
こころの処方箋 --- 河合隼雄 新潮文庫
しばらくゆっくりとしみじみ読んでました
あーーーーーそうだよなーーーーーー
って
付箋いっぱい 傍線いっぱい( ´艸`)
心に染みたところは沢山ありましたが
一つ挙げるとすれば
「二つの目で見ると奥行きが分かる」の章
二つの目と言うのは、二つの違う視点…
(ま、あれですかね、2点透視図法みたいなもんですかね)
「ここに二つの目として、甘い目と厳しい目という例をあげたが、問題によっては、いろいろな目の組み合わせを考えるとよいのではなかろうか。
男の目と女の目などという組み合わせも考えられるだろう。天上からの目と地底からの目の組み合わせを考えてみるのもいいかもしれない。
あるいは、主観と客観の対立を考える人もあるだろう。
いずれにしろ、その時の状況に応じて必要と感じられる、二つの目の組み合わせにより、状況を立体的に把握しようとすることが大切である」
「第3の目が肝心…」などという人もあるけど、まぁ我々凡人は、せめて2つがいいとこですわ、
っておっしゃるのがこの方らしくって自然体で
いいなぁと思います^^
「心配も苦しみも楽しみのうち」
という章では
「『心配するな』といわれてやめられるようなものではないのだ。
とすると、心配しながらも、どこかでそれを楽しむようにしてはどうだろう。
心配の種は尽きることがないのだ。たくさんある心配の中で、特にその心配が自分に与えられることになった。
それを大きく考えると、人生の楽しみのうちではなかろうか」
ははー!!!
これ、目から鱗ですわ。なるほど…
「『知る』ことによって二次災害を避ける」
という章では
理解することの大切さを説いてくださる一方で
「早すぎる知的理解は、人間が体験を味わう機会を奪ってしまうのである」
ほどほどがいいのだ。
と、
一人うなずく私でございました。
人生の大先輩からのあたたかい言葉集。
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