鉄は魔法つかい --- 畠山重篤/著 小学館 2011
モンベルっていうアウトドアショップでお買い物をしてたら
ネイチャー本のコーナーがあって^^
この本と、薬草の図鑑と、山菜の図鑑と…
アウトドアグッズよりも本の方をいっぱい買ってしまった( ´艸`)
本当は地図の本トカも買いたかった
こういうショップってセンスいいし地に足がついてるなぁって思います
今は教科書にも載っているらしい、卓見であって有名な
「森は海の恋人運動」をはじめられた
気仙沼の漁師さん(カキ養殖をされています)のご著書です
鉄が、本当にお好きなんですねこの方〜^^
そしてどんどん鉄のことを知りたい、って
知的好奇心が(そして行動力も!そして周りを巻き込む力も!!)
本当に素晴らしいです
わたしには知らなかったことがいっぱい。
タトエバ
黄砂って…
この頃は、中国から来る途中に重工業地帯の重金属のチリも
一緒にとんでくるってとみに悪者扱いの黄砂ですが
(そもそも砂だらけになるしね…)
日本海沿岸の豊かな漁場をつくっているのは
この黄砂(に含まれる鉄の微粒子)
だってこと!! そーなんだ!!!
地球は「鉄の惑星」で(地球の外核と内核の8割以上は鉄!重量の1/3は鉄!)
「すべての元素はいつか(安定すると)鉄になる」わけで
「鉄は宇宙で一番不思議な物質」…
(あーオモシロイ!)
なのに
鉄のこと、ほんとに、知らなかったなぁ…
って
どのページも、しみじみ思いながら読みました
「『はんじょうしている寿司屋さんの側溝はきれいで、
ひまな寿司屋さんの側溝はきたなくて、くさい』」
わけは
「『はんじょうしている寿司屋の板前は、しょっちゅう庖丁を研ぐ』」から
そういえば…
昔新幹線に乗っていて、
土の色の赤っぽい土地は、
瓦の色も赤っぽい
黒っぽい土の土地は瓦も黒い…
って思ったことがあるんですけど(ホントかどうか知りませんが)
土の赤さは、鉄分の多さの指標でもあったんですね
ともかく
鉄の振る舞いがわかってくるにつれて
なんだか希望が見えてくる気がします
むかし、こんな文章を読んで(衝撃だったのか)未だに覚えているのですが
「枯れ尾花に幽霊をみるのは想像力があるからではない。
想像力が欠けているからである」
つまり、
枯れススキを見ておばけ!と思うのは、想像力が豊かなせいではなくって
ススキであるという想像力が働かないからである…
っていう説だったのですけど
その時なんだか(納得しつつ)納得しきれなかったわけが
はっきり分かりました
わけのわからないものはコワイ
でも理解すると(想像できるようになるから)コワくない
必要なのは想像力というより「理解力」
なんだなぁっていうこと
積丹辺りの磯の白化も…
陸地からの鉄の供給をなんとか復活させればいいんだ!
ってわかると
(TVでみた時に感じた)わけのわからない恐怖も
消えるように思いました
この方のように生涯、好奇心を持ちつづけ
嬉々として追求し
しかも(それが)社会に役立つようでありたいな
読んでいてわくわくする、とっても面白い本でした。おすすめ!!
(去年の震災で、施設に入られていたお母様がお亡くなりになったそうです…
心からご冥福をお祈りいたします)
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この本に出合えてまた幸せの種が増えそうです^^
のっけから悪者扱いでしたが
(洗濯物も干せないし〜)
黄砂自体はとっても大切なものなのね〜
(理解できると腹が立たない)
いや、でも人工的な汚染物質はどうにかならないかなと思いますが…
よいGWを!