古武術で毎日がラクラク!疲れない、ケガしない「体の使い方」 --- 甲野善紀/指導 荻野アンナ/文 祥伝社黄金文庫 2012
この本ご紹介するの忘れてた。
ご存じ、古武術研究家(っていうの?)の甲野善紀さんの術を
荻野アンナさんが軽妙な調子で噛み砕いて紹介されている本です
読みやすいけど深い。
1番インパクトがあったのが
三脈
のくだりです
三脈
つまり、首の付け根の左右と、手首の(3つの)脈が「ズレてる」時は
体がSOS信号を出してるときのようで
「タクシーに乗っていてズレたので道を変えてもらったら治った」
とか
「昔の剣豪は真剣勝負の前に三脈がずれていたら立ち合いをキャンセルした」
とか
へーふしぎ。
もしかして
飛行機に乗る前に、三脈を見てずれていたらフライトを変えた方がいいとかかしら。
慣れないので三脈とるのまだ不得手ですけど
利用してみよう。
あとがきで甲野さんが書いていらっしゃいます
「本来人間の心身に自然に備わっていた動きやルール(人が決めたルールではない)というものに沿って
心身の使い方を工夫するという武術」
という言葉には痺れます。
合気道、久しぶりに初めてみて
(あれ、この話してませんでしたっけか!??)
学生時代の後輩(でも、彼はずっと続けているので今や大先輩!)が教えてくれた
結局合気道は、姿勢を正して力を抜くんだと思うんです
っていうのは
全く馬に乗るのとおんなじじゃんって気がするし
(ま、抜くと言っても全く脱力するのではないですけど。)
この本にある「キツネコンコンの手」
って
フラメンコの手じゃーん!!
って思わなくもないし
まぁいろんなことは、体の使い方は、通じているもんなんだなぁって
しみじみ思ったりする今日この頃でございます。
おもしろーい
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