2012年03月15日

「銀のくじゃく」「うさぎ屋のひみつ」


うさぎ屋のひみつ --- 安房直子/作 岩崎書店 1988



銀のくじゃく --- 安房直子/作 筑摩書房 1975 


安房直子さんの童話集を2冊続けて読みましたが
私はどうしたって「銀のくじゃく」が好みです
(絵もとっても素敵です)

この方のお話は、本当にたくさんありますけど
悲しい…というか、ちょっと怖い…
感じのするものがなんともいえずすてきで

つい思い出すのは

ハンカチの上の花畑
(これもまさにそう!小さいころ読んだのが本当に忘れられないです)


それはたぶん
「どうしたって、決して、手に入らないもの」を追いかけるひとの姿…

書いていらっしゃるからだと思うんです

憧れ、よりも、もっと切ないもの
っていうか…



そうそう安房直子さんといえば
この絵本

ひめねずみとガラスのストーブ --- 安房直子/文 降矢なな/絵 小学館 2011
も、新しいなんともいえずおしゃれな絵がついて
去年出版されたばかりで

すてきでした

posted by しろくま at 22:31| Comment(0) | こどもの本
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