自然霊との対話 --- 上丘哲/著 コスモトゥーワン
昨日別の本をあちこち探しておりましたら
本棚からこの本がぽとりと落ちてきたのです
これは、読めってことでしょ…
ってわけで
もともと好きな本ですし
また読み返してみました
初読は2010年5月でして、
その時のblogを読み返してみたんですけど…(スミマセンいま消えていてネット上では読めなくなっています)
まー
なんと
読後感の違うこと
よくあることですけどやっぱり結構びっくりしました
この本面白くてね
著者はイギリス在住のビジネスマンで(もう還暦を越えていらっしゃるかな?)
結婚を契機に、奥様が超霊媒体質を開花させてしまい
(読んでると本当に大変そうです…)
他の霊能者さんの助けなどを借りつつも
次々に寄ってくる霊たち…の除霊をしたり
特に
「自然霊」達とお付き合いしたり、清めたり…
という体験記なのでございますが
ホントこの本を読むたびに
あーー(目に見えないけど)大切にしなくっちゃ
っておもうんですよね(つまり反省してるってこと)
特定の人や、場所などを守ってくれるちっこいものから大きいものまで、霊格の高いものからまだまだ修行中のものまで
たくさんの霊っていうかスピリットっていうか意識っていうか…
が
わたしたちの周りにちゃんとい(てくれ)るんですよね
それで、いつも守ってくれてるでしょ?
今回、特に思い至ったのは
被災地、とくに福島の大地が…そして大地に住む数多の霊たちが…
たぶんほとんどの人は気にしていないかもしれないけれど
どんなにか傷ついているだろうかって
人間と同じように
(もしくは、人間のいなくなったところもあることを思えば、アルイミそれ以上に?)
心を向け、ケア(できるものならば…)することが必要なのでは...
霊さんたちが、どんなふうにご飯を食べたり物を使ったり…するのかっていうのも
大変参考になりまして
「神仏や現界を離れた人にお供えする場合は、人間が食するときと同じ状態でお供えにするべきでしょう。
もしも箱入りのお菓子をそのまま供えたら、“箱ごと食べなさい”と受け取られかねないからです。(中略)そこに“ぜひ召し上がってください”という真心が感じられれば、なおいいと思います」
それもそうよね
御仏壇やお墓にお参りするときには(そしてこの本読んでたらお参りしたくなる)、心しておこうと思いました
十三丸(とみまる)っていう狐霊(狐によく似た姿の自然霊...で、通常はお稲荷様にいるらしい。でも動物のキツネとは関係ないんだって)が、この著者の家族のように一緒にいて
その子(子??)とのエピソードがたくさん紹介されていて面白い(そしてかなりかわいい!)んです
「人間が、見えるものや形あるものを追い求めるのは、肉体をもって生まれた故の性であり、生きる原動力であるともいえます。
『発展』『拡大』『利益』『速度』『効率』などという言葉が我々の心をひきつけるのも、
それらがみな必ず科学的な数値で可視的に示されるからでしょう。
大きなマイホームやスピードの出る新車、使い心地のよいブランド品を手に入れたいと願うのも同じことでしょう。
別のいい方をしますと、私たち人間は、自分たちを取り囲む全てを目に見える“形”で示さないと気がすまない本性をもっています。
たとえば、権力を壮大な建造物や社会的地位として表現したり、現代では能力や価値を数値化して“無機的に”評価しようとします。
しかし、十三丸に言わせると、21世紀を迎えて人類史は大きな『文明の転換点』にさしかかっています。そこでいちばん大切なことは、形のあるものを追い求めすぎて、形のないもの、見えないものを軽視しすぎてきた生き方を省みることです」
…読み返してよかったです…
それにね、面白いんです^^ 手に取る機会(めぐりあわせ)がありましたら、ぜひご一読を♪
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この本、かして〜〜
読みたい〜〜〜♪
いつやったか、五木寛之さん(やったかな?)が
下山の考え方が大切って書いてはりました。
上るだけ上ったら、あとは下る。
そうすると、足元を見るから、小さな草花や、草陰に隠れてる雷鳥なんかも見えてくるって。
見えないものや、見えづらいものたちを
見ようとすることって、だいじやね。
それが、見えないものを想像する力につながるんかなって、そう感じた しろくまさんのブログでした^^
(ワタシ、いつの間にか愛読者になってる。。。♪)
まいどありがとうございます♪
では、明日持って行きます〜〜^^
「下山」ですかぁぁ
そうやねぇ。上をめざすばっかりでは、足元を見ていないこと、おおいかも。
上ったら下りないとねぇ…
ありがとうございます〜〜<(_ _)>