2012年10月12日

ひょうご絵本の伝承師(講座)修了★

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9月の上旬から毎週金曜日、
丸一日を神戸駅の近くで過ごしておりまして

兵庫県主催の
「ひょうご絵本の伝承師養成講座」っていうのに通っていたのですが

本日6日間の日程が終わりましてこのような
修了証をいただきました


「絵本の伝承師って… 何??」
と思いながら申し込んだ講座でしたが(なんと無料)
運よく抽選に当たりまして

運よくっていうのはコレガ本当に“よかった”みたいなのです

今回第6回目の開催でなんと最終回でもあり(知らなかった)
それに
「初回から応募してやっと(抽選に)当たりました…」っていう方もちらほらいらっしゃったのです

講座は当初思っていたよりずっとずっとずっと興味深いものでした


★ 絵本作家・イラストレーターの永田萌さんの講座では
作り手がどれほど誇りを持って創作していらっしゃるかを学びました
どんな本も…敬意をもって扱わなければと思いました


★ 編集者の松田素子さんからは
何歳になっても、人のなかには子どもだったころのその人がいる、ということ、

「10歳くらいまでの子どもたちに何かを届けるということは
最も遠い未来に球を投げるということ」

「目に見えない地下水のところに根を伸ばして描くこと…」


子どもたちと本とに携わる頂点からすそ野まで(まぁ何が頂点っていうかも考えどころですが…制作者だけじゃなく、わが子を含め子どもと関わるひとりひとりまでも含む)全ての人にとって
大切な心得を教わりました


★ 絵本画家の黒井健さんからは
…黒井さんの講座では、「絵本に挿絵をつける」実技の時間があったのです

これが楽しかった!!
どの部分を絵にするか、文章で直接語られていないことをいかに汲みとるか…

「深い理解が絵にも現れる」
ということを、実際のご自身の例をあげて語ってくださったことがとても貴重でした
それに

画法の説明まで!してくださって!!うぉー


★ 児童文学作家の大内曜子先生の講座では
(2日間もあったし、talkも面白く、そして内容もとても濃かったのです)
…そしてノートも一番たくさんとりました…


「子どもに絵本を読むということは、文学の入り口に子どもを案内するということ」であり
「他の芸術への一番の入り口になるのが絵本」

そのような位置づけにある絵本(児童文学)には

「人間とは何か」「人間とはどういうものか」
が描かれていないといけないし

(特に死を描こうとした絵本などは
作者自身が
「人を愛するとは何か」「生きるとは何か」
という哲学をしっかり持っていないならば、書いてはいけないと)


どんなかわいらしい動物の物語でも
「人間」がその中にきちんとえがかれているものが優れた絵本
ということを教わりました。


そして

「ページは必ずめくられる」…!!!

いま直面していることだけがすべてではなく
場面は必ず展開する

このことを
何度も何度も小さいころから浴びせるように与えることが必要…

と強調されていました

ページは必ずめくられる…
状況は必ず変わる…

このことに
生きる勇気を見出す人はきっと多いだろうと思います
その人の人生をどれだけ応援することか

(先生の発言は今自殺を選ぶ子どものニュースがとても多いことへの問題意識からでもありました)

それを頭で理解させるのではなく
体験によって体にしみこませる

そんな大切な役割が
絵本を読む 本を読む ということにあるのだなぁ…





貴重な1ヵ月半でした。栄養をたくさんいただきました


追記ありマス)

posted by しろくま at 22:49| Comment(0) | 絵本
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