2011年09月19日

「インディアンの夢のあと」


インディアンの夢のあと―北米大陸に神話と遺跡を訪ねて (平凡社新書) --- 徳井 いつこ 2000


昔結婚して、1年くらい経ったときに
その時は大阪市内に住んでいたんですけど

そろそろどこかに家を買おうか
っていうことになったんですよね

オットが、「どこに住みたい?」っていうので

わたしは うーん と考えて

「滋賀か奈良」

「どうして?」

「・・・古墳とか…遺跡が多いから・・・」


っていうと


「こ、古墳!??」


オットはそれが相当おもしろかったみたいで

しばらく、(オットの)飲み会のネタとなりましたとさ。
「うちのオモロイ嫁ねたシリーズ」・・・(んま、しつれいな)



ってのを思い出したのは

この著者の方が、一時期アメリカに住んでいらっしゃったときに
まわりのアメリカ人のいぶかしげな視線をものともせず
とにかく
遺跡!

息子さんを連れて、アメリカの遺跡巡りをたくさんされたんだそうです
その時の記録がこの本になっています


はじめにこうあります

「アメリカで『遺跡に行く』と言えば、たいていインディアンの遺跡を指す。
ロサンゼルスの友人たちの反応は判で押したようなものだ。
やれやれ、もの好きだな、という目。
なんだその舌を噛みそうな名前は、という顔。
遺跡の名前や場所を知っていたためしがない。
国立公園に入っているものさえ、インディアンのものとなるとすっかり頭の中の地図から抜け落ちてしまうのだ。
このおめでたい無関心は、私を驚かせた。
多くのアメリカ人にとって、過去といえば開拓時代のフォートやトレイルまでで、
それ以前のものは恐竜が闊歩するジュラ紀にいたるまで『歴史以前』という粛々とした雲に覆われているのである」


そういえば・・・と思い、「世界史年表」や「世界史図録」を繰ってみましたが
確かにどの本にもアメリカ大陸については

「1500年 地理上の発見」として

せいぜい
15世紀ごろ アズテック帝国・インカ帝国の繁栄
1460頃  マヤ文明の衰微
1501/02 アメリゴ・ヴェスプッチ、ブラジル海岸踏査
1502〜04 コロンブスの第4航海
1507 新大陸アメリカと呼ばる(主として南米につき)

せいぜいこんな感じなんですよね
そして、記述もそこからはじまっています。

ま、日本の項を見ても、
B.C.3000くらいから、A.D.239年の卑弥呼が出てくるまでは「縄文文化」「弥生文化」という文字しか
書いてませんけれどもね〜〜(あるだけまし?)



この本には大きく分けて
ニューメキシコ・アリゾナあたりの「アナサジ文化」の遺跡と

ミシシッピ川流域の「ミシシピアン文化」の遺跡が
紹介されていいます

目的を持って、移動を繰り返した民のこと

そして
巨大な盛り土(マウンド)を構築した民のこと

知らなかったなぁー!


「歴史」にまだ「認定されてない」歴史がまだまだ
この地球上にはあるのでしょうねぇ

歴史って、何・・・?って、やっぱり、思わざるを得ませんよね




旅は、行きたい場所に行くという意味では能動的な行為、
でもふと、その立場が反転しているのに気づくことがある

という
著者のつぶやきに、
そうそうそうそう、そうなのよ・・!って
とってもとっても共感してる
わたしがいます。


あー遺跡に、出かけてみたくなったぁ



posted by しろくま at 22:28| Comment(0) | こんなん読みました^^
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