先週見てきましたー!
わたしは道産子だし
アイヌに興味があるので、アイヌ関連の映画は大抵見てる。
これはアイヌをモチーフにした物語とかではなくて
今北海道で暮らしているアイヌの若者家族の
日々の暮らしを記録したもの。
(監督は「アイヌモシリ」の人だそう)
他人が撮っているとは思えない、力みのない姿が不思議。
主人公の若者は、これはたぶんずいぶん稀有なのではと感じるのだけど
仕事だから、とか、人に見せるから、ってわけでもなく、義務感も気負いもなしに
アイヌの人たちが昔から続けてきた(続けることが難しいこともあったし今もそう)ことを
楽しみながら、大事にしながら、受け継いでやっている。
一本の細い、でも強い糸をしっかり握りしめて守っている。
たくさんハードルがあるだろうにそれをただ淡々と
(時折見ているだけでしんどくなるんだけど)
あぁ賢明な、そして大きな人だなぁと思った
Ainu puri とは、アイヌ式、アイヌぶり、のような意味
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