2012年05月19日

「鬼に訊け」



友人に誘われて、十三に観に行ってきました
なんと、ペア割引で二人で2000円でしたのよ(日によるそうですが)

らっき♪

この映画館は「ブリューゲルの動く絵」以来でございますが
やっぱりちゅん2は連れては来れないエリアやわぁ…( ̄w ̄)
(お昼にネギ焼き食べました♪)


宮大工 故 西岡常一さんを丁寧に追ったドキュメンタリーです

彼の「木に学べ」はもうずっと前から机の上にあって
(なぜか)
でもまだ読めていないのですが

西岡さんのお弟子さん小川三夫さんの「不揃いの木を組む」は

読みましたねぇ!そして
感動しましたねぇ…

木という素材と、真剣に向き合う人たちの言葉は
どうしても「子育て」「教育」…とシンクロするのです
よーく覚えています 「器用は損や」

あらためてぱらぱらとページをめくっていましたら
以前傍線を引いて読んだところとはまた違うところが
心に響くんですよねぇ

すごい本です。すごいのは本というよりこの人たちなんやけど。


映画で心に残ったところ。


ヤリガンナ(槍鉋)っていう独特の道具があるんです
昔、大陸から渡ってきた道具で
もうすっかりすたれていたものを、西岡棟梁が復刻させたそうなんですが

三木の鍛冶屋につくってもらったけれど、切れない。

あれこれ試行錯誤して
結局

古釘を…法隆寺の古釘を材料に
堺の刀鍛冶に打ってもらったら
よくきれるヤリガンナができたと。


鉄が悪いんだそうです
今の鉄は、高熱で溶かして大量につくる
(…鋼鉄や銑鉄のことでしょうかね?)

昔々の人たちが使っていたような
鉄で作ったものでないと役に立たないって
凄みのある話じゃありませんか

(そしてやっぱり、丁寧に作られるものが失われているんだなぁって思います)


それから

法隆寺を再建するときに
1000年もつよう1000年の木を使っている建築物に
(しかも一本一本の個性を考えて使っているのに)
「コンクリート・コア」を入れないと建築許可が下りないって
(お役人に言われたとか)

コンクリートは100年しかもたないのに

何て乱暴なこと そして厚顔無知なこと


映画にも登場していた
あの大きな屋根、どっしりした建築物を見たら

畏敬

という言葉しか浮かんでこないだろうものを

このお役人や、権威の先生方は実際に見て感じていないんでしょうかね
アタマとココロが固くなっている(あ、カラダもか)
やっぱり今の時代というか特に教育を思ってしまうわけでした


法隆寺では、西岡棟梁もいろいろご苦労があったのでしょうね

法隆寺を辞め、そのご取り組まれた薬師寺では
のびのびと
お仕事をされておられたようにも見受けました



そろそろご著書も読んでみよう





posted by しろくま at 11:05| Comment(0) | たまに観る映画のはなし
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