闇の守り人 --- 上橋菜穂子/著 偕成社(軽装版) 2006
毎月1回の「児童書を読む会」で今月のお題は
このシリーズの第1作「精霊の守り人」だったものですから
久しぶりに読み返してそして
またはまった…
(困るのよねー。ハマると、シリーズを最後まで読みたくてたまらなくなって
毎日寝不足状態がつづいています。このときもそうだった…)
今第4作「虚空の旅人」までまた読みましたが
この「闇の守り人」がやっぱりわたし、一番好きかも。
やっぱり泣いたーーー
この人のお話って、読み始めはなんだか文章が素朴っていうか(あんまり上手じゃないなっ)って
つい思ってしまうのだけれど
2、3ページもめくればもうそんなことキレイさっぱりどうでもよくなって
この圧倒的な世界観の中に一気に埋没していくんですよね
舞台の国の名前が「新ヨゴ皇国」ってことでもうすでに
「旧」ヨゴ皇国の存在までもが歴史の中に用意されてるっていう圧倒的な骨格とディテール…
あーすごい
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