東海道を馬で行く --- 昌子武司/著 文藝春秋 1990
面白かったわー!!
大正15年生まれの著者が58歳の時に
なんと自分の馬に乗って東京(所沢って東京?)から大阪(箕面)まで
馬と共に野宿をしながら
1ヶ月半ほどかけて
本当に行ってしまったー!
という実話。ロードムービーみたい。
5年かけて馬の訓練も含めて周到に準備。
とはいえ
計画して本当にやってしまうという、この方はある意味異能の人ねー
最初の方は冗談ばかり飛ばしてゲラゲラ笑いながら読んでいましたが
途中で馬がなんとも気の毒になり
でも後半になるにつれて
この人馬の行く先々の出会いに感動しながら、心から応援しながら読んでいました
気性難で噛み付く蹴る飛び上がる・・・の馬をタダでもらった。
(でも特別扱いにくいだけで能力の高い馬だった)
っていうのが先日のTVドラマタイトルなんだっけ。。。みたいやわ。
最後はねぇ。
こどもたちのことも好きになって、元々賢いから、落ち着いたスーパーホースになったのですよー
面白かった。いい本だった。
この方は50歳から乗馬を始めて、元来の凝り性もあって
毎日馬に乗った。
落馬は何十回したかわからない。
そうです
すごいなぁ。ずっとずっと先を、みていたからかなあ
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