ろばの子 昔話からのメッセージ --- 小澤俊夫/著 小澤昔ばなし研究所 2007
先日も書きましたけど「メルへンの世界観」を読んでいて
次はこれ読む♪と決めてました
昔話、メルヘンの意味…系の本には河合隼雄さんのご著書などもありまして
それもとってもおもしろいのですが
再話、語り…といえばこの方です
(小澤昔ばなし研究所)
「メルヘンの世界観」はシュタイナーの人智学の立場から
人間の魂の深いところにまで考察をしたもので
こちらの小澤さんの見解とは多少(ずいぶん?)違う面もありますが
「昔話は、(中略)昔、子どもたちが育ってきた姿を語っています」
「昔話は(中略)人生と歴史の根本的構造を語っている」
など
やはり
同じようなことをおっしゃっているなと思うのです
そして
昔話に出てくる子どもの姿は
先人が一生を通じて眺めてきた子どものありのままの姿であり
若い親たちはえてして子どもに理想の姿(とのかい離)を見やすいものであるから
核家族化と共に、人生の先達(老人)からの人生の智恵を受け継ぎにくい昨今
子育てをしている若い世代にこそ、
(人生の叡智である)昔話が必要なのではないか
とおっしゃるのです
「ぼくはむしろ、今の日本の子どもや若者たちは、
寝太郎させてもらえていないのではないかと、
そのことが心配です。
人間の長い一生にとって不可欠な寝太郎の時期に、
寝太郎させてもらえないまま大人になることは、
とても危険なことだと思うのです」
本当にそうやなぁ〜!
小澤さんは、ドイツで勉強もされたそうですが
その時の恩師、マックス・リュティ先生とのこんなやりとりが
心に残りました
「あるとき、先生に、『昔話では、どうして、いつも末っ子が主人公になるのですか』ときいてみたことがあります。
すると先生は、
『人は誰でも、一度は末っ子だったじゃないか』とおっしゃいました」
昔話。もっと大切にしなくちゃね
それにしても、小澤さんの本たくさんありますねー…
次はどれにしようかなぁ
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