2012年09月28日

想像力の絶対的な欠如

indian.jpg
この写真じゃ…分かりにくいですよねー(っていうか撮った本人もほとんどわからん)

車で信号待ちをしてた時に

ふと横のマンションの入り口を見ると、
ガラスになっているところに…たぶん、雑巾の拭き跡があって光があたっていて…
(○のとこ)

それが、
頭に羽根飾りをつけた彫りの深いアメリカン・インディアンの男の人の横顔

に見えた!!!!w(゚o゚)w

のでした。

カメラをもってなかったので咄嗟に携帯で撮ったのだけど〜〜

なかなかnobleなお顔立ちで
なんか神妙な気持ちになってしまった。


ところで。

今朝の新聞(朝日)の一面に、

「甲状腺検査 福島の子8万人 外部被曝 把握3割のみ」
という見出しの記事が載っていました

「甲状腺検査を受けた福島県の子ども 約8万人のうち、
外部被ばく量が推計できている子は3割強にとどまることがわかった。
推計には事故後4ヶ月間の行動記録が必要だが、労力がかかり提出されていないためだ。
将来、ガンなど健康影響が出ても、被曝の影響か判断できず、賠償を受けられなくなりかねない」


とありました。

そういえば、地域の子どもたちにノートを配って、毎日を記録しよう…将来の自分を守るために…
という運動をされているところがありましたね。
地名は覚えていないけれど。

わたしは関西に住んでおりますが
福島の子どもたちが原発事故後、からだや喉元に検査機をあてられている光景を見て
(子どもだけではありませんでしたが)
とてもとても切ない、やりきれない悲しみが込み上げたのを覚えています

だれが、自分の子どもが、そんな検査をしなくてはいけない状況にあることに、
平気でいられるでしょうか



★ 先日ETVで放映された、チェルノブィリの番組ご覧になりましたか?

ETV特集シリーズ_チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告 投稿者 gomizeromirai

ETV特集 ◆シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告「第2回 ウクライナは訴える」

放射線の直接的・間接的な影響で発症する病気といえばよく「甲状腺がん」といわれ
チェルノブィリの経験からも
4,5年たってから発現する…といわれてますよね。
(だから逆に、事故後すぐ発症したものは「関係ない」とも…)

(あと心臓疾患も知られてはいるかも

1986年のチェルノブィリ原発の事故後、周辺地域では実際様々な病気が増えて
(30キロ圏は今も立ち入り禁止)
地元の医師たちもウクライナの国もそう主張しているにもかかわらず

なぜ「甲状腺がん」だけがその(アルイミ唯一の)憂慮すべき疾患のように一般的に
受け取られている(あるいは喧伝されている)のかというと

国際社会が放射線の影響と認めているのがほぼ甲状腺がんだけ
だからなのだそうです

証拠が不十分 
だから!だそうです
科学的に被曝状況を、放射線との因果関係を証明するに必要な証拠が
(福島で3割、というのと同じ。福島でさえ3割?)

甲状腺がんだけは、医師たちが知恵を絞って
被害者の個人的な記録に頼らない証明方法を考え出したのだそうです

甲状腺だけが影響を受けるのではない
甲状腺だけしか(科学的?と認められるレベルで)証明されていないだけ



★ 韓国の、元従軍慰安婦たちの訴えに
「十分な証拠がない」と言い放った政治家が
何人もいました


人生の危機に、
人は、
弱い立場の人が、将来の補償を見越して、自分の受けた被害の証拠を
集めてなどおけるものでしょうか



自分とは立場の遠い人の気持ちに寄り添う能力の決定的な欠如を感じます

(わたしは、これ…会社員時代にも組織内で痛感してました)



公の、社会の行う教育は
良き社会人を育てるためであるべきで
人を育てているのであってコンピューターを作っているのではない

家庭における教育も
(価値観の違いはありましょうが)
人と共に生きる幸せな個人となることをめざしているはず


このような
人間として不可欠な能力(共感力・想像力)の欠如した
他人の痛みに鈍感な人々の量産を目指しているわけではないのに


社会の指導者層にそういう人たちが(あるいは声の大きい人のなかに)多いのは
どういうわけだろう

社会の構成員たる私たち自体も
その実変わらないということなんだろうか… でもやっぱりそうかも…






posted by しろくま at 21:03| Comment(0) | 日々雑感
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