
これは、サロベツ原野に佇む「言問の松」。
松と呼ばれていますが実際はイチイの木で
(北海道では「オンコ」と呼ぶそうです。うちの母@筋金入りの道産子もそう言ってました)
樹齢1200年といわれているそうですが、そう大きくないのは
この辺りの気候の厳しさ故でしょうか
平安時代からこの原野を見下ろしていたのかな…
(北海道は擦文時代ですね^^礼文島の郷土資料館で発掘資料を見たよー。その話はまたいずれ…)
なんともいえない風格と存在感のある木でした。
さて今日は!
この頃新聞(ナド)で心に残ったところをメモする日にしまーす
★ 9月1日 朝日新聞土曜版Be
「パン・アキモト」社長 秋元義彦さん
避難用品の、缶詰のパンを開発・製造されている方だそうです。
備蓄食料といえば乾パンだった時代とは…大違いですよね〜
「新しいことを始めるのは難しいことですが、
それが相手の困りごとや要望だった場合は、
大きいビジネスチャンスになる可能性があると思います。
できないと思うのではなく、できるかもしれないという仮説を立てて取り組むことが大切です。
『いつか』という夢に『期限』をつければ、それが『目標』になると信じています」
定期的に新しいものと交換する必要のある「缶パン」を、
賞味期限の1年前に回収し途上国に届ける…という「救缶鳥プロジェクト」というのを進めていらっしゃるそうです。
★ 7 Steps to Happiness
(どこでみたのか忘れてしまった…たぶんfacebook?)
Think less, feel more.
Frown less, smile more.
Talk less, listen more.
Judge less, accept more.
Watch less, do more.
Complain less, love more.
(上と下のどっちがstep1なんでしょうか…?)
★★ 朝日新聞朝刊の連載「プロメテウスの罠」関連で---
★ 8月31日の「カワセミ日記16」という回の最後に
こんなくだりがありました。
飯館村に隣接する長泥という地区は、明治中期に入植が開始されたところで、
一帯は標高も高く、何度も冷害にあったり厳しい環境の中で
(おそらく苦労して…)馬産を続けてこられたところ。
収入はあまりないけど、自然の恵みが暮らしを支えてきたのだそうです。
「コメも野菜も森のキノコも自給だし、
水は地下水、風呂は薪、エアコンもいらない。
賠償とはあらゆるものをカネに換算することだが、
キノコを始め長泥にはカネに換算しづらいものが多い。
何より先人が費やした開拓の努力は簡単にはカネに換わらない」
★ 9月6日 朝日新聞
に
2012年度新聞協会賞 編集部門で連載「プロメテウスの罠」が受賞したとあります。
受賞を伝える記事の中の、
「連載を全て切りぬいて綴じて店に置いている」という喫茶店の店主櫻井京子さんの話。
「今の日本は瞬時に自己判断できる人が少なくなっていると思うんです。
でもプロメテウスには自己判断した人たちが紹介されている。
他から物資を譲ってもらって放射能の測定をした人もそうですよね」
読者から新聞社に届いたお便りも。
「深い絶望と、わずかな希望を抱きながら、拝読させていただいています。
拝読して強く思うことは、この国はこの国の人が思っている以上に幼いということです」
(東京都調布市、女性。福島県浪江町出身)