2012年11月09日

「弟の戦争」


弟の戦争 --- ロバート・ウェストール/作 原田勝/訳 徳間書店

昨日これを書きかけて、夕方から調子が悪くなってひと晩寝込んでました。
風邪かな?
夜中、変な夢見て起きた〜〜〜(´_`)

でも、明け方に見た夢は愛犬さくらちゃんで、はじめはいつもの茶色だったんだけど
そのうち真っ白の長毛のカールした細面のダレ?っていう犬になってしまって
(でもさくらちゃんなのよね…夢では)
最後には七色に金色も入った虹みたいな犬になって嬉しそうに跳ねてました。( ´艸`)

今日はもう元気よ♪午前中は小学校のママさんコーラス行ってきた〜^^


さて、この本。

ひと晩あれば読めるような児童向けの小説ですが
こんなに心を揺さぶられたというか、感銘を受けたのは久しぶりっていうか初めてかも


著者は93年に63歳で亡くなった、ロバート・ウェストールという(←日本語のwikipediaがなかった)
真っ白いあごひげの(どうもがっちり大柄そうな:推測)おじいさん(失礼!)です

著者が
どんなにどんなにどんなに
湾岸戦争に怒りを感じていたか

おなかの底に響いてくるような本です


主人公はイギリスに住んでる男の子。

大きくて頼もしいお父さんと知的で世話好きなお母さんがいて
3つ下の弟がいて

この弟が、生まれつきなのか、それとも…
並はずれた超能力的な「共感力」を持っていて

…新聞に載った、飢えに苦しむ子どもの写真にくぎ付けになってその子の元に心がとんでいってその子の名前や状況も分かってしまう、みたいな…


そんななかで始まったあの、湾岸戦争

イギリスにいながら心は戦地で…苦しむ弟、そして壊れていく家族の生活が描かれています


ファンタジーかな
ファンタジーなんだけれども

こういうファンタジーがあるんだ…


原題は"Gulf"です

産油国がぐるりを取り巻くあの湾のことですけど
同時に救いがたい隔たり…溝…分かつもの..のようなイメージも浮かびます

人と人との…国と国との…違う意見の…違う立場の…


最後がまた印象的なんですよね
いろいろ思うところはありますけど
ネタばれになっちゃうしそれはこれから読まれる方に真剣もったいないので
書かないでおく〜!( ´艸`)


いたたまれなくなる、
とげのように苦いものがいつまでも刺さっているような…感動です。
わたし湾岸戦争の時、飛行機空いてる〜〜ってニューヨークに行ったっけな…




傑作。子どもたちにも読んでほしい。

ちゅん2にもそのうち勧めてみよう…




posted by しろくま at 14:07| Comment(0) | こどもの本
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