
土曜日に、講演会を聞きに行ってきました。
近所の博物館なんだけど、いつも開いてるわけではなくて、初めて訪れてみた。
研究員のかたが、古代中国の銅鏡や器物の意匠や書かれた文字のことなどをお話ししてくださったんですけど
冒頭の
「中国では『改革』に『改善』と言う意味はありません。
必ず『改悪』。
よりよくすることは、『昔に戻し、基本に立ち返ること』」
って言うのがすごく面白かった。
なので
「倣古」というのは「三代(夏殷周)の遺風を再現すること」であって
「復古」というのは「過去の伝統や思想を体現すること」
なんだそうです。ほほぅ。
とはいえ、古の意匠を踏襲していつつも、
やっぱりちょっとずつ変化してるのがよくわかりました。
中国と日本、同じ漢字を使う国だけど、価値観や精神的なものはすごく違うのね。
今更ながらですが、深く感じ入ったことでした
講演の後2階の展示室をゆっくりみて帰ってきました。
おもしろかったー
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