2011年12月08日

「小児科医が診た 放射能と子どもたち」


小児科医が診た 放射能と子どもたち --- 山田真/著 クレヨンハウス 2011


山田真さんはご存じ「ちいさい・おおきい」の(毛利子来さんと共同の)執筆者であり
ナチュラル系(?)自然派(?)のお母さんに絶大な人気のある
子どもの味方の小児科医であり
小児科へ行く前に」の訳者であり「育育児典」の著者でもあります
(その他うちにある本だと、「小児科BOOK <1> <2>」、「子育て--みんな好きなようにやればいい」、などがあります。「母の友」など雑誌にも連載がありましたっけね)

つまり
わたしも絶大な信頼を寄せている(お会いしたことはありませんけど)お医者さんです

この方が、震災後の福島で相談会をされながら
見聞き考えられた事を書かれた(講演の記録のようですが)ブックレット。

薄いのですぐ読めて
しかも
相当大切なことが簡潔にピックアップされています

この方は
どうしてこんなに、弱者の視点から、かつ高い見識から
真っ当なことをまっすぐに書けるんだろう
(そしてとても勇気あることだと思います)

男の子の母親としては
この方をはぐくんだものが気になるわ…
(と、いうのは余談ですが^^)



ここ でも、先生が別の雑誌に寄稿された文章が読めますが

実際に福島で、たくさんの人たちの医療相談にあたられて

◆マスコミは福島の現状を隠している(知っているのに報道していない)こと
◆国や県も、放射能の危険を「こころの問題」に置き換えようとしていること(洗脳やね…)
◆その陰には「原子力産業界」の圧力があること
◆原子力産業は日本の医学界にも強い力を持っていること(世界中のCTスキャナの1/3は日本にあるそうです。使いすぎであり、そのための被ばくを正当化している)
◆この原子力(の意図的推進)の問題と、予防接種(の意図的推進)の問題は同じしくみであること

などなど…
を指摘されています

「日本はかなり過剰な医療や過剰な投薬、過剰な検査をやってきていて、
過剰にすればするほど高度な医療だと言われてきました。
そして、その過剰な分、利益をあげてきました。
製薬会社もレントゲンの機械を作る会社も医者も、
これまで共同で利益を得てきました」




それから、「こころのケア」と称して福島で行われているカウンセリングが、
「放射線への恐怖を取り除く」を目的とする方向になりがちであると指摘されています。
(それって、アルイミ洗脳なんでは…)


この本にも書かれていますが
福島に残らざるを得ない、出ていけない人がたくさんいるために
(わたしはそれは個人の対処できる範囲を超えているし、国や県が対策をとるべきだと思いますけど)
さまざまな問題やストレスが存在しているのだそうです
(くわしくは、先生の書かれたものをご覧くださいませ)

心が痛みます
なんとかならないのか…



そういえば先日、ちゅん2の行ってた保育園から
送られてきた通信に載っていたのですが

保育園に福島の園の方をお迎えして、
お話をしていただいたそうなのですが、

その中で

震災後7カ月してやっと、放射能測定器が配布された
でも、
測ってもいいけど、公表するなと言われている
理由は、「風評被害になるから」
(それって「実害」ちゃうのん!?と通信には書かれていました)


なんてこと…


国と県は、何を大切にしているのでしょうか
何を怖がっているのでしょうか

大切にしているのは住民の健康や命ではなさそう


このブックレットお勧めです
関西も全く他人ごとでなんかないはず


(急いで書いたんで、散漫な文章なのをご容赦ください〜
機会があったら後日直します^^)
posted by しろくま at 22:03| Comment(0) | こんなん読みました^^
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