2022年08月01日

宮田朋典さん講演会

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暑いですねぇ〜〜
まぁ夏だから!でも暑い!8月の初めってホント、最盛期ですよね。
今日も朝からLさん(↑この方)にお世話になってきました。

ところで

先週末ですが、宮田朋典さんの講演会を聴きに行ってきました。
1日みっちり。
Youtubeではいつもまじまじみせていただいている宮田さん、
初めてご本人にお会いしました〜♪

この方、「ホースクリニシャン」ですけど日本でただお一人ですよね。
アメリカの大学に複数行ったり、ブリティッシュ馬術のトップライダーのところやウェスタンのランチで働いたりと(だったかな)
すごい経験をお持ちです。
で、
お話も予想以上に面白かったんです

ポイントだけあげると

◆ 馬の「アルファ」の概念について
わたし日頃から疑問だったんですけど(要はactive leader とpassive leaderがいるでしょう。M. Rashidさんがおっしゃるように)
それを、馬の群れのヒエラルキーを、生態と関連した図を描いて解説してくださってすごーく
よくわかった。点々だった知識が面になった。そうかー!

◆ 人間と馬との間の「アルファ」的力関係について
概念と、人間がアルファ位置を持つための方法。
ここですごい目から鱗だったのは
「手入れのしすぎ」「スキンシップ」が馬と人間との関係を壊してしまうことについて。

◆ 競争馬として生産されたサラブレッドの特徴(と、そうなった理由)
ええと、日本の乗馬クラブでは大抵元競走馬を乗馬として再調教して使っているんですけど
そもそも
競走馬として育てられる馬っていうのは、生後6ヶ月で母親と離されて、その後ずっと他の馬と触れ合わないようにして飼われる。(闘争心だけあればいいってことなんだわ)。しかも(超有名馬以外)名前で呼ばれない
(「オラ!」とか「コラ!」らしいです)
一方、ヨーロッパなどで乗馬として育てられる馬たちは(品種も違うけどさ)、生後5年間は集団で生活する
(なので、馬による社会的トレーニングを受けていて社会性がある)

なんかわたし、これを聞いて大変切なくなってしまいました。。


あ、そうそうそれでね。

今日もかわいいLちゃんのお世話して騎乗してその後丸洗い。してたんですけど
↑で宮田さんに、馬の接し方聞いたから早速実践実践ってことで
(騎乗にどう影響があったかはよく分かんないのですが。でもいつもより少しよく動いてくれた気もする)

そんな感じで触りすぎず手入れしてたら、
(思えばいっつもはめっちゃ触ってたゎ)
Lさんたら、
あら、あんたいつもとなんか違うじゃないの?
的な感じで
あの大きなお顔でわたしの腰をぶんっ!って一回押しましたのよ
思わずよろけたわー!
(こんなの初めて〜〜)

まあでもさ。
ほんと、受講してよかったです。
なんか覚悟みたいなものも、身についたというか、自分がしっかりした感じがしてます
(何が正解か基準なのかわからず手探りな感じだったものねぇ)
わたしも、馬との間の社会的トレーニングされた!

ありがとうございます!!


posted by しろくま at 19:22| Comment(0) | 馬とわたし
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