2012年11月20日

政治家の戦、それから「愛国」

itami.jpg
伊丹にできた「ことば蔵」に行ったときに撮ったスナップ。
これが図書館♪


久しぶりです、「新聞で気になった言葉」

★ 今日の朝日新聞(朝刊)「インタビュー(オピニオン)」

米国社会に詳しい文化人類学者、渡辺靖さん とあります。
慶応大教授、アメリカ研究、文化政策論。お若いですよね。40代半ばです。


---12月16日、投開票日の夜に、期待することはありますか?

「第1党を勝ち取った党首や当選した政治家たちが『万歳』をするでしょう。
でも今の日本に、日本の政治の世界に、そんな余裕があるでしょうか。
むしろ、本当の成果を残して退陣するときに国民から万歳が起こるようになっていたらいいですね」


…同感〜

ついでに言うと、わたしは個人的にあの
選挙「戦」
「戦い」「勝たせてください」「○○を男にしてください!」(←さすがにこれは、この頃ないか…??)

なんて、選挙を戦になぞらえて気炎を上げたりガッツポーズしたり闘志を燃やしたりするのが
(日本の政治家が一番生き生き見えるとき)
好きではないっていうかすごーーく違和感があるのだ。


…もっと違うものと闘ってくれ…



★ 「愛国」

ずいぶん前の記事なんですけども
切り取ってあってご紹介したいと思いつつ日が過ぎて〜

9月19日の朝日新聞、これも「オピニオン」面です。

竹島と尖閣諸島の問題で、マスコミもいろいろ取り上げていた頃。


「愛国」というテーマで、3人の方のご意見が載っていたのですが

新右翼団体「一水会」顧問 鈴木邦夫さんがこんなことをおっしゃっていました。

「三島由紀夫は愛国という言葉はきらいだ、愛は無制限でアリ、国境で区切られた愛など愛ではない、と言っています。
外国人が母国に抱く愛国心を理解し、そのうえで日本を愛する。
自分の国がすべて、日本だけが素晴らしいという考えは、思い上がった自国愛にすぎません。ただの排外主義です。愛国とは最も遠いものです」


(三島由紀夫が嫌いだと言おうが「愛国」自体はあるということね^^)

「愛は欠点も失敗も認めたうえで愛しいと思う心だということです。
日本はアジア諸国に対し、弁解しようのな失敗を犯してきた。そこを認めずに日本は正しかった、悪いことはしてない、失敗を認めることは反日的だと言いつのり、良いところばかり愛するのは愛国心ではない。
心の痛みが伴わない愛国心は、フィクションにすぎません」

「本来、愛国心とは家族への愛、故郷への愛、その延長上に位置するものです。
しかし最近は自分と国家を直接、結びつけることが愛国だと考えられているようです。
では、売国だ反日だと同胞を暴力的に批判し、弱いものをいじめて家族や地域に嫌われるものが、本当の愛国者でしょうか」


日の丸掲揚や、靖国参拝の回数で愛国は測れない、とおっしゃっています。


え?!?! ホント?

すごいびっくりした。いいことおっしゃるじゃーないですかー!
右翼…に対して持っていた考えやイメージが、ちょっと変わったかも。
こんな人ばかりでは、ないとはおもうけどね…

(そういえば騒音で地域に嫌われた街宣車ってこの頃あんまり見ないかも…理由が↑の反省であるかどうかはマッタク存じませんが)


posted by しろくま at 22:53| Comment(0) | 新聞より
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: