2011年08月31日

「それでもあなたの道を行け」「今日は死ぬのにもってこいの日」


それでもあなたの道を行け―インディアンが語るナチュラル・ウィズダム


今日は死ぬのにもってこいの日 ナンシー・ウッド


アメリカ滞在中に、
アリゾナ州ペイジ(Page)に1泊して
アンテロープキャニオン(Antelope Canyon)やらホースシュー・ベンド(Horseshoe Bend)やらを訪ねたのですが

ここはナバホ・ネイション(ナバホ族居留地)の端っこなのですよね


もともと、ネイティブアメリカンや、なぜかナバホ(面積・人口とも最大の部族だから露出が大きいせいかもしれないけど・・・さ・・・?)に
以前からずいぶん興味があったのですけど
(おさかなやを「ナバホ」で検索すると、4つほどhitします〜)

実際に訪ねて、見聞きして、空気を吸って、人にも出会ったりすると

なんていうか・・・


心をすこし
そこに残してきてしまったような気持ちでいます


どうしたものかしら



この2冊を読んでみました

(それにしてもこの、表紙のナバホの兄ちゃんカッコイイわぁ!)


「一番重要な、最初の平和は、人の魂の中に生まれる。
(中略)これこそが真実の平和なのだ。
他の平和は全て、この真実の平和の似姿にすぎん。
二番目の平和というのは、二人の人間のあいだに生まれる。
そして三番目の平和が、二つの部族間に現れる。
しかし、わしがしばしば言うように、人の魂の中に生まれるものこそが真実の平和なのだから、
その平和をまず知っておかない限り、
部族間の平和などとうてい実現せぬということを、
何よりも理解しなくてはならん。
----ブラック・エルク(オガララ・ラコタ族 1948年」



「グレート・スピリットであるワカンタンカは、六つの方角を決めた。
すなわち、東、南、西、北、上、下である。
しかし、まだひとつだけ、決められていない方角が残されていた。
この七番目の方角は、全ての中でもっとも力にあふれ、もっとも偉大な知恵と強さを秘めている方角だったので、
グレート・スピリットであるワンカタンカは、
それをどこか簡単には見つからない場所に置こうと考えた。
そしてとうとうそれは、人間が物を探すときにいちばん最後になって気がつく場所に隠されることになった。
それがどこであったかというと、
ひとりひとりの心のなかだったという話だ」



一冊目のこの本「それでもあなたの道を行け」は
章建てもこのとおり
【東】【南】【西】【北】【頭上の空】【足元の大地】【内なる聖地】となっており
最後の章は【円環】と名付けられています


「宇宙の力が行なうことは、すべてが円環(サークル)をなしている」
「あらゆるものは円環になろうと努めている」



そしてこんな伝説も・・

「白人はかつて私たちの兄弟だったが、
東へと旅立っていった。
彼らはそこで、あらゆる発明を学んだ。
彼らはその発明品を抱えて、
私たちがもっと良い暮らしができる手助けをしようと、ここへ戻ってくるはずだった。
そうやって彼らは、私たちの霊的な円環を完成するはずだったんだ。
ところが彼らは、円環の象徴をもち帰るかわりに、
十字架をもってきてしまった。
円環は人々を団結させるが、十字架は分裂させてしまう。
----トーマス・バニヤッカ(ホピ族) 1990年」



Pageの町を通っていて、少し驚いたのは
教会の多いこと。

いろんな宗派?の教会がまさに立ち並んでいるエリアがありました。

2冊目の「今日は死ぬのにもってこいの日」に
こんなくだりがありました

スペイン人がやってきて、独自の神を持つネイティブの人々に別の神を説き、
洗礼を授け、改宗をすすめたときのこと
(抵抗には暴力での強要もあったようです)

「結局わたしたちが決めたのは、こういうことだった。
すなわち、外見にはどんな教会へ行こうと大差はない。
わたしたちの教会は、常にわたしたち自身の内にあった。
大事なのはこっちの教会だ。
外の教会がみな崩れ落ちても、こっちはずっと長い間残るだろうからだ」



みんながそうだったかはわかりませんが

とはいえ、キリスト教が、土地土地の(「土着の」)宗教と混合して
少し形を変えて浸透することは世界中でよくあることですよね

この本にも(確か)

そういったネイティブアメリカン的教会の様子が書かれていたように思いました

Pageから南下して、Flagstaffに近づくほどに
(標高が高いので)だんだん景色が森になっていくのですが

オットは「ほっとする〜^^」とか言っておりましたけれども

わたしは、あの岩だらけの赤い荒涼とした景色が
やっぱりなんとも好きなのです
(実際に住むのは大変だと思うけど・・・)

こんどはもっとゆっくり、ナバホ・ネイションを歩きまわってみたいものです


(↑のサイトによると、ナバホの人たちは、自分たちのことをDine'ディネェと呼ぶか、もしくは ナ・ビィ・フォと発音するようでした)

HorseShoeBend.jpg
(Pageの近郊、コロラド川の通称「Horseshoe Bend」)

この写真は、崖の上に腹ばいになって、身をのり出してやっと撮りました〜〜(汗)

posted by しろくま at 20:00| Comment(0) | こんなん読みました^^
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