アオサギとツル(ダーリ採集によるロシア民話より) --- ユーリー・ノルシュテイン/原案 フランチェスカ・ヤールブソヴァ/絵 こじまひろこ/訳 未知谷 2001
Amazonによると、今は新版が出ているらしいですが、どこが違うんだろう?
6月に「大人のためのおはなし会」を開く予定で、この本を準備していたんですけれども
ちょっと趣向を変えて、(小さい本でもあるので)プロジェクターで映す予定で出版社にも許可をいただいて
でも
コロナの自粛関連の波に呑まれて、会は中止になってしまったのですが
代わりに
ごく内輪の会を主催の方が企画してくださったので、昨日お披露目してきました
プロジェクター映写に馴染む絵本だなぁとおもったんだけど
調べてみたらそもそもこれは、ノルテンシュタインのアニメーションによるショートムービーが元になっていたそうで
たまたま!今、7月2日までの期間限定で、この方の他の作品とともにネットで公開されています。
https://gyao.yahoo.co.jp/episode/ユーリー・ノルシュテイン傑作選%E3%80%80「アオサギとツル」/5f73400f-17d6-4a42-bc1e-5473c47a8874
(↑うまくリンクが貼れないので、最後の8884まで全部コピーして貼り付けてください〜)
おおー!動くともっと素敵。
それに
(絵本ではあまり感じられない)水墨画の技法を取り入れている感じが、もっとよくわかります。
本だけ読んでいたときは
(それにロシアだけに)
ツルとアオサギって、なんかの(例えば他のどこかの国とロシアとの)暗喩・・・???
なんて思いながらいたのですが
映画を見ると、もう少し無心に、あるあるこういうこと、あるよねー
って物語を眺められる感じがしています。
さて
このおはなしではツルが男性でアオサギが女性なんでありますが
どうしてー?って思いません?
この面白い小さい本には、ロシア語が併記されているんですけれども
わたしもう意味は分かりませんけど、アルファベットを追うくらいなら(音だけなら)できます。
(大学の教養課程時代第2外国語がロシア語だった)
アオサギはцапля(チャプリャー)
で
ツルはжуравли(ジュラーブリ)
なんですけど
aで終わる語感はやっぱり女性だし
iで終わるとどちらかというと男性ぽいですよね。
ロシア語の名詞には「男性名詞」「女性名詞」「中性名詞」があって
(フランス語は「男性」「女性」だけだし、ロシア語は格変化もあるからもっとずっと複雑で、びっくりした記憶があります〜)
アオサギはやっぱ女性名詞でツルは男性名詞なのでありました。
こういうの、面白い。
フランス語でもテーブルは女性で椅子も女性でベッドは男性だし(ここ面白い)
別に深く考えて決められた訳じゃなさそうで、語尾の文字とか発音とかで分かれたんじゃないかと思うんだけども
面白いね。これだけで、物語が立ち上がってきそう。
というわけで脱線しましたが
間に合ううちに映画見てください^^
(字幕ついてるし、ナレーションの音が面白いです!)


