
魔女だったかもしれないわたし --- エル・マクニコル/著 櫛田理絵/訳 PHP 2022
明けましておめでとうございますー!
今年はすてきなお天気のあったかい年の瀬&お正月ですね〜
昨年は、ずっと心に引きずっていた課題が12月になって
急に!あっという間に!さっぱりときれいに解決したもんですから
今年は心も軽く、明るく楽しく出発できるなぁってありがたく思っています
さてこの本はいつだったか買ってリビングに置きっぱなしにしてて
やっと昨日(大晦日)読み始めたらおもしろくって
お煮しめやら年越し蕎麦やらなますやらを作りながら読み終えました
スコットランドが舞台で
主人公の女の子は「自閉的傾向」があるってことなんですが
程度の差はあれ
なんていうか
わたし結構共感できるのよね
あんまり考えたことなかったんですが
この彼女の特徴はわたしもたっぷり持っているなぁって
興味があることはとことん調べちゃうところとか
そういう時の集中力とか
口喧嘩ができないところとか
光や視覚にわりと敏感なところとか
小さい時は結構「普通の」「女子的な」人付き合いが苦手だったなぁとか
(今でもぎこちないことがたまにある)
さ
もちろん、違うところもたくさんあるんだけども
思いがけず大きな発見でした!
彼女の住む小さな村が昔、魔女狩りで有名なところだったそうで
このモチーフを
この作者はもっと空想的な物語にも料理ができたでしょうけれど
きちんと実際的なお話になっているのが潔くてよかったな
彼女たちが自分たちを「自閉的」って周りに説明しなくてはいけないのは
この世界が数の多い種類の人たちの手でその人たち向けに作られているからなのよね
(彼女たちの苦手なものが多くあって、それに対する配慮を求めて声を上げないといけない)
でも
それがあまり必要ないようになるといいなぁ
みんながいろんな人たちの(自分とは違う)状況を想像できるような社会になるといいなぁ
【こんなん読みました^^の最新記事】