
天と地の守り人【一】ロタ王国編 --- 上橋菜穂子 偕成社

天と地の守り人【二】カンバル王国編 --- 上橋菜穂子 偕成社

天と地の守り人【三】新ヨゴ皇国編 --- 上橋菜穂子 偕成社
あーあ
おわっちゃった
おわっちゃった
読み終わっちゃった
つまんない
おもしろいのにつまんない
…と、抜け殻状態気味なのではございますが
ホントに楽しみました
特にここ数日というものは
金曜日は半日ボーイスカウトのお仕事で
土曜日は終日ボーイスカウトのお仕事で
いつになく気が張り忙しかったにもかかわらず
さて
本を読む時間を捻出するために犠牲になったのは何でしょう…( ´艸`)なんちゃって
3冊読み終えて
チャグムの(世界の端から端までを見た!)成長に驚き母のように嬉しくなって
やっぱりこれは彼の成長の物語なんだなぁと思いつつも…
そうそう、3巻はちょっと辛かったですね
読むペースも遅れがち
戦闘シーンが多かったからね 心に痛かったのです
あ、そうそう、折々地図を眺めながら読んでたんですけれども
3巻のタルシュとの緒戦のシーンですね、
戦場の位置(山脈の方向と朝日の昇る方向)がどうもよく分からん...
平野の東側からタルシュ軍がきていて、東側にはアマタ山脈があると思っていたらトウハタ山脈に陣を張っているというのは...
(じゃ陸路で来た軍ということでしょうかね)あーもう一回確かめ読みしたくなったな!!
(いや、もう別なの読もうよ)
ところで
シリーズで一番好きになった登場人物はヒューゴです。(* ̄(エ) ̄*)
彼の夢、いや「夢」みたいなあやふやなものではなくて
自らの手でそれを実体のあるものにしていく
彼の凄み…強さと深さと哀しみに胸をうたれます
心に残っているシーンは二つの「ホイ(捨て荷)」のシーンと
(神がかりのような…なんて鮮やかな伏線!)
瀕死のタンダを見つけて「わたしのつれあいです」っていうところと
(それが一番怪しまれないという冷静な計算があったはずだけど、一方で本当に心の奥からの…)
魂を連れ戻されたヒューゴの語る場面と
それとやっぱり
一番最後の、一行かな…
もうバルサは
寝ているあいだも短槍を手元に置いておくような生活ではない
安らぎを手にしたんですね
あーよかったな
やっぱり
昨日、ボーイスカウトの会合が終わって隣に座っていた知人に
(実は彼女は大学の同級生〜!)
ちらっとかばんの中の「2巻」を見せて、「今これにはまってるんだ〜^^」
っていいましたら
目を丸くして、「…わたしも!『精霊の守り人』読んだところ!!」だって〜!
その話を聞いて「なになに??」ってのってくれた数人もふくめて
少しの間ですが守り人談義ができました
嬉しかったにゃ〜〜♪
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