2012年03月31日

「戦火の馬」




先日(ちゅん2が友達のおうちにお泊まりした日に)初めてレイトショーを観に行ったんですけども

やみつき♪
レイトショーっていいですね!
静かだし、空いてるし、安いし♪

ということで、ちゅん2がキャンプで、オットが出張でいない間に…
昨日また、観に行ってきました
終わったら11時半で、深夜の街中をドライブするのもなんだか非日常


スピルバーグ監督の「戦火の馬 WAR HORSE


わたし、戦争ものって映画でもドラマでも小説でもあんまり
すきじゃないっていうか
このんでみたりしないんです

(と、いいつつ、My Wayも観に行ったんだけどさ。)

だってー
辛くて怖いじゃぁないですか
わざわざ
そんな思いすることないじゃぁないですか(びびり)


(なので、スピルバーグ監督のでいえば「カラーパープル」だって、みたいけどきっとぜったいみにいけない映画の一つだったりします)

とはいえ。
これはそんなに怖いシーンはないんじゃぁないかなって思い…


飲み物も買わずに入ったので
喉乾くかなぁって思ったけど
なにかを飲もうなんて思いが浮かぶ暇もないほど
スクリーンにくぎ付けになりっぱなしでした
(相変わらず、アメリカ映画のお約束っていうかだれでも英語を流ちょうに話すっていうのに少し興醒めしたくらいデス)


このお利口で勇敢な馬 ジョーイ と主人公の少年の
ゆるぎない信頼 の物語


no man's land --- 生き物の全くいない、イギリス軍とドイツ軍がにらみ合う戦場のただ中に
動けなくなった一頭の奇跡の馬を巡って
双方の陣営が何とかしたいと思うあたりは
ユーモアもあって


この勇敢な動物に人々が敬意や愛情を抱くことができるっていう
美しい面も
残酷で野蛮なこともできるっていう
醜い面も

両方もっているのが人間なんだなぁって
しみじみ思いました

最後に、少年が戦争から帰還するシーンでは
もうわたしはすっかりお母さんのキモチで


今、キャンプに行っているちゅん2のことでさえ
心配なんだもの
息子が戦争に行くなんてことは…


どれだけの苦痛であることか


絶対に、絶対に、死んでも戦争になんてやらないわ
私の目の黒いうちは


って思うにつけ


こういう戦争の物語も辛くて苦しいけれども
たゆまず作り伝えていかないといけないんだなぁって
思いました


それにしても
この主人公の少年もホントよかったな
あと
最後の少女のお爺さんのところは…

この女の子がもうこの世にいなそう、っていうことは
字幕では意味が通じてたんだろうか
(字幕は読んだり読まなかったりで、この辺りは見ていなかったので…)

"Emily. Her name was Emily."
っていうのが切なかったのです


先日みた「ヒューゴの不思議な発明」も傑作でしたけれども
あっちが泣けるファンタジー映画とすれば

こちらも堂々たる傑作で
鑑賞後じわじわといろんな思いが湧いて来て何度も感動を味わえるのは
こちら(戦火の馬)の方かなと思いました



あと、みたいのは「ヘルプ」♪
posted by しろくま at 14:23| Comment(0) | たまに観る映画のはなし
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