2012年09月24日

「シャーロットのおくりもの」


シャーロットのおくりもの --- E.B.ホワイト/作 ガース・ウィリアムズ/絵 さくまゆみこ/訳 あすなろ書房

タイトルがこれで、表紙の絵がこれだったら…

シャーロットって絶対この女の子やと思いません?


…ところが、さにあらず
そこがこの本のチョー面白いところ!(でもある)


何十年か前の、アメリカのおおらかな農村が
そこに住む動物と
人々が生き生きとえがかれていて

そして同時にずいぶんとシニカルでもあり(特に人間の大人にさぁ)

「実際はどうかなんて、どうでもいいの。
人間は、書いてある文字なら、たいていなんでも信じてしまうものよ」

「人間たちには、ブタしか見えていなかったのです」


ただかわいらしく面白いだけのこども向けのお話ではない
著者の鋭い(そして細やかな)視線が紡ぎだす
戯画的で…
spicyな骨太な(そして大層面白い)物語です


…けどさ、ブタって天寿を全うしたら幸せなんやろか?
(いやーやっぱりそうなのかな)



おもしろかった!!!


posted by しろくま at 16:36| Comment(0) | こどもの本
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