2012年09月24日

「セカンドウインド」


セカンドウインド --- フィリップ・ポッツォ・ディ・ボルゴ/著 田内志文/訳

映画の感動まだ冷めやらぬという感じではございますけれども


映画と違って、原作の方は
終始「フィリップ」の視点で書かれており(だって著者が本人なんだもの)
そうそうお名前も貴族♪って感じでございましょう?

もちろん映画の方は映画用に脚色されておりますので
(この脚色が大好き)
設定などもずいぶん違うわけでございまして

余談ですが
(フランス語は分からないので)

英語のtrailer(予告編)では"Based on a true story"
となっておりまして日本語のは「実話!」

…これってずいぶん違うと思うんだけどなぁ...
(もちろん「実話に基づく」が正確よねっ)

てへ 映画のことばかり書いてるかも
(っていうかすっかりOmar Syのファンheart05-002anime.gifになっておりますゆえ)



原作のフィリップはもっとずっと「フランス人」って感じで
( ´艸`)イメージだけど…

もっと女性が必要な人みたいだし
(女性のことばっかり書いてるし女性遍歴ももっと多くって「生きてる!」って感じ)
事故でけがをするまでの経緯が実に詳しいし、
そして
事故以来(障害をもって以来)どれだけ人生観が変わったか、フィリップという人間が変わったか…
に素直に感動を覚えます

それに
アブデル(映画では黒人青年となっていますが、原作ではアラブ系)のトンデモなさ…
(映画で描かれる繊細さはこれっぽちもないような)( ´艸`)
でもさ、このアブデルおもしろすぎ


「事故にあったおかげで、自己満足な世の中の残酷さを知ることができた。
孤独であることの苦痛、失業が活力を奪うこと、
若い世代が機会に恵まれないこと、
容赦なく築かれていく富。
金に動かされるシステムが急進化し、目先のことしか見ない時間概念が世界中に広がって、
社会と家庭の安全装置が機能しなくなっている」



自己による全身麻痺という大きく重い代償を払って
この方が得た新しい視野が
(本書、さらに映画となって)世界中に感動の波を広げる原動力になっているんだなぁって
しみじみ思いました


本を読んでから映画のシーンをyoutubeで改めてみると
あーーーここのシーンは原作のここを反映しているんだなぁって
じーんとします

やっぱりいい映画やぁ(もう一回劇場で観たい)


( ´艸`)




★そうそう★

映画の原題(Intouchables)はフランス語なので、英語のuntouchable(の複数形?)に似てるけど、違うかもしれないから深く考えてませんでしたが

こちらのblog読んでなるほどと思いました。ナルホド!それに、すごく面白いです
(ハイ、それにわたしもEWF大音量でかけて運転してます^^)





posted by しろくま at 16:20| Comment(0) | こんなん読みました^^
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