絵本はこころの処方箋 --- 岡田達信
この頃新聞に絵本の読み聞かせのことが連載されています
先日は、「絵本セラピー」なるものが紹介されていて、
へええ どんなものだろう
って思っていたらば
どうも、
大人が
絵本を読むことで
心の癒しをえる(その手助けをする)
ということみたいなんですよね
興味が湧いて
主催されている方のこの本を読んでみました
絵本について人と話していると
すぐに分かることですけれど
同じ絵本でも
子どもの受け取り方と
大人って違うんですよね
大人は意味を深読みする傾向があります
絵本ってシンプルなものだから(それでいて力強い)それが可能なのですけれど
わたしは深読みは好きやけどね
でも(絵本は子どものものって思ってたし)もっぱら
子どもは深読みしない って
大人の解釈をもって子どもに向き合ってはいけない
って
自分をいさめるっていうか自制的に考えていたのですけど
この方はそれを正面から肯定して
大人のために
絵本を役立てています
いさぎよい!
もちろん、「あとがき」にあるように
それは絵本の可能性の一つにすぎない、ってちゃんと知覚されています
そしてちゃんと分析されています
「大人の場合、シンプルな文章の行間を自分の知識や経験・価値観でおぎなって読みとるからでしょう」
「それはあなたのなかに、すでにあることの投影なのです」
本書のなかでも紹介されていますが
絵本を読んでもらっている時
子どもの脳では
情動や感情に関係する「大脳辺縁系」が活発に活動し
思考・創造をつかさどる「前頭連合野」には活動が見られないそうです
「つまり、言葉からイメージして「理解」しているのではなく、
感情を動かして「体験」している状態なのです」
「このように、大人と子どもとでは、絵本の読み方が違うようだとわかりました。
子どもは登場人物に感情移入して絵本を体験します。
(中略)
多くの場合、大人は行間を自分の知識・経験・価値観で補い、無意識に心を投影しています」
この仕組みを利用しているのが、大人への「絵本セラピー」。
よりセラピー効果をひきだすために
・効果的な質問をする
・複数の絵本を使う
・グループで行う
というようなコツもあるそうです
大人の深読みを大奨励!っていうのがなんだかとってもうれしい
そんな読後感です
それに…
なんだかこの絵本、好きじゃない…心がざわざわする
って(だれしもあるでしょう??)
それ以上深く考えていなかった絵本に
どうやら
みないようにしていた自分自身の一部が埋まっていそうな予感で
あああああああ
って思いましたとさ。
今度じっくり読んで向き合ってみようかなー
絵本って、おもしろいねぇ。
【こんなん読みました^^の最新記事】


