2013年09月25日

「世界が認めたニッポンの居眠り」


世界が認めた ニッポンの居眠り --- ブリギッテ・シテーガ/著 阪急コミュニケーションズ 2013

おもしろそー!
と思って読み始めて
前半は結構楽しみましたが後半ダレました(^_^;)

でも
この方の頭の回転の鋭さが
読んでて小気味よい感じです

そもそもね

なんだったかフィンランドの教育の本を昔読んでいて

生徒は絶対に居眠りしない

っていうのが妙に記憶に残っていたのです

そもそも、フィンランドの(他、欧米の学校は結構そのようだけれども)学校と
日本の学校とでは
結構あり方が違っていて

学校の先生は授業にresponsibleだけれども生活指導なんかは全くしない
学校で運動会とかないし
クラスだってその学科をとってる生徒がその時間だけ集まっているだけだから
日本みたいにホームルームみたいなものもないし

だけど

絶対に生徒が居眠りしないって
すごいふしぎー!

その秘密を知りたかったんだなぁ


著者によると

文化を大別すると3種類あって

1 単相睡眠文化圏---寝るのは夜だけ。その分長めに寝る。
2 シエスタ文化圏---社会的に制度化された昼寝時間がある。夜の睡眠は短い。
3 仮眠文化圏---夜の睡眠時間が短く、昼間に各自うたたねや居眠りをする。

日本は「3」に属するのだそうでー


ま、社会的にうたた寝・居眠りに寛容、っていうのもあるんだろうけれどもね



面白かったのは

空間利用と、時間利用は結構シンクロしていて
居間なら居間、寝室なら寝室…と空間利用が単一的な「モノクロニック」空間利用をする社会はどうも、時間利用もモノクロニック…何かをしながら寝る、とかいうことがないようだし

日本みたいに、寝室が今にもなり勉強部屋にもなり客間にもなる…ような(和室の文化)
空間利用が複数にわたる「ポリクロニック」社会は
時間利用もポリクロニック…つまり、会議しながら寝るとか、授業聞きながら寝るとか…
っていう態度にどうも、寛容であるようだ〜

っていうこと。
ふむふむ。



一般的日本人ならばあまりになじみがありすぎて
見過ごしていることを
このオーストリア出身の著者は丹念に描写してくれていて

そういう意味では結構面白かったです。




vv


posted by しろくま at 17:28| Comment(0) | こんなん読みました^^
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