《歴史を旅する絵本》河原にできた中世の町〜へんれきする人びとの集まるところ〜 --- 網野善彦/文 司修/絵 岩波書店 1988
河合隼雄先生との対談で作家の今江祥智さんがこの本に感動したっておっしゃっていたので
読んでみました
(絵本だけど小さい子ども向けではありません。なんせ、「歴史を旅する絵本」だからねー)
いやーー
圧巻でした
絵もすごいんだけど
時代絵巻みたいな!
(絵を見ていると物語がたちあがってくるみたい)
それに
白い人と黒い人がいるんだよ〜〜
(脈絡もなくDarren Shan思いだしたりして…)
何か食べながらは見れないよ。
でも
やっぱり凄いのは(絵も凄いけど)文章とそのあとの解説と
そもそもこの企画自体ではないでしょうか
そういえば、網野善彦さんってつい先ほどこの本で中沢新一さんが「叔父さんです」っておっしゃっていたのを読んだばかり。
(この頃こういうことがよくあるなー。なんかバトンリレーみたいさぁ)
河原、っていう
この世とあの世の「あわい」のようなところ
に
どんな人が集い
どんな「場」として発展?しやがて町になり
日本の社会と人々の意識が変わっていったか
歴史の教科書にはほとんど出てこない庶民の、そして意識の、生々しい歴史やね。
ひょえ〜〜おもしろい。
それでね。
最後にこんな一文が。
「おこもり <29ページ>
なにか大切な願い事があると、人びとは神社や寺院におこもり(参籠)をしました。
子どもがないので子どもがさずかりますようにと祈ったり、悩みごとの解決を願い、何日間か神仏の前ですごし、夜も昼もお祈りをしつづけるのです。
とくにそこで見た夢は神仏の意志として非常に重んじられました」
これ、
今読みかけている本へのバトンです。あーおもしろ〜


