
竜鏡の占人〜リオランの鏡 --- 乾石智子/著 角川文庫 2019
最初主人公(たち)が出てきた時は
魅力なくてつまんなかったのですけど
こうやって成長していく様子は
こっちの作品の方がYAと呼んでよいのでは(わたしの好みってことですけど)
この方の物語はやっぱりどこか詰めが甘いところがあるといいますか
ファンタジーにこそしっかりあってほしいリアリティが若干物足りない気がするといいますか
例えばさ
これどの国も言葉みんな一緒なんかい!(違うみたいな設定なんだけどなぁ)とかって
突っ込みたくなることも結構ありますのですが
でも面白かったなぁ
あとこの本の表紙の絵は内容と違うと思う
(どうにかしてほしいです)
いつも一貫しているのは
人は闇を抱く
ってところですね
オーリエラントシリーズではそれが魔力の源泉にもなり
楽しみました
この頃この人の本ばっかり読んでる。
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