
クリスマスの幽霊 --- ロバート・ウェストール/作 坂崎麻子/訳 徳間書店
先日の「弟の戦争」がとってもとっても素晴らしかったので…
同じ作家の別の本を。
これも、そう長くはありませんが(↑のよりももっと短い)
著者の、少年時代の雰囲気がちりばめられ
舞台はイギリスの地方の工業都市で
労働者階級の一家…強いお父さんと、優しいお母さんと、逞しいおばあちゃんと
その愛情に包まれて育つ一人っ子の男の子
逞しいお父さんは少年のヒーローで
感受性の豊かな幸せな少年が、大好きなお父さんのために…
前半のただただクリスマスを楽しみにしていた小さな男の子が
中ほどから
こころに重い塊を得て…
みるみる脱皮、成長していく様子は本当に鮮やかです
甘く」ふしぎなだけのこども向け小説ではなくってぴりっと社会的な苦みがある
でも繊細であたたかな
この人のお話大好き!
無心にサンタクロースを信じてる時期を通り抜けた子どもたちに
読んでもらいたいお話
です
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