
わたしたちが訪れたのはお盆も過ぎてからですから
もうお花のハイシーズンは過ぎてるんですけれども
でも、島のそこここにかわいい花が咲いていて
嬉しかったです
↑のはチシマリンドウ(以下、名前はわたしの推定デス)
礼文島は南北に細長い形をしていて
低いながらも丘が連なっていて(最高は礼文岳の490m)
東と西とで植生がずいぶん違うんだそうです
外洋(日本海)から強い風が吹き付ける西側斜面と
比較的風の緩やかな東側斜面
東側には雪が積もるので、クマザサの根が越冬できるけれども
雪が吹き飛び地面の凍りつく西側は「ササも生えない」
そこに高山植物が育ちお花畑となるわけです…
可憐なお花の、なんと生命力の強いこと

ハナイカリ。ふしぎな形ですよね♪
(あんまりいい写真が撮れなかった)

イブキジャコウソウ。
匂い嗅いでみなかった!!(ザンネン)
吹きさらしの丘の上は、
ハマナスも北海道の他の場所と違い、地面に貼りつくように生えていて
違う植物みたいでした(背丈10cmあるかないか)

厳しいんだなぁ…
(ハマナスの陰になるように、風をよけるようにイブキジャコウソウが咲いています。←のとこ。)

あちらこちらにたくさん咲いていたのは、ツリガネニンジン。
花の色や付き方、形など、株によって結構違う印象でした。

これも結構あちこちに咲いていて、キタノコギリソウ。

これは、白い花のエゾノコギリソウ。(と思います)
夏の終わりには葉っぱが赤くなってくるそうなので...
一方、これから咲く様子でしたのは

アサギリソウ。
キク科、銀色の葉っぱがキレイ!群生してて面白いの。
それから

レブンイワレンゲ。
(ベンケイソウ科)
これから、花穂が伸びてきて、食べたあとのトウモロコシみたいに( ´艸`)
なるそうです〜^^
このほかにもナデシコや、キリンソウや、トウゲブキ(たぶん)、ショウマ、マメ科の花…
(またいずれ、お目にかけますね〜)
こどもの頃に訪れたとき、礼文島には
「さいはての 花の浮島 礼文島」
ってポスターがいろんなところに貼ってあった記憶がありますが
今回はこの標語、目にすることがありませんでした。
平べったくて細長い礼文島と、丸くて高い火山の利尻島。
地図を見れば見るほど…
はるか南の端の、種子島と屋久島ペアとなんて似ていることでしょうね
【みてある記♪の最新記事】