つくも神 --- 伊藤遊/作 ポプラ社
この方の本は「鬼の橋」も「えんの松原」もすっごく面白かったので
これも期待して(きっと読み終わるまでやめられないだろうと思って)読み始めましたがホントにそうなりました(よって晩ご飯が少し遅くなりました)
上の2作と違って現代のお話で主人公も現代っ子ですけど
でてくるのはやっぱり日本の古い神様っていうかもののけっていうか
あーそれにしてもこの表紙のかえる人間のかわいらしいこと
伊藤さんは挿絵画家に恵まれる人ですよね(それだけ面白い物語なんやわ)
古いお道具にね、古いだけじゃないんだけどもね、魂が宿るとね、
それは一種お化けのような化生のものになるらしいんだけれども
「そういうお化けのことを、昔の人は<つくも神>と呼んだそうなの…」
ちいさくてコミカルでひょうきんなつくも神たちが、大切な人やものたちを守ろうとして
一生懸命に立ち回るあたりは
かわいらしくもあり、おかしくもあり、そしていじらしくも、切なくもあり…
ほろりとするところも
ううむとうなるところも
爆笑してしまうところもあり
そして
いまの私たちの自己中心的な生き方に、やんわりと釘をさすような
おもしろかったです!!
あーーいいなぁ
それに
ものをやさしく扱いたくなるね。ほんとに。話しかけて大切にしていたら
「なって」くれるかなぁ。つくも神。
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