f植物園の巣穴 --- 梨木香歩/著 朝日新聞出版 2009
独特の香りがありますねぇ(そういう文章が好き。)
なんだか
昭和初期(←このあたり多少テキトウ)のような香りが〜
読んでいるうちにどう考えたって妄想の世界のようなんだけれども
木のうろ。う蝕(虫歯)の穴そして抜歯した穴。木の根を掘り上げた穴。
いろんな種類の穴が出てきてそれを主人公が
どんどんどんどん下って行って…
知りたいことは?聞きたいことは?
そう自分自身に問いつつ
意識の外に押し込めて向き合わずに生きてきた、
「私を形作っている何か」のあれこれを探し出しに行く道行きだったのですねぇ
なんとも奇想天外?突拍子もない物語だけれど
道彦のくだりはじーんとしてしまった
よかったねぇ。人間らしくなれましたねぇ
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