2012年10月10日

薬膳講座A

hokoritakekamo.jpg
(礼文島でみたキノコ。ホコリタケ? この方のこの写真と同じかなぁ
<--クリックで拡大します
すごいねぇ、美しい!!しばらく見とれてしまいました。上記サイトもすてきな写真がいっぱいです)


昨日ですが

半年間通いました、薬膳(インストラクター)の講座が終わりました

薬膳っていってもわたしは薬膳料理を作ることにはさほど興味はなく…
(てへ)

講座自体も料理を作る教室ではなく

薬膳のメニューを組み立てるための基礎知識:
中医学とは、陰陽理論、五行理論、蔵象(五臓六腑とその働き・つながりについて)、診断学、方剤…
といった(面白そうでしょ?)講座でございまして

まぁ奥深い世界の上っ面をなでたくらいの勉強でございましたが
中医の世界がシンプルなセオリーの元にあるものすごーく深く面白い世界のようだ。
っていうのはよくわかりました

特に陰陽・五行や各臓器の働きとつながりなどは、ひきつづき勉強したい…
です

講座の最後の日になって
中医営養(栄養)学の歴史を簡単に習いました
いつの時代にどんな書物が著わされてきたか…ですが

春秋戦国時代の「黄帝内経」(世界初の医学書)にはじまり

後漢〜三国時代の「傷寒論」「神農本草経」が“中医の三大書物”と呼ばれるものだそうですが

たとえば神農本草経にはね、365の薬草・食物が載っているんだそうです

神農という伝説の皇帝が著わしたということになっているそうですが
どうやら
神農グループみたいな複数の人たちがいて
それぞれご自身で実際に薬草を食べてみたり...“100の草を食べ70の草にあたって茶を噛んで治した”とのこと…して
薬効を究明したのだそうです

すごいよね!?死んだ人もいたんじゃぁないかしら

わたしはホメオパシーのマテリアメディカを思い出しましたよ

薬膳ではこれを最後に習ったけどホメオパシーではほぼ間違いなく初日に習うでしょうが
(だって今でも必ず絶対使う本だからね)

あれも、実際に人体で試した結果の集大成で
そのために(創始者)ハーネマンのたくさんいた子どもたちはみな早死にだったといいますから…

(ご自身は長生きされましたが)

まぁ中医やホメオパシーに限らず
古今東西薬草の類はそういう歴史を持っているのでしょうね

(文化によっては、試す前に草と会話して教えてもらう…っていう能力も活用されたようですが)


本の話だけでも長くなっちゃった。

またおいおい、私の理解の進捗に合わせて、
薬膳…中医…からの気づきもご紹介できればと思っていたりして( ̄w ̄)


ということで本日はこれにて…




posted by しろくま at 23:55| Comment(2) | ホメオパシーってご存知?
この記事へのコメント
やっぱり自分で判断するから、自分は死なないようにできるんでしょうね〜。故意にじゃなくて。

華岡青洲も自分は無事ですもんね。奥さんは失明したけど…(アトロピンかなあ)

勉強は面白いですよね。興味のあることは特に。いろんな分野の勉強を高校で選べるようになったらいいと思いました。そしたらわたしはまた高校に入ります(^^)/
Posted by kie at 2012年10月11日 08:27
★kieさん〜ヾ(^∇^)

そうですねぇ 華岡家もそうでしたねぇ〜
言われるままに飲んでるのとは、何かが違うんでしょうね…

好きなことは面白いです。勉強、って言われても苦にならない。
どれだけ好きなことを見つけられるか、が幸せな人生の鍵なような気がします

ほんとね!
いろんな人がまた高校や大学に集まってきたらスバラシイですね。大学は行きたくなってから行く、っていう北欧の国を見習いたいでございます。。

男の方はなかなかですけど(退職後とか?)、
女性では、子育てが一段落してまた学校に通ってるの♪っていう方、まわりでも割にいらっしゃる気がします。この頃^^


Posted by しろくま at 2012年10月12日 18:21
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