2021年08月18日

「幸せに生きる方法」


アドラー心理学×幸福学でつかむ!幸せに生きる方法 --- 平本あきお・前野隆司/著 ワニ・プラス 2021

どこかでこの本を絶賛しているのを読んだのよねー
タイトルは何やらほんわかしておりますが
「アドラー心理学」をわかりやすく紹介されてる本です

アドラー心理学、いろんなとこで耳にするし興味も惹かれるのですけど
正直
どの本を読んだらよいかわからなかったのですけども

これはいい本だった!

1番心に残ったのは
「原因論」と「目的論」のところ。


「原因論:ってのは「正しさ追求」
つまり
正論を言ったり
何かできないことの「原因」を指摘したり
そのあかんとこを直したらいいやん、というアプローチのコミュニケーションのこと。

一方で「目的論」は「楽しさ追求」
結局、どうなったらいいと思っているか、は原因論者の人も目的論者の人も一緒なわけで
反対の「よいところ」に意識を向けてそこを強化する(そもそも、意識を向けられたところは自然と強化されるらしい。だから原因=直さなあかんところ を注意するっていうのはここでもうすでに逆効果なわけです)

で、ここまでは実は前段でありまして。

こうくると、原因論をなんとか変えて行かなあかんな。
っていうのはわかるわけなんですよね
でも

「原因論に原因論で関わるという構図は、日本でずっと起こり続けている負の連鎖」

身近なところでいうとさ

(例えばです)
「うちのオットがね〜!子どもたちに向かってすぐ原因論で!
お前はここがあかん。ここを直せ
とかっていうのよね〜!
あんたのそこを直せ!!そこがあかんのや!!」
と、オットに指摘するのは、
ほら、原因論に原因論で関わっちゃってる。(不毛)

アメリカでアドラー心理学を学んで帰国された平本さんが
後書きでこう書かれています

「日本の社会の空気感、『原因論』が蔓延しているコミュニケーション
(中略)
日本は今、9割方が『原因論』によって、ものごとが動いていると感じます。
『何が悪いのか』『誰が悪いのか』『どう悪いのか』『どうして悪いのか』……。
社会も、政治も、会社も、家庭も、学校も、医療福祉も、どこが悪いのかを探しては責め合っています。
自分が悪いところを指摘されないように、ビクビクおどおどしすぎてチャレンジできないのです。
さらに、相手から悪いところを指摘されないよう、その準備に躍起になります。また、他の人を責めることによって、自分があげつらわれるのを無意識に避けようとしてしまっています」


ううむ。
私は幸いなことにというか、なんというか、ここ20年ほど
たいして社会と接点がないので…っていうかあるけどさぁ…
(でもお仕事されてる方々に比べたら、のんきなものだよねぇ)
なのでわりと平穏というか、原因論でぐいぐいくるからうんざりするのはオットだけですけれども。

でも
原因論の雰囲気の中で日々生活するのはなんというストレスだろうとは思いますよね

平本さんのように。
「私の願いは、『目的論が日本の社会基盤になること』」
同感です!!!!

自分と周りが今より幸せになって
社会も幸せになるって、よくない〜?♪♪
(まぁ、まずは身近な家庭からなんだろうけどさぁ)


この本に書かれているテクニック、スキルのようなものは、
アドラー心理学を学んでいなくても、似たようなことをしている人は結構いると思うの。
(文中にもあったけど、どこだったかわかんない)
一つ一つは特にオリジナルってわけではないし
野口晴哉先生の本にも似たようなことが書いてあった(子どもへの声の掛け方について、ちゅん2が小さかった時に読んだので、よく覚えている)

でも
まとめてあって関連性が分析してあるのが面白いし理解しやすいな。

この本おすすめです。詳しくはどうぞ手に取ってみてください!

posted by しろくま at 20:40| Comment(0) | こんなん読みました^^
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