オーストラリア先住民 アボリジニのむかしばなし --- 池田まき子/再話 新読書社 2002
おはなしを読みたいのが半分
覚えて語りたいおはなしを探しているのが半分
で、
図書館でふと見かけて借りました
アボリジニの昔話は…
(アメリカンインディアンなどの昔話と比べて)穏やかで人懐こいです
もちろん
狩りをする民族ですし、動物(獲物)や、あるいは人などを殺す…みたいな表現もあるにはありますが
どちらかというと
動物目線のお話が多いような気がします(これ1冊読んだだけやけど。)
アボリジニの人たちの意識が
大地と、そこにすむ生物たちと
おそらく身近につながっているのね
「太陽と笑いカワセミ」
「大きな大きなカエル」
「なぜ毛虫はちょうちょうになるの?」
などが気に入りました
大きなカエルのお話はね…
ティダリックという大ガエルが、地上の水を全部飲んでしまって(!)
動物たち大弱りするんです
それで、頭つきあわせて、対策を講じるのですけど
どうやったら水を返してもらえるか…
「ティダリックをくすぐったらどうだろう!くしゃみといっしょに水が出てくるかも」
「しゃっくりをさせたらどうだろう!」
…なんて、なーんだかおとぼけ。
だれも、懲らしめようとか、やっつけようとか(まぁ大きいからね?)という
発想にならないのがプププです
それで、とうとう思いついたのが
「そうだ、笑わせたらどうだろう?くしゃみといっしょに、水が出てくるかも」
で、かわるがわる面白おかしいことをするのですが…
( ´艸`)
そのほか、
花に色を塗る精霊のお手伝いをがんばった毛虫の話「なぜ毛虫はちょうちょうになるの?」
など
“なぜ”ものもたくさん。
「カラスはなぜ黒いの?」「カメにはなぜこうらがあるの?」
「コウモリはなぜ逆さまにぶらさがるの?」
「ブロルガはなぜ鳥になったの?」「カンガルーにはなぜポケットがあるの?」
「ハリネズミにはなぜ背中にとげがあるの?」
などなど
楽しく明るいお話が28篇。
正直、このままでは語りには向きませんが
(文章があまり洗練されていない…特に、語り向けとしても)
でも、ある程度経験を積んだら(リライトできるようになったら)ぜひトライしてみたいなと思うおはなし集でした。
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