2012年08月16日

「奇跡の脳」


奇跡の脳〜脳科学者の脳が壊れたとき〜 --- ジル・ボルト・タイラー


いつだったか…(reminder代わりのblogが消えちゃったのでよくわかんないな…)
TEDでこの方 Jill Bolte Tayler博士の映像を見て大層感激したのでしたが



久しぶりにまた観ちゃいましたyo!やっぱり面白いね〜〜
(そう言えばTV番組もあったね)

この講演videoで語っていらっしゃるのは主に脳の話と脳卒中の朝の体験ですけど

この本では回復の道のりも丁寧に書いてくださっていて
さらにfascinatingです

けど(このVTRみてもお分かりのように)
ちょっとヤンチャな?っていうか?男前な
この方の語り口は翻訳ではどーも伝わりづらくって

My Stroke of Insight -- Jill Bolte Taylor, Ph.D.

を一緒に購入して平行して読んでました
(だんだん、面白くて、早く読みたくて、もっぱら訳本の方を読むようになりましたが( ´艸`)…翻訳の方に感謝♪♪)







この本を読んで

わたしはこの方が語ったビデオの、脳卒中の体験に心奪われてましたが
(あとね、TVの方で紹介してたけど、この方の趣味のステンドグラスでつくった「脳の断面図」…原書の表紙になっている…も、以前よりずっとカラフルに素敵になったようでしたよ)

そのあと10年近く続いたリハビリの中で
失われた脳の働きを、一つ一つ回復して行ったところにこそ
この方の真骨頂があったのだと

気がつきました。ホント、読んでよかった!!!


その中で、著者は気づくのです。

We have the power to choose,
moment by moment,
who and how we want to be in the world.

(このセリフはビデオの最後の方。本を読んだから一層理解できる。)


本書の中から引用するとこの辺りです。

「最も注目すべきことは、『ある感じ』をつなぎ留めてからだの中に長く残しておくか、
あるいはすぐに追い出してしまうかを選ぶ力をもっていることに、
自分自身が気づいたこと」


ある感じ、とはひとつひとつ取り戻していった、「感情」「感覚」のことです。
だって、脳の左側が卒中で壊れたんだものね。右脳スタートなんです。

著者は、批判する気持ちや、嫉妬、恐怖、怒り…のような、
願わくば持ちたくない感情を
もつか持たないかは自分で選べるということ、その方法を学んでいったのです。

「それは自分次第なのです。
自分の人生に起きることを完全にコントロールすることはできないでしょう。
でも、自分の体験をどうとらえるかは、自分で決めるべきことなのです」


そのためには、
計算ができ、細部を検討するのに長けた「知的」である左脳、
その一方で「エゴ」を担当する左脳を、コントロールする必要があるのです。

右脳の持つ、「他者への共感」「宇宙と一体である涅槃の意識」などをブロックしているのは、
さまざまな感情を帯び「個性」や苦痛を作っているのは左脳であるからです。


「二つの異なる働きをもつ大脳半球が力を合わせて働いて、一つの現実認識をつくる」

「たとえ不愉快な出来事でも、右の脳の領域に一歩踏み込んで、
共感をもってあたれば、
人生の価値ある教訓として受け止めることができます」


生理的な(恐怖や怒りなどの)反応時間は90秒、
それを過ぎれば「自分で選択できる」のだそうです。

「右脳マインドの直観的な知恵に耳を傾けるためには、
意識的に左脳マインドをもっとのんびりさせる必要があるのです」



すごーい!そうなんだ!90秒!
わたしの、
コワイもん見たくない…」だって、
「共感(共振かも…)してしまってコワい」だって、
(なので、終戦記念日は、特にしんどい日の一つ)
見たときの恐怖や不安だって、自分でコントロールできるんや〜!
と、思うと、メッチャ励まされるやないですかー!

ほくほく。あー嬉し♪♪



それからもうひとつ、
本を読みながらナルホドぉと思ったところは

この方が特に一番弱っている時、卒中を起こして間もない時、

「エネルギー」(燃料や発電のこととちゃいますよ。自分の体内のエネルギーのことですyo)
の存在(量や流れや質)に、とっても敏感になっていらっしゃるのです

切れるかどうかギリギリのところだから鋭敏なのと
あと
やはりエネルギーの感知は右脳の役割なのかな

それでね
ご自分のからだのエネルギーの消耗度合いをwatchingされるなかで
(エネルギーの補充には、睡眠が本当に大切だそうです!睡眠の治癒作用はすごいね!)

「エネルギーをくれる人」と「奪う人」がいることに
気づかれるんですね

著者が出会った、思いやりのない医学生は"energy vampire"って書かれてます( ̄w ̄)

それでね、
次のくだりも印象的でした

「逆に、ものすごく心配なのよぉ、という負のエネルギーを発散しながら入ってくる人に対応するのは、とても辛い。
与えてくれるエネルギーがどんな種類のものなのか、責任をもってください」






わたしたちの(ひとりひとりみんなの!)右脳が世界を捉えているように
わたしたちの存在は流体のようにこの世界とつながっている、
大きなこの世界の一部、
わたしたちはひとつの大きな流れの中にいる…

ってことが分かれば、

シータヒーリングでよくやる(わたしが気に入っている)金色のエネルギーの流れも、
遠くの人を思いエネルギーを送ることも、
すごく腑に落ちます

ぜひ、
(心配や不安や恐怖ではなく!)
美しい良いエネルギーを意識したいものです



この本はとってもおススメ。
脳卒中を患った方が身近にいる人はもちろん
そうでない人たちみんなにも。

posted by しろくま at 13:13| Comment(0) | こんなん読みました^^
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