中で、一緒に暮らすことです」


何回も読みなおしたい本です!
posted by しろくま at 21:31| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年12月20日

「Good Old Boys」


Good Old Boys --- 本多孝好/著 集英社 2016

新刊だそう。この作者は初めて読みましたが

おおおおおおもしろーーーーい!!!

新聞の書評では、とにかく「うまい!!」って書いてありましたが
たしかにうまいなー と思うけどそれよりもどうしたって
「おもしろい!!!」
なんだなー

市内一弱い、小4のサッカーチームにまつわる短編集ですが
それぞれの主人公はメンバーの子どものお父さんで

ってかその家庭の話で
未読の方にはぜひこのあと読んでもらいたいからネタバレはしませんけどー

みんないろいろあるよねぇ…そこに、ひたむきな子どもたちの姿が重なって
あーーこういうのとっても弱い。ってかストライクゾーン。ちょっとフシギ話もあったり、
なによりもほぼみんな、男の子たちだし。しかも10歳て!
おもしろいし、じーんとするし!!

プロローグが、なんとも不思議というか、ちょっとした未消化感ではじまるんですけど
(この人、ちょいちょい、こういう思わせぶりな書き方しやはるのよねぇ)
で、続く話が面白いので概ねそのことは忘れてるんですけど(たまに思いだしてうーむとおもう)
それがラス2の「ハルカ」の章ですっかりわけが分かります

最後の3章、「ダイゴ」「ハルカ」「ソウタ」はもう、怒涛のもりあがり3連続!です
ま、「ソウタ」は、親目線でいうと、親子のすれ違いはすぐに察しがついてやきもきするから
もうちょっと分かりにくくてもおもしろかったとも思うんだけど。

おすすめー!


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2016年12月17日

"The eagle of the Ninth"


"The Eagle of the Ninth" --- Rosemary Sutcliff, Oxford University Press, 1954

「第九軍団のワシ」
の原作。
やっと読めた!

一回日本語で読んでるんだけど
あのさぁ
英語原作は
軍隊用語や
ローマ用語(?)や
イギリス(とくに北部の)地形・文化に特有の用語がてんこもりで
あとサトクリフ独特?のいいまわし
けっこうな回数辞書引いた。

lochってそうかぁナントカロッホ、って池田先生もおっしゃっていた
「湖」って意味なのねぇ
とか
(地形でもっというと)Down(丘の一種)とかburn(小川)とか…


それはさておき。

やっぱりおもしろかった。
一番、印象に残ったシーンはここかなぁ

MarcusとEscaがイーグルを盗んで、逃げて逃げて、追いかけられて(hunted)、
もうだめかとほとんど観念して、古い信号塔に駆け込んで追い手が迫って
(なんかさぁ、「ラストサムライ」のラストで、渡辺謙とトム・クルーズが
「それで何人死んだ?」って短い会話をするシーンを思い出すのよねぇ)

そこに一群れのharebellが咲いていて

"It seemed to Marcus that it was the bluest thing he had ever seen."
っていうところかなぁ

もうちょっと小さい花がイメージだけど…


つづきも読む―♪

posted by しろくま at 12:04| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年11月29日

「ママのためのシュタイナー教育入門」


ママのためのシュタイナー教育入門 --- ドーリス・シューラ―/著 鳥山雅代/訳 春秋社 2008

シュタイナー関係(教育だけでなく)の本は、ちゅん2がちっちゃかったころに
結構たくさん読んだんですけど
この頃はとんとごぶさたでした
(思春期の...くらいが最後かなぁ)

それからも、いい本がたくさん出ているのですねぇ

これはタイトルに「入門」とあるし、本屋さんで見かけても手に取らなかったかもしれませんが
(でもあんまり本屋さんで出会うことってなくない?大型書店ならいざ知らず)

いい本でした!!!!

how-to的なことは何も書いてないのですよね

でもね。
おとなが、自分自身が、「いい状態」に、
自分に戻れる時間を持つ、そのことの大切さ

結局
「教育は自分を教育することでしかない」ってこれはシュタイナーの言葉で
いろんなところで書かれ話されますけれども

そのことをやさしく
あたたかく
しずかに
おもいやりをもって
隣でささやいてくれているような本…


「生きる時間のプロセスは、自分の外側に、『正しい答』があってそれにしたがうということではなく、
自分の中にある答えに気づいていくことなんだ、ということです。
それは、ひとりひとりの暮らしのなかの小さな問題を解いていくことにほかなりません。
その宿題は、だれのとも同じではない。それは<わたし>だけの宿題です」


ああぁぁこれって、ほんとうにこの頃実感するようになったのよ。

終りの方に、
「自分が自分であるという感情」のことが書かれていますけど
これちょうどいま(並行して)読んでる別の本にも同じ意味のことが書いてあって
それがわたしの気持ちをすごく楽にしてくれたんです


「私たちが難しい日常の中で、バランスをとるということ、
まさにこの親自身の試みを通して、子ども自身もそれをまねし、
自分の中にそのバランスを得ていくことができるわけです」


あぁほんと、そして一緒に育ちたいね…


この本を読んでいると、いろいろビジョンが下りてくるような不思議な本でもあります。
どなたにも、おすすめ


posted by しろくま at 21:37| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年11月28日

「名前セラピー」


人生が100倍楽しくなる 名前セラピー --- ひすいこたろう・山下弘司/著 マイナビ 2014

名前のもつ「言霊」って
ずいぶん前に興味がわいて、参考図書を探したことがあるんですけど
その時はなかったわ。こういうの。
ひょんなことから、先日この本を知って、読んでみました

名前って
大事なんだなぁー…!!! 
っていうのが主な感想ですが

なかでも
「氏名は使命!」
っていいきったところがあって何で潔いのだろうと…


巻末に
50音のもつ「言霊」が解説してありまして
自分の名前をそれに照らしてじっくり考えてみることができます

実はこの本、土曜日に近江八幡へ行く電車の中で読み終わったんですけど…

車窓の滋賀の風景を見ながら
ふと思いだしたことがありました。

わたしって、もしかしたら、
人の才能っていうと大げさかもだけど、そのひとの力っていうか、得意なことというか…
を少し敏感にわかるかもしれないわ。

自分でもできることだったりするんだけれども、でもあえて
「これ、●●さんに頼もうよ〜!」
って、これまでの人生で何度か言ったときに、
そういえばその人がなんともうれしそうな…っていうより、内側から輝くような…
表情をしたことがなんどかあるなぁって。
(で、実際うまくいく、というか、その人はそれにより力を入れて、あるいはむしろメインとして、続けることになったりする)

こういうのが、こうやっていくのが、じつは、わたしの使命だったりするんだろーか。
だからこうしよう、という状況はいま特には思い浮かばないんだけれども。
(まあそのうちそういう局面もまたあるでしょうけれどもね)

そうそう、わたし、車に名前、つけてます♪


「出会う相手の名前は、自分へのメッセージです」

これも、なんとも、興味深い…


posted by しろくま at 01:26| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年11月12日

「神様、福運を招くコツはありますか?」


神様、福運を招くコツはありますか?〜直接きいてわかった神仏の本音 --- 桜井識子/著 幻冬舎 2016

出たばっかりの識子さんの本。
っていうか、amazonに予約してたので発売日に届いてすぐ読みました〜^^

この方の本は、読後優しい気持ちになれるから好きなんです
たまに読み返したいなと思うのですけど、こうやって新巻が続々出るようになったのでありがたいです

今回は…
特にテーマを決めず、よもやま話のような構成でおもしろかった。

お墓のこと(入った人=故人がどう思っているか!)
とか
ついてきた霊を離す方法
とか
天からの「霊格テスト」のことなんて興味深く読みました

丁度昨日ね。
髪を切りに行って、近くにずっと行ってみたいと思ってた喫茶店があったので
そこに寄ってコーヒーを飲みながらこの本を読んでたの。
そうそうちょうど「霊格テスト」のところを読んでたんです

詳しくは本書を見てほしいんですけどかいつまむと
「『日常的ではない突発的な出来事』で、『非常に腹が立つシチュエーション』だったら、
天の霊格テストかもしれない、と考えて冷静になることをおすすめします」

ってことなんだそうです

で、喫茶店からの帰り道…

時間帯なのか、ごちゃごちゃと混雑しているところがあって、
そこでちょっとむっとする態度のおじさんに前に割って入られたんです

こういうことってめったにないので、ショックというか、軽く腹が立つというか…

あ、でも。さっきこんな話読んだとこじゃん?
そうかそうか

ってあれこれ考えながら運転してましたが

結局
割り込むっていうか、通りたい人を先に通してあげるようにしといたほうが
あとあと…事故になったりすることもないだろうから
わたしにそういうことを事前に教えてくれたおじさんだったのかなと思ったら
腹も立たない、っていうよりなんだかありがたいなぁという気持ちになってきて

うん。これは、精神衛生上もとても良い。(* ̄m ̄)


読了後、
なんていうかー
「見えない世界」っていうのは見えてる世界よりもずっとずっと広いものだなぁ…

という気持ちがしみじみとしてきて

窓から大きな虫(ハエ?)が入ってきて部屋の中を飛び回ったり
洗濯物を干していたらカメムシが飛んできたり
しましたが
もしかして誰か(先祖の霊とかさ。)が何か言いたくて来てるのかも〜〜〜

なんてつい思ってしまいました(相変わらず影響されやすすぎ)

でもね。そういう生活、そういう世界観、好きかも。


posted by しろくま at 15:01| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年11月05日

「武士道ジェネレーション」


武士道ジェネレーション --- 誉田哲也/著 文芸春秋 2015

シリーズ最終巻。
おはなしは面白くって、楽しんだんですけれども

今回は早苗ちゃんがどうしても好きになれず。

っていうか
作者なんだなー 好きになれないのは

自国の文化に誇りを持つのは当然としても
なぜか歴史観の話を
とくに
「自国に誇りを持つ歴史観」と「自虐史観」のまるで二つしかないようなその書きようが
青少年が読むこういう本にこれはいかがなものかと

その視野と料簡の狭さに腹が立ちました

素晴らしいのは日本の文化だけじゃないです
「愛国」を標榜する人たちが日本を戦争に向かわせようとしてもいます
この本は極端な歴史認識を押し付けかねない有害図書のようになってしまっています

急にどうしたの。おはなしは面白いのになぁ惜しい。「武士道」からこうなってほしくはなかったな。

posted by しろくま at 15:10| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年11月03日

「武士道セブンティーン」「武士道エイティーン」

 
武士道セブンティーン --- 誉田哲也/著 文芸春秋 2008
武士道エイティーン --- 誉田哲也/著 文芸春秋 2009


今日は祝日でちゅん2はたぶんデートに行った様子だしオットはイベントに駆り出されて行って

うひょー♪ 超時間あるー♪

で、朝からほとんど洗濯しかせずにずっとごろごろ。あ―晩御飯つくるのだるいなー…

ところで
この2冊(これの続編)読んじゃいました
セブンティーンもおもしろかったけど、まぁ早苗のお父さんの事故だとか、
ちょっと都合よすぎん?ってところもありましたし
香織がずいぶん角が取れちゃって
まぁシリーズも2作目は大変よ?みたいな?

でも
「エイティーン」はびっくりするほど面白かったです
特にぃ(ってなんかやっぱりうつってるし)
ダブル主人公の使い分けが絶妙だしそいでもって
サブキャラのストーリーがねぇ!!!

あーおもしろかった

で、
「ジェネレーション」も頼んでしまいましたとさ

posted by しろくま at 17:21| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年11月01日

「武士道シックスティーン」


武士道シックスティーン --- 誉田哲也/著 文芸春秋 2007

「一瞬の風になれ」を勧めてくれた仲間がこれもおもしろいよ〜〜〜♪って
もう
読むしかないでしょう!4冊シリーズだから3冊(なぜに-1…)大人買いしてしまった


昨日の夜読み始めて。
うむむ… コレはちょっと、わたしダメなやつかも…
って最初思っちゃったんですけども

剣道少女の話なんですけれども。
(ダブル主人公)
最初に出てくる女の子が、いやー、こんな子、いないでしょう!!
って(わたしも武道をやってただけに)なんかリアリティが感じられなくて

でもさー
いやいや、ところがどっこい、ずんずん面白くなるんですわ
あとは結構イッキで、本日の晩ごはんは手のかからないものになってしまいました

おもしろかった!!!


まぁさー、↑の極端少女がずいぶん変わるんだけれども
その変わり方がなんだかあっけないような気もするんだけども

基本的に前を向いて生きるまぶしい青春なのよね。あーさわやかだった

もう一人の主人公の少女が
「たぶんわたしはかなりの自分好きなのだ」

って思うところ
昨日読んでた本とも共通するメッセージだなぁ

posted by しろくま at 23:09| Comment(0) | こんなん読みました^^

「自閉症のぼくが『ありがとう』を言えるまで」


自閉症のぼくが「ありがとう」を言えるまで --- イド・ケダー/著 入江真佐子/訳 飛鳥新社 2016


もうなんか胸がいっぱいになってしまった

彼(著者)は重度の自閉症だそうで、言葉を発することはできないし体も制御できないし

だから
周りの人たち(特に専門家など)は知的にも遅れがあると考えて
ずっと…3歳の時から小6までずっと…「ABC」的なビデオをあてがわれ(学校で!!)

でも
本当は自力で文字も読めたし高度な概念を思考することもできたのだって
彼の障害は出力であって、知的能力じゃなかったってこと

彼のお母さんがそのことを発見してよかった!!
そして
ソマ先生という専門家に出会えてよかった!!!



いや
どれほどの絶望でしょうか
ガラスのはまった穴のこちらには、知的な魂があるのに
向こう側には思いも声も届かない

わたし、世の中で何が一番怖いって
たとえば精神病棟のようなところに軟禁されて、「私を私として扱ってもらえない」ような状況に置かれるってことに
えもいわれぬ恐怖を感じます
(そりゃホラーも怖いしアゲハの幼虫も怖いけどさ)

だからかれの絶望、かれの恐怖は少しながらわかるような気がするんだな

本書には彼が12歳の時、13歳、14歳、15歳の時にそれぞれ書いた文章が
載っています
その知性に驚かされます

12歳の時に
「職業上の偏見のせいで正しくものごとが見られなくなっている先生が多すぎる」
って書いています

13歳では
「どうすれば自己憐憫を乗り越えられるだろう」って書いています
「自分の身を嘆きがちなぼくたちは、自分の生活をよりよくすることができないまでも、
せめてまわりの人にやさしくしなければ」



15歳では、高校に入って学校で(無理解に)苦労するようになって
でもその体験が彼をタフにします
「特別教育の専門家にいやな思いをしたのは、ぼくだけではないはずだ。
一部の人にとっては、こういう仕事はほとんど『権力の誇示』でもある。
『必要だから」と正当化して抗議できない弱者を支配しつづけるのだ」


iPadのゲームのことを
「これは社会的に受け入れられているスティムだ」
(スティムっていうのは常同的な行動のことらしいです。どうも恍惚となるような心地よさがあり、そこへ逃げ込んでしまうのだって。)

うふ。皮肉が効いてる^^

自己憐憫をやめて、「ありのままの自分を受け入れる」「ありのままの自分で生きる」
ってことが、幸せに生きる秘訣なんだ
って
気づいたときの彼はたったの13歳なんでした

うわおーー

He encourages me !

思えばさぁ
わたしたちいかに自分自身以外のもので自分のプライドを保っていることか

思えばさぁ
わたし、落ち込むときってありのままの自分をよしとしていないときなんですよね


うん。そうだよね。イドくん!
わたしも忘れないようにしたいよ(忘れても思いだすよ!)

そうそう
彼は人のオーラが見えるそうです
青や紫の人は、大抵直感的な人々で、かれはうれしいんだそうです

おもしろい…

ちなみに
原著のタイトルは
"Ido in Autismland: Climbing Out of Autism's Silent Prison"

訳書のタイトルは秀逸と思います
posted by しろくま at 22:56| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年10月30日

「蛍火の杜へ」


蛍火の杜へ --- 緑川ゆき/作 白泉社 2011

マンガです
「夏目友人帳」の作者の方です

今日ずっと家にある筈の本を探していて
全然見つからなくて
ふとこの本が目について、久しぶりに読んでみましたら

…涙腺決壊…

あぁぁぁぁ切ないぃぃぃぃ

この頃とんとマンガは読みませんけど、でも一番好きな作家さんかも。
posted by しろくま at 01:21| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年10月20日

「対談 赤ちゃんと絵本をひらくひととき」

akachan.jpg
対談 赤ちゃんと絵本をひらくひととき --- 佐々木宏子+細谷亮太 NPOブックスタート/編

これと一緒に買ってみました。
佐々木宏子さんは、鳴門教育大学の先生で
ご専門は、絵本を通した乳幼児の発達心理。
細谷亮太さんは、以前講演会を聞いたことがありますけど、聖路加国際病院の小児科の先生です。


読んでから時間がたってしまって、新鮮な感想は忘れてますが
本に線を引いているのはこんなところ。

「赤ちゃんは『意味の世界』に入る前に、日本語のメロディーやリズムのようなものに惹かれていきます」
ちっちゃい赤ちゃんでも、じーっと絵本に目を凝らしたり、聞いていたりするのはこういう時期ですよね。

「つまり5か月、10か月の時にはまだ日本語の意味が分からないから、音とリズムの面白さにひかれて話を聞いている。
ところが2歳を過ぎて日本語が分かり始めると、意味が分からないから聞かないという、(後略)。
意味の世界に入る前の言葉の響きというのが、赤ちゃんにとってはとても大切なものなのではないかと感じましたね」


細谷先生のおっしゃる「やったり・とったり」のリズム。
「人間の赤ちゃんだけがおっぱいを吸う時に『途中で休む』という行動をとるんですね。
赤ちゃんはおっぱいを吸うことで、ふわっと気持ちよくなってしまいます。
そのまま寝かせたら寝てしまうんですけれども、お母さんはふわっとしておっぱいを吸うのをやめた赤ちゃんを、ヨシヨシとあやしてゆすられると赤ちゃんはハッと気がついて、もう一回おっぱいを吸う。
その『やったり・とったり』するリズムというのは人間の授乳の遺伝子だけにあって、犬も猫もそういうやりとりはしないんです」


このリズムが実は
「ぼくは人間のコミュニケーションの発達にとって、とても重要なことだったのだろうと思っています」

一方的にどちらかが何かする、というのではない
双方向のやりとり、っていうことですよね

先生は、絵本の読み(聞かせ)方にもこれが自然と現れるっておっしゃってます。

人気のある絵本は大きかったり色の変化もあったりでとてもインパクトが強いですが
「赤ちゃんにとっては、人間に対して興味を持つということが本当は一番大切なんです」
読んでる人に関心を持ちながら聞く、というのはごく自然なことなのねぇ

小さい子に本を読んであげていると
絵本を見ずに、読み手のわたしの顔を口を開けてみてる子どもが結構いるものねえ^^


そして大きくなるとちっとも絵本のことを覚えていなかったりもする
「絵本を消費しつくしてしまう」
のも、子どものすごいところですよねぇ

改めて
赤ちゃんという存在にいとおしさがわく対談でした


posted by しろくま at 14:27| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年10月05日

「空はいま ぼくらふたりを中心に」


空はいま ぼくらふたりを中心に --- 村上しいこ/著 講談社 2016

これの続編。

で、主人公は今度は↑でサブキャラだった業平くん!

いやー
やっぱ好きですわ。男子が主人公の話の方が^^
前作よりもカッコよくないんだけどね。内面を描くとそうなるのかしら

でもさーぁ

そうそう、作中いろんな人のつくった(設定の)短歌がたくさんでてきて
素敵なんですけれども

先日、TVで俳句の甲子園?みたいな高校生対決をやってて
ちょっと見てたんですね
男子校とかも出てた...


その、ひとりひとりの句の違いの鮮やかさにびっくりしたわけです
まぁそりゃーそうだよねー

なんで、この本に出てくる短歌も、もうちょっとはっとするような鮮烈な違いがあるともっと面白いかと…


でもね
おもしろかったですよ
うっかり夜寝ずに読むところだった。いえね、理性で思いとどまりましたけども。


けどこの最後はどうなんかなぁ…
びっくりしたけど!
親が「短歌甲子園」の試合を見に来てて、そこで審判に暴言を吐き、
彼女を追って会場を出ていく息子… (このあとどうなったんだろうね)

単行本で買うのはちょびっと勿体なかったけど、
文庫本出るまでは待てないし
図書館閉まってたし、予約待ちあるかもだし、ひょんなことから時間つぶしをする羽目になったしで
購入。

本棚に、これが新品単行本でこれが中古の文庫ってどういうこと……
posted by しろくま at 23:25| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年10月02日

「赤ちゃん・絵本・ことば」


赤ちゃん・絵本・ことば 「子ども・社会を考える」講演会シリーズVol.01 --- 谷川俊太郎(対談) NPOブックスタート/編 2015

先日の「絵本大学」で斎藤敦夫先生が紹介された本。
というより薄いブックレットです

2014年に行われた講演会を収録したもので、聞き手はNHKアナウンサー(元?だっけ?)の草野満代さんです。

斎藤先生の講義では、冒頭のところを少し読んでくださったんですけれども

谷川さんが、子供向けの絵本作りっていうのは
「”自分の中にいる子ども”を、どこまで解放できるかっていうことに尽きます」
(その割に、幼年時のご記憶はあんまりないそうです。そういうことじゃないのね…)

とか

「年齢というのは、大体何でも右肩上がりのグラフで表しますけど、
僕はどうもそうじゃなくて、木の年輪に例える方が近いと思うのね」

「声は、スキンシップなんです」


とか
おっしゃるのになんとも触発されてつい買って読んでしまった。

面白かった。

草野さんと、この頃は言葉が、声としての言語じゃなくて、符号みたいになってますよね…!って盛り上がって(?)

「日本の学校にはあんまり雄弁術のクラスなんかはないですよね。
話し方のクラスが本当は必要なんだけど、文部科学省は、そういうものをまだあんまり重視していないような気がしますね」


そうそう、日本の教育って目的がいまいちよくわからないよね。
社会を発展させるための有能な社会人をつくる?

でも、たとえば「ひとりひとりの人間の、社会人としての幸福」を目的とするなら、
人前で喋る、そういうスキルを伸ばす授業って本当に必要。
昔ですけど、アメリカの高校では"Speech"って授業ありましたっけ。

(相手に伝わる話し方とか、目線の移動の仕方とか、習いました)

あと、「リサーチの仕方(図書館の使い方)」って授業もあったよ。
論文書くためにも役に立った。
(ペーパーテストで採点できるものしか日本の学校では熱心に教えないのか。って思ったっけ)

「(赤ちゃん絵本について。)楽しいとかそういう喜怒哀楽より、もうちょっと次元が違うものなんじゃないかな。
つまり人間の内面の何か。
魂っていうか、まだ言語以前の何かに、赤ん坊は反応しているんじゃないかと思いますけどね」


読み聞かせボランティアなどで子どもに絵本を読むときのアドバイスもありました

「書かれている日本語を正確に伝える、発音に気を付ける、これが基本ですね。
ただし、なまりは気にしなくていい。読み手のもつ味わいだと思ってください。
(ちょっと略)
それと、絵本に書いてある文章を読まないことです。
読むのではなくて、自分の言葉として語れないといけない。
『もこ もこもこ』や『んぐまーま』なんかは特にそうなんですが、
人の前で読む前に何度も読んで、自分の体から声が出てくるようにしておくといいですね」


などなど...

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2016年09月20日

「地下足袋の詩」


地下足袋の詩〜歩く生活相談室18年〜 --- 入佐明美/著 東方出版 1997

この方は、看護婦となってすぐに大阪の釜ヶ崎でケースワーカーをはじめ
キリスト教団体の援助のもと10年、
そしてその援助を離れ今は個人で活動を続けていらっしゃるそうです

日雇いのおっちゃんたちの話を聞き
体調を気遣い、
仕事も寝るところもなく困窮している方に寄り添って
アパートを一緒に探し、費用を貸し、生活保護申請を助け…

って書いちゃうとわかったような気になりますけどね。

本書に書かれているこの方の気持ちの揺らぎや変化
周りの人たちの様子。
何も持たないおっちゃんたちのあたたかさ。

この方が個人でしている
福祉行政ってこういう仕事しないの!?


あたまン中で分かったような気になることの対極がここにある。

この中であるおっちゃんが語る、
A病院のS先生(医師)の話…

担ぎ込まれた労働者のおっちゃんが、血を吐いていて、吸入器が間に合わなくて
自分の口で吸いだしたっていうエピソードを読んで

取り除かないと窒息して死んでしまうって咄嗟にそうされたんだろうけど
(わたしあんまりお医者さん好きじゃないんだけどさ)尊敬の念にうたれました
あー病院のお医者さんにもこんな人がいるのねー 


なんだかなぁ、いろんなことをしみじみ考えさせられる本。。。


さっきTVで、新今宮の簡易宿泊所が安いので
外国人の若い旅行客がたくさん泊まっていて、8、9割外国人の宿もあるって
あと、そのために改装してきれいになったホテルが増えてるって
そのための行政の補助も出るようになったって
言ってました

外からの目が入るのはよいことだなぁと思うけど
おっちゃんたちが
寝るところ、少なくなっていないかなぁ…
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2016年09月19日

「馬を楽しむ乗馬術」


馬を楽しむ乗馬術〜人と馬とが一体となる「馬楽」のすすめ〜 --- 三木田照明/著 あさ出版 2016

本屋さんで、あらーこんなのがあるわ!!って思って買いましたら
先月出たばかりの本でした
それで
この方の三木田乗馬学校に行きたくってたまらなくなって場所を調べたら
丁度(この本が出る直後)台風のがけ崩れで裏道を走ってた途中にたぶん前を通ったな…

著者曰く
乗馬で大切なのは、いい姿勢とか、視線だとか、足の位置だとか…ではなくって
「リラックス」「バランス」「馬と一緒に動くこと(人馬一体)」

これだけできれば
そのほかのことは自然とよくなるんだって。
これができた結果の姿勢でありetc. なんだねー。

すごいすごい。このほんおもしろい。日本のMonty Roberts

「馬術の醍醐味は、馬との一体感です。ほんのわずかな力で出した指示を、馬が理解し反応してくれた時の喜びはひとしおです」

わたしは人馬一体なんて程遠いですが、
そっと足でおなかを押しただけで、歩き出してくれるときなんてほんと感動します^^
わかるわかる。

「馬は臆病ではありません。
臆病者が2メートルもの壁を飛越しません。
驚きやすいのです」


驚きやすさ、は、馬の生存戦略だとおっしゃいます。
臆病な性質、だなんて言っちゃいけないね。
戦場へ、人間と一緒に入っていってくれる動物は馬だけだっていいますよね。

よくある指導の例として、
見た目にばかりこだわる
手綱を引け、脚を使え、拍車、鞭…と「馬を責める一方」…という点を指摘して
(montyみたいに馬への愛ゆえだと思います)
「これでは馬は怯えるばかり。
馬が本当に好きな人は、レッスンの度に嫌になってしまいます」


あぁぁぁぁぁ本当に!(馬だけじゃなくてわたしも怯えてるけど)

でも、まだまだ初心者のへなちょこのわたしは、びくびくしながら、がんばるのだ。

三木田先生はこうおっしゃってました
「何より楽しむことじゃないでしょうか。
いろいろ制約はあるでしょうが、密かに馬とのやりとりを楽しむのです」


はい!!!!!

それでね。
この本でおすすめされてる、ランニング(ってかジョギングですけど)始めました。
まだ3日目ですけどもね。
朝早く走るのって気持ちい―!

「ただ座っていても、ただ歩いていても、ただ台所に立っていても、
心がければすべてトレーニングになります。
要はやるかやらないかです」


楽しんで続けてみまーす
そして
いつか三木田乗馬学校に習いに行きまーす♪♪♪

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2016年09月14日

「北へ行く川」


北へ行く川 --- 加藤多一/著 北海道新聞社 1990

先日絵本物語を読んで、とっても大好きになった加藤多一さんの
エッセイ集。
雑誌や新聞に掲載されたものをまとめたもので、初エッセイなのだそうです^^

北海道に住み(札幌や、のちには稚内の郊外)
風土に根付いた植物や魚や動物に共感し(って、こう書くとうそっぽくなるわ)
土地の霊の存在を感じ北の大地を愛し(あぁさらに嘘っぽい)

なんかねぇ
近所の赤ちゃんのことを「他人の子なので別にいとしくはないが、歩き方や話し方に見とれることがある」

とか

「言葉にしたとたんに、多くのものは光を失う」

とか

「うまく話せない事の栄光を、私は感じた」
「<その計算に生命の単価はいくらで計上されてますか>」


エゾニウに目を見張り
戦争のこと原発のこと教育のこと…

なんか、そうそう、わかります私もそう思う!!って
何度もうなずきながら読み終わって
世の中の少数派の方かもしれないけどわたしもおんなじ側だー  って思いました
(もちろんわたしはこの方ほど繊細ではないのでありますが。)

何かの後で(自分の言動に)悔やむ。どうしても反芻する。
いたたまれない思いをする。

でも、ほとんど(あるいは私以外の全部)の人たちは、どうやらそんなこと
なにも気にしていないのよね。
それでも、同じような人がいる、ってことがなんかうれしいわ。


10歳の少年のころの馬橇を御するエピソードがありました。(はるふぶきはご自身の経験が生きているんだね)
お父さんから自分に御者が変わると、とたんに馬が動かなくなる。
力いっぱい鞭をふるってもすぐに止まる。

「『馬に、ばかにされているからだ」
父にこう言われて、子供のぼくはくやしかった。

(中略)
今にして思えば、馬は子供であるぼくを決してばかにしたのではなかった。
子供は、走るとき、川で体を洗ったりするとき、新雪の中を並んで泳ぐとき、つねに馬の仲間だったではないか。友だちだったではないか。
友だちに言われるのと、飼い主である男に命ぜられるのとでは、反応が違うのも当然でなかったか」



わたしも、インストラクターにしょっちゅう
「馬にばかにされている」って注意されます
もっと頑として、毅然として、馬を蹴り鞭をふるうようにって。

だけど…

馬ってそんな単純で短絡的な生き物ではないんじゃないかなぁ
(と、いう気がしてしょうがないだけですけど…)



すごくいいエッセイでした!
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2016年09月11日

「第九軍団のワシ」


第九軍団のワシ --- ローズマリ・サトクリフ/作 猪熊葉子/訳 岩波少年文庫 2007

ずっと前に友人に勧められていたのを
(そしてちょっと読んで止まっていたのを)
やっと読み終えた!そして
おもしろかった!!!(何で最初の時、やめちゃったんだろうね??)

というのも
この表紙の写真を撮った方(池田正孝さん)の講演を聞いてきたんですね

お仕事のかたわら、イギリスやヨーロッパに行ったときを利用して
30年以上、児童文学の舞台をめぐりたくさんの写真を撮ってこられたのだとかで
その回は(来月もう一回あります)この「第九軍団のワシ」がテーマで
たくさんの写真を見ながらお話を聞きました

もうね、なんだかマニアックで
おもしろかった〜〜^^

で、この本です。
登場人物の見た目や風景や…の描写はずいぶん少なめなんですけれども
主人公のマーカスのヒューマンな性格はところどころでとっても魅力的に描かれているし
舞台もストーリーもexcitingで

すっかりはまってしまった。

一番好きなのは、あれかなぁ
アザラシ族のおじいさんのセリフのシーンか
あぁでもやっぱり一番は
最後に砦に逃げ込んで、司令官に会うシーンかなぁ

つづきも読むぞー^^
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2016年09月08日

「佐藤優の沖縄評論」


佐藤優の沖縄評論 --- 佐藤優/著 光文社知恵の森文庫 2014

新学期で(ってわけでもないんだけどなー)ゆっくりPCに向かう時間がなかなか
とれませんで
この本も読んでからちょっと間が空いてしまった。

いま プチ沖縄(my)ブームなのよね
で、こういうのもおもしろそうだなと思って。


著者は一時マスコミによく登場しましたよね
ぎょろっとしたおめめが印象的な元外交官の方です

お父さんが東京、お母さんが沖縄の久米島のご出身ということで
アイデンティティの半分を沖縄に持ち
著者曰く(と、具体的な言葉はどこに書いてあったか見つけられないんだけど…)
少しでも沖縄の血が入っているものは、心の中に沖縄を持っている(みたいな)ということで…

古巣の外務省のこと、公務員のこと、国家のこと、国家間のこと…
などリアルでとってもおもしろいです

「視点」と「想像力」のことを何度も書かれている。

視点を固定化すると偏見になる。
柔軟な視点と、他者(自分と違う出自環境価値観のもの… たとえば本土と沖縄。)の立場を思う想像力と。
さらに共感する力と。

日本と沖縄の間にはそれが欠けてる

偏差値エリートである官僚にもそれは欠けてる
(同感!まぁ官僚に限らないけども。官僚の場合影響が大きいわけね)
「同じ人間であっても、国家を主語として考えると、その思考は暴力的になる」

著者の指摘の中で、いまとりわけ空恐ろしいのはこれです↓
「そもそも民主主義と独裁は対立する概念ではない。
(中略:まず国会の定数の話があって)
ここで定数を一減らし、721とする。そうなると民意は代表されないことになるか?
読者は『そうではない』と答えるだろう。
それでは、定数をさらに一減らし、720としたらどうか?
この操作を繰り返していけば、最後に一人の国会議員で、国民の意思が代表されるということになってしまう。
論理として一人の人間が国民全体の意思を代表することは可能なのである。
ヒトラー、ムッソリーニ、スターリンのような独裁者も、民意を代表する民主主義者出会うと装うことができたのである」


先日(8月25日)の日経夕刊「プロムナード」で
沼野恭子さんというロシア文学者の方がこんなことを書いていらっしゃいました

「おそらく戦争をしたがる人というのは男であれ女であれ、
けっして自分自身が血を流したり悲惨な目に遭ったりする場面を想像できないのではないか。
あくまでも兵士や軍隊を意のままに操る指揮官としての自分の姿しか思い描けないとしたら、
それは『想像力』が欠如しているということである。
そういえば、ロシアの作家ザミャーチンに独裁国家を描いたディストピア小説『われら』がある。
何もかも管理されたその全体主義国家では、自由な考えを持つ反逆者はむりやり手術で体制順応者にさせられてしまうのだが、
手術で摘出されるものがまさに『想像力』だ」




想像力。

くまのおさかなやもいくつか読み返してみたりしました。
「想像力の絶対的な欠如」

「想像力の欠如+集団分極化」


「憲法に寄せて&思考と思考停止」


「これも想像力の欠如ゆえ?『いま主義』」


「視野が狭い上に…」


手前味噌ですんません〜
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2016年08月29日

「馬を洗って」


馬を洗って --- 加藤多一/文 池田良二/版画 童心社 1995

馬の(絵)本シリーズ その2♪(気が向いたときに書きます〜)

この方(作者)は北海道北部の農家の生まれだそうです
ああ そうか……

このお話が、どのくらいご自身の体験で、どのくらい創作なのかはわからないけど

戦争と 馬と 暴力の「時代」と
家族を守る強さと 命をいつくしむ優しさと


短いお話なのに
こころの深い深いところにしんとした何かを残す
ある馬と家族の話です


清流で一心に馬を洗う青年のイメージが
美しくて悲しくて切なくてさー

時代が変わるところだったのに
もうちょっと生きてくれていれば
でも果たして変わったんだろうか
本当に

この作家はとても好き。



posted by しろくま at 22:31| Comment(0) | こんなん読みました^^

「王様は島にひとり」


王様は島にひとり --- 池上永一/著 ポプラ社 2010

今日は一日中雨だしさ。(しかも結構な降り)
予定はキャンセルになったしさ。
ということでのんびりblog書いたりしています

なんだか急にこの人の本を読みたくなったもので。

時折挟まれる沖縄ネタと、
この人の頭の回転する方向とテンポが好きなんだなぁ

実母の挙動を見て、「まじかよ…」「んなわけないじゃん!」って思ってたってところが
なんだか自分の子ども時代とかぶる〜

豆記者制度の大人の子ども搾取の話ってホント―だろうか!?(怖)

でもこの人、
思っていた以上に変わった人かも。

漫画家と編集者と小説家の取材の違いがおもしろかった。
そもそもコンセプトが違うんだねー

R58のPIZZA HOUSEに行きたいよー!!
(ググったらこの店はもう営業していないらしい)
なんかステーキハウスみたいだけど。




そうそう
タイトルの意味が今一歩よくわからない。

王様は島に一人でいる
なのか
王様は島に一人でいい
なのか…
posted by しろくま at 14:30| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年08月25日

「アイヌ文化の基礎知識」


アイヌ文化の基礎知識 --- アイヌ民族博物館/監修 草風館 1993

そうそう今回の北海道旅行はね
憧れの二風谷に行きたかったんです

言わずと知れた(そうでもない?)アイヌの神(オキクルミ)降臨の地です

で、その前にこの本くらいは読んどこうと思って。

言葉、衣食住、村の仕組み、ひとの一生、踊りや遊びなど網羅されていて
とても分かりやすいし、おもしろかったです。
へー イナウって、神さまへのメッセンジャーだったんだ!!!
とか(博物館でイナウをかなりまじまじみてました)

生まれたばかりの子どもは神様に見つからないように、
あまりきれいにせず、人間っぽくない変な呼び方をする…とか
(これモンゴルと似てるね?)

妊娠中に火事を見ると…ってのは(日本でもいうかも)
シュタイナーもそういえばそんなこと言っていたなぁって

わたしは特に生活にかかわること、それと一生の送り方に興味があるなぁって思いました。

「うたと口承文芸」というセクションに
ユカラ(ラ は小文字)
カムイユカラ
ウエペケレ
の3つが紹介されているんですけども(以前の本でも読んだっけな)

実際に二風谷のアイヌ文化博物館を訪ねましたら
(ちなみに、この博物館のサイト大層素敵です!充実していてしかもおしゃれ)
チセ(アイヌの萱で作った家)の囲炉裏端を囲むように、ビデオの展示があって、
この3つをそれぞれ(4〜8分くらい)一つずつ、聞くことができて

おおおおもしろかった!!!!!
文字で読むだけじゃ限界があるよね。そもそも口承のものだしね。
わたしたちの他に来館者がほとんどいなかったので、ずっとその前に陣取って、
じっくり聞けてありがたかったです。
(その間オットはどこかで時間をつぶしていた)( ̄m ̄〃)


ユカラは木の棒で囲炉裏端を叩く音が入っていて、口調も歌うよう。
カムイユカラも歌うような調子がついているけど、棒の音はなくて、繰り返しの調子があって
ウエペケレはおばあちゃんがぼそぼそとお話をしているような。


いい本だと思います


それにしても。

この本だいすきなの。また読みたくなった。(「ウパシクマ」って、言い伝えのことだそうです)
posted by しろくま at 20:19| Comment(0) | こんなん読みました^^

「アンマーとぼくら」


アンマーとぼくら --- 有川浩/著 講談社 2016

で、帰りの…ようやくたどり着いた…新千歳空港の本屋さんで
目が合ったのがこの本。
なんかまた沖縄ものですけども…

★内容紹介あり★これからこの本を読むつもりの方は、ここから先は読まないことをお勧めします★




有川さん独特の若者風の会話の応酬はこの本にはなし。
(ところどころで楽しめますが)
ストーリー運びと描写のうまさに惹きつけられます。

前半は、男の子の母親目線でぐっとくるシーンも多くって涙目で読んでました。

はじめから、なんかおかしいのよね。
なんだかすごいことが隠されている感じがあって
あぁこの主人公の青年はきっともう死んでるんだなぁって
死んだ後に、できなかったおかあさん孝行をしているんだなぁって
思い始めたころに、
あれ?死んじゃってたのはおかあさん??


終わってみるとなんだか作為的なところが強く感じられて
後味が悪くって(はじめ感動してただけに余計かも)
似たような技巧を凝らした感じの沖縄が舞台の小説でも
わたしは池上永一さんの方がずっとずっと好きだなって思いました


とはいえ…

主人公が「おかあさん」と一緒に沖縄の名所を巡るロードストーリーでもあり
そしてその名所のセレクションっていうのが

斎場御嶽、浜比嘉島、首里城、首里城の下の石畳坂…
と、
この春ちゅん2と行ったところが多くって、
(あまりメジャーじゃないところもあり)
その旅の思い出が二重写しになってとても楽しめました。

主人公が札幌出身というのも(わたしと同じだしー)

うぷぷ。これも、読みながら、自分が今まで北海道にいたんだか沖縄にいたんだか
なんだかわからなくなったよ〜


装丁が大変凝っていて美しいです。


posted by しろくま at 18:45| Comment(0) | こんなん読みました^^

「沖縄・奄美の小さな島々」


沖縄・奄美のちいさな島々 --- カベルナリア吉田/著 中公新書クラレ 2013


ご無沙汰いたしました^^

北海道へ行っていました。
ずっと雨。
しかも
明日帰る♪という日に台風が来て……

新ひだか町というところに泊まっていたのですけども
台風さんったら新ひだか町に上陸。

台風一過、飛行機は飛びますが、空港へ行くはずの道がことごとく寸断。

そんなこんなでいろいろありました。

ま、その話はおいとくとして

旅の前半、この本を読んでました。
顔を上げると、自分が一体北海道にいるんだか沖縄にいるんだか???
ってことがありました( ̄m ̄〃)


この方、沖縄のちいさな島々…たぶん、観光客はあんまりいかないような島々…を
徒歩で訪れて
民宿に泊まって
路線バスに乗って
現地の人とおしゃべりして

わたしもそういう旅をしたいなぁ
若い頃はそんな旅行してましたが、今はもっと計画的で、レンタカー借りて…

まぁね、一人旅でもないとなかなかね。

今回の北海道旅行は、家族3人でしたが
ちゅん2が部活を休めない!!といって一日早く一人で帰宅。

そのあとに台風が来て、私とオットはう回路を求めて右往左往して
結局どの道もだめで
北海道開発局の災害情報サイトにお世話になったよ!!

うろうろする中で、地元のおじさんにお世話になったり
カブにテント積んで一人旅している83歳のおじいさんに出会ったり!
オットは仕事の調整で大変そうだったけど、こういうハプニングもいいかも。
(まぁ私たちに直接かかわる事故がなかったおかげですけど…)

著者のカベルナリア吉田さんはたいそうハブがこわいみたいでした
読みながら おい!!!って突っ込んでました

次は奄美・加計呂麻行ってみたいなー
同じ県でも、沖縄(本島あたり)とはずいぶん違うのかなーって様子が、伝わってきました


posted by しろくま at 18:26| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年08月16日

「ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや」


ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや --- 坂井希久子/著 角川春樹事務所 2016

某ブックレビューサイトの新刊プレゼントに応募したら
さくっと送られてきたんでーす
感想を書くのが条件ということで


で、なんて律義な私。さっそく次の日の朝に
(この頃暑くって?朝6時前後にはもう目が覚めてしまう)
読み始めてみましたらこれがおもしろくって。一息に読んじゃった。

時代小説
っていうんでしょうかね
こういうのもう何年(何十年)ぶりかなぁ
舞台は江戸のまち。出てくる人もお武家さんやら町人やら

でも
感覚は今っぽいかんじだなぁ。

中心人物は弱小侍の次男坊で家督を継げないし武術も苦手で
なんと鶯の飼育(と訓練)を仕事にしてる、気のいい若者。

元気が出るからって連れられて行った庶民の居酒屋で、すてきな女性に出会って、お料理がまたおいしくて…

この居酒屋を中心に、各章いろんな人が主人公の物語が展開されます

わたしとしてはやっぱり男の子ものが心に響く。
「梅見」っていうタイトルの、両親が死んで丁稚奉公してた男の子の話は
なにやら涙ぐんでしまったし

でさ、最後の「なずなの花」

これいややわぁ
こまるわぁ
ずっとこのお武家さんの次男坊が主人公かと思ってたのに
ダークホースがさくっとイイトコをもってくじゃぁないですか
だからなんだか梯子を外されたようなあっけない気持ち。

でも
いい話やったわぁ…


そうそう
昨日だったか一昨日だったか
wowowで録画して「海街diary」を観たんです
映画ですけど

ぱっと見大しておおきな事件は起こらない日常のドラマなんだけど
(いや内心は嵐、嵐ですけどもね)
綾瀬はるかちゃん演じる4人姉妹の長女がたんたんと家事をするんです
ご飯をつくったりお掃除したり庭仕事したり

観終わったらね
なんだかそのしぐさというか動きというのがすっかりうつってしまって
我乍ら苦笑
(ミッション・インポッシブル観たらスパイ風の挙動がうつる私です)

でも
この本読んで、居酒屋のお妙の挙動に影響されるかっていうとそれほどじゃないのよねぇ…

まぁ
映像と文章の(影響の)違いといえばそれまでなんだけど。

お妙さんのたたずまいやしぐさが思わずうつってしまうような描写だったらすごかっただろうなと思いました

続編が出たら今度は買って読むかも!
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2016年08月12日

「無意識の整え方」


無意識の整え方 --- 前野隆司/著 ワニ・プラス 2016

興味津々、「無意識」本シリーズ。(近頃だとこれとか、これとか、こんなのもそうだけど、
要するに体と心の大きな秘密を覗いていそうでどきどきするのよね)

で、「無意識の整え方」っていうタイトルだけれども
「整え方」は書いてないような…

それに、これは4人の方との対談集なんですけれども
最初の対談相手とのやりとりの冒頭で、
「ぼくは科学で証明されないことは基本的に信じません」ってこの人言い放っているので
いきなり、げんなりしたといいますか。

ともあれ
前書きにあったこのかたの持論「受動意識仮説」がとってもおもしろかったので
気を取り直して読み進めました

受動意識仮説っていうのは、どうやら
UCSFのリベット教授(医学部神経生理学)の実験が明らかにしたように
「人間が指を動かそうとするとき、脳にある『動かそう』と意図する働き(意識)より先に、
0.35秒先に、筋肉を動かせと脳が指令する随意運動野(無意識)の働きが先」

っていうことを、こう解釈したものです

「つまり、わたしたちの行動を本当に決めているのは脳の無意識であり、
意識はその決定を約0.35秒後に受け取って、『自分が決めた』と記憶(エピソード記憶)しているだけではないか」


あはは 意識、わかってなーい!(* ̄m ̄)
でも
こういうこと、世の中にたくさんある気がする…

で、この話の続きが聞けるのかと思いきや。

一人目の対談相手、合気道(心身統一合氣道会会長)の藤平信一さんとは

「氣って、交流するもの」
ってお話。これは、中国の「気chi」とは違う概念なんだそう。

スポーツでも、勝とう、打とう……とする気持ちが強すぎると、「氣が通わなくなる」んだそうです

「氣が通っていると自然にわかるんです。
ところが、相手を自分の思い通りにしようと考えるとできません」


相手と自分、主体と客体は実は一体である、一緒にいこう、という流れのときに通う「氣」、
この「氣」を扱って、高めていこう、練っていこうとする営みだから
「道」を極めていこうとすると自然と人格が高まっていく(4人目の対談者稲葉さんが指摘していた)のかなぁ。

それからこの藤平さんとは、「無意識に入れる」という概念が興味深かった。
野口整体の野口晴哉氏がさんざん書かれていたことともおんなじね。

「先代の藤平光一は、無意識のことを『心の倉庫』とも呼んでいました。
『あなたはダメだ』『あなたにはできない』といわれ続けていると、最初は意識で反発しますが、
そのうちに無意識に届いてしまうというんです。
先代は、この倉庫にある材料で人はできているとしています」



3番目の対談者は株式会社森へ っていう面白い名前の社長
山田博さん。
コーチングを森のなかでやると、すごい変容が起こる、っていう発見から
回転数の早いビジネスマンを脱皮して、スローな森の人になった方のようです

今のこの社会に対する違和感を、「『分断』されている」
とおっしゃって
「考える」という営みも、物事をさらに「分断する」とみています。なるほど。
「じゃあ『考える』の反対は何だろう。それは『感じる』ことじゃないか」

「分断されていると、他人のよろこびを喜べなくなっちゃうんです」

ほんとね。いまそういうことの多い社会だよね。
だって、分断されてるってことは、氣がかよっていないってことだもんね。


人の手の入っていない森にいると、そこをはだしで歩くと
「感覚が開かれる」

「感覚を開くコツは、『ゆっくり』です」


森に行かなくても、これは実践できるって。
なにかを、歩くとか歯を磨くとか、なにかを「ゆっくり」…いつもの半分くらいのペースでやってみる、
っていう
行ですな
一か月は続けるのがいいそうですよ
うふふ なにがいいかなぁ とりあえず運転かな?
(半分のスピードで走るのは難しいけど、先へ進もうとする気持ちを半分のスピードにしてみよう)

最後の、4人目の対談者は若いお医者さんの稲葉俊郎さんでした

この方、考えを説明する言葉がとっても明瞭で縦横無尽で的確でおもしろーい!

「西洋的な科学の世界観は、あるルールの枠内でのゲームのようなもの」
「科学はいろいろと便利なものも生み出した、極めて重要な思考法のひとつです。
状況によっては科学のような輪郭線が明快な方法論も必要でしょう。
ただ、それは世界の一部でしかありません」
「個の世界はもっと多様な世界が折り重なっている、という点を押さえていないと、
狭い水槽に入れられた生きづらい人生になる」

「日本においては(歴史的に)美が医療の役割を果たしていた」
という説は
なるほど…
「心を整えることが体を整えることであり、体を整えることが心を整えること」

このあたり、
日本の芸術と「道」、「美」の修練のあたり、183ページ前後はとても読み応えがあります

「敵なんて、最初からいないのです。自分が作りだしたわけですから」


これね、今ちょうどリオ・オリンピックやってますけど
ええ、毎日見てますけど
体操の内村選手が同じことを言っていた。

オリンピックには魔物が住んでいると思っていた。
だけど
魔物は、自分が自分の心の中で育ててしまうものだ。それがわかった

って……


「ぼくは、体と心を同じものの違う表現だと思っているので、
診察や治療で体にふれるときは、心にも触れていると思っています」

「バランスが崩れたとき、以前とまったく同じ状態に戻る、というよりも、
別の新しい平衡状態へと移行する。
そっちのほうが『治る』プロセスの実態に近いと思います」



「美意識」を、あらためてしみじみと考えて感じてみたい


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2016年08月05日

「夜のピクニック」


夜のピクニック --- 恩田陸/著 新潮文庫 2006

この本はちゅん2を送りに行った関空の本屋さんで
買った中の一冊。

今日読み始めて、夕方からの雷雨(夕立の酷いの)のなかで夢中で読んでて
左手の小指がヘンな風に曲がって本を支えていたのかな
痛いという…

どこかのある高校(進学校という設定)の年中行事である
夜通し歩くというイベント…が舞台になっているんだけど
これ、TVで見たことあるな。そういえば山梨の進学校だったっけね
そうそう、そもそも男女同じ距離を歩くのって無理だわよ
(小説より実際の方が現実的〜と思ったけど、
どうやら著者の実体験である水戸の高校のは男女同じ距離らしい

その一晩の間に、まぁただ黙々と歩いている間に、
起こったことの話なんだけれども

高校生が主人公の青春小説なのだ。

気乗りはしなかったがググってみたら、確かに、水戸第一高校の「歩く会」は、ジャージから幟から、小説とまったくそのまんまなのね。
上記のいちゃもんスミマセン。

っていうことで、夢中で読みました。おもしろかった。

なんか、いい友達付き合いがたくさんでてきたなぁ
わたしってこういう青春したっけかなぁ

ちょっぴりほろ苦いような気持ちもしたり。


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2016年08月04日

「聖夜」


聖夜 --- 佐藤多佳子/著 文春文庫 2013

この頃、本ばっかり読んでません?
って思ってません??

まーそうでもないんだけども
本以外のことを書こうという気にあまりならないといいますか。あれあれ。

ちゅん2が火曜日から単身アメリカに出かけました
いとこの家に遊びに行ったの。2週間したら帰ってきます。

関空まで送って行ったんだけどね…

帰り、一人で運転してたら、急に喉が痛いのに気がついた。あーあ。
(夏風邪ひかないように気をつけよう)

ところでこの本。
school and musicの連作ということで、これの続きだそうです

今度は短編集じゃなくって中編ひとつです

主人公は高校生17歳の男の子。ミッションスクールに通うオルガン弾き。
性格に難あり。っていうか、屈折あり。小さい頃の両親の離婚がきっかけのようなんだけど
繊細であり
あるいみ鈍感であり
思春期の難しさもあいまってね…

前半はなかなか読みにくうございました


中盤で、反抗してミサの後に(みんなが退場するときの曲を弾くんだけど)
ロックアレンジの曲を弾いて先生に怒られて
ロック好きの友達ができて

このあたりから俄然面白くなりました


それにしても
この作者の作品はホントに好き。
描かれている感覚が好き。

このひとは
トラックを走り回るスポーツ少年の感覚も、
校舎内をひっそり歩く、この主人公のような少年の感覚も
わかるのねぇ…
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2016年08月01日

「絶対に行きたい!日本の島」


絶対に行きたい!日本の島 --- 斎藤潤/著 ビジュアルだいわ文庫 2014

こーゆーのはなにか隙間の時間に読もうと思って買っておいた本です
沖縄から北海道まで、58の島々が、4ページずつ紹介されています

沖縄エリアだけでも、11島。
こういうガイドブックって、ありそうでないのよね。

一島一島、ずいぶん違う個性があるんだもん。

で、決めました。
前回あれこれ迷って行先を宮古島に決めて
次は石垣島に行こうと思っていたけれども

加計呂麻島がいいです!!
posted by しろくま at 18:55| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年07月31日

「しゃべれども しゃべれども」


しゃべれども しゃべれども --- 佐藤多佳子/著 新潮文庫 2000

何冊目かになりました佐藤多佳子さんマイブームシリーズ。
(シリーズ?)

これもおもしろかったなぁ
導入は、なんか場面と人物がよくわからなくてとっつきにくかったですが

主人公は噺家の二ツ目、っていう(関東と関西で違うよね??)
まだそんなに出世してない26歳の青年。
不器用なんだけどあったかく大事に育てられた感じやなぁー

おせっかいで情に厚くて短気でおばあちゃんっ子の好青年。

で、彼の周りになんだかわけありの人たちが集まってきて…

子どもとか。ケンのある美人とか。おっさんとか。優男の兄ちゃんとか。
みんな自分をしっかりと支えられなくて(平たく言えば自信がなくって)苦しんでる。



主人公は、基本的には自分にちゃんと自信(肯定感)のあるタイプなのよね。
だから嫌味がないし人に好かれる。(そこを、十河ちゃん…上記の美人です…は本能的に敬遠する)
なんかちゅん2みたい。

だけど
そういう人が一度自信を失うと、生涯初の危機となるのよねぇ…

でも、一度そこを乗り越えなきゃ、その自信は自分の本当の骨にはならないのだよね。
(親とか神様とかに)貰ったものを、本当に自分のものにするためのプロセスっていうかね…



人物がほんとにおもしろいし
このひとのお話はやっぱり感覚がなんともすてきで

この物語は「一瞬の風になれ」と甲乙つけがたく好きかも。
(こっちの方がくすくす笑えるシーンが多いです)

心に残ったのは
一門会で少年が応援するシーン、それに
「青いままで出荷された形のいいトマト」のくだり、
少年がでかすぎの野球帽かぶって六甲おろしのお囃子にのって高座に出て行くところとかかな


そうそう
関西人としては?
十河、って、やっぱり「そごう」って読んじゃうよねぇ…

もうぎりぎり最期まで「トカワ」に慣れませんでした。ちゃんちゃん



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2016年07月28日

「wonder ワンダー」


ワンダー --- R.J.パラシオ/作 中井はるの/訳 ほるぷ出版 2015

この表紙の色は好きだなぁ、ほんと。
微妙に、実は、原書の色の方が好きではありますが…(微妙にグレイッシュね)

9月の「子どもの本を読む会」のお題なもんですから、時間もあるし、
和訳も読んでみようかと。

やっぱりね、
ぱっとページをあけたときに、目に入る語数が圧倒的に日本語の方が多いでしょう
だからやっぱ日本語の本のほうが
なんか読んでて安心感というのでしょうか、把握してる感というのでしょうか、がある。
まぁ臨場感には影響はないんだけど。
それを今回感じたのと

あとーーーー
訳はとてもこなれてて読みやすいなって印象でした。
「ママ、ぼくはどうして、こんなにみにくいの?」
のシーンでは、
英語の原文よりこっちの訳文のほうがぐっときて泣けてしまった。

とはいえー
原文は「若者言葉」未満の、10歳の子どもたちの、精一杯カッコつけた(?)イケテルkids言葉
が満載で、そこがとってもすてきで
そのテンポの良さと、coolさ。
は、やっぱ原書でしか楽しめないんだなぁとしみじみ感じてしまいました

だから、ジャックのカッコよさが、ジャスティンに言葉で説明されるまでわからない。

さらに、ジャスティンの個性的な若者ぶり(文体)もなぁぁー!


ところで。
わたしね、物語や小説を読んでいて、楽しいポイントって大きく分けて

1 ストーリーのおもしろさ
2 描かれている感情に入り込む面白さ
3 描かれている感覚を共有する面白さ
4 舞台設定のおもしろさ

があるなぁーーとおもうんですけども
(今んとこ思いつくのはこの4つ)

この「ワンダー」は2と4でしょうかね。

ここんとこはまっていた佐藤多佳子さんの物語なんかは
際立って3なんであります。


それにしても。
wonder、これ一冊だけ読むとなんだかジュリアンが浮かばれないわ。
ぜひ、続編のジュリアンの物語も読んでもらいたいです…

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2016年07月25日

「第二音楽室」


第二音楽室 --- 佐藤多佳子/著 文春文庫 2013

短編集。

このところ、
男子が主人公の小説が好きだ〜〜〜


ほざいておりましたが

これは好きよ。とってもすき。

「第二音楽室」も「デュエット」も「FOUR」も大好き。全部主人公は女の子だけど
みんな好き。
いい感じの男の子が出てくるし〜〜


デュエットの音楽の先生がおもしろくてすきだー

いいなぁ
もっと読んでいたい。
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2016年07月23日

「うたうとは小さないのちひろいあげ」


うたうとは小さないのちひろいあげ --- 村上しいこ/著 講談社 2015

このごろ高校生(が主人公の)小説がマイブーム。

これは、読み聞かせを一緒にしてる友人がオススメしてくれたもの
「短歌が作りたくなるよ!」って

このタイトルの「うた」っていうのは、短歌なんですねー

高校に入って、「うた部」に入部した女の子のはなし。

新入生なんだけど、でもなんかへんなのよ。
友だち作らない!ってかたくなになってるし
まぁそのあたりの事情が徐々に分かってくるわけですが…


うた部は三年生(部長・美人)一人
二年生は男子と女子一人ずつで、この男子は水泳部と兼部のステキ男子。
一年生は彼女だけだったのが……

なんですけど

って
そんな都合のよい うらやましい 設定ってあるかよー!
(って高校時代にかえったみたいになって衝動的に思ってしまった)

運動バカじゃない(いや、運動バカもかわいくてスキだけど)少年って
魅力に複雑味が加わってよいのだわー


「短歌って心の格闘技なのかもしれない」

っていうフレーズにぐっときました


まぁでもね。なにげに物足りなかったのよね
主人公がそんなに「好き!!!」って思えなかったからかもしれません
わたしはやっぱ男子が主人公のはなしがすきなんだなー てへ。

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「黄色い目の魚」


黄色い目の魚 --- 佐藤多佳子/著 新潮文庫 2005

これも高校生モノで、絵を描くのが好きな…好きなって言うかさ…サッカー部の少年と
絵が好きなクラスメイトの女の子が、章ごとに交代で主人公になってる。

「ひとつひとつ向き合うだけだから。絵って」

この著者のメッセージなんだろうなぁ これ。ここにも。ひとつひとつ。

おもしろかったしさぁ
マッハで読んだけどさぁ

でも、中高生がフツーに「やっちゃう」とかいう話はなんか読みたくないなぁ。
とおもっちゃうのである。高校生の母なのであるわけよ

ともあれ

なんだかわけがわかんないけど絵を描いちゃうんだ
っていう
そういう意識以前の衝動ってなんかうらやましいなぁ

この少年はまぁ(絵が)好きでしかも上手でもあるんだけど

上手じゃないんだけど好きだ!!!っていうのを
この小説の谷口さんみたいにね)
やってみたいなぁ
やってみたことわたしあったかなぁ
そもそも、そう感じたことってあったのかなぁ
そういう気持ちを大事にしたことってあったかなぁ

なんてわが青春のとりこぼしみたいにふと切なく思ってしまう。


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2016年07月19日

「一瞬の風になれ」1〜3

  
一瞬の風になれ --- 佐藤多佳子/著 講談社文庫 2009

あーーーーーおもしろかった!!!

イッキ読みして、名残惜しく好きなシーンを拾い読みしてたんだけども
やっぱりあんまりおもしろいので
もう一回最初から3冊読んだ。

高校陸上部の話。
サッカーから高校で陸上に転向した少年、神谷新二が主人公。

なんかさぁ
この人、女性なのに、どうしてこんなにboysの気持ちが書けるんでしょうね??
(と、わたしも女子だから想像してるだけだけどさ)

なんだかすっかり陸上が見たくなって、youtubeでインターハイの100m×4リレーとか見てたら
会場のアナウンスの人が、選手紹介の後だったかに
「一瞬の風になります!」とか言ってた。おお〜

好きなシーンはいっぱいあるんだけど
このくだりが妙にお気に入り。

「何や、これ?プレッシャーあるに決まっとるわ。
一ノ瀬さんがドビューンと来て、神谷さんがズバーンと出ていくんや。
ほんまに前も後ろもドキドキやで。いっぺん3走やってみ。
何が生まれながらの3走や。そんなんおるわけないやろ。必死で努力しとんのや。ぼけっ」




すごいなぁー


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2016年07月11日

「京都でひっそりスピリチュアル」


京都でひっそりスピリチュアル --- 桜井識子/著 宝島社 2016

でたばかりの識子さんの新刊です。
それにしても
識子さん、毎月本出してる?すごいなーあ
まぁ、面白いからうれしいですけど。


いつものとおり
神さまや仏さまと話ができる識子さんが、いろんな神社仏閣を回って
そこの神さんやら眷属やら…とお話をしてきたことを紹介されている本です

神さまから直接だもの、すごいわよ?!
今回特にすごいのは、京都の建勲(たけいさお)神社にいらっしゃる、
神さま修行中の(もちろん亡くなってますが)織田信長の息子(ほんとうの!)信忠さんに
直接聞いた”(ってことなのですよー。念のため!)
信長さんの最期…というか亡くなり方…

これすごくない?すごくない?!
(オットに話したらきっと、「なんと信じやすい!」って笑われるだろうなぁきっと…)

いやぁいつも思うんですけども
日本の神さま方って
なんていうか現世的なご利益をくださるじゃないですか。望みをかなえよう…みたいな。
わたしたちもそう願うし
(まぁ仏門に入って修行するような場合は違うでしょうけれども)

それが、キリスト教やらの信仰とはずいぶん違うわよね。

だけど…
(識子さんいわく)そうやって良いご縁をもらえるようになるには
やっぱり徳を積んで、美しい魂になることが必要だそうだから(と、以前読んだどこかに書いてあった)
そんな風に人格を磨いていったらきっと目の前の現世利益ばかりを追いかけるようにはならないんじゃないかな

結局はまわりまわってなかなかいいもんじゃぁないのって私なんかは思うわけでした

神さまがくださる「守り」についてこんなくだりがありました。
(引用途中からね)

「しかし、行く先には大きな魔が口を開けて待っているのです。
そのような場合、今度は縁を下さっている神仏が、もしくは力のある”ご先祖様が
『物理的に』足止めをします。
手にしていた携帯を落として液晶にヒビが入ったためその場で必死に確認するとか、
段差も何もないところで転んで荷物を派手にぶちまけるとか、
そうすることで数分の時差ができ魔は閉じられて、そこを通過しても落ちずに済むわけです。
魔が長く口を開けている場合、さらにそれが大きな魔で、落ちたら生死にかかわるような大変な目に遭うときは、
神仏はわざと転ばせて骨折させたりもします。骨折の方がはるかに軽くて済むからです。
救急車に乗ってその場から離れるので、魔の方向とは全然違う方へ行くことになって大きな災難から助かります」


これ、覚えておこうよ…

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「奇跡を呼ぶヒーリングコード」


奇跡を呼ぶヒーリングコード --- アレクサンダー・ロイド博士、ベン・ジョンソン医学博士/共著 住友進/訳 SBCreative 2011

先にこちらに出会って読んでしまったのですが
書かれた順で言うとこちらが先で、これで世に知られたようです

原題は "The Healing Code"

著者(&このメソッドのfounder)であるロイドさんの
奥さんの問題をそもそも癒すためにこのcode…決まったプロセス…をまさに神様から授かったそうです



実際の「やり方・手順」の紹介以前に、ほぼほとんどのページを

このコードはどこに作用し、なぜ有効なのか

という理念の説明に延々割かれていて
まぁ面白いんですけども

まだぁーーー???って気がだんだん募ってきます
で!
ようやく!
辿り着いたそのやり方のなんと意外なこと!!

へ??? これ????

って感じですが
(レイキやプラニックヒーリングなんかにちょっと似てるからべつに妙な感じはしないけども)
でもそれまでにたどってきた道のりがおもしろいもんだから
まぁこれは素晴らしいんじゃないか、やってみようか、と…



要約するとこんな感じです
↓↓↓
人生は「考えた通り」にはならず、心で「思った通り」になる。

心の圧倒的大部分は潜在意識にある、beliefと呼ばれるもの。
(リプトン博士とか結構引用しています)

著者は、それを「体中の細胞にある(破壊的な)記憶である」
とし、
それを解消する手続きを開発し、この本で紹介しています。

その記憶があるから、少しの引き金で、事実とは違う認知をし、
体が攻撃の臨戦態勢に陥る「生理的」ストレス反応を生み、
その不断の抑圧には大量のエネルギーを消費し、それが病気のもとになっている…


こないだまでThe Journeyがすごーい!(かも) って思っていたけれど

それに前世退行セラピーも結構よかったと思うけれど(でもこれは専門家の手を借りなきゃだけどね)

こっちで解決できるならその方が手軽そうよ?

「あなたが仕事で10万ドル単位の収入を稼ぐ素晴らしい成功者になるか、
欲求不満でいつもぎりぎりの生活を強いられるかは、
才能より信念で決まる」


あーーーでも、そうだよね!わたし、これ、わかるわー

よくいわれる「ストレス」は、「環境的ストレス」
この人が病気の原因としてるのは隠れて分かりにくい「生理的ストレス」。

それから上記の「記憶」は作られ方に3種類あって遺伝もあります。
自分のせいじゃないものは特にさっさとさっぱりと解消したいものだわー


しばらくやってみます!いいお報せをしたいでーす
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2016年07月08日

「無病法」


無病法〜極小食の威力 --- ルイジ・コルナロ/著 中倉玄喜/編訳・解説 PHP 2012

あはは これ面白かった!
著者はルネサンス期に生きたイタリアの貴族。
不摂生により40代で改心、一日350グラムの食事と400ccのワイン(を、2回に分けて)しかとらないっていう「極小食」で
生まれて初めて健康になって、しかも調子はウナギのぼり、結局120歳(当時としては異例とのこと)まで生きたそうです。

っていうのがこの本の事実のほとんど全部ですが

この食事法を行うことで、
「自分自身が自分の医者となる。しかも、その医者は最良の医者である」
っておっしゃっているのがなんとも説得力がある。

解説を書いている訳者の方は、ずいぶんな健康オタクっぷりがおもしろくって
結構楽しめる。
「空腹なときには、血液が今自分の体を修復してくれているな、と思うとよい」
これ、いただきます!!

あのさ、「微食」とあまり変わらんかなと思うのよね
それで
この本に足りないのは、
でもこれだけの量「しか食べなくて」栄養失調になったり餓死したりする人もおそらくいるわけだから

それとの違いを考えることかな
コレ大事じゃない?
(コルナロさんも、いろんな人がまねしようとしたけどできなかった、って言ってるし。)

わたしは、「意識」にあるんじゃないかとうっすら思うんだけど…(でも未実証デス)

でも
これやってみたい!!(* ̄m ̄) この頃友達に笑われるようになってきたけど…



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2016年06月29日

「『潜在意識』を変えれば、すべてうまくいく」


「潜在意識」を変えれば、すべてうまくいく --- アレクサンダー・ロイド博士/著 桜田直美/訳 SB Creative 2016

先日お話したこの時に買った潜在意識の本ってのがこれです

読後は、原題"The Love Code"の方がぴったりだな!!って思うけど
でもこういった日本でよくあるハウツー式タイトルじゃなかったらこの本は手に取らなかったわけで

むむー。 

なんかねーえ
マニュアルっぽく書いてあるけれども
やっぱりちょっと例が出ているところが分かりやすいね
それに、要はそういうこと(マニュアル)じゃないんだな

ええとー


この本をかいつまむのはちょっと無理そうなので
ちょうど、読んでいる途中にわたしに実際に起こった事例をお話します


先日中学校の図書準備室で
来月一緒にお話会を担当する、図書ボランティアのメンバーと、打ち合わせをしていたんです
午前中はいい天気で
12時に打ち合わせが終わって
その日当番に入っている人以外は、片づけて帰りました

家に帰ってから、
そういえば窓を閉めた覚えがないなぁと思いだして
当番で残っていたメンバーに、「窓閉めておいてくださいね!」とメール。

夕方から雨が降ってきて…

夜中になってメールを送った人から
「今見た!窓閉めてない〜〜〜」ってメールが。


あちゃー!!!

この日は、図書指導員さんも来ない日だし、もう誰も準備室使わないかも…
1階だし、結構な降りだし、窓ぎわには書類のキャビネットとかあるし
もしかしてびしょびしょ!??

なんて思うと
もう心配でどきどきしてきて

もうどう考えてもやれることはない、って思うのに
心が落ち着かなくて
ちゅん2に「もう夜だから、学校入れないよねぇ…」って相談しましたら
「うん」
うーむと考え込む私に
「でも、大丈夫じゃない?」

って
彼は気にしないのよね
いいなぁ って思って
明日の朝いちばんで様子見に行こう…って
茶碗を洗いながらそわそわと考えてました

そのうち ふと


でもさ
この本に
「愛をもって、今この瞬間を生き、外側の状況や結果をあきらめると、想像もしていなかったような成功と幸せが手に入る」

「心に愛をもち、『私の得になるのか』という考え方を捨てれば、完全に満たされた本当の幸せを手に入れることができる」

「成功『目標』は、今この瞬間を愛のきもちで生きること、そして『欲求』を達成するためにやるべきことをやること」

って山ほど書いてあるし

しかも「目標」の4つの定義のうちふたつは
「100パーセント自分でコントロールできること」
「今この瞬間に実現できること」


なのでございます

なんてことを思いだして
(くどいですが茶碗を洗いながら)

そうかー
今この瞬間にわたしのできることは、愛を持って向かい合うこと
(コレ実はちょっとよくわかったとはいえないんだけども)
そして、明日になって、もしびしょ濡れだったら、
その時に「愛をもって」誠実に、対処すればいいんだわ

って思ったらーーーー
思ったらーーーーーー!!!!

一瞬で
心に平安が訪れた。(大げさ?)
でも、さっきまでわさわさどきどきそわそわしていたのが一瞬で
楽になった。
状況はなぁんにも変わっていないのに。

そして、
もしかしたら大丈夫かもしれない、って予感がちょっとした。


この本は
実際の悪い状況をつくっているのは自分の心にある恐怖や不安。
ってことを結構ロジカルに解説してくれています

そして私はねぇ
これに似たようなこと(考えを変えることだけで一瞬で問題解決)が以前にあったなぁってことも思いだしたし

なぜこのことでわたしがあんなにどきどきしたのか、って理由を見つける方法も
書いてあって
「潜在意識を(心の)スクリーンに映す」ってのを実際に試してみたら
うひょー!
これまた一瞬で疑問が一つ解決したし(ちゅん2はそうならないはずやわ)

だからこの本のパワフルさはもう折り紙付きでのし付きで太鼓判を押したいです

「私の人生で何よりもほしいものは何?」
っていう質問に自答した時に
「(自分の)外側の状況」が思い浮かぶ人は

読むべし。


そうそう、次の日の朝に中学校行ってみたら、窓ちゃあんと閉まってました。ほらね?
(いや、次からはきちんと確認して帰ろうって深く反省いたしました)

posted by しろくま at 16:06| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年06月20日

「龍使い」になれる本


「龍使い」になれる本 --- 大杉日香理/著 サンマーク出版 2016

先日、ふとおもいついて
心斎橋のヒーラーさんのところに行ってきました。

ヒーリングをしてもらってから
龍の柄のカードをいただきました(ってか勧められて買ってみた)

あ、そうそう、余談ですが、このヒーラーさんすごかったですよ
ちゅん2の生年月日見て、見ただけで
「この子相当スピリチュアルですよ」

はーい 存じておりまする^^


帰り道に
なんとなくデパートに寄ってみたんですけど
入った一軒目のショップに

今朝ほしいな〜って思ったばかりのイメージ通りのサンダルと
何年もほしいな〜って思ってたイメージ通りのドライビングシューズと
イメージ通りの夏のカーディガンと
イメージ通りの革のポーチと
あとイメージはしてなかったけどとても心惹かれる小ぶりのバッグが
ほぼ1店舗内にありまして
(しかもポーチ以外は全部40%off)

なんかまるでマイケルみたいに買い物しちゃったよ?
("This... and this.... and this...♪"って感じー?)

すごいわー
なんか憑いてるわ。


そのあとオットが車で迎えに来てくれるのをまっている間
初めて立ち寄った書店で「潜在意識」の本がふと目について
(ヒーラーさんと潜在意識の話をしていた)
レジへ持っていったらカウンターの上にこの本が2冊ディスプレイしてあって
なぜか瞬間的に一冊掴んでおりまして

買ったの。


オットが到着するまで道路でしばし立ち読み。

帰る道々、
808 とか 8 とかやたら8のつくナンバーの車を見た。
(808は3台見たけど、オットにそういうと、もっといたぞ?って)

この本によると、「8」は龍の数字なんだって。
(八、というより、レムニスカート型のエネルギーなんだそうです。水の性だからかなー)

しかも
家につく少し前に、西の空に龍の雲を見た。


ええとね
この本との出会いは全くの偶然ですが(偶然とは言わないかも)
わたしの守護霊さん(のうちのひとり?いつもお世話になってる人)の名前は
○龍さんっていうのね そもそも

あ これ初耳?(そりゃ、めったなことではお披露目しませんわよ)

ええとね
前置きが長くなりましたが
著者は「龍」(一般的には見えないけどね…)とご縁をもらって 以来
人生の後押しをしてもらっているそうで

そんな風に龍と知り合いになって、願いをかなえる人のことを
「龍使い」と呼んでいらっしゃいいます

この本は
そんな龍使いになる方法が書いてある本で

でもそちらに意識を向けると
龍っていうのはたくさんのメッセージを送ってくれているようなのです

巻末に、龍神や龍のいる神社 のリストが載っていますが
ちょっとみてびっくり

十和田神社…今の住まいを買ったとき、ちょうどここを旅していたし
(旅行中に不動産屋さんが交渉してくれて、金額が折りあって購入が確定したのでした)

貴船神社…オットと初めてデートしたところだし(渋くね?)

金毘羅神社…結婚式はここ(…は縁切りの神社とうわさがあるので、この麓で)でしたし

斎場(せーふぁ)御嶽…4月にちゅん2と行ったばかり。(神社ではないけどね〜)

そのほかにも
北海道神宮…ふるさとの思い出深い神社。
春日大社…数年前に一人でのんびり行きました(ちょうど正倉院展の時)
出雲大社…も行ったね♪

などなど
人生の節目に、不思議とご縁があるのだわー


とにかく
この日の一連のことはちょっとないくらい特別な感じでしたが

でも
ずっと以前からご縁をいただいていたんだろうなぁって改めて思いました

これからも
いえこれからは
もっと龍さんと仲よくして
いろんなサインを見落とさないようにしよう!と思います


龍使いになるための心のコントロール法A というところに
「不安や恐れの正体を突き止める」
という方法というか行というか、が載っています

とにかく
「自分の感じている(ネガティブな)ことに対して、『なぜ?』と繰り返し訪ねていくだけです」

これわたしもよくやりますけど
「なぜ?」っていう言葉は覚えておくと便利だわ。

posted by しろくま at 18:55| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年06月19日

「ふたつの月の物語」


ふたつの月の物語 --- 富安陽子/作 講談社 2012

富安さんの講座を聞いていて、この方は著書がとてもたくさんおありになるのだけど
そういえば「ぼっこ」と「まゆおに」くらいしか知らないんじゃないかな…

ということで
読んでみました

スピーディーに物語が立ち上がって
主人公もその設定も舞台もユニークで面白くって
どんどんつづきを読みたくなる話なんですけれども
で、ラストも鮮やかで印象的なんですけども

ひとことでいって
都合がよい……

(なりゆきも、大人の事情も)

なーんかすっきりしない読後感なのであります

あ、でも、おもしろかったけどね?
津田さんとお孫さんのドライブのシーンなんて、やっぱりぐっときますよね
posted by しろくま at 22:23| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年06月14日

「ぼくのキャノン」


ぼくのキャノン --- 池上永一/著 角川文庫 2010

沖縄の海辺の村が舞台で
主人公は10歳の少年少女3人(の、うちの一人)で

設定は奇抜だし、(ファンタジーの部類かも)
出てくる人も極端だし
「コトブキ♡」なんて(読んだらわかりますぅ〜)
最初はギャグ小説か、男子の妄想小説か…
なんって思っちゃうほどでしたけど

なんのなんの。
見事な構造があって(この構成美はこの人の特徴かもね)
重いテーマがあって
読み応えのある面白いお話でした


この作家の本を読んでいても
自分の中の子どものころの自分
の存在を感じるんだなぁー
posted by しろくま at 12:26| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年06月05日

「神社仏閣は宝の山」


神社仏閣は宝の山 --- 桜井識子/著 ハート出版 2016

出たばかりです♪
識子さんの本は、あったかい気持ちになれて、
そして本当に神さまに会いにいきたくなるから
大好き^^
読めば読むほど
「宗教」としての神というよりも
日本の土地と人(含め生き物)を守ってくれている目に見えない存在
(まぁ精霊とでも言いますか…)にありがたさと感謝の念を覚えるのであります

さて今回も
神さまや眷属たちとお話の出来る識子さんが
実際に足を運んだ神社と、そこの神さまたちとの会話をレポートしてくれています

今回は関東エリアの神社ばかりだったので
いずれ行けるかどうかはわからないのだけど
みんなそれぞれ素敵なところのようでした

そんな中でも、(神さまの助けで)死んだ人と再会できるという出羽三山は
やっぱり行ってみたいかなぁ。
それにしても
月山といえば(わたしの若い頃は)初夏までスキーが滑れる山、
ってくらいの認識しかなかったのが
遠い昔の夢のようだわ。(なんのこっちゃ)←でも結構感慨深いもので…

上高地には行ったことあるんだけどなぁー
でっかい龍、に会ってみたいなぁぁぁ


ところで。
靖国神社に成仏できない霊がまだまだたくさんいる、っていうのが
切ないです
もし、行く機会があったら、ここに識子さんが書かれているような方法で
わたしも、成仏なさる手助けを少しでもできたらうれしいなぁって思います


「ピュアな大自然のど真ん中にいると、体が反応してトイレが近くなります。
体が山や川、森、澄んだ空気など、そういう『地球そのまま』のものに反応して、体をそちら側に合わせようとします。
体を元々の自然な細胞に戻そうと、体内にある『化学物質』や『毒素』を排出しようとするのです。それらのものは自然ではありません」


には、なるほどー。

なんかね、覚えがあるものねぇ

posted by しろくま at 16:40| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年06月03日

Daddy-Long-Legs


Daddy-Long-Legs --- Jean Webster, 1912

いやーーおもしろいわーーーー
おもしろすぎてめいっぱい感想かいたのに全部消えてしまった。
ショック過ぎて立ち直れない……のでちょっとだけにしとく……


「赤毛のアン」のときもそうだったんだけど

小さい頃に読んだ本を大人になってから読み返すと
全く違う読後感を楽しめるっていうか

この本も
Judyがなんともかわいくてお茶目でおもしろくってそしていじらしくって
泣けるシーンが何度もありました。
そして
Master Jervie(ジャービー坊ちゃま)もね!
これ読んで笑ってるだろうなぁ、とか、あーあきっと嫉妬してるだろうなぁぁ とか
( ̄m ̄〃)


このバージョンは無料で思い立ってすぐ読めるのでたいそうありがたいんだけど
イラストが収録されていないのでやっぱりなぁ

紙の本が読みたーーーい!!!
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2016年05月31日

「トロイメライ 唄う都は雨のち晴れ」


トロイメライ 唄う都は雨のち晴れ --- 池上永一/著 角川書店 2011

うひひ 他の本もボチボチ読んでいるんですけども
このシリーズ面白いからついこちらに手が伸びてしまうわ。

風水師の話は、不細工な女の子が実は…一皮むけてそれが風水師の眼力
なんて展開を期待していたのでちょっとがっかり。
かわいい女の子がやっぱり(そう性格よくもないのに)ゴールイン、っていうお話はフツーすぎる。

まぁでも
笑いあり涙あり
おもしろかったです。

黒マンサージ氏が誰なのかが気になる〜〜〜〜
これはつづきがまだあるということよね?


そうそう
挟み込んであったチラシに、この時代の那覇〜首里の地図が載っていた。

ネットで古地図探しながら読んでたため、
大層うれしかったのですが(地図好き)
なぜこれが本の中にない…
posted by しろくま at 22:38| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年05月25日

「バリデーションへの誘い」


バリデーションへの誘い --- 都村尚子/著 CLC(全国コミュニティライフサポートセンター) 2014

かれこれ2年ほど「傾聴療法」を勉強しております
講義を聞いたり、workshopに参加したり…


この4月から実習を始めました
特別養護老人ホームで、認知症の方のお話を聞いています
(認知症の方と向き合うのが一番勉強になるって先生がおっしゃった…)






できません




聴けません




講義を聞いたり、WSに参加したりするのとは大違いでございます


いやね、ホメオパシーのセッションもしていたじゃないですか
何年か前ですけど
もちろん、「傾聴療法」の「傾聴」と
一般的な日本語の「傾聴」と
それからホメオパシーのセッションでの「お話を聞く」はずいぶん違うものだと考えてはいたけども


いやいやずいぶん違う、じゃなくって全くの別もんじゃないですか
かえって
ホメオパシーでの経験が邪魔になるっちゅーの

3回目に伺ったときは、20分くらいでもう帰ってくださいって(その方に)いわれて
(塩撒かれそうな感じやった)
これは(認知症の方とはいえ)大変ショックで……



機会があったときに先輩に相談したら
(その方は傾聴療法じゃない傾聴を教えている傾聴療法士の方なんだけども)←ややこし?

アドバイスもしてくださって、それから
この本を教えてもらいました


いやー
すごーーーく参考になりました!よかった!!

昨日4回目に伺いましたが
にこにこ楽しそうにたくさんお話してくださって
気がついたら1時間越えてて、終わらせるタイミングが難しかった。

傾聴療法、としては、どのくらいできたかはわからないけれども
ひとまず
受け入れていただいて、スムーズにお話していただけたのがうれしかったです


この本は「テクニックの紹介」だけではなくって
認知症の方を尊重し、理解する姿勢を示してくださるのが素晴らしいところです
「積極的傾聴」という概念はとても参考になりました

「感情にフォーカスする」というのは全く傾聴療法と同じです
それからテクニックの最後に紹介されている「行動とニーズ(欲求)を結び付ける/共感した感情を言語化する」というのは全く傾聴療法のやり方です


思うのは
「未解決の問題」は(認知症の方だけじゃなく)多かれ少なかれ誰もが抱えているわけだから
普通の対人関係、家族関係などにも大いに参考になると思います


この「バリデーション」の思想がもっと広まるといいなぁ


posted by しろくま at 22:43| Comment(0) | こんなん読みました^^

「トロイメライ」


トロイメライ --- 池上永一/著 角川書店 2010

読んでからちょっぴり日が過ぎてしまったので読後感は新鮮ではなくなっておりますが

まず表紙がいいですよ〜
よく見ると、登場人物が描き込まれています^^

「テンペスト」と同じ時代、同じ舞台のお話(短編集)ですけども
こちらは庶民の青年が主人公で
脇役としてテンペストの登場人物がチラリちらりと顔を出すという…

だから
「テンペスト」を読まずにこちらを読むのは(そんな人いるのか!?って気もしますが…)
もったいない
この順番で読むときっと100倍は面白いはずでございます。
そして最後の最後まで。


それにしても
「テンペスト」はたぶんシェークスピアからですよね?
「トロイメライ」は(楽曲もあるけども)ドイツ語で「夢を見ること」なのだそうです

この(琉球が舞台なのに)タイトルのセンスがとっても好きなのでございます。



あーおもしろかった!
posted by しろくま at 22:11| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年05月20日

「テンペスト」

 
 
テンペスト1〜4 --- 池上永一/著 角川文庫 2008(単行本)

いや〜 久しぶりにどハマりしてました。
文字通り寝食を忘れて一心不乱に読んだ…(どっちかというと忘れたのは「寝」の方)
明治維新前後の琉球を舞台にした、歴史ファンタジーです

主人公は完璧な容姿に最高の頭脳を持つ女性…っていうまぁありえない設定なんですけども
でもね。この人は龍が産み落としたも同然、っていうことになっていてまぁそれならそんな超人でも…って
納得しちゃうんだよねー

それでもってあまりの頭の良さに男に化けて超難関の国家試験を史上最年少で首席で通って。
高級官僚として異例の出世をし。
嫉妬され、いじめを受け、陥れられ、島流しにされ、
その間に恋があり、別れがあり、
そして意外な形で王宮に返り咲き…

くわえて舞台は絢爛豪華な王宮だし
そして風光明媚な世にも美しい琉球だし
そこに清国人やら列強のイギリスやらアメリカやら大国化していく日本やらと

まぁ息もつかせぬ展開です

概ねなかなか格調高いのだけど、ところどころ池上節というかひょうきんなセリフやシーンがあって
それがアルイミ品格は下げるのだけれどめちゃくちゃおもしろいので全然いいのだ!


わたしは個人的には超人のような主人公よりか
尊大で意地悪で傍若無人であくが強くて一筋縄ではいかない、元聞得大君の真牛がおもしろいわぁぁ
この手のキャラ、トリックスターのおばちゃん版ってこの人の小説には欠かせません

おもしろかった……
TVドラマにも映画にもなっているようなので、みてみたい。

posted by しろくま at 22:38| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年05月08日

「統ばる島」


統ばる島 --- 池上永一/著 ポプラ社 2011


短編集ですがひとつひとつに八重山諸島の島の名前がついていて
その島が舞台で登場人物も違うんですけど
ひとつひとつが面白くって、最後の石垣島に
物語も登場人物も集まってくるような形になっています

そんな構成美もあり
味わいの方はクッキーも飴も羊羹も入ったお菓子箱をあけて食べたような感じ

なんていうか大多数のわたしたちナイチャーには先島諸島と八重山列島(諸島)の区別もおそろしく怪しいんですが…
島の一つ一つの個性・息づかいをなんとも美しい描写で味わえるのも至福の体験でした

この人の才気走った感じとファンタジーとが絶妙のバランス。


統ばる(すばる) というのは「集まって一つになる」というのと
スバル(プレアデス星団)とをかけていてそれを
八重山諸島に模している。
作中では星団の星々から八重山の島々の神々が降臨します

そういえば配列も似ているような…

天の星をこの地に映したのが八重山ということね

スバル(wikipediaより)


八重山諸島

(八重山の地図はこちらの画像です)
posted by しろくま at 12:31| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年05月06日

「ジャーニー 〜癒しへの旅〜」


ジャーニー 〜癒しへの旅〜 --- ブランドン・ベイズ/著 ナチュラルスピリット 2011

ホメオパシーの勉強をしていたころに、先生のJaneが
「友達がCDを出して…」って勧めてくれた "The Journey"っていう短いCDを
実はつい先ほど聞いて
(この療法のイントロダクションでした)

いやーこれはすごいかも!!!ってすぐこの本を注文して
読んだんですけど
で、大感動してるんですけど

真ん中を過ぎたあたりから、何とも言えない既視感が……
長野へ持参して、滞在中に読了)

うちに帰ってきて探してみたら

癒しへの旅 --- PHP、2007

この本の、再出版、っていうか全く(たぶんねほとんど)同じじゃーーーーーないですか!!!

これ2009年に読んでて、blogにも書いてたんだけどそれ消えてるしその時の感動も忘れてるし

なんでかなーーって思ったら
この本と前後してTheta Healingと出会ってそっちに興味が逸れてたのね…
(あと、オポノポノとかpranic healingとかもやってた頃)


でもね

今回の(読後の)感動はその時の比ではなく
あーーーわたしなんていうかやっと、(これと出会う、受け入れる)準備ができたのかなぁって
(もしくは、あんたええ加減思いだしー?って守護霊さんが教えてくれたのかもしれないですね)

で、ちょうど一人で長野に出かけるのをいいことに
WSの皆さんと本当は一緒の宿に泊まって二泊三日を過ごす予定だったのですが
ひとりになってぜひ(本当は二人一組でやるものなんだけど…)このthe journeyの誘導瞑想をしてみたいって思って

GW中の満室パレードの中苦労して何とか一部屋とれて

5月3日〜5日は、日中は傾聴療法のワークショップ
夜はホテルの部屋でthe journeyの瞑想(の、ようなこと)
をしておりました

と、いいつつ

WSから帰ってきたらもう夜10時を過ぎてるし
お風呂入って準備万端するともう深夜で
(一人じゃやっぱり)難しいし、疲れてて眠いしで
なかなかうまくいったとはいいがたいのですけどでもー

ちょっと瞑想(っていうか内観)を始めるとね、すぐに
胃が痛くなったんですよね
(注:わたし若い頃調子を崩すと胃痛を起こしてましたが、この頃はとんとなくて、
もちろん弱いところでもあるのは自覚しているんだけど強いところでもあったりするのだ)

気が逸れるとすぐに治まって

あーーー これ、わたしの身体の声だーーーってやっとわかって
(まずは胃だったか!ってなもんです)
それから胃にフォーカスして瞑想(内観)をすすめました
(で、寝落ちした)


the journeyっていうのは、簡単に言うと
著者が、ご自身の病気を癒した体験から生まれた
「感情を感じ切る」内観というか瞑想のプロセスで

今は誰でも使えるようにとマニュアル化・スクリプト化されていて
「感情の旅」と「体の旅」っていう大きく二つのプログラムがあるみたいです

本書では何人かの事例が紹介されていますが

中でもある初老の男性のケースで
子どものころに感じた大きな憤り、怒りを体の中に抱えていたために
この方法で(ほんの2時間ほど)その怒りが昇華し手放してしまった後の
「症状(この方はガン)の消失」とそれだけじゃなく「人格の中からの怒りの消失」が
何とも劇的かつ感動的なのでした


さて7年越しの出会いであります

その間に私が出会ってきたいろんなことが
この方法への信頼をより強める作用をしています

これ、取り組んでみたい。いや、ぜったいやる。

posted by しろくま at 17:16| Comment(0) | こんなん読みました^^

「異形の日本人」


異形の日本人 --- 上原善広/著 新潮新書 2010

帰りのしなの号での車中の友。

被差別の食卓」「被差別のグルメ」「日本の路地を旅する」の著者のエッセイです。

今度は6人(7.5人かも)の人たちを取材されているのですけど
皆、内向きの世間の悪意や冷たさと(それぞれの形で)出会った人たちです

取材対象は出版社からのオーダーもあるようで、
確かにあまり愉快ではない(ずいぶん興味本位の)人選もありますけどその中で
著者は誠意をもって節度のある取材をしていらっしゃるのがよくわかるので
まぁそこはいいとするか。(エラソウ)

溝口和洋さん、っていうやり投げのアスリートの方
(わたし、存じ上げませんでしたが)が
特に魅力的で、心に残りました

なんかさぁ。

日本陸連とか
サンノゼの計測とか
(真央ちゃんのコーチの佐藤信夫さんも、現役時代に突出したアジア人ということで、判定で差別を受けたことを話していらっしゃいましたっけね)
マスコミとか
権威とかやっかみとか、狭い世界観から見た異端視とか
なんなんかなぁ。

読後感の不快な一冊。でもこの不快さは、人間の世のものなんだよなぁ
posted by しろくま at 16:46| Comment(0) | こんなん読みました^^

「やどかりとペットボトル」


やどかりとペットボトル --- 池永永一/著 角川文庫 2007

長野へ向かう特急しなのでの車中の友。
この頃好きで読んでいる池永さんのエッセイ集です。

うふうふ。

これを読むと、池永さんの物語のいろんなところにちりばめられた
モチーフやらモデルやらエピソードやらが出てきててまー面白い。

「暴風警報・注意報」を(アメリカ式に)被害・威力想定レベルで表す、っていうアイディアは
あーナルホド!合理的!って思いました。

この作者の独特な感性が好きです。
それから
琉球て、日本の中の異国ー って、しみじみ思う。



あと薬草好きとしては
海人草(マクリ)
カラスヌパン(これ何かわからない)
って一度遭遇してみたいわ…

あの漢方薬臭植物の謎はいまだに解けていないのであります。

posted by しろくま at 16:00| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年04月24日

「日本の路地を旅する」


日本の路地を旅する --- 上原善広/著 文春文庫 2012

この方の「被差別の食卓」「被差別のグルメ」が面白かったので…

この「路地」というのは
中上健次さんの表現だそうですが
被差別部落のことを指しています
この本で著者は大宅壮一ノンフィクションを受賞しています

でもね
読み進めていると
え…?ノンフィクション??って思いがしてきます
日本各地の「路地」を訪れて
たくさんの人に会って
悩み揺れる著者の心が伝わってくるからです

著者は何かを―――自分につながる何かを探し求めて
旅をしているんだな

とはいえそれをのぞかせてもらう一読者のわたしは
たとえばさ
↑の本でネパールの被差別民への凄まじい蔑視の様子にびっくりしたんだけれども
それと全く同じことが(かつて)日本にも普通にあったんだと突きつけられて

自分の暮らしている世間の実は一筋縄ではいかなさに
今更ながら驚くわけです
そしてそれはたぶん
自分自身の内面にも当てはまるのかもしれないな


差別をされてきた人たちが生業にしてきたことに
精肉関係、皮革、竹細工…などとありましたが
そうかー
わたしの大好きなあの絵本も
アメリカの、かご編みを生業とする山の民への差別を描いているんだったけなと思いだしました

満月をまって/Basket Moon --- メアリー・リン・レイ/文 バーバラ・クーニー/絵 あすなろ書房 2000/Little, Brown Books for Young Readers 1999

国は違うし制度も違うけど
人間がもっている、誰かを自分より下にみたいという心は同じ


昨日絵本の講義を聞きに近江八幡へ行っていました
水路に観光船が浮かんでとてものどかなところを歩いていて
橋のたもとに小さなお堂があり心惹かれました

そこに生きていた人たちの思いを見るような気がして

だからこの本もこの絵本もわたしは好きなんじゃないかと思う

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2016年04月19日

「風車祭(カジマヤー)」


風車祭(カジマヤー) --- 池上永一/著 角川文庫 2009

最初はそうでもなかったけどだんだん面白くなって
最後は前のめりにつんのめってフィニッシュしてしまうという
(っていうかわたしこんな読み方多いかもだけど)

読んでいるうちにすっかり言葉に呑まれてしまって
「ターガヒーガプー」とか
「ウートートー」とか
「アギジャビョー!」とか「フラー」とか
(あ、一つ目のはこれじゃなくってこの本だった)がひょっとよぎるのよね

よぎると言っても聞いたことがなくて厳密には発音が分からないわけだから
文字と何とも言えないリズムだけが脳を通り過ぎるっていうか


石垣島が舞台で、主人公は武志っていう高校生の少年で
設定とか登場人物とか出来事とかがなんともしっちゃかめっちゃかで
でも
なんとも魅力的なのは

舞台やキャラクターのリアルな魅力なんだと思うなぁ

風車祭(カジマヤー)っていうのは数え97歳の長寿を祝うお祭りなのだそうですが
読後このイメージがなぜか"Whirligig"(邦題:風をつむぐ少年)とかぶるのは

くるくる回る羽根と風の吹き渡るイメージが
なんともさわやかで切ないからかなぁ

ああおもしろかった

人前で読むのには注意が必要。ときおり、っていうかけっこうしばしば
爆笑必至なので。

「だからよー」
これからしばらくは、これが頭の中で鳴っていそう。


そうそう
作中にも出てくる石敢當
宮古島でもみましたっけ(あーれー写真撮ったと思ったけどないなぁ)

運転中で写真は撮れなかったけど伊良部島で大きくて立派なのを見かけたよ
大神島では古式ゆかしく?スイジガイが置いてありました
sujifai2.jpg
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2016年04月15日

「夏化粧」


夏化粧 --- 池上永一/著 角川文庫 2010

宮古・沖縄に行って以来この人の本にはまっています。

このお話は特に
キャラクターが際立っていて
設定がユニークで
著者のペンも乗りに乗っていて

カフェで読んでて爆笑しそうになって必死で抑えたけど肩が揺れて…


あーしんどかった
(* ̄m ̄)

でもさ
最後はなんと言いますか涙涙なのよ。
主人公(若いお母さん)さいご、あんなことさせちゃダメでしょ……


とんでもない産婆さんのオバァのかけたおまじないは
(特に公園の描写のあたり)
なんともソフィー(「ハウル…」のね)のおまじないに似ていて
(ここの関連はぜひ映画じゃなくって本で!)

そうそうそうよねぇ
女の魔法ってそうなのだ。と、深くうなずいてしまいました




posted by しろくま at 18:35| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年04月10日

「あたしのマブイ見ませんでしたか」


あたしのマブイ見ませんでしたか --- 池上永一/著 角川文庫 2002

短編集。

デビュー作
より、ずっとずっと読みやすい文章になっていて
作家さんって精進するものなんだなって(当たり前?)なんか、感動してしまった。

でも世界観は「バガージマ…」がずっと鮮烈で魅力的だなぁ
まぁ 長編と短編の違いなのかも。

それにしても
琉球のおばあちゃんたちって、すごいのね。
パワフルで現世的で生々しくて

あったかいところだからだろうか……
(老婆というか人間ってもしかすると本来そういうものなのかも)

posted by しろくま at 19:03| Comment(0) | こんなん読みました^^

「被差別のグルメ」「被差別の食卓」


被差別のグルメ --- 上原善広/著 新潮新書 2015


被差別の食卓 --- 上原善広/著 新潮新書 2005

出版時点でいうと「〜食卓」の方が10年早いんですけれども
わたしはこの順番で読みました
休み休み、1か月以上かけて読んだ気が〜((^┰^))ゞ

著者は大阪の被差別部落出身で差別のテーマを追いかけて
ルポを書かれている方のようで
書名からもそれは想像がつくのですが

食ってね
ほとんど自分自身のことじゃないですか
からだをつくっているのは食べ物だもの

「〜グルメ」では著者の生まれ育った村の食べ物のこと、
アイヌ料理
北方民族(樺太あたり)の料理
沖縄の島時今の料理
日本における韓国料理

「〜食卓」では
アメリカ
ブラジル
ブルガリア・イラク(のロマ料理)
ネパール(の、不可触民たちの食べ物)
日本(大阪)の被差別部落特有の食べ物

について書いてあります

おもしろいです

外国では
「わたしは日本の●●」←「ロマ」とかの被差別者の呼称が入る と自己紹介して
人々の懐に飛び込んでいます

激しい迫害の描写にはやはり驚かされるし胸が痛いです
(実際に語ってくれた方はごく少しで、大方は、思い出すことすら苦痛なのだろうと…)

とんでもなく胸をうつところもあります

でも…
いちばん心に残ったのは、
「というのもわたしには、イラクのロマたちについて、心配している点があった。
戦争などの人災も含めた大災害の状況下では、
被差別民への虐待が激しくなる傾向があるからだ」


…そうか。

中東もそうだし
ネパールでは大地震もありましたよね
過酷な仕打ちを受けている人たちがきっといるのでは
報道されないところで

世界は何層にも複雑にできあがっているんだな
posted by しろくま at 18:56| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年04月06日

「海の黄金(こがね)」


海の黄金(こがね)〜子どもに贈る昔ばなし11〜 --- 沖縄昔ばなし大学再話コース・八重山昔ばなし再話研究会/再話 小澤俊夫/監修 小澤昔ばなし研究所 2010

旅行に行くときはなるべくその土地の昔ばなしや
文化に関する本などを読むようにしているのですけども
(っていうかどうしたって読みたくなるもので)
現地の空港にも地元ならではの結構レアな本を売っていたりするよね

これは沖縄・八重山諸島あたりの昔話集。

読んでいたらね
「木々の役目」っていう八重山の昔話があって
それがおもしろかったのです

神さまが八重山の島々をつくったときに、
島には一本の木もなく…
神さまは緑の島にしようと木々を呼び集めました。

「さいしょにやってきたのは福木です」

神さまは
「お前は人間の屋敷の周りにならんで生え、人間の家を台風や火事から守りなさい」
と言ったそうで

確かにフクギは防風林、防火林としてよいらしく(塩害にも強いんだって〜)
古いお家を囲むように、並んで生えていました。
フクギ.jpg

次に来たのは松。
リュウキュウマツは、結構街路樹になっているみたいで
松だけど、樹形が何というか独特でしたが
わたしは今回運転担当だったので写真は撮れず〜

神さまは
「お前は美しく村を取り囲んで、病魔や悪霊から村を守りなさい」
とおっしゃったそうです。

次いで
桑の木、
竹、
くば(ビロウのことだそうです)、
にもそれぞれ場所を与え、

アダン(阿壇)には「海沿いに生えて、海岸が大波に削られないように、島を守りなさい。
そのかわり、牛や馬に食われないようにとげをつけてやろう」


aha!それで〜^^
砂山のアダン.jpg
(遠目ですけども)

アダンの実は、ヤシガニの好物なんだそうです^^
アダン.jpg

ここまでで、すっかり収まって神さまがホッとしていたところ

ソテツ、あこう、ガジュマルがさらに遅れてやってきて…

「おまえたちは、勝手に石でも抱いていろ!」

( ̄m ̄〃)

なぁるほど。

くわしくは、どうぞこの本をご覧くださいませ。




posted by しろくま at 21:55| Comment(0) | こんなん読みました^^

「バガージマヌパナス わが島のはなし」


パガージマ ヌ パナス わが島のはなし --- 池上永一/著 (角川文庫) 1994

ちょうど宮古・沖縄に行っていたので…

石垣島出身のこの方の本を持っていきました。
これがデビュー作らしく、この方自体わたしは初読。

余談ですが、表紙は文庫よりも単行本がずっといいわね!


文章の流れはところどころ引っかかるのでありますが
圧倒的に
登場人物が魅力的。この舞台の島が魅力的。

怠け者の乱暴者だけど、超美人で、霊感があって、頭もよくって、っていう主人公・綾乃には
ひょっとするとなかなか感情移入はしにくいのだけど
でも
こういう生き方には憧れるものがある。このテンポ、この緩さ、この光…

そして
文字通り流血の戦いを繰り広げた商売敵のカニメガ婆さんがね
ケンカしながらでも情が通っていくというかね
大嫌いで邪魔してけんかしていたのにね
「綾乃を悲しませるな」
って祈るところがぐっとくる。



おもしろかった。
他の本も読みたい!


わたしは
北海道も大ーーー好きだけど

宮古島も超好きだーーー!(石垣は行ったことがまだないのでね)

帰ってきたばかりなのにもうまた行きたい。

posted by しろくま at 20:28| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年03月27日

「守り人」シリーズ(再読)


先週の土曜日に、楽しみにしてたTVの「精霊の守り人」ドラマがはじまって
家族で視てました^^

映像はすごく美しくて
でも やっぱり…

自分で想像してる守り人の世界とはずいぶん違うものだから
(でも、あのイラストよりはずっと素敵ですが)
どうしても読み返したくなってたまらなくなってしまい〜〜

10冊読んでしまった。
(一番最近読み返した「闇の守り人」以外)


精霊の守り人 --- 上橋菜穂子/著 偕成社 2006
昨日NHKの対談番組で上橋さんがおっしゃっていたけども
この作品は正味3週間くらいで書き上げたのだそうです

バルサの体温も、実際に感じながら書いてました

ってすごいなぁとしみじみ…

 夢の守り人

 虚空の旅人

これは、チャグム王子が主人公で
のびやかな南国の風景と素敵な少年が鮮やかな素敵な作品。

 
神の守り人(上)(下)

蒼路の旅人
チャグムと南の海の取り合わせはとても好きなんだなぁ
この作品で、初めてヒューゴが出てきます。ヒューゴが一番好きだ!!

  
天と地の守り人(1)(2)(3)

これはチャグムの冒険譚。バルサと再会し、二人でさらに困難を乗り越え…

成長したチャグムがなんともすてきで、息子の母としては答えられない三冊。

この守り人シリーズは単行本、この軽装版、ときて今は文庫本が出ているみたいですね!
単行本はハードで素敵だけど軽装版は漢字を増やして読みやすくなっているそうです。
文庫版はどうかな?表紙のイラストがまた違うのね。
わたしは慣れないのでどうも手が伸びませんが…


それから
炎路を行く者
(これも軽装版が出ています)
ヒューゴの、少年時代の話がもう涙、涙…

今回これが一番感動したかも。

こうしてまた読み返してみて
しあわせだったんですけども
二つ、以前読んだ時と違うことにふと気がつきました

世の中を、好き・きらいだけで見ていては
見逃してしまう、あまりに興味深いことがたくさんあるなぁということ。


自分の尺度だけで見てたら腹も立つのよねぇ
それを、楽しんでしまえる秘訣でもあるかな。

それから

自分の中にたくさんの「他人(の視点)」を入れること 


でも、これって
多角的に理解すれば視野が広がって楽しいわ
っていうことと同じようなことなんだけれども…



そんなことを思いました
守り人漬けの一週間…
 

そうそう
今回、二木さんのイラストはやっぱり勘弁してくれ…omg…って再認識しましたが
佐竹さんのイラストの方は結構好きかも… ってのが分かりました(どちらのイラストか表示がないところもあるのですけど)
posted by しろくま at 16:29| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年03月16日

「23分間の奇跡」


23分間の奇跡 / the children's story --- ジェームズ・クラベル James Clavell/著 青島幸雄/訳 集英社文庫 1988

この方、Shogunの原作者なのねー
(わたしは昔のTVドラマ?やった?しか見てませんけども…)

前半に和訳
後半(後ろから読む)に英語の原文が収録されています
短い物語です


なんとも凄みのある…


どうやら敗戦国と思われるある教室に(日本だったら小1)
新しい先生が来ます
勝った方の国の人。


にこにことやさしげに巧妙に巧妙に
子どもたちの(って、いろんな子どもたちがいるんだけれども...)

愛国心と思想の自由と宗教を洗脳していき
いちばん手ごわかった男の子も最後には懐柔
(だって7歳だものさ!)

恐ろしいお話でございます


舞台の国はアメリカっぽい。
戦勝国は共産国っぽい。
だからフィクションではあるけれども(それが「最後の授業」とちがうとこよね)


I pledge allegiance to the flag...

これアメリカで高校生だった時にわたしも違和感を持って聞いてましたが
(そう頻繁には聞かなかったけど)
政府が(あるいは国家が)国民を巧みに洗脳しようとするのはどちらの国も変わらないのだわと思いました


これは名作と思う

英語で読んだ方が巧みでコワイです。
(そして、真ん中著者の手書きの後記も)
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2016年03月15日

「神様の御用人」1〜5

    
神様の御用人 1〜5 --- 浅葉なつ/著 メディアワークス文庫 2013〜15

本屋さんで平積みになっていて
1巻はホボジャケ買いだったのですけど(あと神様の話みたいだったし…)

おもしろくて!
すぐに全部買ってイッキ読みしました

1巻はね、テンポがよくて軽いのは楽しいんだけど日本語が
変なところが結構あって
読みづらかったのですけども

2巻以降はそんなこともなくて
慣れたのか?
いやいや
上手くなられたのか、編集者がきちんとチェックされたのかどちらかではなかろうか
(エラそうにスミマセン)

ダメダメな平凡な青年がひょんなことから神様の世界と関わりをもつことになり…

なんといってもお目付け役の狐姿の神様が
かわいい^^ (口調はエラそうでそのギャップがまた)
しかもスイーツ好きという設定もコタエラレマセン

5巻の最後の話は、わたしの地元のえびすさんが舞台だし!

堪能しました


♪結構ほろっとした話もあったよ!おもしろかったです
posted by しろくま at 23:05| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年03月06日

「神さまと繋がる神社仏閣めぐり」


神さまと繋がる神社仏閣めぐり〜神仏がくれるさりげないサイン〜 --- 桜井識子/著 ハート出版 2016

識子さんの新刊がでて
早速読み読み♪♪

今回は関東(東京・茨城・栃木・埼玉・群馬あたり)の神社シリーズ。
神さまと会話できてお姿も見ることができる識子さんが
いくつもの神社をめぐったレポートです。

やっぱり面白い♪

子狼ちゃん(眷属の、神獣の)が参道を先導してくれる神社なんって
いつか行ってみたいわぁぁぁぁぁぁ

それにしても
いいなぁ
みれたり会話できたら面白いだろうなぁ
でも
それも識子さんの使命あってのこと。なんでしょうね

「大事なのは、神仏がくれるさりげないサインに『気づく』こと」

「自分で感じられると、ウキウキとうれしくなったり、感謝の気持ちでいっぱいになったり、
自然と涙が流れたりします。
それは『魂が正しく感じているから』なのです」


先日ふうっと心が温かくなって泣きそうになったり
唐突に「よっしゃ!」って聞こえた気がしたのも
神様アンテナが少しずつ敏感になってきているのかな

っていうかさ

お馬さんだったり神さんだったり
非言語コミュニケーションっていうんでしょうか
いや
何かの前で「素の自分」になるっていうんでしょうか

この頃そんなことが気になっているっていうのは
そういう練習を、ちょっとずつ、してみているのかも。ね?


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2016年03月01日

「メディアにむしばまれる子どもたち」


メディアにむしばまれる子どもたち --- 田澤雄作/著 教文館 2015

今年に入ってから滋賀県で開講されている
「絵本大学」っていうのに(月一回)通っています。
講師の先生は「冒険者たち」などをお書きになった児童文学作家で編集者の斎藤惇夫さんで…

1月の第1回目は超おもしろくって興奮気味に帰りましたが(車で)
2月の第2回目は結構退屈でございまして(気分が悪くなってしまったからもあるかも)(電車で行った)

考えてみるとその時々のテーマが(わたしにとって)興味深いかどうかによるような気もしますが…

ま、それはさておき

1回目に出た宿題のひとつが、この本を読んでくる、だったので
早速読んだのでございます

著者は小児科のお医者さん。

このごろのしんどそうなこどもたち、
不登校だったり
不機嫌だったり
いじめだったり
自分をコントロールできなかったり

っていうのが
メディア(TV、ビデオ、ゲーム、スマホやタブレットなど…)と早期教育と進学競争社会の
産物だ!
っていう主張なのでございます

まぁ、おおむね、そうだろうなぁと思うな…


先月、ちょうどこの本を読み始める直前くらいに
朝日新聞の記事で
「上手に適応できていた人たちが急に鬱になる」
っていうことを「疲労の蓄積」で説明していたけれども
本書にもそれと同じことが書いてあって

上記メディア、そして詰め込み教育、によって子どもの脳がとても「疲労している」…

それプラス
「親子のコミュニケーションの欠落」を生み
さまざまな不具合が生まれている、っていう内容です(手短に言うとね)


概ね共感。
でも
「前頭葉礼賛」っていうよりやっぱりわたしは(松本先生の受け売りだけどさ)「扁桃体重視」で行きたいと思うのだけれども…^^


ちゅん2も今どきの中学生、ゲームもタブレット(わたしと共用だけど)も
イヤーホントに、わたしに言わせると時間がもったいない!ってくらい使ってますわ

興味深い本でしたが
だから「ゲームやメディアはだめだわ!一日15分だけ!きー!」
ってなっちゃうとそれはなんだか違うわけで。

とはいえ、(わたしの中に)具体的にどうしたらいいのかなぁって答えはないんだけどさー



心に残ったところ。

「子どもの幸せとは何か」…
「それは、家族と一緒に食事をし、おしゃべりをし、遊び、静かに眠る、なんでもない日常の時間の中にあります」
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小澤俊夫講演会「昔ばなしと子ども」&「こんにちは、昔話です」


こんにちは、昔話です --- 小澤俊夫/著 小澤昔ばなし研究所 2009

先週(でしたか?)芦屋で小澤俊夫さんの講演会があり
うきうきと行ってまいりました

小澤さんはグリムの研究者でいらして
日本の昔話を含め、世界中の昔話…口承文芸…を研究されているそうです

昔話のもつメッセージ
昔話の文法(とルール)
主人公のしあわせの3タイプ

など
興味深いお話のオンパレード…


「大人が(子どもたちに)してやれること―――
思春期までの間に、3つの自覚を持たせてあげたい。
・自分が、愛されているという自覚(思い)
・自分が、信頼されているという自覚(思い)
・自分の価値が認められているという自覚
これがあれば、自分の意志でやっていく」

「子どもたちにとって、大事なことは、
まず周りにいる大人の生の声。
これが育つ栄養になる」



とっても素敵な講演会でした
(ディズニーの昔話の改悪のことをずいぶん怒っていらっしゃいましたー)
でもね
内容は(一番最後の5分、政治のおはなしをされたこと以外)ほぼ↑の本と同じなので、
参加できなかった方もご心配なく♪♪


本から、印象に残ったところ。

(昔話の主人公は)「話の冒頭と終わりでは、大きなギャップがあるのです」
(成長しているっていうこと)

「昔話は、どうもこのギャップを語っている」

「子どもの成長のこのギャップ。どこかでうんと成長していく。
子どもや若者が主人公の昔話には、こういう構造が多いのです」

「いろんな育つ例をぼくたちに伝えてくれていると思うのです」

「子どもが育つ姿です」


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「はしっこに、馬といる」


はしっこに、馬といる --- 河田桟/著 カディブックス 2015

「馬語手帖」の続編的なエッセイ。

この人の、やさしーい、力の抜けた、でも芯の強い感じが
なんともいえず心地よいです

馬って、見て触っているとほんとーにかわいい。
(大動物だから、一緒に暮らすのはかわいいだけじゃなくって、きっと大変だろうけども…)

でも
乗るときは、先生の教えてくださるように、足で蹴ったり、鞭で叩いたり
しなくっちゃいけないのよね
そうしなくていいならどんなにいいかなぁと思うのだけども…
必ずしもそうしない方法もあるようではあるんだけれども。あまり一般的ではない様子)

この本では
日本の端っこ、与那国島で、一頭のご自分の馬と、一緒に時を過ごす
作者の日常が…それとそこまでに至った経緯が…淡々と書かれていて

ぽてぽてと一緒に歩いて
たまにはハミもなくたぶん鞍もなく?背に乗って道を歩いて
キモチを通わせながら
どちらがリーダーとか優位とかという関係でもなく

なんだか夢のようだわ
(だいたいそもそも、道を馬が歩いてるっていうのが…)


その秘訣を
「自分のこころとからだの言葉を、
奥の奥まで、
ようく感じてみること。

そして、
『こころの言葉を外に出してはいけない』
という縛りを解いてみること。
そうやってはじめて、
自分のこころと体の言葉がつながり、
馬語を話せるようになるというわけ」


ふぉぉぉぉぉ

なんだかすごいのだ。

そして
なんともすてきなのだ。

posted by しろくま at 21:28| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年02月28日

〈十二国記〉再コンプリート♪

まぁたぶん3回か4回目くらいか…
(読みだすと止まらなくなるっていう)

今回は
 
を一番最後に読んだんですけども

だって、前半の女の子たちのグダグダが結構長いんだよね…

でも!!
ラストの鮮やかさと爽快感はこれがシリーズ中一番だなっ!
それに

これを先に読んでおかないと

を満喫できないし

そうそう更にその前には

を絶対に読んでおくべきだし

この図南の翼を楽しむためには
を先に読んでおかないといけないし!!!

ということでこのシリーズはやっぱり
順番に読むのがお勧めです…


今回読み返してしみじみ思ったのは

この世界
デキる人ほど昇仙が早い傾向にあるから(大器晩成…タイプの人は別として)
切れ者のかっこいいキャラクターがみんな若い。

今まで雁王の尚隆が好きでしたが
今回は桓魋(かんたい)のしぶーいカッコよさに気がついたよ♪♪


あーおもしろかった



そうそう
金曜日に「お話と絵本の会」でシリーズ1
 
がお題でした

大好きな本を、いろんな人たちと語り合えてすごいハッピーだったし
あぁそういう読み方もあるのね…!っていう発見もあってとても楽しかったです〜^^
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2016年02月22日

もうあかん!「十二国記シリーズ」

今週の「子どもの本を読む会」のお題が
これなのです


月の影 影の海(上)(下)/十二国記シリーズの1 --- 小野不由美/著 新潮文庫

それで、久しぶりに読み返したらば

あきませんわ やっぱり これ まるで疫病のような(シツレイ)
一度読み始めたら最期手を離れず次々読むのをやめられず


風の海 迷宮の岸/十二国記シリーズの2 --- 小野不由美/著 新潮文庫
あぁぁぁぁ目が手が止まらないぃぃぃぃぃ


東の海神 西の滄海/十二国記シリーズの3 --- 小野不由美/著 新潮文庫
もうこれなんて、(本には載っていない)この十二国世界の
役所と官位の組織図書きながら読んだわよ。あら、マニア?

それでね。
これ以降のシリーズはわたし結構ホワイトハートのシリーズで読んだものだから
その後どうも「若干」加筆修正されて新潮文庫に採録されているそうなので

一挙に「8」
だって、順々に読んでいたら日常生活に深刻な支障をきたすんだもん…

黄昏の岸 暁の天/十二国記シリーズの8 --- 小野不由美/著 新潮文庫
これ買って読んでみた。(そしたらなんだかホワイトハート版とは変わらないみたいでしたが…)

あー堪能。

今回組織図を(すこし)書いてみたせいで前よりも
リアルにこの国のことが感じられた気がしたな

ともかくも異世界の造りこみの緻密さ
登場人物の際立った個性
漢文調の世界のリズム
が、なんとも好みなのでありまして

あと
この表紙と挿絵が、(守り人シリーズとは違って)
実は割と気に入っているのであります


新作でないかなーーーーー

posted by しろくま at 23:39| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年02月15日

「県庁おもてなし課」


県庁おもてなし課 --- 有川浩/著 角川文庫 2013

この表紙もいいですねぇ
本のタイトルの小さいこと!(いい感じ)

この人の本の中では「三匹のおっさん ふたたび」が一番好きだったけど
これも甲乙つけがたく好き。

なんといっても登場人物が際立ってて面白いし(特にわき役陣)

この作者独特の会話や地の文のスピード感が
嫌味なくケレン味なく(あるやつもあるから…)ここちよいです


あと
土佐弁がなんとなくうつる。

おもしろかった〜

巻末の対談はないほうがよい。
posted by しろくま at 22:41| Comment(0) | こんなん読みました^^