2024年06月17日

内向きベクトル、外向きベクトル、そして第3の。。

mokuhyou_s.png
こういうことかなぁ?
(わたしの今の目標を図にしてみました)

最近衝撃的に気が付いたことがあるんです

(話はちょっと前のことから始めますねー)
同じ乗馬クラブで最近仲良くなった方がいて
その人はたぶんこれまでの人生にたくさんつらいことがあって
いろいろと傷ついてこられた様子がお話から伝わってくるのですけど

別の日に別の方がふと、その人のことを話題に出されたときに
お名前が思い出せなかったらしくて
「あの、自分のことばかり話す人」
って表現をされてたんですね

へぇぇーって新鮮に思いました
そういえば確かにそうなんだわ
(前にも同じような方にお会いしたことがある)

いろんなことがご自分に降りかかって
それでいっぱいいっぱいになってしまっている様子がうかんで
しんと胸にこたえました

っていうか彼女が、わたしに見せてくれていたね。


というのも、わたしの「馬コワい」問題もたぶんそうなんです

馬にうまく乗れないとき、うまくっていうか
馬の上で怖い思いをしているとき
わたしは自分のことばかり考えていたんです
もっとバランスよくないと、とか
随伴はもっとこう、扶助はもっとこんなふうに、とか


先日、おうまのRさんに2回目に乗せてもらったとき
(1回目、初めて乗った時はたいへん素直なお馬さんだなぁと思った。ところが!)
もうほんとにeye openingというか、衝撃的というか、痛感した出来事があってそれは要するに
わたしはお馬さんとちゃんとコミュニケーションをとってなかったんだわってことで

お馬の習性からいうとそれはお馬の意をくむとかそういうことではなく
「(お馬の習性を理解した上で)ちゃんと指示して動いてもらう 反応してもらう そういうやりとりをする」
ということなんですね(いやこうやって書くと、ほんと当たり前のことなんだけども・・・)

長くなるので細かいことは書くのをやめておきますが
ほんとうにそれが今まで全く足りなかったってことを衝撃的に思い知ったので

次に、お馬さんPちゃんに乗せてもらったときには
その時の反省を活かし私なりに考えて
部班だけど前の馬なりではなく、全部わたしの指示で動いてもらったんですね
そうしたら

気が強くて洗い場では結構チャレンジしてくるPちゃんのアテンションは騎乗中ちゃんとわたしにあり
耳がずっと私のほうを向いていて

いやー感動してしまった
(かといって、うまく乗れたかというとそうではないのだけどさ〜 それはまた別問題。)

でも
何年もインストラクターの方々にいろんな表現でいわれていたこと(「自分で動かす」「反応するまで鞭」「言うことを聞くまで蹴る!」などなど)が
やっと私なりにつながって、理解できて腑に落ちたのであります
(ただ、扶助の強さについては、もっと違う説明があるやろーというか、別の理解があります)

ほんま何年かかってるねん ***sigh***
まぁでも
気づけて心底うれしいわ!



わたし馬が怖い、じゃぁどうしようって自分の内側ばかりに問題意識を持っていたけどさぁ
自分しか見てなかったんじゃないの
お馬のことちゃんと見てた?お馬ちゃんの内面のことは考えてた?
それに「いっしょに」やろうってしてた?


そして、ポリヴェーガルじゃないけども
内と外と、もう一つそれ以外の第3の方向があるんだなって思いました


ほんと、これやんねぇ
「自分のことを考えている限り、箱の外には出られない」




posted by しろくま at 20:31| Comment(0) | 馬とわたし
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: