2013年05月13日

「スピリチュアル・ウォーカー」


スピリチュアル・ウォーカー ハンク・ウェスルマン/著 早川書房

この頃、思い起こせば十二国記以来(かな?)、
没入できる本がない…(つまみ食いばかり)って愚痴った(うそ)ばかりですけど

これは面白かった!

原題は"Spirit Walker"なんでございますのよ。それがなんで
「スピリチュアル」???意味変わってるじゃん。

と、なかなか納得できませんでしたが
まぁ日本で売るにはこの方がキャッチーなのかな。

それはさておき。


この本の内容なんですけども

著者は人類学者なんですが
ハワイに一時期移住したことがあり、以来霊的な体験が始まるのです

…なんと…

今から5000年後(!)の、人類の(もしかしたら著者の)子孫のある青年の意識の中に
入ってしまうっていう…

えええええええーーー!???


この本には、その1回目から12回目までの
著者が一緒に体験した
5000年後の人類(アメリカ大陸にすむハワイ人の末裔)の生活と記憶が、
まるで冒険小説のように…小説ではないのだけれど…レポートされていて


おおおおおもしろーーーい!!



5000年後のアメリカ西海岸は
気候も熱帯性にかわり
海水面が上昇しているようで地形も大きく変わり
人類の生活は
まるで石器時代のようです

過去の文明は、天変地異とおもに洪水によって失われているの。


うぉー

でも
地球は元気そう。動物もたくさんいて…
(ゾウとかトラとかもいるので、動物園の動物の末裔かも)



ハワイの伝統的なシャーマニズムの用語があちらこちらに出てきます
(ほとんど説明もなかったりする)

わたしは、以前たまたま(っていうか…)



この辺りを読んでおりましたので(ちょっとマニアックかも)
まぁそれほど覚えていたわけでもないのですが

(あと以前これをブックオフで105円で買った。結構ハワイ好き!??)

語彙にはなじみがあって、さほど驚かずに読むことができたかもしれません


今の文明はゆくゆくは淘汰されるようですね…そして
自分で食物をとれる人だけが生き残る。
厳しいなー…(勝手ながら願わくばわたしとちゅん2の世代が天寿を全うしてからにしてほしい...)


昔からいろんな人(霊視のできる人、予言者とも)が
あるいはSFなどでも
未来の人類は、すごく人口が減っている、っていうことを書いていますし

今の文明以前にも洪水で滅んだらしい高度に発達した文明があったという説もあるし
ホピの伝説もやっぱりそうでしたから
人類はそうやってリブートを繰り返し霊的に進化していく、という道筋は

まぁあまり荒唐無稽な感じはわたしにはしませんし


霊界はこの物質界の陰画(ネガ)像、っていうのはそういえば
シュタイナーも言っていたような…


この作者の体験談、naiveにうのみにするというよりは
要は無理なところは何もない気がするのです



世の中は少子化対策とか言っているけれども
なんで減っちゃいけないの?ってやっぱり思うわけです
(そりゃ政府の理屈も分かるけど。)


やっぱり人間はちっぽけで
地球はおおきい。

そんな気がするのです


この本の舞台はアメリカでしたが
5000年後、日本あたりはどうなっているんだろうな



もっともっとこの先を読んでいたかったです(本が終わってしまうのが惜しかった)



posted by しろくま at 18:07| Comment(0) | こんなん読みました^^
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