2013年08月20日

「ラビットヒーロー」


ラビットヒーロー --- 如月かずさ/著 講談社 2012

この作者の本は初めてでしかもこういう装丁というのは

…自分で選んだわけではなくて、
「中学生の読書会」の課題図書だったのでございます

今年ちゅん2が中学生になって、わたしも中学校の図書ボランティアをさせてもらってますが
そんな中学生のお母さんと、各校の図書委員の生徒たちが
一つの本について語り合う読書会。(もちろん初めて参加〜)


今日でした。
楽しかった!
1時間ちょっとしかないし、話し合う、まではいかないのですけど
司会の先生が促してくださって、一人ひとり感想を話したり、
自分の「変身」体験について話したり。(と、ここで時間となりました)


お話自体は、いろいろな事件が起こって巧妙に組み立てられているなって感じですけど
登場人物が面白いくらい類型的といいますか
キャラ立ってるというのかしら?こういうの
マンガを読んでいるみたいな分かりやすさ^^


自分に自信の持てないさえない高1男子(宇佐くんていうの)が主人公で
特技といえば特撮ヒーローに詳しいことなんですが
ひょんなことから地元のご当地ヒーロー作りに参加することになって
クラスメートや高3の先輩と一緒に活動しながら悩みながら
視野が広がって、自分が周りに愛されているって分かっていくという…



分かりやすいんだけれど
結構感動したのです グッとくるシーンもあってね。

亡くなった(高3男子の)お爺ちゃんが残した「キリバロンG」っていうヒーローの
Gが、
グレートとかそんなんではなくて
「じい」のGだった

ってことが分かったあたりなんて
(あ、ここは結構ネタばれ!)

おじいちゃんの孫への愛が、
ほんとうにかわいかったんだろうなぁ〜〜っていう気持ちがすごく分かって
涙ぐみそうになったわー!


みなさんの感想などを聞いていても


「好き」って気持ちのパワー

「自分の周り」…自分の殻から、いつもの範囲から、外にでることで、自分自身に気づくってことや

「ひとつひとつ気づいていくこと」で自分が変わっていくこと

なんてことが
このおはなしの周辺にある事柄かなぁって思いました


司会の先生曰く
「最初と最後で、一番心が変化した人が、“主役”なんだそうです」
っていうお話も新鮮でしたし

(なるほどー)

中学生の男の子がぼそぼそと話してくれた
「小学校の高学年から楽器をはじめた、
リズム楽器なので、全体のテンポを自分が刻む。
一人だけ勝手に動いたり、先走ったりすると全体に影響することが分かって、実生活でもそういうスタンドプレーや我勝ちの行動がなくなった」
っていう話も、心に残りました


貴重な機会をいただきました。楽しかったです!

ありがとうございました







posted by しろくま at 17:59| Comment(0) | こどもの本
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