より良い動きのための カラダの意外な見方・考え方 --- 林好子/著 BABジャパン 2020
今アレクサンダーテクニークのレッスンを受けてますけれども
その先生ではないんだけど、この方のワークショップに一度行ったことがあります
4、5年前かなぁー
今まで読んだアレクサンダーテクニークの本の中では(って、多分3、4冊ですけども)
これはとても概念的な解説・説明が多い本で
面白かったです
とても参考になりました
特に
背骨を意識するときに
胸椎や腰椎の「後側」をイメージするときと(棘突起の場所が、イメージターゲットになってしまう)
それより前側…椎体、背骨の柱の部分をイメージするときとで
背骨の反りっていうか骨盤の角度が変わるんでーす(反り腰でなくなる)
わたしやっぱ少し後側をイメージしてたんだと思います
丹田だって
乗馬でいうと、Centered Ridingでいうところの「センター」だって背骨の前側だもの。
それから
小指を(力入れる必要はなくて軽くでいいんだけど)握り込んでおく、
「小指側へ注意を向け、小指と薬指を参加させることで握る手が安定します。
小指や薬指を力一杯握る必要はありません。
触れるもの、握るものに馴染ませるように、あるいは物と一体化するようなつもりで小指と薬指をそわせたあと、残りの指をそわせると安定した握りや把持ができると思います。
親指側から握っていくと、力がうまく発揮できなかったり、力んでしまうので注意してください」
そーだった。昔々合気道をやっていたとき、
小指から握る!杖の練習のときにも
これ言われたよねぇぇ!(すっかり忘れとるやんか)
ということで手綱を握るとき、よく「小指!」って注意されるわたしは
これができていなかったのであります(今度気をつけて練習しよう)
「パワーの源である小指」
カラダのパーツの独立
・・・頭は頭の仕事をして、背骨は背骨、手は手の役割をする・・・
骨がどこから始まってるかを意識する(ってか忘れない)
あたりも参考になりそう。
これが脳みその知識でなく、体に浸透するくらいになるといいなぁ
いい本でした
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