
隣の国の人々と出会う〜韓国語と日本語のあいだ〜 --- 斎藤まりこ/著 創元社 2024
韓国語の翻訳者の著者が、二つの言語の間を行き来しながら
思い考え感じたことを書かれた本。
この人の、言葉にハッとする感覚は好きだなぁ。
ちょっとしたささくれや、擦れや、手触りの違いに気づく感覚。
わたしも
韓国語の音韻の多様さ、繊細さに惹かれているんじゃないかと思うので・・・
思えば、30年以上前、1人で韓国を旅した時に
TVの音楽番組を見ていて韓国の歌のメロディーの綺麗さが印象強かったし
この本には韓国では「詩」が人気があるって書いてあって
(そういえば愛の不時着でも、ピョ・チスが詩を書いて披露していたね)
詩集も売れるそうだし、詩の朗読とかもおそらく盛んなんだろうな
アメリカもそうでしたけど(詩の朗読やproseなんかも盛んだった)日本とはこのあたりはずいぶん違うね。
似ていて違う国。
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