
「愛の不時着」論〜セリフとモチーフから読み解く韓流ドラマ --- 本橋哲也/著 ナカニシヤ出版 2021
「愛の不時着」にすっかりハマってこういった本も読み漁っていましたが
今は「涙の女王」が面白くて「梨泰院クラス」も楽しみました。
なんで愛の不時着はすっかり過去のドラマになってしまったのよね
この本も読んでから2、3週間がたってもうあんまり覚えてないんだけど
著者がご専門(多分)の文化論的手法を用いて
ドラマ「愛の不時着」を論じてみたというのが本書でありまして
だから面白く読みましたけれども一方で
立て板に水的言葉回しがなんとも胡散臭かったりも。。。
けど
「大好き」を表現するのにこういう言い方をする人もいるってことなんだわ。
マニアックに詳しいところも面白くって
ドラマ中の「しりとり」をハングルに起こしてくれたのも面白かったわ
(p170。でも、「ムクバサル」じゃなくって「ムクサバル」ってハングルでは書いてあるけどさ)
あとついでに言うと、
ピョ・チスのことを「ピス」って書くのはなんでなんでしょうかね??
エピローグにある
「これまで日本に来る台風が逸れれば安心していただけなのに、
それが朝鮮半島に行ったらどうなるかを心配するようになった私たち」
っていうのはほんまそうやねんなぁと思いました
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