
蒼路の旅人 --- 上橋菜穂子 偕成社
このごろ
本の話しかしてないですねぇ( ´艸`)
このblogも、始めた当初(2004年)の、ちゅん2ネタとホメオパシー話が中心だったころから
結構変わってきましたわぁ
でもね、こんなひとり言のようなものでも、何らかの形で
自分の内側を外へ表現しているということは
健康に良いようです。心も、カラダも。
さて
この話はシリーズの中でも好きな方だなぁ!
舞台のスケールが、おおきい!
巻頭に描かれた地図を見ながら、お話を読みながら、
わくわくします。
海を越えた南のタルシュ帝国は、
…形は、地中海沿岸諸国をつい思わせますけれども…
どうも南半球にあるらしい。
そこをどんな運命なのかチャグム皇子はひとりで…
「守り人」シリーズの中の支流である「旅人」シリーズは
どうしても独特の世界観というよりは、歴史ドラマの雰囲気をまとっていますが
その美しさ、独特の香りはやはり目の覚めるような鮮やかさで
しかもこの巻は舞台である南洋の明るい光も強く帯びていて
読んでて楽しい^^(バルサは出てこないけど)
そしてエンディングはより大きな物語の
明らかなスタートであるのですしね
残りあと3巻。
楽しみなような、辛いような。
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