わが子を「メシが食える大人」に育てる --- 高濱正伸/著 廣済堂出版 2010
先月、TVでこの方が紹介されているのを視まして
とりあえずこれ読んでみようと…^^
日ごろよく思うことがあるんです
子ども達をみていて
今は(わたしのころに比べて、ですが)
週に何時間も塾で勉強したり
その分外遊びが少なかったり
暇!な時がなかったり(ゲームやPCやケータイがあるから…あ、これは大人もか)
とくにね
勉強や習い事シリーズ。
ご家庭が一生懸命なのはわからなくもないのです
でも
お子さんを「受験秀才」にして、いわゆる「難関校」に合格させて
それで
どうしようっていうんだろう???
ってよく思うわけです(もちろんそうでないおうちのほうが多いのですが)
(難関校出身のいびつな人たちって、もちろん全員ではないけど、結構見たことあるので。)
それをこの高濱さんは
教育の目的は
「自分でメシが食える大人にすることだ」
って明確に定義されているわけで
要するに自分で人生を切り開いてまわりともいい関係を築いて豊かに生きていける自立した人
(に、なる手助けをすること)を目指しているんですよね
その点本当に同感なのであります
この方はこれまでたくさんの子どもたちを指導して来られて
それでやっぱり学習"塾”とはいわないのね、学習教室の方でありますから
●●力、という風に望ましい能力を分類して
それを身につけるためには大人はこう援助すべき…ということがいろいろ書いてあります
「ことばの力」
「自分で考える力」
「想い浮かべる力」
「試そうとする力」
「やり抜く力」
「詰める力」
「見える力」
ふむふむ。
これって本当は
学習塾(学習教室も)要りません(よね)
でもあると親は心強いし何より楽かな
とても示唆的でいい本だと思うんです
とくに
わけもわからず子ども達を勉強に追い立てているようなおうちでは
(失礼!)
必読かなと思うんです
(こき下ろしてゴメンナサイ!!親として、あれこれ迷うというのは、でも本当によくわかるんです)
(それにわたし、塾不要論者ではないです)
でも
やっぱり男の方だなぁ、幼児からの教室の先生よねぇ、と思うのは
(男の方でも森の声さんのような方もモチロン!いらっしゃるのですが)
わたし、もっと大切な秘密を知ってるもーん♪
(注:だからといって、わたしがちゅん2の子育てに成功してるとかしてないとかうまくやってるとかやってないとかいうのは別の話でございますが。念のため)
この本でアドバイスされているいろんなことをする前に
大人としてできることを知ってるもーん♪
それはねー
こどもと
たのしんで日々会話するということです^^
幼児の頃、まだ回らない口で
「まま、まま」っていうのを
「なぁに?」「そうねぇ」「ほんとねぇ」って、
丁寧に、子どもと同じテンポで、ひとつひとつ
聞いてあげることです
そして
他愛もないおしゃべりをすることです
(たまには、意識が違うところにあってもいいと思います)
そして、折々
そんななかにも
「こうだねぇ」って
子どもの思いつかない方向の見方も
さりげなく投げかけてあげることです
(違う観点や、「よいこと」を子どもが受け取れるように)
そしていつも
楽観的な見方で接してあげることです
(他にもいくつかありますけど…ま、とりあえずこんなとこ)
そうやって(たぶんあるていど)育つ(と、思うんだけど)
自分への信頼や
受け入れられているという肯定感や
違う観点でものをみることへの慣れ・肯定的態度や想像力や
将来に明るさを感じる感性っていうか信頼感や…etc
が身についているならば
計算が早いとか足が速いとか学校の成績がいいとかは
どうでもいいことです
と、私は思ってるんだけどな〜^^
(偉そうにスミマセン)
ま、でも
やっぱ成長につれその都度課題は次々あったりするんだけどね…(日々実感中であり試行錯誤中)
それに
丁寧なおしゃべりは、11歳になってもとっても効きます!
(昨日実感したもの)
【こんなん読みました^^の最新記事】
ダラダラするなー!勉強しろ!素振り素振り!
みたいな 笑
なぜのんびりしちゃいけないんだよ〜
どうして風邪っぽいのにクラブを休むのが「さぼる」ことになるんだよ〜
追い立てられる男の子たちを見るとひやひやします
親御さんが善意のみで言ってるとき、特に…
それで、いいとこに入学できなかったら「終わりだよ」って言われて、入れなかった男の子が引きこもっても、しょうがないかも…悲しいです
でも、たぶん男の子は大人になったら自分の力でメシをくうことを誇りに思うはず。
読んでみます!
でもメシを食えないでも、ダメじゃない、って思ってて欲しい…特に男の子に。就職関連での男性の自殺率がひどいので。自殺しないで欲しいです…
コメントありがとう!
まぁなんか、あれですかね
大人に余裕がないのかもね
メシを食うって、生活費を稼ぐっていう
狭い意味にとりたくないなって思います
(わたしも、人のこと言えないしさぁ)
( ´艸`)
やっぱ希望かな…
この方の本はこれしか読んでないので
他にもっと面白い本があるのかとかはちょっとわかりませんけど〜^^
またよかったら、kieさんの感想聞かせてねー
おとなとの「たわいないおしゃべり」、最近は結構求めてる子が多い気がします。私は毎朝、学校まで登校班についていってるんですが、すごい寄ってきます、子どもたち。「今日もめっちゃ手つめたいねん〜」「わあ、おばちゃんもつめたいで」みたいな本当にささいなことなんですが。
、でその輪の中に我が子はいない、という(笑)。
現代人は時間にケチだといいますが、余った時間をテレビやネットに使っていることがすごく多いと思うので、なんだかなあ、もっとこどもにも優しく
そして時間をさいていきたいなあと思います。
あ、あとうちの娘との話の中で自分の失敗した経験の話とかをすると、うちの娘の場合すごく聞きたがります〜。勉強って暗記するだけじゃなくて、本当にいろいろなかたちがあるから、本当におもしろいということを大人になってから知ったのでそういうところはわかってほしいなあと思って接している最近です。
あ!こどもとメディアさんから冊子届きました!(‐^▽^‐)
コメントありがとうございます!
ホント、失敗談うけますよね〜^^(ウケとはちがうか…^^;) うちもそうですv
子どもの頃の話とかすると、なんか連帯感も生まれる気がします♪